大手企業とベンチャー企業両方経験している私がそれぞれの特徴を比較してみた

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この記事はこんな人におすすめ

  • ベンチャー企業に興味がある人
  • 大手企業に興味がある人
  • ベンチャー企業と大手企業どちらに行こうか悩んでいる人

 

大手企業とベンチャー企業って何が違うの?

大手とベンチャー

就活するときに多くの就活生が1度は考えることとして、大手企業とベンチャー企業どちらが良いかがあるのではないでしょうか。

僕は気がつけば、社員数500名、200名、10名、3名など結構様々な規模の企業を転々としてましたのである程度は違いについて述べることができます。

今回はそんな僕が、大手企業とベンチャー企業の何が違うのかを僕の実体験を通して紹介していきます。

 

 

学生からよくあるベンチャー企業と大手企業についての質問

学生からよくある質問を答えていきます。

Q.成長できる環境はベンチャー企業と大手企業どっちですか?

A.企業による

Q.年齢に関係なく評価してくれるのはベンチャー企業と大手企業どっちですか?

A.企業による

Q.稼げるのはベンチャー企業と大手企業どっちですか?

A.企業による

 

よく学生にこれらの質問をされますが、これらはベンチャー企業とか大手企業とか関係なく企業によって異なります。

でもこれで終わらせたら流石にブログ書いている意味ないのでベンチャー企業と大手企業の一般的な特徴をまとめました。

 

 

大手企業とベンチャー企業の定義を比較

就活ベンチャー

大手企業とベンチャー企業はどのように定義されているのでしょうか。

まずはそれらの違いとその他の企業分類もわかりやすいように定義を引用して説明します。

・中小企業

・零細企業

・大企業(大手企業)

・ベンチャー企業

 

順に解説していきます。

1.中小企業

中小企業には法律で明確な定義があります。

中小企業基本法にて定められており、「資本金の額又は出資の総額」、「常時使用する従業員の数」のいずれかを満たせば、中小企業となります。

資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人であつて、製造業、建設業、運輸業その他の業種(次号から第4号までに掲げる業種を除く。)に属する事業を主たる事業として営むもの

2.零細企業

零細企業とは、法律上で明確な定義がなく、実際のところは慣例的な使われ方をしているものです。あえて定義すると、中小企業の中でも特に小規模な企業と言えるでしょう。

そのため、零細企業という場合でも人によって使われ方が違い、適用される法律によっても、零細企業が中小企業と呼ばれたり、小規模事業者と呼ばれたりします。慣例的に、零細企業というときには、資本金1,000万円以下、従業員が5人以下の企業を指すことが一般的です。

3.大企業(大手企業)

大企業についても法律上の定義はありません。

会社法上、下記のいずれかを満たす場合は大会社に分類されます。

〇最終事業年度に係る貸借対照表に資本金として計上した額が5億円以上であること

もしくは

〇最終事業年度に係る貸借対照表の負債の部に計上した額の合計額が200億円以上であること

世間一般的には、こちらのいずれかを満たす会社が大企業と呼ばれています。

 

4.ベンチャー企業

ベンチャー企業には明確な基準や定義はありませんが、一般に独自のアイデアや技術をもとにして、新しいサービスやビジネスを展開する企業とされています。

新興企業と同じ意味で用いられることもあり、主に成長過程にある企業を指します。

最先端技術や全く新しいビジネスモデルで、新たな価値の創造を目指す会社などがこれに当たります。

ベンチャーキャピタルなどの投資機関から資金援助を受けている企業などを指してベンチャー企業と呼ぶこともあります。企業規模は、ほとんどが小規模から中規模です。

上記の通り、実は中小企業以外に明確な定義はあまりありません。一般的には、資本金の額や従業員数・会社の方向性などによって、どの定義に当てはまってくるかが決まります。

 

零細企業とベンチャー企業は違う?

皆さんは零細企業とベンチャー企業の違いについて、はっきりと理解できているでしょうか。

零細企業は、既に説明をしたように資本金や従業員数が中小規模の定義よりも少ない場合に当てはまります。

一方のベンチャー企業は、会社独自の発想でビジネスを行っている企業のことをいいます。

つい一緒にしがちなのですが、「大企業・中小企業・零細企業」と「ベンチャー企業」は括りとしては全くの別物なのです。

ベンチャー企業と聞くと、なんとなく「小さい企業だろう」というイメージを持っている方が多いのですが、実は必ずしもそうではありません。

世の中に先駆けてビジネスを展開している企業が多いため、結果として規模の小さい企業が多いだけで、ベンチャーの中には零細企業だけでなく中小企業レベルの規模の会社も多数存在します。

まあ、でも実際、企業を目の前に10個くらい並べられて、それぞれの企業を中小、零細、ベンチャー、大手に分けなさいと言われたら、超絶難しいですけどね(笑)

 

 

大手企業とベンチャー企業の比較

さて、ここからは本題である大手企業とベンチャー企業の比較です。

様々な項目で大手企業とベンチャー企業を比較してみました。

・礼儀作法は大手企業>ベンチャー企業

・飲み会の数は、大手企業>ベンチャー企業

・会議の多さは、大手企業>ベンチャー企業

・服装の自由さは、ベンチャー企業>大手企業

・新人育成は、大手企業>ベンチャー企業

・社内恋愛は、大手企業>ベンチャー企業

・給料は、大手企業>ベンチャー企業

・働く環境は、大手企業>ベンチャー企業

・年齢の若さは、ベンチャー企業>大手企業

・社員同士の距離は、ベンチャー企業>大手企業

・自由度は、ベンチャー企業>大手企業

 

礼儀作法は大手企業>ベンチャー企業

礼儀作法は、ベンチャー企業より大手企業の方が厳しいです。

僕が大手企業にいた時の事例でいうと、

・エレベーターに乗ったらボタンの前に立ち、ボタンを操作をし、エレベーターから1番最後に降りる

・目上の人がエレベーターを出る際にはドアを手で掴んで、閉まらないように配慮

・上司とタクシーに乗る時は、すぐに道路に出て、手を上げる

・飲み会の時は、上司からカードを借りるなどして、会計を済ませる

・飲み会の途中、上司のグラスが空になれば、注ぐ

などがありました。

僕は正直、気遣いが苦手なので非常にしんどかったです。

ベンチャー企業に転職した時、上記のことを何もしなくても怒られることもなく普通に過ごせただけ相当嬉しかったです。

大手企業からベンチャー企業に転職する人には、僕のように大手の厳しい規律に耐えれず、風土の自由さを求めるケースも多いです。

 

飲み会の数は、大手企業>ベンチャー企業

ベンチャー企業の方がイケイケで飲み会が多いイメージがあると思うのですが、実際は大手企業のほうが飲み会してます。

社員数が多いので、その分飲み会の数も多くなるのです。

大手企業だと人数が多い分、正直ハズレの上司もおり、その上司との飲みは、奢ってくれたとしても行きたくないですね・・・。

地獄の時間です。

上司が奢ってくれることも多いですが、後輩ができれば後輩におごらなければならないので、飲み会が重なるとお金も飛んでいきます。

楽しい飲み会も中には勿論ありますけどね、、、。

対して、ベンチャー企業は本当に飲み会が少ないです。

人数が少ないので、普段から仕事中も顔を合わせて喋ることも多いのでわざわざ飲み会など開かなくても仲良くなれますし、社員同士の交流もあります。

 

会議の多さは、大手企業>ベンチャー企業

僕がいた大手企業は、月2回部署の集会、週に何回かチームの会議、2ヶ月に1回、全社の集会がありました。

さらに役職ついてる人はこれの倍の数の会議をやってました。

全社集会はみんな寝てました(笑)

対して、ベンチャー企業は、多くて、週2回、1時間程度の会議しかありません。

ベンチャー企業だと人数も少ないのでわざわざ会議をしなくてもデスクでの相談で充分なことも会議が少ない理由の1つだと感じます。

基本的に会議がめんどくさいと考える人間なので会議が少ないのは嬉しいです。

大手企業とベンチャー企業の比較4:服装の自由さは、ベンチャー企業>大手企業

大手企業の営業職は、スーツ出社を義務付けられている印象があります。

僕の勤めていた大手企業では、男性は営業職以外もスーツ必須でした。

営業時代、夏でもYシャツのみは、NGだったので夏の外回りは死にそうでした。

女性はオフィスカジュアルまではセーフでした。

男女の差!!!!

対して、ベンチャー企業は、営業職ですらスーツ必要なかったです。

オフィスカジュアル的な服装で営業も行っています。

営業職以外の人間はかなりラフな服装です。

 

新人育成は、大手企業>ベンチャー企業

大手企業の場合は、メンター制度(先輩がマンツーマンで仕事を教えてくれる)や新卒入社者に対してはマナー研修や会社を知るための研修が用意されていることが多いです。

そのため、入社して1~2週間程度は業務には入らず、座学で終わります。

座学の後半はちょっと飽きてきますが、、、。

対して、ベンチャー企業は、新人研修するリソースがないので、業務の進め方を教える人をメンター的な形で新人につけて、即日で業務開始になります。

企業によっては、新人研修の会社に外注して、研修をしてもらうこともあります。

 

社内恋愛は、大手企業>ベンチャー企業

大手企業は本当に社内恋愛や結婚が多いです。

社内の至る所で恋愛してます。

社員数が多いので必然的に恋愛対象になる人も増えるのでしょうがないです。

対して、ベンチャー企業は人数が少ないので社内恋愛したらすぐバレますし、もし別れたら、他の部署やフロアに異動ってわけにもいかないので、気まずくなりやすいため、かなりの覚悟がないと皆、社内恋愛しません。

 

給料は、大手企業>ベンチャー企業

大手企業は、売り上げや利益もかなりあるので、その分、給料には反映されやすいです。

夏・冬の年2回のボーナスも絶対ありますし、急に給料が上がることはないですが、勤続年数が長ければ長いほど徐々に給料は上がっていきます。

よほどのことがない限り、給料が下がることはありません。

対して、ベンチャー企業は、会社の業績が良い時しかボーナスは出ませんので、その時点で大手企業と比べて給料は低くなってしまいます。

ベンチャー企業は、大手企業のように、勤める年数で給料が決まるわけではないので、成果を出さなければ何年経っても給料は上がりません。

 

働く環境は、大手企業>ベンチャー企業

大手企業は良いビルにオフィスを構えていることが多く、十分な作業スペース、清掃員がいる、ネットがサクサクのwifiなどが当たり前にあります。

超大手企業になると、自販機や食堂、休憩スペースなども完備しています。

対してベンチャー企業は狭い作業スペース、清掃は自分たち、たまにネットが落ちます(笑)

 

年齢の若さは、ベンチャー企業>大手企業

大手企業は、人数も多く、退職率も低いので、平均年齢がガクっと下がることはありません。

対して、ベンチャー企業は、そもそも社長の年齢が20代か30代であることが多く、その社長のに集まってくる人も必然的に若くなります。

 

社員同士の距離は、ベンチャー企業>大手企業

大手企業であれば、社長は社長室がありますし、役職の高い人の席は離れた処にあることが多く、普段から頻繁に話す機会はないでしょう。

僕も大手にいた時は、社長などとエレベーターで偶然一緒になるととても緊張していました。

対して、ベンチャー企業は、新卒の隣に社長の席なんてことがザラにあります。

社員全員の席が近くて、話す機会も多いので、上下関係が強く意識することなく、かなりフレンドリーです。

 

自由度は、ベンチャー企業>大手企業

ベンチャー企業は、ルールが整備されておらず、これから決めていく段階なので縛られることなく、大手より自由度が高いです。

例えば、

・お昼時間は、いつとっても良い
・自由にコンビニに行ける
・フレックス制度を採用している

など大手では細かく決められている部分もベンチャー企業では柔軟になっています。

 

 

大手企業に向いている人の特徴

私の独断と偏見も含まれますが、大手企業に向いている人の特徴をまとめました。

・高い年収が欲しい

・クビになりたくない

・世間体を気にする

・上流の業務をしたい

・チームで仕事をしたい

・ライフワークバランス重視

 

 

ベンチャー企業に向いている人の特徴

私の独断と偏見も含まれますが、ベンチャー企業に向いている人の特徴をまとめました。

・年収よりもやりたいことをしたい

・さいあく、会社が潰れて路頭に迷っても気にしない

・とにかく働きたい

・ルールに縛られたくない

・個人でどんどん仕事の幅を広げたい

・下流からどんどん上流に登っていきたい

 

 

まとめ:大手企業とベンチャー企業、あなたはどっちを選ぶ?

ここまで、いくつか大手企業とベンチャー企業の違いをご紹介してきました。

ご紹介した項目の中には大手企業の特徴かと思っていたことがベンチャー企業の特徴だったり、その逆の項目もあったのではないでしょうか。

大手企業とベンチャー企業どちらが正しいかは僕にもわかりませんし、実際正しいも間違いもないと感じます。

ただ、どちらの特徴も把握した上で大手企業なのかベンチャー企業なのかを決めることは人生をよりよくするために重要なことです。

会社によって異なる部分もありますが、就職・転職活動の参考にしてみてください!

 

キャリア図鑑編集部
執筆者 キャリア図鑑編集部

キャリア図鑑編集部は、「アルバイト・パート」「スキマバイト」「派遣」「フリーランス」といった会社に縛られない働き方をしたい皆様向けに、役立つ情報発信をしています。最新のトレンドを追いかけ、一次情報に基づいた正確なデータを重視。理論だけでなく、読者の皆様がすぐに実践できる具体的なノウハウや事例を、分かりやすく解説することにこだわっています。確かな情報で、あなたの「働き方」をサポートします。

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