転職フェアに参加すれば、求職活動実績として認められる場合があります。
しかし、すべての転職フェアが対象になるわけではありません。イベントの内容や主催者によって扱いが異なるので、事前確認が必要です。
この記事では、求職活動実績として認められる転職フェアの種類や、参加するときに知っておきたい注意点を解説します。
転職フェアで求職活動実績を作ろうと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 転職フェアは求職活動実績になるか
- 求職活動実績として認められる転職フェアの種類
- 失業認定申告書の書き方
- 転職フェアで求職活動実績になりにくいケース
- 転職フェアで求職活動実績を作るときの注意点
- 転職フェア以外で求職活動実績を作る方法
【結論】転職フェアは求職活動実績になる
転職フェアは、企業との相談や説明、面接など、就職支援を目的としたイベントであれば求職活動実績として認められます。
たとえば、複数の企業が参加する合同企業説明会や就職相談会、ハローワークが開催する会社説明会・面接会などが代表的です。
ただし、イベント会場へ行っただけ、資料を受け取っただけでは、実績として認められません。
イベント内容や主催者によっても、実績として認められない場合があるので注意が必要です。
不明な場合は管轄ハローワークへ問い合わせておくと安心です。
求職活動実績として認められる転職フェアの種類
転職フェアには、企業の情報を集めるイベントから、職業相談や面接を受けられるものまで、さまざまな種類があります。
求職活動実績として利用する場合は、単なる情報収集ではなく、再就職に向けた活動として認められる内容かの確認が重要です。
ここでは、求職活動実績として認められる転職フェアを紹介します。
求職活動実績として認められる転職フェアの種類
就職相談会
就職相談会は、企業の採用担当者や就職支援機関の担当者と仕事内容や応募条件、今後の就職活動などを直接相談できるイベントです。
就職相談を目的とした支援イベントのため、求職活動実績として認められます。
参加証明書や受付票が発行される場合は、失業認定が終わるまで保管しておきましょう。
合同企業説明会
合同企業説明会は、複数の企業がひとつの会場やオンライン上に集まり、求職者へ仕事内容や採用情報を説明するイベントです。
企業の説明を受ける、または採用担当者と具体的な相談をすれば、実績の対象になります。
一度に多くの企業を比較できるため、転職先の選択肢を広げたい人に向いています。
参加前に主催者へ確認し、必要であれば参加証明を受け取りましょう。
会社説明会
特定の企業が開催する会社説明会も、求職活動実績として認められます。
会社説明会では、仕事内容、募集職種、勤務条件、選考方法などについて採用担当者から直接説明を聞けます。
就職後のミスマッチを防止するうえで重要なイベントですが、企業のPR動画を視聴しただけでは実績になりません。
ミニ面接会
ミニ面接会は、少数の企業と求職者が参加し、その場で採用担当者との面接や相談をおこなうイベントです。
実際に企業の選考を受けるため、求職活動実績として認められやすいです。
ハローワークでは、特定の企業を招いたミニ面接会や相談会が開催されることがあります。
求人票だけではわからない仕事内容や条件を聞くことができ、そのまま面接へ進める場合もあります。
オンライン開催の転職フェア
近年は、オンラインで参加できる転職フェアが増えています。
採用担当者との個別相談やオンライン面接、職業相談などをおこなう形式であれば、求職活動実績として認められます。
パソコンやスマホを使えば、場所を問わず参加できるので便利です。
ただし、録画された企業紹介動画を自由に視聴しただけでは実績として認められないこともあります。
「求職活動実績になる」と明記されているか、参加証明や受講記録が発行されるかを事前に確認しておきましょう。
中でもリクルートエージェントはアーカイブ動画も実績として認められています。
転職エージェントで求職活動実績を作りたい人は、以下の記事をチェックしてください。
ほかにもおすすめの転職エージェントや転職エージェントの評判を知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
転職フェアで求職活動実績を作る方法
転職フェアで求職活動実績を作るには、イベント会場へ行くだけでなく、企業との個別相談や求人への応募など、具体的な就職活動をする必要があります。
ここでは、転職フェアを求職活動実績につなげやすい方法を紹介します。
転職フェアで求職活動実績を作る方法
企業ブースで個別相談
転職フェアで企業のブースを訪れて採用担当者と個別に相談すれば、求職活動実績として認められます。
個別相談では、仕事内容や応募条件、求める人物像、選考の流れなどを直接確認できます。
自分で情報収集するよりも職場の実態を把握できるため、ミスマッチ防止に効果的です。
セミナー・講演への参加
転職フェア内で開催される就職支援セミナーや講演に参加する方法もあります。
セミナーの内容が再就職に役立つものであれば、求職活動実績として認められます。
求職活動実績として認められるセミナー内容
- 履歴書・職務経歴書の書き方
- 面接対策
- 業界研究
- キャリア形成 など
イベント後の応募・エントリー
転職フェアで興味を持った企業があれば、イベント後に実際に応募やエントリーをする方法もあります。
企業への求人応募は、求職活動実績として認められる代表的な活動です。
Webから応募した場合は、応募完了メールや応募履歴を保存しておきましょう。
実績として申告する場合は、実際に応募手続きを完了していることが重要です。
転職フェアで求職活動実績になりにくいケース
転職フェアに参加しても、すべての行動が求職活動実績として認められるわけではありません。
ここでは、転職フェアを利用するときに注意したいケースを紹介します。
転職フェアで求職活動実績になりにくいケース
就職活動と関係のないイベントに参加した
求職活動実績として認められるためには、再就職につながる具体的な行動が必要です。
転職フェアの会場内で開催されていても、就職活動との関係がないイベントや娯楽目的の企画に参加しただけでは、実績として認められません。
たとえば、一般的なトークショーや商品紹介などは就職活動とは関係ないため、実績の対象外になります。
求人応募、職業相談、企業研究、選考対策など、再就職に関係しているかを確認しましょう。
参加証明が残っていない
転職フェアへの参加を確認できる記録が残っていないと、失業認定時に説明が難しくなります。
参加証明がないことが原因で求職活動実績と認められない場合もあるので、認定時まで保存しておくと安心です。
参加証明の例
- 受付票
- 参加証
- 予約完了メール
- 入場用QRコード
- 主催者からの受講証明 など
企業ブースで相談した場合は、企業名や相談日時、相談内容もメモしておきましょう。
会場訪問やパンフレットの受け取りのみ
転職フェアでパンフレットや企業資料を受け取っただけでは、原則として求職活動実績としては認められません。
求職活動実績は、企業との相談、求人への応募、職業相談、就職支援セミナーへの参加など、具体的な行動が必要です。
受け身の参加だけでは認められないので注意しましょう。
失業認定申告書の書き方|転職フェアの求職活動実績を認めてもらう方法
転職フェアを求職活動実績として申告する場合は、失業認定申告書に活動日、利用した機関やイベントの名称、具体的な活動内容などを正確に記入します。
- 「○月○日 ○○転職フェアに参加し、企業ブースで採用担当者と個別相談」
- 「○○合同企業説明会の就職支援セミナーを受講」
単に「転職フェア参加」と書くのではなく、具体的にどんな活動をしたのかまで書くのがポイントです。
イベント後に求人へ応募した場合は、応募先企業名や応募日も記録しておきます。
失業認定申告書の正しい書き方を知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
転職フェアで求職活動実績を作るときの注意点
転職フェアは、企業研究や採用担当者との相談をしながら求職活動実績を作れる便利な方法です。
ただし、参加方法やイベント内容によっては実績として扱われないこともあります。
認定日直前に困らないために、事前に注意点を把握しておきましょう。
転職フェアで求職活動実績を作るときの注意点
同じ日に複数社まわっても1回として扱われる
転職フェアで同じ日に複数の企業ブースを回っても、実績は1回のみとなります。
たとえば、同じ日の転職フェアで3社と個別相談をしても、3回分の実績になるわけではありません。
求職活動実績はイベント単位でカウントされるため、1つの転職フェアでおこなった行動は1回のみの実績となります。
参加証明書の発行には事前登録が必要な場合もある
転職フェアによっては、参加証明書や来場証明書を受け取るために、事前登録や当日の受付手続きが必要になる場合があります。
予約せずに会場へ行ったり受付を通さずに参加したりすると、来場記録が残らない可能性もあるため注意が必要です。
証明書の発行方法や受け取り場所もイベントごとに異なるので、事前に確認しておきましょう。
転職フェアだけに頼りすぎると実績を作りにくい
転職フェアだけで必要な求職活動実績を作ろうとすると、認定日までに回数が不足することもあります。
転職フェアは毎日開催されているわけではなく、住んでいる地域や時期によっては参加できないイベントもあります。
また同じ日に複数の企業ブースを回っても、複数回分の実績として認めてもらえません。
認定日までに必要回数を満たしにくい場合は、他の活動も併用しておくと安心です。
転職フェア以外で求職活動実績を作る方法
転職フェアの日程が合わない場合や、近くでイベントが開催されていない場合は、別の方法で求職活動実績を作る必要があります。
転職フェアだけにこだわらず、自分の生活や転職活動の進み具合に合わせて複数の方法を使い分けると、無理なく実績を作れます。
転職フェア以外で求職活動実績を作る方法
求人への応募
求人への応募は代表的な就職活動であり、求職活動実績として認められます。
ハローワークの紹介求人だけでなく、転職サイトや企業の採用ページなどから応募した場合も対象になります。
Web応募なら自宅から手続きできるため、転職フェアへ出向く時間がない人にも利用しやすいです。
応募を完了したら、企業名や求人名、応募日を記録し、応募完了メールや応募履歴も残しておくと安心です。
Web応募で求職活動実績を認めてもらう方法を知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
ハローワークの職業相談
ハローワークで職業相談を受けることも、求職活動実績を作る方法のひとつです。
職業相談では、応募したい求人について相談したり、自分に合う仕事を探してもらったり、履歴書や職務経歴書についてアドバイスを受けたりできます。
まだ応募先が決まっていなくても、再就職に向けた具体的な相談ができます。
転職フェアよりも開催日程に左右されにくいため、認定日までの実績を計画的に作りたい人にも向いています。
職業相談まで受けることがポイントです。
ハローワークでの職業相談や求職活動実績の作り方を知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
オンラインセミナーの受講
就職支援を目的としたオンラインセミナーも、求職活動実績の対象になります。
面接対策、応募書類の作成、自己分析、業界研究など、再就職に役立つ内容が代表的です。
自宅から参加できるため、移動の時間や費用をかけずに利用できるのがメリットです。
申込前に「求職活動実績になる」と明記されているか、受講確認や修了証の発行条件があるかを確認しましょう。
オンラインセミナーで効率よく求職活動実績を作りたいのなら、リクルートエージェントがおすすめです。アーカイブ動画の視聴も実績として認めてもらえます。
オンラインセミナーで求職活動実績を作る方法や証明方法を知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
転職エージェントのキャリア相談
転職エージェントに登録してキャリア相談を受けることも、求職活動実績の対象になります。
キャリアアドバイザーとの面談では、これまでの経験や希望条件を整理したり、自分に合う求人を紹介してもらったりできます。
近年はオンライン面談に対応している転職エージェントが増えており、自宅から相談できるので便利です。
実際に職業相談を受けることが重要です。
転職エージェントは相談だけの利用も可能です。「オンライン面談だけ受けてみたい」という人は、下記の記事を参考にしてください。
転職フェアの求職活動実績によくある質問
転職フェアの求職活動実績によくある質問と回答をまとめました。
求職活動は仕事探し全般を指す言葉であり、転職活動も求職活動の一部になります。
言葉の使い方は少し異なりますが、転職フェアへの参加や企業への応募などの転職活動も求職活動実績になります。
イベント終了後の発行はないので、求職活動実績の確認に使いたい場合は、当日のうちに受け取ることが重要です。
参加予定のイベントによっては対応が異なるので、開催前に最新の公式情報を確認しておきましょう。
他の方法で参加を証明できる場合もあります。
たとえば、予約完了メール、イベントの受付記録、参加メール、企業との面談記録など、活動を確認できる資料が役立つこともあります。
参加証明書がない場合は、自己判断せず、認定日前に管轄ハローワークへ確認しましょう。
主催者が参加者の情報を本人の同意なく現在の勤務先へ連絡することは、通常ありません。
ただし、勤務先や取引先の関係者と会場で偶然顔を合わせたり、会社のパソコンやメールアドレスを使って申し込んだりすると、バレる可能性があります。
在職中に転職フェアへ参加する場合は、個人のメールアドレスや端末を使い、勤務時間外に活動するなど、情報管理を意識すると安心です。



















