「仕事が嫌すぎる」そんな悩みを抱える人は、少なくありません。
職場の人間関係に悩んでいたり、仕事内容や給料に不満があったり、理由は様々です。
どんな理由でも、嫌すぎる仕事を続けるのは苦痛でしょう。
とはいえ簡単に転職はできませんし、働かなきゃ生活もできません。
そこで今回は仕事が嫌すぎると悩んでいる人のために、解決策や嫌な理由について紹介します。
辞めたいほど仕事が嫌すぎる人は少なくない
辞めたいほど仕事が嫌すぎる！と思っているのは、あなただけではありません。
なかには仕事が楽しくて仕方ない、仕事のために生きている、そんな人たちもいます。
仕事をして輝いている人たちは、社会人として憧れを持つ人も多いでしょう。
しかし心から仕事を楽しみやりがいを感じている人は、多くありません。
あなたのように仕事が嫌すぎると悩む人のほうが、多数派でしょう。
多くの人が仕事が嫌だと感じている世の中ですから、あなたが悪いわけではありません。
ではなぜ私たち社会人は、仕事が嫌だと思ってしまうのでしょうか。
仕事が嫌すぎる理由は？
仕事が嫌すぎる理由は、人間関係から仕事内容と様々です。
どんなことに悩み仕事を憂鬱に感じるのか、まずはその理由から見ていきましょう。
人間関係に悩んでいる
仕事が嫌すぎる理由として最も多いのが、人間関係の悩みでしょう。
・嫌がらせを受けている
・パワハラやモラハラなどのハラスメント被害にあっている
・職場の人とうまくコミュニケーションがとれない
・苦手な人がいる
・同僚に嫉妬されているもしくは自分がしている
など、職場とはいえ人間関係の悩みは尽きません。
仕事なので嫌でも関わらなくてはいけませんし、解決策がなく悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
働き方に不満がある
働き方に不満があり、仕事が嫌になる人も多いです。
長時間勤務などの過度な労働を強いられることで、体調を崩したり仕事に対する意欲が低下したりすることもあります。
ほかにもプライベートの時間がとれずストレスが溜まるなど、ワークライフバランスの悪さも仕事が嫌になる原因です。
仕事内容に不満がある
仕事内容そのものに不満がある人もいます。
新入社員のころは何もかも新鮮で楽しく思えた業務も、時間が経てば単調でつまらないと感じることはありませんか？
ほかにも自分のスキルがうまく活かせなかったり、ひとりで大量の業務を押し付けられたりなど、思うように働けないことは大きなストレスです。
仕事内容に不満があれば、働くのが辛くなるのも仕方ありません。
正当な評価を受けていない
なかには上司や会社から正当な評価を受けられず、仕事が嫌になってしまう人もいます。
自分のスキルや能力に合った評価、つまりは昇格や給料アップは仕事のモチベーションを保ち続けるために、重要でしょう。
しかし正しい評価を受けられないと「こんなに努力をしたのに何も報われない。時間が無駄になった。」という不満が出るのは、当たり前です。
今の会社でいくら成果を出しても報われない…そう感じれば、仕事も嫌になってしまいます。
モチベーションが不足している
モチベーションが不足することも、仕事が嫌すぎる理由として多いでしょう。
とくに多いのが、30代以降です。
新入社員のときは仕事を覚えるのに必死ですし、数年は新しいことを覚えたり出世を目指したり、モチベーションを安定させることが難しくはありません。
しかし仕事に慣れてきて色々なことを経験する30代になると、新鮮さもなければさらに上を目指す意欲も低下しがちです。
働いている環境が嫌というよりも、働くこと自体が嫌な状態です。
仕事が嫌すぎる時の解決策
ここからは仕事が嫌すぎる時の解決策を紹介します。
心身ともに健康な日々を過ごすために、無理は禁物。
仕事が嫌すぎる人は要チェックの解決策です。
仕事が嫌な自分を責めない
まず1番にお伝えしたいのは、仕事が嫌すぎるのはあなたのせいではありません。
自分を責めないようにしてください。
周りのみんなは楽しそうに働いているのに、キャリアアップしてキラキラしているのに、どうして自分は…そんな風に考えてしまうこともあるでしょう。
しかしあなたが今仕事が嫌すぎると感じるのは、これまで一生懸命に頑張ってきた証拠です。
頑張った結果、疲れてしまっただけなのです。
頑張ったあなたを責める権利は、誰にもありません。
まずは自分を受け入れ、どうすればまた仕事にやる気がでるかゆっくり考えていきましょう。
苦手な人とは一定の距離を保つ
職場に苦手な人がいる場合は、一定の距離を保ちましょう。
無理に気に入られようとしたり、仲良くしようとしたり、あなたが頑張る必要はありません。
合わない人は一定数存在するので、仕方がないです。
仕事ですから関わらなくてはいけない場面も多いです。
しかしあくまでもビジネスパートナーと考えてください。
仕事のときは割り切って接して、それ以外は関わりを減らすなど一定の距離を保つことで、ストレスが減るでしょう。
嫌がらせやハラスメントは相談をする
上司や同僚から嫌がらせ、ハラスメント行為を受けている場合は、会社に相談をしてください。
嫌がらせやハラスメント行為は一歩間違えれば犯罪ですし、相手には適切な処分が下されるべきです。
話ができる上司がいる場合、まずは相談をしましょう。
もし話せる上司がいなければ、社内のコンプライアンス窓口などを利用してください。
もしあなたが相談をしたことでまた相手に何かされるのではないかと不安な場合は、労働基準監督署など、行政機関に相談することをおすすめします。
会社外にも相談できる窓口は存在するので、1人で悩まず相談してみましょう。
リモートワークに切り替える
リモートワークに切り替えるのも、解決策の1つです。
コロナ禍の影響で、リモートワークを実施する企業は増えました。
あなたの会社がリモートワークに対応しているのなら、無理に出勤することはありません。
リモートワークなら苦手な同僚たちと顔を合わせることもありませんし、ストレスを軽減して働きやすい環境が作れるでしょう。
仕事を数日間休む
可能であれば、仕事を数日間休みましょう。
休息をとることでリフレッシュされ、またやる気がでることもあるからです。
休暇中は家で美味しいものを食べながら映画鑑賞やゲームを楽しんだりするのもいいですし、気の知れた友人と飲みに行ったり旅行に行ったりして楽しむのもいいでしょう。
仕事のことを忘れて、自分がリラックスできる休みを過ごしてください。日々の疲れやストレスが発散され、仕事へのモチベーション上昇が期待できます。
愚痴や悩みを話せる同僚をつくる
会社で愚痴や悩みを話せる同僚をつくることは、かなり重要です。
ネガティブな感情を人に話すことで、気持ちが楽になった経験はありませんか？
自分のなかに貯め込んでおくより、話を聞いてもらうほうが楽になれるでしょう。
同僚であればあなたの気持ちや状況をよく理解してくれますから、会社で話を聞いてくれる存在は重要です。
もしそういった存在がいない人は、年齢や立場の近い人を飲みに誘うなどして、何でも話せる相手を1人作ってみましょう。
部署の異動をする
部署の異動をするのも解決策です。
もしあなたが人間関係や正当な評価を受けられないなど、働く環境で悩んでいるのなら、異動願いを出してみる方法もあります。
仕事は嫌だけど今の会社は辞めたくない、そう思っている人におすすめです。
部署を異動することで働きやすい環境を手にいれたり、キャリアアップを目指したりなど、今後のビジネスライフを大きく変えてくれるきっかけになるかもしれません。
まずは近しい上司に相談をし異動したい理由を明確にしてから、異動願いを出しましょう。
仕事を習慣の1つと考える
仕事だからと気合いをいれすぎず、習慣の1つと考えてみるのもおすすめです。
これはあくまで考え方の話ですが、仕事だから真面目に頑張らなくちゃいけない、ミスは許されない、と意気込みすぎると精神的にも肉体的にも不可が大きいです。
しかし仕事を、日々の食事や入浴などと同じ習慣の1つとして考えてみてください。
食事や入浴は頑張ってするものではなく、生活に必要だからしていることですよね。
仕事も同じように、習慣の1つだからと考えれば、肩の力が抜けませんか？
毎日の暮らしのなかでする習慣として仕事を受け入れ、力を入れすぎないことも、ストレスなく働くうえで大切です。
まとめ：仕事が嫌すぎる時は自分を大切に。
仕事が嫌すぎると考える人は、真面目な性格からつい無理をしがちな人が多いです。
生きていくうえで仕事はもちろん大切ですが、まずは健康な体と充実した日々が最優先。仕事だけが人生の全てではありませんから、無理のない働き方を目指しましょう。
仕事が嫌だと感じるのは甘えではありません。
自分を大切にしてくださいね。
今回紹介した解決策を参考に、今後どう働いていくか考えてみてはいかがでしょうか。あなたの人生がより豊かになることを、願っています。