働き方改革とは?ブラック企業から抜け出すために具体的にすべきこと

この記事はこんな人におすすめ

  • 働き改革がよくわからない人
  • サラリーマンの人
  • 就職を控えている人

 

働き方改革とは?

近年、「働き方改革」というワードが政界などでよく使われていますが、この言葉はかなり抽象的です。

wikipediaでは、働き方改革というワードでは引っかからず、働き方改革関連法でしか記載がありません。

 

働き方改革関連法(はたらきかたかいかくかんれんほう)、正式名称「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」[1](はたらきかたかいかくをすいしんするためのかんけいほうりつのせいびにかんするほう)または働き方改革一括法(はたらきかたかいかくいっかつほう)は、日本法における8本の労働法の改正を行うための法律の通称である。

・労働基準法
・労働安全衛生法
・労働時間等の設定の改善に関する特別措置法
・じん肺法
・雇用対策法
・労働契約法
・短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律
・労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律

 

上記のようにwikipediaに記載があるのですが、かなり複雑な説明がされており、よくわかりません、、、。

 

働き方改革をもっとわかりやすく!

僕調べではありますが、2019年4月より働き方改革についての法案が国から出されて、企業も働き方について意識するようになりました。

働き方改革が叫ばれた背景として直面する日本の少子化に対抗するために

・1人1人の労働生産性の向上

・働き手の増加

・働き手の労働満足度の向上

・離職率の低下

など少子化になっても労働が活性化するような仕組み作りを働き方改革と呼んでいます。

 

働き方改革の課題・目的

先ほど紹介した少子化環境における労働の活性化が働き方改革の大きな目的となります。

これらの目的を達成するために現状考えうる課題として、

・長時間労働

・離職率の増加

・非正規雇用の増加

・働きにくい労働環境

などがあります。

 

僕なりの働き方改革の定義

「働いている方々の充実した生活のために会社の制度や環境を整える」

物凄い簡易ですが、僕はこのように働き方改革を定義します。

それぞれの会社が雇用している従業員がよりよく働けるように、働き方について考えることが必要になります。

 

働き方改革が必要なワケ

「ブラック企業」はもう流行語大賞になりそうだったくらいに世の中に浸透しているワードとなっています。

一旦、ブラック企業のレッテルを貼られてしまった会社は採用などにも困ることでしょう。

ここ数年で、従業員の自説や過労死などが多発したのが、ブラック企業というワードが急に一般的になった理由でしょう。

就活生もブラック企業に入らないためにはどのように就活をしたら良いのかを考えているのではないでしょうか。

そんなブラック企業が、ブラック企業からホワイト企業へと変貌を遂げるには働き方改革が必要です。

変働き方改革を実現させるには時間と努力が必要であることは間違い無いのですが、一生ブラック企業と呼ばれるよりもマシでしょう。

今回は、実際に働き方改革を行っている会社の事例を参考に、ブラック企業からホワイト企業になるための働き方改革のヒントを探っていきます。

 

働き方改革・企業事例

実際に参考にしたい働き方改革を行っている企業を紹介します。

 

働き改革企業1:サイボウズ

サイボウズ

 

1社目の働き方改革事例は、サイボウズ社です。

就職活動を経験した学生ならサイボウズという企業名を1度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

ビジネスアプリクラウドやクラウドプラットフォームを作成している会社です。

事業内容詳しく知りたい人は、サイボウズHPをご覧ください。

サイボウズHPはコチラ

 

サイボウズ社の働き方改革1:社内アンケートの実施

離職率が改善しないサイボウズ社は、全社員にアンケートを取りました。

マネージャー陣だけで、制度を決める会社が多い中、サイボウズ社は、社員全員に意見を聞くことで、社員の共感を得た上で、決めることを意味があると判断しました。

これは社員のためにならない無駄な施策を減らすこともでき、社員からの信頼度も上がります。

 

サイボウズ社の働き方改革2:社員の働き方を9分類

9分類

サイボウズ社は、社員の働き方を9つに分類しました。

社員全員、時間と働く場所の2軸を核として、自分は、どの働き方で働きたいかを宣言することができます。

さらに具体的にどんな働き方をするのかを文章に落とします。

例えば、

・基本的に9時から17時まで出勤
・日によっては19時まで残業できます
・月に3日ほど、在宅勤務となる可能性があります。

のような形です。

この分類と文章を全社員に共有します。

これをすることで、会社全体で誰かどんな働き方をするのかを把握できます。

 

サイボウズ社の働き方改革3:多様化と自由化を容認する

サイボウズ社は、多くの制約を撤廃しました。

・複業OK
・在宅勤務OK
・時短OK
・プライベート優先OK
・起業OK

など様々なことをOKしました。

複業制度について、会社資産と関連のない複業はサイボウズの承認なしで自由に行っていいことです。

最近複業を解禁した会社の複業制度をよくよくみてみると、複業するのにかなり複雑で厳密な申請が必要でほぼ複業不可能に近いことも多いです。

 

サイボウズ社の働き方改革4:育児・介護休暇制度

サイボウズ社では、妊娠発覚から最長6年の育休取得・育児、介護時短勤務が可能です。

なんとサイボウズの社長もすでに育休を3度取得しているらしいです。

TOPの人間が自分の行動で社員に制度を使って良いことを見せることは非常に大切なので素晴らしいですね!

 

サイボウズ社の働き方改革5:子連れ出勤制度

「幼稚園や保育園に行くのが嫌な子供」「預け先がなかなか決まらない子供」などの問題解決のためにこの子連れ出勤制度を設けたとのことです。

この制度は、サイボウズ社の他には聞いたことがないです。

 

働き改革企業2:SMBC日興証券

SMBC証券

 

2社目の働き方改革事例は、SMBC日興証券社です。

お堅いイメージのある証券会社が働き方改革を打ち出すのでは非常に珍しいです。

 

SMBC日興証券社の働き方改革:週休3,4日制度

SMBC日興証券は、30歳以上の社員を対象に、出勤日数を減らす制度を決めました。

 

30歳以上であれば、週休3日(給料は通常の8割)

40歳以上であれば、週休4日(給料は通常の6割)

 

給料が減額してしまうのは残念(でも当たり前っちゃ当たり前)ですが、このような選択肢が増えることは非常に良いことです。

SMBC日興証券社長のインタビューによると、以前より「介護」が原因で退職を余儀なくされるケースが見られたらしく、その対策を講じたいと考えたのが今回の施行を大きく決める要因になったといいます。

この制度を利用すれば田舎にすむ両親を介護しながら働くことができるだろうと考えたのです。

正直、僕は年齢的にまだ介護のことが頭になかったのでこのような理由で週休制度を導入するのは考えもしませんでしたが、高齢者社会は進む一方なので「介護」に対する制度導入は今後大企業に限らず必須項目なのかもしれませんね。

介護のため以外にも、副業のために、週休3日制度を利用することも可能です。

ただし、他企業に雇用されるのはNGで、個人事業主的な働き方であればという条件つきです。

元記事はコチラ→週休4日OK、介護などと両立も。SMBC日興が導入へ

 

働き方改革を成功させるためにすべきこと【4選】

サイボウズの事例を参考に働き方改革によって、ブラック企業からホワイト企業へと変貌を遂げるために必要な要素をまとめてみました。

 

働き方改革必要要素1:社員の意見を確実に吸い上げる

サイボウズの記事にもありましたが、働き方改革をする上で社員の意見を漏らさず吸い上げることは本当に大事です。

社長などのTOP層は現場のことなどわからないためTOP層が会社に対して思うことと現場が思うことに絶対に差が生じます。

僕の知り合いの社員1000名以上抱える社長がやっていたことをサイボウズもやっていて、驚いたのですが、ズバリ「社長と社員の面談」です。

社長からするとものすごい手間な作業かもしれませんが、サイボウズの記事にもあったように部長や課長などの中間管理職を通してTOP層に上がってくる意見は絶対に元々の社員の意見と誤差が生じます。

中間管理職のみなさんが絶対いい感じにまとめてTOP層に報告していることでしょう。

そのため、直接対談がもっとも効果的なのです。

実際、今まで知れなかった現場の現状を知ることができたと知り合いの社長さんも言っておりました。

これをすることで現場で本当に問題となってる点が浮き彫りになり、本当の意味での働き方改革ができます。

たまにあるのが、TOP層から「従業員のために●●の施策をします!」という働き方改革案が突然来ることありますが、社員の多くは「正直、そこの働き方改革派どうでもいいのよ、そこじゃないのよ、、、」と思ってる場合があります。

TOPと現場の直接対話は、そのような働き方改革の打ち損じをなくすことに大きく貢献してくれるでしょう。

 

働き方改革必要要素2:経営層と社員との距離を縮める

働き方改革において現場社員との心の距離は非常に重要な事項です。

社員は尊敬していたり、信頼していない上司には、心を開いて本当のことを話してくれません。

現場社員は雇われているわけので、その雇い主に対して「本音を言って、自分の印象が悪くなってしまったどうしよう・・」などと意識が少なからず頭の片隅にはあるはずです。

その意識をまずは除外してもらい、全部話してもらえる環境や状態を整えることが働き方改革において大事です。

距離が縮まっていない状態での経営層と社員との会話で、社員の口から言葉はほとんど建前で本音は含まれていません。

お互い全てをさらけ出せる有意義な関係性を築きましょう。

その1つの方法がサイボウズ社も行ったアンケートなのかもしれません。

 

働き方改革必要要素3:なんだかんだ残業は悪

働き方改革をしていく上で、結局論点になるのが残業についてです。

やはり日本人の多くはある程度早く帰宅することを望んでいるのではないでしょうか。

残業代が分単位で支払われる企業で、働く本人も残業を前向きに了承している場合は別です。

前提、残業代が出ない残業は犯罪です。

ちなみに、オーストラリアでは、国が残業させないように企業に働きかけをしていると聞いたことがあります。

オーストラリアは賃金が高く設定されており、国や企業が残業代をなるべく払いたくないので早く帰宅させるそうです。

ここからわかるように、見なし残業や残業代が出ないことは、オーストラリアではありえないのです。

残業への対策は働き方改革において必須です。

 

働き方改革必要要素4:ある程度の自由の提供

働き方改を考える際、社員に少し自由を提供することを検討して欲しいです。

日本は「礼儀正しくおもてなしの心がある」というのは素晴らしい国の証拠ですし、海外に行った際に日本が非常に褒められる点です。

ただ、それを追求しすぎるがゆえに会社の文化をガチガチにしてしまうと社員はしんどくなるのではないでしょうか。

人間皆、少しはリラックスできて自由が欲しいものです。

実際、仕事を楽しんでいる人の多くには余裕があり、毎日コーヒーを片手にリラックスした表情で会社に向かっている印象です。

その表情を作っているのは勤めている会社の文化だと考えます。

もし会社に行くのが嫌であればそのような表情は生まれません。

規律と自由度のバランスは難しい問題ですが、このバランス調整は働き方改革において非常に大事なのではないでしょうか。

 

まとめ:働き方改革をしている企業を参考にしよう!

ここまで働き方改革について紹介してきました。

働き方改革をし、ブラック企業からホワイト企業へ変化するには、色々と乗り越えなければならないことがあります。

逆に、何もしなければ、ブラック企業へと陥ってしまいます。

最初は大きな働き方改革でなくてもいいので、小さくでも何か働き方を変える施策を行いましょう。

  • この記事を書いた人

トクナガ

【経歴】 人材会社(1部上場)で働いた後、フリーランスとなり、メディア複数運営。その後、IT系企業数社で業務委託かつ個人で事業。早起きと満員電車が苦手で、動物が大好きです。

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