この記事はこんな人におすすめ
- ビジネスチャットツールを比較したい人
- ビジネスチャットツールの導入を検討している人
- ビジネスチャットツールの乗り換えを検討している人
目次
ビジネスチャットツールとは
今回はビジネスチャットツールについて比較していきたいと思います。
ビジネスチャットツールとは、ビジネスで円滑にやり取りするために開発されたツールを指します。
以前までビジネスの現場ではメールでのやり取りが普通でしたが、今メールからビジネスチャットツールに大幅に移行しています。
僕も様々な会社にジョインしていた、また現在もしているので比較的多くのビジネスチャットツールを使用してきました。
個人的な見解も入れつつ、主要なビジネスチャットツールを比較していきます。
ビジネスチャットツールまるわかり比較
早速、ビジネスチャットツールを紹介していきましょう。
・facebook(メッセンジャー)
・チャットワーク
・Slack
・asana
・Gsuite
・LINEWORKS
ビジネスチャットツール①:facebook(メッセンジャー)
個人的評価:★★★(5点満点中)
料金:無料
最初のビジネスチャットツールは、facebookメッセンジャーです。
facebookをプライベートで使用している人はこの頃日本では見かけなくなり、インスタグラムがその枠をかっさらっていった感じがします。
日本ではプライベートでの利用が衰退してしまいましたが、海外に行くとまだまだfacebookのプライベート利用率は高いように感じます。
日本では、ビジネスチャットツールとしての活用が多く、社内や関連会社・グループ会社などの比較的近い間柄のやり取りにおいては、gmailメールでの送受信がめんどくさいので、このfacebookメッセンジャーがビジネスチャットツールとして代用されるシーンをよく見ます。
facebook上で友達同士にならずともfacebookメッセンジャーのチャットはできますが、友達申請がなされていない場合、gmailで言うところの迷惑メール的な扱いにあることもあり、チャットに気づかない可能性があるので、最初は友達ではないままやり取りを始めるものの結局そのうち友達申請することが多いです。
また、プライベートアカウントでのやり取りになるので、過去に個人的な写真などを挙げているとやり取りの際に相手に見られてしまうことがあります(友達以外は写真を非公開にできる機能はあります)。
プライベート情報が完全に隠せないため、クライアントとのチャットには不向きです。
クライアントとのやり取りにビジネスチャットツールとしてfacebookを使用したいのであれば、会社用のfacebookアカウントを作成するのが良案な気がしますが、毎回ログイン時にプライベートアカウントと切り替えるのが手間なので労力がかかってしまいます。
ビジネスチャットツール②:チャットワーク
個人的評価:★★★
料金:有料プラン有
続いてのビジネスチャットツールはチャットワークです。
ビジネス用に構想されたチャットツールなので利用してる国内企業も多いのではないでしょうか。チャットワークは、個人的に結構好きだったんですが、評価が下がった理由は無料版の機能が大幅に制限されたことです。
現在、無料版ではチャットワーク内で作成できるグループチャットが14個までと制限されており、14個以上のグループを作成するためには月額約400円の有料プランへの切り替えが必要となります。
この「グループチャット14個」の制限ですが、「10個に達したから1つグループ消して新しく作成するばいけるじゃん!」とお思いの方。これができないんです。
1回14個グループチャットを作成したら、消そうが何しようが次に作成するグループチャットは15個目のカウントになります。
数年前はグループチャットを消せばいけたはずなのですが、昨今で仕様変更がなされました。
ただ、有料版も400円/1ヶ月なので、小さい企業であれば社員全員加入しても大した額ではないので有料への切り替えも有りです。
これは噂なので本当か知りませんが、法人プラン(月額約1万円で何名でも有料版使い放題みたいな)もあるかもなので、気になる方はチャットワークにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
機能面は、プロジェクトやチームごとにグループチャットを作成したり、ファイルも制限は有りますが送ることができ、非常に便利です。
アカウントがあれば誰でもグループに入ることができるので何社か共同で行うプロジェクトの際などによく使われます。
自分にもチャットを送ることができ、メモ帳としての役割もしてくれます。
ビジネスチャットツール③:Slack
個人的評価:★★★
料金:有料プラン有
次のビジネスチャットツールはSlackです。
ここ最近このSlackがビジネスチャットツールの中でも勢力拡大している気がします。
会う人にビジネスチャットツール何使ってますか、と質問するとこのSlackが多いです。
本社が海外に有り、60以上の国にこのslackは普及しています。
有料版のslackは利用したことがなく、無料版slackの使用感しかお伝えできませんが、リリース当初はまだ日本語版が拙く、ほぼ英語だったため日本人にはしんどいイメージがありましたがここ最近は日本支社もでき、その部分はかなり改善されました。
ただ、操作を覚えるのが結構ハードなので覚えてしまえば使いやすいのですが、最初の段階でつまづき、フェードアウトする人もいます。
僕も1回slackフェードアウトしました(笑)。機能はほぼチャットワークと同様です。
ビジネスチャットツール④:asana
個人的評価:★★
料金:有料プラン有
続いてのビジネスチャットツールは、asanaです。
僕も最近asanaを知ったのですが、このビジネスチャットツール知らない人も多いのではないでしょうか。
というのもチャット機能は他のビジネスチャットツールと比べて充実しておりません。強みの機能として、タスクを個人に振ることができ、そのタスクの状況を「進行中」「完了」などの項目で把握することが可能です。
ただ、先ほども述べましたが個人チャット機能が乏しく、タスクを振ったり、グループを作成した後に初めて特定の人にチャットを送ることができます。
なので、ビジネスチャットツールというよりはビジネスタスク管理ツールに近い印象です。
ビジネスチャットツール⑤:Gsuite(by google)
個人的評価:★★
料金:有料プラン有
次のビジネスチャットツールはgoogle社が提供しているgsuiteです。
上記のプラン画像みてもらえば分かるのですが、ビジネスチャットツールの域を超えて、様々なことができます。
「hangoutsChat」がビジネスチャットツールにあたりますが、僕はほぼ使ったことがありません(笑)。
googleクラウド上で作成できるスプレッドやPPTなどを頻繁に利用しております。
スプレッドシートは特定のgoogleメールアドレスを許可すればそのアドレスの持ち主もシートが閲覧できたり、編集できるので限定的に情報を共有でき、とても便利です。
チャットツールとしては微妙ですが、情報やデータ共有ツールとしては最強ですね。
ビジネスチャットツール⑥:LINEWORKS
個人的評価:不明
料金:有料プラン有
最後のビジネスチャットツールは、LINEWORKSです。
LINEWORKSは僕も未だ利用したことがなく、詳細をお伝えするのが難しいのですが、HPを見に行くと、みずほ銀行やしまむら、サッポロビールなどの大企業も利用しています。
仕様の詳細がわからないので何とも言えませんが個人的な意見だと、プライベートLINEアカウントの他に自分のビジネス用アカウントを作成でき、いつも利用しているLINEチャットがビジネス版も別で用意されており、そこで個人ラインやチャットグループを作成できればプライベートとビジネスを混合することなく、利用できる上、見慣れている・使い慣れている機能なので操作を覚えるのも早いのかなと感じました。
実際はどうなってるのか不明ですがw
まとめ:用途によってビジネスチャットツールを使い分ける
ここまで6つのビジネスチャットツールをご紹介してきました。
各ビジネスチャットツールの特性を把握してお気に入りのツールを使用してください。
僕のビジネスチャットツール事情は、社内やある程度リレーションの取れている企業についてはfacebookメッセンジャー、まだ関わりをもって間もない企業とのやり取りは、slackが多いです。
ただお手伝いしてる企業によっては、asana利用している場合もあれば、チャットワークの場合もあります。
世間一般のビジネスチャットツール使用頻度でみると、チャットワークとslackが一歩リードしてるかなと感じます。