この記事はこんな人におすすめ
- 転職活動を控えている人
- 職務経歴書を書いたことのない人
- 職務経歴書の書き方に悩んでいる人
転職活動で避けては通れない職務経歴書
就職活動の際は履歴書だけあれば問題ないですよね。
転職活動では就職活動で使用した履歴書の他に職務経歴書も必要不可欠となります。
今回は履歴書ではなく、転職活動必須の職務経歴書の書き方のコツについて元人材会社の視点からお話ししていきたいと思います。
職務経歴書とは?
そもそも職務経歴書とはなんでしょうか。
職務経歴書とよく混同される履歴書は、学歴や職歴を時系列で記載し、転職を規模する企業に提出するものです。
対して、職務経歴書は、履歴書で記載した職歴をもっと細分化して具体的に記す書類になります。
過去の職種・役職・仕事内容などできるだけ細かく記載します。
具体的な職務経歴書の書き方のコツ(基礎)
では、早速職務経歴書の書き方のコツについてお話ししていきたいのですが、書き方の基礎の部分は、私から話すまでもなく、大手人材会社のHPに掲載されているので、そちらをご覧ください。
いくつか良さげなものを共有しておきます。
・職務経歴書の書き方コツ byリクルートエージェント
・職務経歴書の書き方コツ byマイナビ転職
・職務経歴書の書き方コツ byエン転職
・職務経歴書の書き方コツ bydoda
1.職務経歴書の書き方コツ byリクルートエージェント
2.職務経歴書の書き方コツ byマイナビ転職
3.職務経歴書の書き方コツ byエン転職
4.職務経歴書の書き方コツ by doda
職務経歴書の書き方のコツ(応用)
ここから私なりの具体的な職務経歴書の書き方のコツについてお伝えしていきます。
個人的な視点で職務経歴書のポイントをお話ししていきます。
・職務経歴書>履歴書
・職務経歴書はPCで作成する
・職務経歴書は見やすく、書く
・拙い表現は避け、漢字をなるべく使う
・使い回ししない
・書き終わったら読み直す
職務経歴書の書き方のコツ(応用)1:職務経歴書>履歴書
人事をしていたこともあるのですが、履歴書はそんなに見ませんが、職務経歴書は結構ガッツリ見ます。
履歴書の志望動機や長所、短所は大体似通っているため、流し見程度になることもありますが、職務経歴書は、他の人と経験が被ることはほとんどないので閲覧するのも楽しいです。
中途採用の際、新卒採用と違って短期間に何百人もの応募が来るわけではないので、全部に目を通すことができない状況に陥ることはほとんどありません。
1枚1枚確認して合否をつけます。
職務経歴書の書き方のコツ(応用)2:職務経歴書はPCで作成する
数年前は手書きの履歴書や職務経歴書を毎回作成していましたが、現在はそんな手間なことをする必要はないでしょう。
PCで作成するものより手書きの方が印象がいい!なんて叫ばれた時代もありましたが、現在は、そんな古臭いことで合否に影響することはないので、PC作成で効率よく職務経歴書を作成しましょう。
基本的は、人材会社のホームページから職務経歴書のテンプレをダウンロードし、PCで作成すれば問題ありません。
デジタル社会の恩恵がついにきました。
逆に、手書きしてダメ!なんていう会社はそのうち時代から取り残されそうな気がします、、、。
職務経歴書の書き方のコツ(応用)3:職務経歴書は見やすく、書く
職務経歴書はみやすく書きましょう。
文章が拙かったり、みにくかったりするとせっかくのアピールポイントも見逃される可能性があります。
改行や枠、箇条書きなどを利用して相手に見やすく、伝わりやすい文章を心がけましょう。
できれば、書いた後に自身で音読などをしてみると、改善点などが見えてきますので、試してみてください。
職務経歴書の書き方のコツ(応用)4:拙い表現は避け、漢字をなるべく使う
職務経歴書では、なるべく綺麗な言葉と漢字を使ってください。
拙い言い回しや子供っぽい言葉遣いは避け、文章力に問題がないことをアピールしましょう。
賢く綺麗な文が書ける人は、face to faceのコミュニケーションも賢く綺麗です。
わからない漢字があれば、少し手間ですが、ネットで調べてなるべく平仮名を避けるように心がけてください。
手書きの場合は、わからない漢字があれば、調べて自身で書かなければいけませんでしたが、PCであれば、変換してくれるので随分と楽になりました。
職務経歴書の書き方のコツ(応用)5:全て使い回ししない
どこかの企業に向けて書いた職務経歴書をそのまま別企業に全て使い回すのはやめましょう。
毎回企業ごとに0から書き直すのもしんどいでしょうから、少し可変すればどこにも使える部分と完全に0から企業によって作り上げる部分を分けておきましょう。
注意点として、他社への職務経歴書の箇所を別の企業に提出ものに利用する際に、他社名などが入ったままになっていないか確認してください。
基本的には、過去の職務を書いていくので、あまり他社名が入ることはないと思いますが、念のためチェックしておきましょう。
職務経歴書の書き方のコツ(応用)6:書き終わったら読み直す
職務経歴書を書きおえたら、最終チェックのために読み直すようにしましょう。
読み直しをすることで、誤字脱字や文章の長さや、まとまり具合を整理することにつながります。
読み直してみると、書いている時には気づかなかった課題を見つけることができます。
先ほどと重複しますが、音読もアリです。
職務経歴書を1度、提出してしまうと、再提出は失礼にもあたる可能性があるため、必ず提出前に確認しましょう。
まとめ:職務経歴書の書き方は合否を分ける
ここまで、職務経歴書の書き方のコツをまとめてきました。
職務経歴書内で、1つでも企業の人事に引っかかる(いい意味で)ポイントがあれば面接へと進めます。
いくつか引っかかりそうなポイントを整理し、職務経歴書の中でそのポイントをうまく表現できるかが非常に重要です。
そのポイントを的確に伝えるために適当に書くことをやめ、丁寧な書き方で相手を思った文章を意識してください。
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おまけ編:今後の履歴書や職務経歴書はSNSへ?
今後、この履歴書や職務経歴書がどうなるのかを考えてみたのですが、履歴書や職務経歴書がなくなって、SNSやyoutubeなどのデジタルプラットフォームが履歴書や職務経歴書代わりになっていくかもしれません。
そうなれば、履歴書や職務経歴書という概念は転職活動においてなくなります。
SNSには、人柄や考え方が反映されている
インスタとtwitterとyoutube見れば、その人がどんな人か大体わかります。
SNS上でキャラを演じている人もいるかもしれませんが、詳細については面接時に聞けばよいです。
人事が、学歴や経歴、その他基本詳細を知りたければ、SNS上にその人事のみに限定公開すれば良いのではないでしょうか?
今の履歴書で知れる情報としては、特技やら長所・短所やら曖昧なものもかなり多いです。
そんな履歴書を見るより、SNS見にいった方がよほど情報が得られます。
さらに、フォロワーや登録者がたくさんいる人であれば、インフルエンサーとしても活躍してくれるかもしれませんし、SNSまわりの集客や知識に関してはエキスパートなので、広報部のスキルとしては充分なのではないでしょうか。
SNS採用サービスも存在する
実際、完全なるSNS採用ではありませんが、それに近しいサービスをしているのが人材会社のwantedlyです。
新進気鋭の頭良さそうなキレキレの女性社長が約5年前に設立した会社です。
正直、人材業界は参入ハードルが低く、転職も多い時代なので、新規会社がどんどん人材業界に参入してきます。
ただ、300社ほどある人材会社で差別化を図るのは非常に難しく、なかなかうまく事業が大きくならないことも多いです。
そんな中、突如彗星のごとく現れたのがこのwantedlyです。
facebookと連携し、個人のプロフィールを引用出来るだけではなく、個々がwantedly上に自分のページを持つことができます。
いわば、ビジネス版SNSといったところでしょうか。
企業はwantedly上のプロフィールをみてスカウトすることも可能ですし、気になる企業があれば、wantedly上の企業ページが存在するので「いいね!」的なボタンで意思表示をすることができます。
求人ベージもあり、各企業が応募職種を載せているので、そこから応募することも可能です。
wantedly上でブログなども書けたりして、従来の転職サイトとは180度、異なります。
SNS✖️転職の時代が到来することを予想させてくれるサービスです。
今後の採用手法の変化にも期待です!