フルリモートワーク企業に転職して5年経過したので諸々赤裸々に話します。

この記事はこんな人におすす

  • フルリモートワークに興味がある人
  • フルリモートワーク企業に転職したい人
  • 今の働き方に不満を感じている人

 

フルリモートワーク企業に転職して5年が経過した

フルリモートワークについて

もうかれこれ、フルリモートワークの企業に転職して5年が経過します。

折角なので、フルリモートワークについて赤裸々に話します。

僕が在籍している企業は、社長を含め、全員がフルリモートワークです。

北は仙台、南は熊本まで全国各地でフルリモートワークしている人がいます。

僕も会社には年1~2回しか行きません。

僕は正社員ではなく、業務委託でjoinしています。

フルリモートワークの良い部分も悪い部分も全て書きます。

業種としては、営業代行、事務代行、その他諸々です。

 

フルリモートワーク企業の簡単な情報

このフルリモートワーク企業、社員数は今4名です(笑)。

ちなみに、僕は業務委託なので4名には入っていません。

だ、完全リモートワークのため人が来ることがほぼないので、オフィスもかなり小さいです。

用途は、他の会社とMTGするくらいなのでこれ充分です。

MTGもほとんどがリモートMTGなので、MTGで利用する機会もかなり減りました。

社員4名の他には、僕のように業務委託やアルバイト雇用の人間が他に50名ほど時折稼働しています。

 

フルリモートワーク企業に転職して驚いたこと

今まで典型的なサラリーマン経験しかなかった僕がフルリモートワーク企業に転職して驚きの連続でしたので、ここで紹介します。

完全にこの会社だから発生していることもあるので、その点ご注意ください。

・フルリモートワークメンバーの名前が全くわからない

・いつの間にかフルリモートワークメンバーがどんどん辞めてる

・フルリモートワークメンバーの管理が行き届いていない

・フルリモートワークだと不定期な出勤の人に仕事が振れない

・少しでも仕事ができればフルリモートワーカーとして重宝される

・散々な状態なのにフルリモートワーク会社は存続している

 

1.フルリモートワークメンバーの名前が全くわからない

会社のフルリモートワークメンバーが全くわかりません。

本当に知らない人が急に入ったり、知ってる人がいつの間にか辞めてるケースがあります。

1年に1回程度、組織図を見る機会があるのですが、この前見たら、8割知らない人でした(笑)

特に、僕は、他のメンバーと関わる仕事がほぼなく、1人で全て行うことが多いので、メンバーを把握することがより困難です。

2.いつの間にかフルリモートワークメンバーがどんどん辞めてる

僕がこのフルリモートワーク企業にjoinした際、正社員は、5人程度でした。

そして、2020年現在、正社員は社長含め2人です。

その他8割は業務委託やアルバイトです。

業務委託やアルバイトでフルリモートワークしてる人もどんどん辞めました。

もうどんどん辞めるので、もう途中から退職時の挨拶チャットが追いつかなくなりました。

月末に経理の方に、自分の建て替え費や担当している業務の請求書を共有するのですが、「すみません。もう辞めてるんです。」と言われ、「○○さんに業務を引き継ぎしています」と言われたので、後任の方に連絡をしたら、「今月で辞めるので、、、次の担当はちょっと聞いておきます。」ってことがありました。

退職のスピードが目まぐるしいです。

たまに面白いのが、めちゃくちゃ「私、仕事できます!責任感の塊です!なんでも任せてください!」みたいな人が入ってくるんですよ。

「メンドくせ〜な。でも仕事しっかりやってくれるならいいかな。」と思ってた矢先、1週間後にその人が飛んでたこともあります。

もう人が辞めることに慣れてしまいました、、、(笑)

人が辞める理由については、この後に記事に出てくる内容と重複する箇所もあるので、ここでは割愛します。

3.フルリモートワークメンバーの管理が行き届いていない

フルリモートワークってメンバー管理が難しいんですよね。

普通なら、出社すれば「こいつ来てるな」と当たり前ですが、わかります。

ただ、フルリモートワークの場合は報連相がきちんとしていないと全く状況つかめないんです。

システム上で出退勤は管理していたものの打刻し忘れる人もいますし、管理側もいちいち見るのめんどくさいので見てないです。

それゆえ、フルリモートワークメンバーの勤怠管理の杜撰さはえぐいですね。

逆に、フルリモートワークメンバーが自宅待機してPCの前で待ってるのに、管理側が仕事振るの忘れることもあり、「仕事振るの忘れてるよ!」と伝えたら、管理側の人間が「今日休みなんですよ」とか・・・。

誰かが休んだら管理形態が崩壊するので、全く回らなくなります。

誰がどの業務にどのような形で関わっているのか、誰がどの業務についてどの程度知っているか謎でした。

各業務に、毎日1~2人全体把握している人がいないと、フルリモートワークはカオスになります。

さらに、その全体把握している人間が辞めたら、もっとカオスになります。

4.フルリモートワークだと不定期な出勤の人に仕事が振れない

これはウチの会社だけかもしれませんが、マイクロソフトのように超優秀な人がフルリモートワークで決められた時間働いているなら良いのですが、ウチは。9割アルバイトですから、ほとんどが週2〜3日出勤なわけです。

週に数回の出勤となると、大きな仕事は担当させられないので、仕事の選定が非常に難しいです。

最悪の場合、人によっては、出勤希望を出していただいても仕事を振れないことがあります。

もっと管理体制を整えて指示を出せればいいのですが、管理側もパツパツのため、無理でした。

5.少しでも仕事ができればフルリモートワーカーとして重宝される

ウチの会社は、小さいベンチャーなので、正直優秀な人材は採用できません。

出してる求人も「アルバイト募集!フルリモートワーク可!」のような打ち出しなので隙間時間にちょっと働けたらいいな〜程度の人材が多く集まります。

そのような方々は、ITリテラシーも低いので、PCの使い方がわからない、、、みたいな人も多いです。

そのため、サラリーマンやOLの経験があれば、それだけでフルリモートワークメンバーとしては重宝されるのです。

重宝されれば、他の人と比べて仕事が振ってくるので、誰にも拘束されることなく、その業務を遂行して、月末に自分でクライアントに請求書を出し、自分の給与を計算するだけなので、拘束ゼロです。

実際に、僕も最初は、数回出社したり、業務の報告を短い間隔で行っていましたが、徐々に信頼を勝ち取り、現在は、完全にフルリモートで、全くといっていいほど報告をしないです。

信頼を勝ち取れば、フルリモートワークは非常に働きやすい環境です。

6.フルリモートワーク会社は存続している

上記でご紹介してきた状況であるのに、ウチの会社が5年も続いているのはなぜでしょうか。

正直、会社に顔出すことがないのと、他のリモートワーカーと絡むことなく、自分の業務だけひたすら行なっているので、詳しいことはわかりませんが、長期存続している理由の1つとして、人件費や固定費が圧倒的に安いことが挙げられます。

正社員がいないので、保険料やボーナスを支払う必要はないですし、オフィスも人が来ないので、かなり小さいのと電気代やガス代も安上がりです。

売り上げが少なくても支出が削減できている状態です。

これはフルリモートワークの大きな強みなのかもしれません。

 

困難な中、フルリモートワーク企業が存続した理由

そんなこんなでもこのフルリモートワーク企業は10年続いています。

上記で紹介したような状況が幾度となくあったにも関わらず、この会社が存続できている大きな要因を2つ挙げます。

・フルリモートワークは固定費が異常に安い

・社長の人脈の広さがフルリモートワークを助けている

 

1.フルリモートワークは固定費が異常に安い

フルリモートワークだと固定費が非常に安いんです。

オフィスも小さくていいですし、オフィスに人もこないので、オフィスの備品も最小限、交通費もかからない、社員も4名なので人件費も安い(業務委託とアルバイトへの支払いもそんな大した額ではない)です。

ざっと見積もっても、人件費含めて、月々300万かからないじゃないですか?

300万って数字だけ見ると安くないと感じるかもしれないですが、自分の会社やその辺の会社の固定費や人件費と比べるう、300万ってかなり安いです!

2.社長の人脈の広さがフルリモートワークを助けている

小さい会社って新規の営業しても全然相手にしてもらえないです。

じゃ、どうやって仕事取ってくるか、社長の人脈です。

なんでそんな有名企業と繋がってるの?ってこと結構あります。

この会社に限らず、小さい会社で新規営業しなくても、安定的な利益出せる会社は社長や取締役の繋がりからの受注が非常に多いです。

人脈って言葉あんまり好きではないのですが、人脈って大事なんだと、このフルリモートワーク企業にジョインして感じました。

 

困難を経たフルリモートワーク会社の現状

今はこのフルリモートワーク企業は優秀な人が2名ジョインしたので内部が整ってきてるんです。

その優秀な2人が社長とリモートワークで働く方々の間にクッション役として入り、社長からもリモートワークで働く方々からも評判が良いんです。

このまま2人が上手く機能すれば、会社の内部体制はかなり整います。

実際にリモートワーカーの離職・退職率は大幅に改善されています。

売り上げは、先ほど説明したように社長人脈の案件が複数あり、ある程度安定してるので、その案件をどれだけ人材育成して捌けるかが勝負です。

僕もこの会社にフルコミットではないのですが、できる案件は、フルリモートワークでしっかり捌きます。

 

フルリモートワークのメリット

ここまでは、会社目線でフルリモートワークについて述べてきましたが、働く側の視点でのフルリモートワークのメリットを挙げます。

・ストレスの開放

・子育ての時間が確保できる

・ペットも飼える

・出退勤の時間が浮く

 

ストレスの開放

フルリモートワークにはストレスが軽減されるメリットがあります。

・満員電車には乗らなくていい

・朝は出勤時間分寝れる

・会いたくない上司には極力会わなくていい

・雑用しなくていい

・周りの目を気にして仕事しないでいい

・仕事終わりに変な飲み会にも誘われない

・好きな音楽かけながら仕事ができる

・セクハラされない

・飯は食いたい時に食べられる

・うんこしたいときにできる

 

フルリモートワークにするだけで、離職率改善にかなり貢献できるのではないでしょうか。

子育ての時間が確保できる

ママさん向けですが、フルリモートワークは、育児の時間確保ができるメリットがあります。

朝飯作って、保育園送りに行って、仕事行って、気使って早めに退社して、また保育園にお迎えに行って、晩飯作って、・・・。

日本の母親の皆様、大変すぎるでしょ。

もっと母親の皆様が働きやすい環境を整えることが非常に大切です。

フルリモートワークが普及すれば、「仕事と家族どっちが大事?」なんて古臭い問いもなくなるじゃないですか。

フルリモートワークすれば、どっちも大事にできますよ。

ペットも飼える

ペットを飼えるなら飼いたいと考えている人は多いのではないでしょうか。

ペットが飼いたくても飼えない大きな理由は何でしょうか。

仕事があって、ペットと一緒にいてあげられないからではないでしょうか。

しかし、フルリモートワークなら、ずっと大好きなペットの側で仕事ができるので、何の心配もいらないです。

動物大好きの僕としては、もっとペットを飼いやすい環境にして、殺処分問題をなんとかしたいんです。

フルリモートワークがもっと普及して、動物の殺処分を大幅に減らしたいです。

出退勤の時間が浮く

フルリモートにすれば、毎日の出退勤の時間が浮くので、その分自分の好きな時間にあてることができます。

寝るもよし、仕事するもよし、ご飯を食べるもよし。

この数時間を有効活用することができます。

さらに、出勤するとなると、早めに寝たり、服を着替えたり、髪の毛をセットしたり・・・と余計な時間や手間が増えます。

そんな無駄なものは全てカットしてしまいましょう。

 

フルリモートワークのデメリット

正直、デメリットはほぼありません。

ここで紹介するのは強いて言うのであれば、程度のものです。

・セキュリティ

・仕事環境を整える必要あり

 

セキュリティ

フルリモートワークでよく云われるのが「フルリモートワークってセキュリティー大丈夫なのか」です。

この問いなんですが、フルリモートワークってあまり関係なくないですか?(笑)

距離の問題ではなく、PC上のセキュリティの話なので、社内にいようが、フルリモートワークだろうが、セキュリティ甘いとこは甘いし、できてるとこはできています。

データではなく、紙を利用している会社は、距離の問題をあるかもしれませんが、もう紙からデータに変化する時代がきているので、これを機に、データに切り替えることが望ましいと考えます。

仕事環境を整える必要あり

フルリモートワークする人の多くは、自宅が仕事場になるでしょう。

普通の人であれば、自宅が仕事に適している環境にはなっていないので、仕事仕様に変更する必要があります。

デスクや椅子を購入し、プライベート空間とは別に完全な仕事スペースを作ったほうがよいです。

 

僕が考える理想のフルリモートワークの形

ってことで、なんやかんや転職して5年ほどフルリモートワークで働いたので、自分の理想のフルリモートワークの形が見えてきました。

ここで発表させてください。

・1度は対面が必須

・少数精鋭が鍵

・不定期のアルバイトは厳しいかも

・管理体制を整える

 

1度は対面が必須

正直、1度も対面することなくフルリモートワークするのはかなり厳しい気がしています。

面接もテレビ電話、業務も全部ネット越しでは信頼するまでに時間がかかりすぎてしまいます。

本気で信頼できるフルリモートワーク組織を作るのであれば1ヶ月だけでもオフィス出社をし、現状把握をした後にフルリモートワークへと移行するのが綺麗な形かと考えます。

少数精鋭が鍵

フルリモートワークにおいて、チーム作りも非常に大切なポイントです。

できるだけ、1つの案件に対する担当を少人数にし、その人達だけでその案件が完遂できる状態が好ましいです。

下手に人を増やしすぎると、管理や引き継ぎが非常にめんどくさいです。

不定期のアルバイトは厳しいかも

フルリモートワークの場合、不定期で勤務するアルバイト雇用は厳しいかもしれません。

アルバイト雇用でも週3以上の勤務は必須でしょう。

出勤日数が不定期で少ないと仕事が振りづらい上に、長期のプロジェクトに関わるのは無理です。

最初は、正社員や、出勤日数が確保された契約を交わした契約社員や業務委託で雇うのがベストでしょう。

その状態の人が産休や育休、何かの都合で今の雇用形態ではいられなくなった際に、その雇用形態からアルバイトなどにシフトしていくのはまだ大丈夫かと考えます。

管理体制を整える

社員の中で、何名か優秀な人材をピックアップし、マネージメント体制をきちんと整えましょう。

社長1人でフルリモートワークを管理することは不可能です。

数名で管理体制を作り、それぞれが責任を持って、リモートワーカーを担当しましょう。

理想は、もし自分が辞めることがある際に、後任になれそうな人材を育成しておくことがベストです。

 

リモートワーク導入している有名企業

実際にリモートワークを導入している企業をいくつか調べてみました。

・チャットワーク

・キャスター

・日本IBM

・富士通

 

チャートワーク

チャットワーク

1社目はチャットワークです。

ビジネス向けのチャットツール「チャットワーク」を提供している会社になります。

私も実際にお世話になっている会社でチャットワークを利用しているケースが多く、かなり導入率は増えている印象を受けます。

自社サービスかつエンジニア中心の会社なので、リモートワークが可能なのかもしれませんね。

 

 

キャスター

キャスター

2社目はキャスターです。

このキャスターという企業はそもそも企業のスローガンとして「リモートワークを当たり前に」を掲げており、展開する事業もリモートワークをしたい人とリモートワークを推進する企業とのマッチングサービスです。

このような事業を展開しているので、自社から進んでリモートワークを導入しています。

 

 

日本IBM

日本IBM

3社目は日本IBMです。

世界を代表するIT企業IBMもリモートワークを推奨しています。

IBMは総務省が認定する「テレワーク先駆者百選」にも選ばれ、テレワークを実施しながらも優れたサービスを提供できることを証明していますし、このような取組みがどんどん大企業の中でも広がりつつあります。

 

 

富士通

富士通

4社目は、富士通です。

日本を代表するIT企業も実はテレワークを推奨しています。

実際に富士通で働いている知り合いがいるのですが、ずーとテレワークだよ。と言っていたので本当ですね。

テクニカルサポートやエンジニアの母数が多いのでテレワークでの稼働でも可能なのかもしれません。

 

 

 

フルリモートワークでほとんどの仕事は可能

もうかれこれ大学卒業して、社会人歴は7年ほどになります。

7年ほど働いて思ったのが、「会社行かなくてもフルリモートワークで大抵の仕事できるんじゃね?」ってことです。

インターネットの普及により、やり取りもデータの保管も会話も全てネット上で行うことが可能になりました。

会社に行かないとできないことって本当にないんですよ。

会議・商談:チャットアプリ経由でテレビ電話

業務のやり取り:チャットツール

データの共有:クラウドサービス

 

 

まとめ:フルリモートワークは良し悪しあり

フルリモートワークまとめ

ここまでフルリモートワークについて、まとめてきました。

フルリモートワークと言うと、聞こえはいいですが、中身がご紹介したように色んな困難もあります。

その困難を乗り越えて、なんとか10数年、会社が継続している状態です。

企業経営側の人間は、フルリモートワークにシフトする際には、管理体制を整えて行うことが大事です。

フルリモートワーク企業に入社したい人は、自由に働けるメリットは非常に大きいですが、デメリットも存在することを認識して上でジョインするようにしましょう。

 

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