会社に勤めている、仕事をしていれば、誰もが1度や2度は、理不尽だなと感じた出来事があるのではないでしょうか。
私も社会人になってから、理不尽に感じることが増えたな、と思います。
そんな理不尽さについて、今回は具体的にどんな理不尽があったのかを聞いてみました。
似たような経験がある、またはこんな理不尽もあるのか、と感じることもあるかと思いますので、参考にしてみてください。
会社・仕事で理不尽だな、と感じた出来事
早速、みていきましょう。
男性 / 30代前半:私が自殺したらあなたのせいだから
市役所で働いている30代男性です。
今年の四月から税務関係の部署に異動してきたのですがその中の徴収班についていて収めない納税者に対して催告したり預金差し押さえ等をおこなっていて、毎日窓口や電話口で文句を言われる仕事をしています。
怒って窓口や電話口で話される方はまだ良いのですが、この前差し押さえした人が窓口まできて、素直に納税してなくて謝るような方だったのですがいきなり、私もう死にます。と。ん?と思って顔を見ると、私もう差し押さえされたから自殺します。と意味のわからないことを言い出してきました。
その方は差し押さえした所で預金がなくなるわけではないしむしろ納税者の中でも金はあるのに納めないタイプだったのですが、私が自殺したらあなたのせいだからね。と言われ、いやいや。それは理不尽な。と思いました。
女性 / 40代後半:休んでいる人と給料が同じ
前職での給料面についてです。
私には同期入社の方がいましたが、その方は子供がいる関係でしょっちゅう休んでいました。
まあ月1位では休んでいたでしょうね。
それに電話がかかって「子供が悪いから早退する」とかもしょっちゅう。
入社して3か月ほどしてボーナスがあったのですが、何と私とその方のボーナスが一緒だったのです。
私の方がちゃんと出勤しているのにどうして休んでばかりの人とボーナスが一緒なのでしょう。
それに給料だって休んでいない私と休むその人とは全く一緒。
労働基準監督署に言っていきたかったのですが、タイムカードも出勤簿のないので何も証拠がないので言う事は出来ません。
入社した時が年末調整と重なっていてその業務が私一人にのしかかり残業や休日出勤しても手当ても何もなし。
色々な嫌がらせを受けて1年で退職しましたがもっと早く見切りを付ければよかったのかもしれません。
男性 / 20代後半:見ればわかるよね?
上司の説明が全然ないのにうまくできない時に一方的に注意されることに理不尽さを感じます。
先日、新しい部署に配属となり上司から新しい業務について初日に説明を受けるかと思いきや、去年の資料などを見てもらえればわかると思うから、とりあえずやってみて!みたいなニュアンスのことを言われました。
ろくな説明もなく業務がスタートしました。
案の定、お作法がよくわからないままにスタートしてとても時間がかかりながらも上司に資料を提出しました。
すると、何でこんなに時間かかったの?前の資料見ればもっと早くできるよね??と言われてしまいました。
大まかにはわかるが細かいところがわからなかったので同僚に聞きながらやりましたと答えたところ、これだから若いのは…みたいなことを言われてとても理不尽に感じました。
女性 / 30代後半:情報をあえて隠そうとしている
働く上で重要な情報を上司から得られない時期があり理不尽さを感じたことがありました。
私自身が派遣社員ということもあったのかもしれませんが、正社員達の間では重要なこととして共有されている問題が私には伝わってこなかったのです。
場面によっては、私と上司が同じ空間にいるのに上司が情報をあえて隠そうとしているようなこともありました。
後になって正社員側の人から「(その情報について)知らなかったの!?」と驚かれたこともあり、孤独感を覚えました。
ある種のパワーハラスメントであると感じます。
働く上でモチベーションが下がる要因にもなり、職場で円滑なコミュニケーションを取るには情報共有は大切なことだと思いました。
女性 / 30代前半:知らなかったのに怒られる
ある企業のグループ会社に勤めていた時のことです。
本社に1人、異様に報告書の型式にこだわる社員がいて、少しでも自分の意に沿わない書式だと、ねちねち文句を言われました。
なので、その社員に報告書をメールで送る時は、毎回その社員から送られてきた最新の書式を確認してから、送るようにしていました。
ところがある時、報告書を送ったら「これは古い書式だ!」と怒りの電話が。
ですが、何度確認しても、私が送った報告書に使った書式が最新のもの。
そう説明しても「そんなわけない、新しい書式で新入社員も送ってきてるのに、年数の多いお前ができてないとかおかしいと思わないのか?」と嫌味をいう始末。
ですが、新入社員に確認したところ、最新の書式とやらは新入社員にだけ送られていて、私も含めたそれ以外の社員には送られていませんでした。
特定の社員にだけしか連絡していなかったくせに、一方的に怒られて、本当にイライラしました。
女性 / 30代前半:言われた仕事を押し付けてくる
入社してまたそれほど日が経っておらず、研修中だったにも関わらず上司から仕事を言い渡された先輩に、その仕事をほぼ丸投げされました。
当然やり方もわからず聞きましたが対して教えてもらうこともできず、昔の資料を見たりしてなんとかやり終えて先輩に渡しました。
先輩はそれを自分がやったかのような顔で上司に提出したようでしたが、やったことがない私がやったので当然ミスもたくさんあり上司に叱られたようでした。
それを私に対して文句を言ってきて、教えてもいないしましてや自分が言われた仕事を押し付けておいて、よくそれで文句が言えるなと呆れました。
そのことで怒られるのも理不尽で本当に納得がいかない出来事になりました。
女性 / 30代前半:すべてのミスの責任を私ひとりに押し付けられた
私が会社で働いていて理不尽だと感じたことは取引先の仕事でミスが発覚した時にミスの責任をすべて私ひとりに押し付けられたことでした。
ミスが起きた原因は私ひとりのせいで起きたのならそれでも仕方ないと思います。
ただ、社員全員でミスがないかチェックをするようになっていたのにそれでもミスが起きたことに対して全体で責任を取るということをしないで、すべてのミスの責任を私ひとりに押し付けられたのは本当に理不尽だと思いました。
そのため私ひとりで取引先に行って取引先の社長夫人に叱られるという羽目になったというのがありました。
全員でミスがないかチェックしてそれでもミスがあることを見つけることができなかった以上私ひとりにミスを押し付けるのはあり得ないと思いました。
男性 / 40代前半:自分自身が仕事を多くを引き受ける
ファミレスの店長としての愚痴です!
人件費を削りながら運営する仕事は、非常に大変で長時間労働が必要でした。
最初は効率的なスケジュールを立てて、スタッフの働き方を最適化しようとしました。
しかし、限られた予算内で十分なスタッフを確保することが難しく、自分自身が多くを引き受けることが日常的になりました。
日々の業務は朝早くから深夜まで続き、休日もほとんど取ることができませんでした。
その結果、仕事とプライベートのバランスが取りにくく、身体的・精神的な健康に影響を及ぼしました。
また、スタッフとのコミュニケーションも難しくなり、モチベーションの低下や高いストレスレベルが常態化しました。
長時間の労働と人件費の削減により、スタッフの離職率も上昇し、新しいメンバーを採用・訓練する時間も必要でした。
適切なスタッフの配置とトレーニング、労働時間の配分の重要性です。
長時間労働は持続不可能であり、スタッフの健康とワークライフバランスを考慮しなければならないことを痛感しました。
女性 / 20代前半:上司より部下の方が働いていたり、実力がある人が多い
1つ目は、私の上司がパソコンを使えなくて、分からないことはまず調べるということがなく、私に依頼をしてきてエクセルの資料を使って自分が作ったように資料を使って、感謝もされずに会議で説明をして上司に評価されていたこと。
急に資料を依頼されることが多かったので、バタバタせずに資料を作成していたり、仕事が増えた分残業時間が増えて、上司の方が先に帰るということも度々ありました。
2つ目は、年功序列で成果主義ではないので、上司より部下の方が働いていたり、実力がある人が多かったことです。
仕事ができる人でも若いからと言って役職につくのは難しく、給料も上がらなくて上に上がるのには時間がかかるので、やめていく人も多かったです。
女性 / 20代前半:仕事をしていない上司がストレス
部署内で一番経験年数が浅いことと、一番若いこともあり、仕事の配分がおかしい。
明らかに私の業務量が多く、他の人は業務量が少ない。
表向きは、若い人にいろいろと経験させて、幅広い知識を身に付けてほしい。みたいなことを言っているみたいだが、仕事を押し付けているように、こちらとしては感じてしまっている。
経験させたい、と上から言っている割には、わからないことなどを質問しても有益な回答は返ってこないことが多い。
スマホをいじっている時間が多かったり、インターネットで仕事とは関係ないことをしていることは明確。
その割には残業をしていて、しっかりと時間外手当を申請している。
本当に忙しくて残業している私からしたら、ストレスでしかない。
36協定で残業減らすようにとは言うが仕事の調整はしてくれない。
幸い収入は残業代も含めて良い方なので、ある程度稼いだら、有給全て消化して、引き継ぎせずに辞めるつもりでいる。
女性 / 40代後半:都合の良い使われ方をしている
私が理不尽だと感じていたのは、というか私たちといったほうが良いのかもしれませんが。私はある地方自治体非常勤職員をしておりました。
いわゆる会計年度職員です。
私たちの身分はあいまいで形は公務員ですが、契約社員です。
また、職員とは区別されており、私たちのほうが下の立場になっています。
部署には私たちのような人たちが働いているのですが、全職員対応となっているもので、職員向けとなっているものに対しては、私たちは数の中には入っていません。
しかし、全員動員の場合のみ、(部署内で何か作業があるときのみは私たちは人数にカウントされており、作業対象になります)また、部署内で一緒には仕事をしているのですが、人事の話などは職員には話が入っているのですが私たちには教えてはもらえません。
なので、業務上必要な情報が私たちには知らされず、結構肩身は狭いです。
非常勤職員なので文句も言えませんが。都合の良い使われ方をしているなと本当に思っていました。
男性 / 40代前半:ミスの揉み消し依頼
私は総務課事務を担当し、その中で法務に携わっています。
建設コンサルタントを業種とする会社で働いています。
技術的に高度な内容が問われることも多く、客先から苦情を受けることも多いです。
残念ながら設計ミスが生じる事もあります。
その中で、法務の存在価値を勘違いしているのか、揉み消しを依頼されることがありました。
法務だから、何か抜け穴を知っているのではないかと思われているようです。
本来コンプライアンスを守る部署なのですが、法律の抜け穴を知っているのが法務と考えられていました。
君が何とか丸くおさめてよ、そのための法務でしょと言われた時はがっかりしましたし、理不尽さに憤りも感じました。
謝罪も含めてトラブルをごまかすことを押し付けられることがあります。
まとめ:会社・仕事をしていれば理不尽はある・・
ここまで、リアルな会社・仕事についての理不尽さについてみてきました。
時には理不尽さに耐えなければならないこともありますが、度が過ぎて場合もあります。
その行き過ぎた理不尽さのせいで、心身がダメになってしまう人を何人もみてきました。
「これは、流石におかしい」と感じた場合は、そこから勇気を持って離れましょう。
あなた自身の心身の健康が何よりも大事です。