この記事はこんな人におすすめ
- 未経験転職に興味がある人
- 未経験転職のリアルを知りたい人
- 未経験転職予定の人
転職をする際、
・未経験だけど別職種に転職したい
・未経験転職は不安
と思う方もいるのではないでしょうか。
よく未経験転職については、いろんな噂を聞きますが、実際のところどうなのでしょうか。
今回どの実態を知るために、実際に未経験転職をした方のリアルな体験談を集めましたので参考にしてください。
未経験から別職種への転職〜リアル体験談〜
では、早速みていきます。
営業職→経営指導職 | 男性/20代後半
製薬会社での営業職から商工会の経営指導職に未経験転職をしました。
転職サービスについては、openworkとマイナビ転職を利用しました。
openworkについては、現職、退職された方の実際の会社内の雰囲気や成長性、退職理由などが閲覧でき、自分自身は異業種への転職のため、業務内容含めてぼんやりとした知識しかなかった中で、実態を把握できる情報としては非常に有益なものがございました。
組織の良い面、悪い面がバイアスがかかることなく記載されているので、よりリアルな情報を収集できる良いサービスであると感じております。
もう1つは、マイナビ転職サービスです。
最終的には、官公庁系の職場への転職であったためハローワークを通じた就職となりましたが、より精度をあげた転職活動をするためマイナビ転職にも登録をしました。
まずは、他の転職サイトより画面が見やすく、また名の知れた多くの会社の掲載があるように感じました。
エントリーも用意にでき、エージェントについても一度面談をしましたが、非常にレスポンスや対応が早く信頼できる印象がありました。
別職種に転職した結果についてですが、転職前は同業界同業種の転職を考えておりましたが、このまま定年まで同じ会社で働ける時代ではなくなっていること、例えば営業1本、同じ業種1本でキャリアを積んでいたら業界自体が倒れた場合、路頭に迷うと考え、異業種への転職を試みた経緯があります。
現在では、総務系の知識、行政手続きと経験できない分野の知識や能力が身についておりますので結果良かったと思っております。
接客業→システムエンジニア | 女性/20代後半
四年制大学(理学部)を卒業してからは、就職活動に失敗してしまい、サービス業で接客関係の仕事をしておりました。
現在は転職活動を経て、IT業界でシステムエンジニアの仕事をしています。
私は転職活動の際に、以下のサービスを活用しました。
・ハローワーク(求人探し)
・doda(求人探し、転職エージェント)
基本的にはハローワークで近所で条件の良い求人を探したり、dodaでリモートワークが可能なSEの求人を探していました。
また、転職活動の際の面接対策や、アドバイスを貰える存在が欲しかったため、転職エージェントとしてdodaさんを選びました。
dodaさんを選んだ理由は、システムエンジニアを中心としたIT系の就職に強いという評判をインターネットで見かけたためです。
実際に、私がお世話になったエージェントさんは非常に話しやすい方で、ぶっちゃけたアドバイスなども貰えたため感謝しています。
ハローワークは安定した、良質な求人が多いため地元での就職を検討する材料として利用していました。
基本的には対面でのサービスが多いため、ハロワに直接行かないと利用できないサービスも多かったですが、求人は信頼出来るものが多かったため、地元に特化させて就活を行いたい方には積極的に利用してもらいたいですね。
実際に異業種に転職した感想としては、やりたいことに近いことができるのはやっぱり嬉しいと感じました。
サービス業に就職した理由は、就活で当時失敗してしまい、残っていたのがそこしかなかったというものでした。実際、ストレスも多く頭を抱える日々が続いていたため、好きかつやりたかった仕事ができることの喜びでした。
日々勉強しなければならないことは多いですが、それでも少しでもやりたい仕事がやれるのは、とても楽しいです。
クレジット会社営業職→経理事務職 | 女性/30代前半
30代前半に新卒から10年間勤めた信販系クレジット会社を退職して、一般企業の経理事務職に転職しました。
もともと細かい数字を扱うのが得意で、年齢を重ねた時にその強みを活かした仕事がしたかったので将来の人生プランを見越した転職になります。
当時も感じていましたが、未経験職種の転職は30代前半がギリギリのラインだと思います。
採用する側になるとよく分かるのですが、経理職は決算、納税までの年間スケジュールを繰り返し経験する事で知識と能力に幅が出ます。
即戦力での採用には実務経験が必須になるのはこのためです。
仮に33歳で転職して5年の経験を積むと40歳目前になります。
未経験なら若い人を採用したい企業の気持ちも理解出来ます。
そのため未経験で採用されるために、私は段階を追って以下の2つの事を実践しました。
まず適性の客観的事実を証明するために、日商簿記検定の2級を取得しました。
未経験の正社員採用だとエージェントを利用するのは難しいと考えたので、ハードルを下げて未経験OKの派遣社員にエントリーしました。
そこで大企業の売掛金管理や入金消込、仕入買掛などの初歩的な業務の一端を担い一年間の経験を積みました。
そこから自分の力で企業を探して転職を決めました。
長年のキャリアが有ればエージェントもアピールしてくれると思いますが、未経験の転職は自己PRしかないのでかなり苦戦しました。
経理職はどの業界に就職しても一生使える知識と技能なので、入社が決まればまずは1年、次は3年と地道に実力を付けました。
30代の転職は相談相手がいた方が良いです。
私はリクルートエージェントと、派遣会社はスタッフサービスに登録して今後のキャリアプランを相談しました。
企業が求職者に求めている経理レベルは様々です。沢山のヒントを教えて頂けると思います。
営業職→コピーライター→広告制作 | 男性/20代前半
私は、20代前半でメーカーの営業職からコピーライターへ、20歳中盤で大手通信教育会社の広告制作職へ転職しました。
大学卒業時の新卒採用では、仕事に対して全く具体的なビジョンがなかった私はとりあえず当時売れているメーカーの営業職に就職することを目指して就職活動を行いました。
最初に内定をいただいたキッチンメーカーの営業職として働きながら、仕事に対しての考えや思い、得手不得手を探そうと思っていました。
その営業職ではルート営業として既存顧客の工務店やリフォーム会社にキッチンを提案しましたが、全く売れません。
そこで、自作の「キッチンの良さが伝わる使い方広告」の制作を思いつくのです。
所謂、自作の営業ツールです。実際に料理する人の立場で使いやすいところ、便利なところ、ユーザーの声などを入れたその営業ツールのおかげで商品契約が急増したことで私は決意したのです、広告制作職になろうと。
そして、営業職として働きながら、某出版社の主催するコピーライター講座に1年間通い、広告の中でのコピーや文章を学びます。
こうした経緯を履歴書や作品集、面接時に、全力でアピールして、私は転職サイトで見つけた広告制作職のコピーライターに転職したのです。
未経験からの転職でしたの20社くらいは応募したでしょうか。
内定時はこの上ないほど嬉しかったのを覚えています。
そこでは、広告を出稿する媒体を徹底的に研究し、媒体特性(読者の年齢や性別、思考・志向を調べ上げる)に合わせた広告を制作。
その結果、ターゲットが明確になる分、「特定媒体での売り上げが伸びた!」とクライアントから喜んでいただくことが増えました。
その広告制作スタイルが、実はマーケティングであることに気がついたとき、「マーケティング×広告制作」でもう一段ステップアップしようと、私の考えが開けました。
そして、転職エージェントという言葉が出始める少し前の時代に、「マーケティング×広告制作」というキーワードをリクルートエージェントの担当者さんに伝え、現在の仕事である大手通信教育会社の広告制作職へ転職できたのです。
その結果、コピーライター時の倍強の年収となり人生が大きく変わりました。
自分の行っている仕事が「誰の何のためのものか」を常にシンプル化して、顧客や相手に「シンプルに語れる」ように理解するようにしていた習慣が、自分の仕事の根幹を見出し、鍛えることに繋がった結果だと思っています。
製本→生産管理 | 男性/20代前半
メディア、印刷業で印刷工、断裁工を経て製本部門の課長をしていましたが、金属加工業の製品組み立て工程の生産管理に転職しました。
ハローワークの求人で転職をしました。
ほかにもリクナビ、マイナビ、en転職、DODAにも登録をしました。
ハローワークは自分主体で求人欄を自由に検索できるので、他の転職サイトよりも「早く仕事を見つけなければ…」というプレッシャーがない分、気楽に探すことが出来ました。
また直接、職員に聞くことができるので、待遇面などについても理解しやすかったです。
基本的には製品を生産するという事では共通点は多く、また求人票、面接を通して職務内容については詳しく聞いていたので大きな仕事の流れなどはすぐに理解できました。
しかし、品質や環境、安全面で何を重視するのかに違いがありました。
また会社規模も600人規模の会社から70人規模の会社となると、経営方針や社風にも違いがありました。
意外にも600人規模の会社の方が社員同士の暴言などは多少あるものの、アットホームな会社を目指しており少しずつ実現していっていましたが、転職先は会社規模を大きくすることに専念して、様々な会議をしています。
しかし話し方も皆さん丁寧ですが、どこか表向きだけの友情、熱意を演出しているような感じです。
それは転職先には他社からの中途採用者も多く、彼らの意見の中には、会社の発展につながる良い意見もありますが、転職先の会社で育った方には、自分たちのオリジナルの考えを作りたい思いから中々聞き入れてもらえないことは多いです。
私個人的には前職からの仕事の仕方を評価されて、前職より就業時間は短く収入は多くなりました。
しかし時には「知っていて当然でしょ?」と言わんばかりに私の質問に答えてくれない場合もあります。
そこは中途採用者として、ある程度の出世をするまでは辛抱するところと感じました。
教育→IT | 女性/20代前半
転職したときは25歳でした。
小学生向けの個別指導塾でプロ講師として子供に勉強を教えていましたが、今は中堅のIT会社で総務として働いています。
障がい者雇用の契約社員です。
塾での仕事はやりがいも多く楽しいときもありましたが、親からのクレームなど精神的にしんどいこともあり、体調を崩して休職しました。
精神疾患があると病院で診断され、しばらくして障がい者手帳をもつことになりました。
なかなか休職から復帰できず、1年間働けない状態が続きました。
1年たって社長と面談したときに、「やめる?」と聞かれて沈黙。
何分か経った後に「はい」と答え、退職が決まりました。
そこから、転職活動を始めました。
休職中に障がい者手帳を発行された私は、「一般的な就活」か「障がい者雇用としての就活」どちらにしようか迷いました。
決めきれなかった私は、「とりあえず両方やってみよう」と思い、転職サービスにいくつか登録しました。
一般的な就活向けの転職サービスは「MSキャリア」。
障がい者雇用向けの転職サービスは「dodaチャレンジ」「クローバーナビ」。
以上の3つに登録しました。
いろんな求人を見て、
「塾という顧客に直接かかわるサービス業」が向いていなくて精神を病んだから、「顧客と直接かかわらない内勤の事務仕事」をしようと決めました。
「MSキャリア」は総務や経理など管理部門に特化した一般就労の転職サービスです。
このサービスは管理部門の求人が膨大にあり、内勤の仕事を探している人にはおすすめです。
また管理部門未経験の私にも企業からスカウトが来たので、チャンスがつかみやすいと思います。
「クローバーナビ」は障がい者雇用に特化した転職サービスです。
リクナビマイナビのように求人が載っており、自分から応募する形です。
スカウトなどのサービスはありません。
いくつか応募しましたが、すべての会社で書類落ちしてしまいました。
サポートしてくれるエージェント制度もないので、サポーターが欲しい人には向かないかもしれません。逆に、自分で求人を見つけて転職活動をしたい障がいのある方にはおすすめです。
「dodaチャレンジ」も障がい者雇用に特化した転職サービスです。
こちらは必ずエージェントがついて、そのエージェントから求人が紹介される仕組みです。
私は「dodaチャレンジ」で今の職場に決まりました。
エージェントとの面談が定期的にあり、そこで進捗状況を見てアドバイスをくれます。
希望すれば面接対策もしてくれます。
誰も教えてくれない就活のルールやマナーも教えてくれました。
すごく手厚いサービスがあるなと感じたので、サポーターと一緒に転職活動をしたい障がいのある方にはおすすめします。
転職前と転職後の変化ですが、まず一般就労から障がい者雇用に変わったため業務内容も比較的やりやすくなり、健やかに働けています。
また、未経験の業界・職種で不安でしたが勤続1年でだいぶなじむことができ、意外と上手くやれています。
ITパスポートという資格を取ったりなど、業界のことも勉強して追い付こうとしています。
総務の仕事は塾講師の経験も生きており、人を見て適切なコミュニケーションを取るというスキルが発揮できています。
結果的にすごくいい転職活動ができたと思っています。
添乗員→秘書 | 女性/40代後半
「海外添乗員」から「会計事務所の役員秘書」への転職経験です。
私は20代後半から海外添乗員を20年間やっていました。
海外添乗員をやっていた頃は、「海外に行けていいね」とか、「英語が話せてすごいね」とよく言われました。
だけど実は肉体労働の時給労働者のために、華やかさの裏で体もお金も厳しい仕事です。
40歳を過ぎる頃から体力の衰えをひしひしと感じ、いつまでこの仕事が続けられるか不安しかありませんでした。
それでも転職がなかなかできなかったのは、ほとんど事務をやった経験がなく、自慢できるような英語力もなかったために、辞めて何ができるのかを考えると勇気が出なかったのです。
ようやく重い腰を上げたのが40代後半のことです。
きっかけはFP2級に合格したこと。
就職に有利という資格ではありませんが、このことで自分に自信がもてた気がします。
このようにしてもうすぐ50歳のシングル女性、事務経験ほぼゼロの条件で転職活動がスタートしました。
転職サイトに登録して、応募条件に合う仕事の中で興味を持てる会社にエントリーする毎日。
しかしエントリーの段階でふるいにかけられ、返事すら来ない会社がとても多くありました。
未経験のもうすぐ50歳のおばさんが書類で選ばれるのは難しいことを頭では分かっているものの、自分はどこにも必要とされていない気がして心が折れそうでした。
転職サイトには、それぞれに強い年代や職業、そしてサイトとの相性もあると聞きました。
しかしながら20年ぶりの転職活動で、私には戦略的なものは何もなく手あたり次第で登録したといった感じです。
主に「リクナビNEXT」「indeed」「duda」、その中でも「リクナビNEXT」を1番多く使いました。
理由としては、デザインが私好みで見やすい画面だったからです。
そして何よりもエントリーに対して、不採用でもきちんと対応してくださる企業が多くて好感が持てました。
転職サイトやハローワーク、しごとセンターなど、さまざまな方法で情報収集をしました。
内定をいただいた会社も数件ありましたが、最終的に転職先を決めたのは、ハローワークの職業訓練で行った先です。
実際に職場を体験できたことが大きな決め手となりました。
転職してもうすぐ丸4年、あの時の決断のおかげで今の私があります。
あのまま添乗員を続けていたら、コロナが流行した時にどうしていたのか考えたくもありません。
転職前と比較して収入面が安定、肉体労働でないので年を重ねても仕事を続けていける安心感があります。
アラフィフの転職は簡単ではなかったけれど、頑張ってよかったと心から思っています。
スーパーマーケットの店員→介護職員 | 女性/40代後半
以前は、6年程スーパーの品出しのパートをしていました。(740円×5H×20日=74000円)
やがて子供達も成長し、「資格を取って働きたい」という気持ちが強くなり、かねてから興味のあった医療事務の説明会に行きました。
すでに40代半ばになっていました。
就業に不安を感じたので、ハローワークに行き、医療事務や介護事務の求人があるか尋ねました。
すると「あなたの年齢で、今から医療事務の資格を取ったとしても仕事はありませんよ。あるのは、経験者の方のみの求人です。そうですね。あなたの年齢なら介護の仕事しかありません。介護はどうですか。」と言う回答でした。
「やっぱり。」というのが、正直な気持ちでした。
それならば「介護の仕事をやってみよう」と気持ちを切り替え、介護職に転職した友人に連絡。
その方の話では、6ケ月の契約で、介護施設で働きながらヘルパー2級の勉強ができるという内容でした
。しかも1ケ月14万程のお給料ももらえる好条件付き。
「これしかない!」と、すぐに「福岡県緊急雇用対策事業」に応募。
その流れで、マンパワージャパン(株)に派遣登録しました。(現在は、マンパワーグループに改名)
確かに多少の不安はありました。
しかし、やってみると介護は、今までの人生経験がふんだんに活かせる仕事です。
年齢のリスクが、逆に強みになっていったのを記憶しています。
6ケ月の派遣期間が終了後、無事にヘルパー2級の資格を手にしました。
しかし、「資格を取ってからが新たな始まり」とは、よくいったもので、毎日、毎日が、学びの日々でした。
それから3年後に介護福祉士を取得。
さらにその4年後に介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を取得し、スキルアップしていきました。
現在は介護施設で、ケアマネージャーとして正社員で働いています。
いつの間にか13年の月日が流れていました。
介護の仕事は3K(きつい、汚い、危険)と敬遠されることもありますが、やりがいのある尊い仕事です。
高齢者を支えると思いつつも、実は自分が支えられていたということもよくあります。
仕事を通して人生を学べ、人として成長できます。
また、前述したように比較的高齢から始めても、それを強みにできることも魅力の一つです。
最近は、ポジティブな5K、あるいは7Kというのも提唱されています。
・5K「好奇心」「観察力」「行動力」謙虚」「向上心」
・7K「希望」「期待」「感謝」「感動」「感激」「可能性」「快感」
間口は広く、ウエルカム。飛び込んでみるとその奥深い魅力に引き込まれる方も多いはず。
少しでも気になっている方には、まずは、チャレンジして頂きたい仕事です。
経理・事務→アパレル | 女性/20代後半
■はじめに
私は現在20代後半の女性です。
現在はアパレルで接客・販売をしておりますが、以前は全く異業種の仕事をしておりました。
現在の仕事に就いてから数年経ち、落ち着きましたので体験談を執筆させて頂きます。
■転職前の仕事について
私が新卒で入社した会社は、某製造系メーカーの経理事務の仕事をしておりました。
経理職については就職前に会計学校で資格を取得していたこともあり、その流れで会計学校の勧めで就職をしました。
当時は自分にやりたいことがなく、資格を取得し、事務職としてスキルを身につければ今後結婚・出産などのライフスタイルの変化があっても役に立つ、と考えたからです。
■転職しようと思った理由
転職しようと思った理由については、業務過多による体調不良でした。
初めての残業については少し新鮮で、嬉しい気持ちもあったのですが、だんだん残業をすることに慣れてしまいました。
また、周りも残業をすることが当たり前という部署の雰囲気があり、定時退社する人には予定があるのか、仕事が無いなら他の人の仕事を手伝うよう指示があり、その生活が当たり前になってしまいました。
経理という職業柄、決算期等はかなり忙しいのですが、決算期以外の月中についてもかなり多忙を極めており、リフレッシュがなかなかできず体調不良を繰り返すようになってしまいました。
実際に仕事=楽という気持ちは無かったですし、少し辛いことがあっても耐えて、プライベートを充実させて頑張ろうという気持ちでいたのですが、24時間という時間の中で休日も仕事をするとなると毎日の生活の中で仕事が中心となり、ワークライフバランスが崩れていくのを感じておりました。
このまま働き続けることは、精神的にも体力的にも限界だと当時判断をし、転職しようという決断に至りました。
■転職方法について
転職をするにあたり、今後自分がどのような仕事に就きたいかを考えました。
転職エージェント等にも登録し、これまでの実績等を話したうえで、大手の企業で長年勤務しており、資格も多く取得しているといった上で、同業種、同職種への転職については容易いとお墨付きを頂きました。
しかし、これからは自分が好きだと思うことを仕事にできたら、と思っていました。
好
きを仕事にすることは難しいと思っていましたし、学生時代の私や新社会人だったころの自分は、それが何かも分からなかったのですが、転職活動をしている際に、自分が洋服や雑貨が好きだということ、そんな空間で働くことができたら、と経験したことのない職種、業種でしたがそこに居る自分を想像することができました。
よって転職エージェントにはお世話にはなったのですが、自分で顧客として通っていたお店に応募をすることにしました。
■別職種に転職した結果どうだったか
結論から申し上げると、「好き」を仕事にすることでより好きになりました。
すべてが上手くいかないこともありますし、やはり一からのスタートにはなるので苦労はしました。
転職先での仕事が楽しいと思うからこそ、今まで別業種で働いていた経理の実績が無駄になってしまうのではないかという後悔も感じるようになりました。
しかし、そんな中で、コロナ禍ということもありアパレル業界は不況ですが以前の自分の経験が活かせないかを考えました。
以前働いていた経理の仕事で培った売上の分析、また実際に以前顧客として来店していた時の視点。
全く活かせないと思っていた過去の経験を活かすことができ、教えてもらうこともたくさんありますが過去があっての自分だと実感できており、今は後悔もしていません。
■まとめ
転職については精神的にも体力的にも労力がかかりますし、大変なことが多いと思います。
特に異業種となると、どうして異業種転職をしたのかという点においては周りからだけではなく、自分自身でも考えることもあると思います。
しかし、異業種に転職したからといって過去の自分の経験値が無くなるわけではないということを私自身は強く実感しました。
即戦力になれない部分も勿論あるとは思いますが、私は今の自分の選択に後悔をしていません。
私の経験は若干イレギュラーではありますが、仕事を楽しいと感じることができ、今は幸せに過ごせております。
介護職→ITデータ入力 | 男性/30代前半
小さい頃より夢であったお年寄り相手の介護業務に興味がありました。
ですが、実際に現場に出て働いてみると自分の思っていた理想の自分とは程遠い現状を感じこのままではいけないと思い転職を決意いたしました。
かねてより介護業界で働くことを考えていたため介護専門学校における友人の紹介によってPCを使う専門学校のことを聞きました。
そこからPCを使った業務につくことを視野に入れて転職を決意いたしました。
転職においては各地域に存在する職業安定所の紹介を通じて次の職場を探しました。
当時は通勤のために使用していた自動車を所有しており地域に存在している職業安定所のため通うのにも不便はなくできました。
職業安定所では、各種職業に関する資料やどのような職場であるかなど詳しい情報を得ることができるため今後、転職を考えている方には特におすすめの場所だと思います。
介護の仕事をしばらく続けていたのですが、職場側から力不足を指摘され、このままでは続けることが難しいと判断し転職を決意いたしました。
提供される賃金など介護業務をしていた当時と比べると幾分少なく感じることもありましたが、IT業界では体を使うことはあまりないので身体的には以前より改善されたと感じました。
今後介護業界など身体的にきつい状況にある方など、限界を感じている方にはIT業界に限らず一度、転職を視野に入れて考えてみるのもいいかもしれません。
まとめ:未経験転職のリアルを知り、今後に活かしてください!
ここまで未経験での別職種への転職の経験談についてまとめてきました。
現在、未経験で別職種に転職することは珍しいことではなくなってきました。
今回ご紹介した体験談を是非参考にしてみてください。
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