この記事はこんな人におすすめ
- 就活を控えている大学生
- 就活がうまくいかない大学生
- 就活エージェントの利用を検討している人事
目次
就活版の転職エージェント=就活エージェント
転職エージェントという言葉をご存知でしょうか。
中途採用市場の転職手段において転職エージェントはかなりの割合をしめます。
とてもメジャーな転職手段です。
この転職エージェントの就活版が就活エージェントです。
就活エージェントの仕組みやおすすめの就活エージェントをご紹介しますので就活を控える大学生は参考にしてください。
就活エージェントのサポート内容
まず就活エージェントの説明です。
就活エージェントとは就活エージェントサービスを展開している人材会社の人がキャリアアドバイザーとしてあなたの就活をサポートしてくれます。
サポート内容について各就活エージェントによって異なる部分もございますが大抵の場合は以下の項目になります。
・就活面談
・おすすめの企業紹介
・エントリーシート添削
・面接練習
・企業情報の提供
順に解説していきます。
就活エージェントのサポート1:就活面談
就活生がどのような経験やスキルを持っているか、またどんな企業を志望しているかなどをヒアリングするために面談が行われます。
この就活面談を通して就活エージェント側がその学生にどのような提案をしていくのかを探ります。
この就活面談は対面ですることも可能ですし、地方に住んでいて就活面談のために東京や大阪にくるのが難しい場合は遠隔での就活面談もできます。
就活エージェントのサポート2:おすすめ企業の紹介
面談を通して学生の希望に沿う企業を就活エージェントが紹介してくれます。
おすすめ企業を紹介してもらったら就活エージェントの情報を鵜呑みにするのではなく自分でもネットで検索するようにしましょう。
就活エージェントのサポート3:エントリーシート添削
どの企業を受けるにしてもエントリーシートが第一関門になります。
これを突破しなければ面接にもたどり着けないので完璧なエントリーシートなんて存在しませんが就活エージェントが長年の経験からより良いエントリーシート作りをお手伝いしてくれます。
就活エージェントのサポート4:面接練習
この面接も、どの企業の選考でも通らなければならない関門です。
面接に不安のある就活生は就活エージェントにお願いすれば模擬面接などの練習をしてくれます。
就活エージェントのサポート5:企業情報の提供
就活エージェントはあらゆる企業の基礎情報だけではなく実際にその企業の人事から欲しい人材の特徴などをヒアリングしているケースも多います。
そのため、ネットにはのっていない独自の情報を持っています。
ネットの情報だけはなんだか不安という方は積極的にキャリアアドバイザーに聞くようにしましょう。
就活エージェントのメリット(就活生視点)
就活エージェントのメリットを就活生の視点で考えてみました。
・利用料無料
・企業を探す手間が省ける
・不安が弱まる
・特別選考があるかも
順にみていきましょう。
就活エージェントのメリット1:利用料無料
どの就活エージェントも利用料は無料です。
利用料無料の理由は就活エージェント経由で内定や入社が決まった場合、転職エージェントがその企業から手数料としていくらかもらえるからです。
就活エージェントのメリット2:企業を探す手間が省ける
就活エージェントに希望を伝えればある程度厳選された企業を提示してくれるのでリクナビやマイナビなの就活ナビにログインして条件検索をし次々に求人をみていく必要はなくなります。
ただ就活エージェントが扱っていない求人はもちろん紹介されませんので就活ナビも並行で利用することをオススメします。
就活エージェントのメリット3:不安が弱まる
就活は基本的に1人で行わなければならず、慣れないことも多いので精神が弱りやすいです。
そんな時に就活エージェントがいればその不安を少しは取り除いてくれるでしょう。
就活エージェントのメリット4:特別選考があるかも
就活エージェントを利用していると、いい学生であれば、特別選考を案内してもらえることがあります。
企業側もいい学生がいれば、普通の選考をしていては他の会社との差別化ができないので、特別な優遇をすることで少しでも自社に興味を引かせようとするのです。
就活エージェントのメリット(会社視点)
就活エージェントのメリットを採用会社の視点で考えてみました。
・雑多な応募を減らせる
・新たな人材の発掘
順にみていきましょう。
就活エージェントのメリット5:雑多な応募を減らせる
リクナビやマイナビなどの就活ナビに求人を掲載すると物凄い量の応募がくるため、それを全て捌く必要があります。
人事が多くいて捌ける状態であればいいのですが、大抵の場合は人手不足なのでかなり大変な作業になります。
その作業量の中で質の高い人材を探さなければなりません。
その点、就活エージェントから紹介された就活生であれば就活エージェントが「自社に合うのではないか」と感じて紹介してくれているので的外れな人材ではない可能性が高いです。
就活エージェントのメリット6:新たな人材の発掘
リクナビやマイナビなどの就活ナビでは出会えないような人材を就活エージェントが紹介してくれる可能性があります。
就活エージェント経由で入社した学生の話を聞くと「就活ナビ経由では絶対に応募しなかった。就活エージェントから紹介されて初めて知離ました」といったケースも多いです。
就活エージェントのデメリット(就活生視点)
就活エージェントのデメリットを就活生の視点で考えてみました。
・自発性が薄まる
・あまりに信頼しすぎる
・自分のペースで出来ない
順にみていきましょう。
就活エージェントのデメリット1:自発性が薄まる
就活は多くの日本人にとって人生の中でもっとも自分のことについて自分で深く考える時期だと個人的には考えています。
今まで親に学校へ行かせてもらい勉強させてもらい、時には習い事もさせてもらい、、、至れり尽くせりです。
そんな人生から一変して社会人として自立するために就活は非常に大切です。
その就活を就活エージェントに頼ることにより自分で考えることが薄まってしまうのは少し気になる点です。
就活エージェントのデメリット2:あまりに信頼しすぎる
就活エージェントは就活に対して知識はあることは承知ですがあまりに就活エージェントを信頼しすぎるのもどうかと感じます。
就活生に寄り添って就活をサポートす流の仕事ですが、このビジネスによって利益を上げなければならないのも事実です。
そのため多少無理矢理にでも企業に入社させようとする就活エージェントがいてもおかしくありません。
その辺りの見極めの力は絶対に身に付けましょう。
就活エージェントのデメリット3:自分のペースで出来ない
キャリアアドバイザーも暇ではありませんので、〇〇までに〇〇してくださいと締め切りを設けられることも多いです。
そのため、自分のペースで就活することは難しいかもしれません。
設けられた期日がどうしても難しい場合は、事前に申し出て、期限の調整を行うようにしてください。
無断で期日を破ったり、連絡を無視すると、キャリアドバイザーからも全く連絡がこないようになってしまうかもしれません。
就活エージェントのデメリット(会社視点)
就活エージェントのデメリットを採用会社の視点で考えてみました。
・採用費用が高い
・採用できないケースもある
順にみていきましょう。
就活エージェントのデメリット4:採用費用が高い
リクナビやマイナビなどの就活ナビであれば定額を支払い求人を掲載し、そこから何人採用しても別途の費用は発生しません。
しかし就活エージェントの場合は1人につき数十万の採用費が発生します。
採用目標人数と予算を照らし合わせ計画的に利用しないと採用費が高くなってしまいますのでご注意ください。
就活エージェントのデメリット5:採用できないケースもある
就活エージェントを利用すればある程度自社とのマッチ度が高く質の良い人材から応募がくるでしょう。
しかしそのような優秀な人材は他社からの引き合いも多いわけで選考中の離脱や内定辞退の可能性も通常より高くなることがあります。
おすすめの就活エージェント
おすすめの就活エージェントをご紹介します。
ここで紹介する就活エージェントの利用料は無料です。
・キャリタス就活エージェント
・マイナビ新卒紹介
・リクナビ就活エージェント
・type就活エージェント
・キャリアチケット
順にみていきましょう。
おすすめの就活エージェント1:キャリタス就活エージェント
1つ目のおすすめ就活エージェントは、キャリタス就活エージェントです。
キャリタスは、就活イベントを全国各地で開催しているイメージが強いです。
キャリタス就活エージェントの特徴
紹介企業の高基準審査
学生に紹介する企業に独自の基準を設けており、徹底的にブラック企業を排除し、ホワイト企業のみを紹介する取組みが行われています。
強引な企業紹介はしない
学生個々の価値観に基づくマッチングをモットーにしており、エージェントや企業側の都合でマッチしない企業を無理強いするようなご紹介しないように心がけてされています。
セミナーの開催
面接向上セミナー、履歴書・ES対策セミナーなど様々なセミナーを開催し、就活生をサポートしています。
基本的には東京のみの開催になりますので、東京に住んでいる方は参加してみるのも良いでしょう。
おすすめの就活エージェント2:マイナビ新卒紹介
2つ目のおすすめ就活エージェントは、マイナビ新卒紹介です。
就活生ならお馴染みのマイナビが運営しています。
マイナビ新卒紹介の特徴
豊富な紹介企業数
マイナビは大手就活ナビサイト「マイナビ」を長年運営していることにより、新卒採用領域において、かなりの数の企業とお取引があります。
それにより、紹介企業数は約20,000社とかなり豊富です。
中小企業から大手企業まで幅広い紹介求人を抱えています。
細かいカテゴリー分け
新卒学生向け、理系学生向け、体育会学生向け、留学生向け、地方学生向けなどカテゴリーがわかれており、それぞれに特化したページが用意されています。
非公開求人多数
就活ナビサイトには掲載されていない、マイナビ就活エージェント限定の企業も多く取り扱っています。
おすすめの就活エージェント3:リクナビ就活エージェント
3つ目のおすすめ就活エージェントは、リクナビ就活エージェントです。
マイナビと同様、就活生であればリクナビは当然知っているでしょう。
リクナビ就活エージェントの特徴
大手有名企業も参画
紹介企業として、デンソー、ユニリーバー、積水、三菱重工などの大手企業も参画しています。
就活ナビからの応募だと、大手企業の選考を突破するのは容易ではありません。
しかし、就活エージェントからの紹介であれば、特別な選考を受けられる可能性もあります。
企業の声を徹底的に収集
各企業が「どのような人材を採用したいのか?」を徹底的にヒアリングしています。
これにより、企業と学生とのミスマッチを防ぐと同時に、企業の選考ポイントを把握しているため、適切な面接力アップに役立てられます。
No.1の求人数
紹介求人数は非公開求人も含めれば、No.1なのではないでしょうか。
長年、大手就活ナビ『リクナビ』を運営しており、そこで構築した企業とのネットワークは凄まじいです。
おすすめの就活エージェント4:type就活エージェント
4つ目の就活エージェントは、type就活エージェントです。
中途採用領域で、typeという総合転職サイトやtype転職エージェントという転職エージェントを運営しているキャリアデザインセンターが運営しています。
type就活エージェントの特徴
キャリアアドバイザーの質が高い
リクナビ就活エージェントや、マイナビ新卒紹介と比べると求人数では見劣りしています。
その代わり、キャリアアドバイザーの質は評判が高いです。
質より量のイメージが強いリクナビやマイナビに対して、質重視で本当に合った求人を紹介してくれます。
スピード内定可能
特別推薦枠や会員限定選考イベントなど特別選考ルートを複数用意しています。
過去のイベントでは、即日内定が出た実績もあり、優良企業のスピード内定を目指すことができます。
地方学生の支援
地方学生にも都会と平等なチャンスを与えるために、首都圏就活をしている地方学生限定で、都内のシェアハウスを無料で利用できたり、就活支援金がもらえる等の支援が受けられます。
また、地方学生限定の特別選考イベントも開催されており、短期間で効率よく内定獲得を目指せます。
おすすめの就活エージェント5:キャリアチケット
5つ目の就活エージェントは、キャリアチケットです。
キャリアチケットの特徴
驚異の内定率
履歴書の添削から面接の指導まで手厚いサポートを行い、サービス利用者の内定率は、1.39倍という驚異の内定率を叩き出しています。
1人1社以上は内定を獲得していることになります。
自己分析のお手伝い
就活をするにあたり、自己分析は非常に重要な項目です。
サービス利用学生は、始めに75分のカウンセリングを行い、「自分の強み」について追求します。
その強みが就活成功させるための武器になります。
まとめ:就活ナビだけではなく、就活エージェントも使ってみよう
ここまで就活エージェントの説明とおすすめの就活エージェントをご紹介してきました。
以前と比べて就活の仕方が多様になっていることを感じていただければ幸いです。
就活ナビも就活エージェントも利用料は無料なので、一生に一度の就活ですのでガンガン使い倒しましょう!