留年は就活に影響するの?留年理由で就活に有利にも不利にもなります!【徹底解説】

この記事はこんな人におすす

  • 大学を留年した人
  • 就活を控えている人
  • 留年して就活が不安な人

人材会社で働いていた際、「大学で留年すると、就活に影響するの?不利になる?」と大学生からよく聞かれましたので、この質問に対する回答をこの記事でしていきます。

 

大学留年とは?

就活留年

ご存知なのでいうまでもないかも知れませんが、念のため大学留年について触れておきます。

4年制の大学であれば、当たり前ですが通常は4年で卒業します。

しかし留年をすると4年ではなく、5年6年と大学に通うことになります。

大学によって異なりますが、単位が足りなくても4年生までは留年せず、卒業できずに4年生で留年するパターンと、1〜3年生でも単位を落とした時点で留年になるパターンがあります。

留年の種類については後ほど別途触れます。

 

留年って就活に不利になるの?

結論からいうと、基本的には大学留年が就活で不利になることは少ないと感じます。

留年自体というよりは、留年の理由が就活に影響するかどうか決まります。

ただ、流石に3年以上留年すると、不利にならざるを得ません。

周りをみると、3年以上留年する人は、大抵そのまま大学を退学する傾向があります。

 

留年と就活についての世間の声

 

 

 

 

留年しそうな人や留年で就活が不利になると考えている方が多いですね。

例えば、2020年の箱根駅伝をみていて思い出したのですが、青山学院大学の竹内選手は大学4年生の頃、怪我をして箱根駅伝に出場できず、どうしても出場したいので1年留年して2020年の箱根駅伝に出場していました。

このような前向きな留年であれば、むしろ就活にはプラスですよね。

 

就活以外の理由で留年する人が多い

世間の声をみると、就活以外の理由で留年する人もいることがわかります。

そして、留年すると、就活へのやる気が削がれてしまうこともあるようです。

逆に、留年や浪人をしても就活を成功させた人もいるので、人によって留年と就活の関係の大小は、変わってくることがわかります。

 

留年の理由

留年の理由にはどのようなモノがあるでしょうか。

・やりたいことがある

・大学がめんどくさい、怠惰

・就活のための留年

 

留年の理由1:やりたいことがある

留年の理由がやりたいことがある場合、むしろ就活においてプラスに働くケースが多いです。

留学、起業、ビジネス、バックパックなどがよく聞く理由ですが、これらに目的が伴っていれば、他の就活生とは被らない希少な就活ネタになりますので就活の面接で無双できるかもしれません。

さらにそのやりたいことの実績が明確であればあるほどプラス要素は大きいです。

留学であれば英語の能力が上がった、バックパックであれば世界の風景を集めたインスタを開設し、フォロワーがかなり増えたなど。

実績は就活においてかなり重要視される点です。

留年の理由2:大学がめんどくさい、怠惰

留年の理由として、意外と多いのが単純に大学に行くのがめんどくさい・怠惰です。

僕も大学はストレートで卒業して当たり前と考えている人なので大学入学時はそんな人いないだろうと思っていたのですが、周りを見ると多くて驚きました。

自分のお金で大学に行っている人ならいいのですが、親のお金で行っているのにめんどくさいや怠惰で留年するのはちょっと理解できないかもです、、、。

それなら最初から大学に行く必要はないのでは?

留年の理由3:就活のための留年

就活であまりうまくいかなかっためもう一年就活をするために留年することです。

意外と高学歴の人に多い印象です。

自分はいい大学に入ったのだからいい企業に行けるはずだというプライドを捨てきれない就活をしてしまうのです。

 

留年理由が怠惰でも就活では言い訳できる

正直、留年の理由がやりたいことのためではなく、ただの怠惰だとしても何か理由をつけて、就活を乗り切る事はそんなに難しくはないでしょう。

これは正直あまりよくないアドバイスなのかもしれませんが、就活の面接で「留年理由はなんですか?」と聞かれた時の返しを何かに理由をつけて自分なりに考えておけば、切り抜けることができます。

就活生は皆、面接で盛り放題なので少し盛っても全然気になりませんし、面接官が嘘を見抜くのは非常に難しいです。

 

留年しないためにすべきこと

留年は就活で不利になることは少ないと説明しましたが、特別な理由がないのなら留年せずストレートで卒業した方がもちろん良いです。

故意ではない留年をしないためには何をすべきなのでしょうか。

・卒業規定の確認

・大学の近くに住む

・大学卒業が今後役に立つことを理解する

・留年しても周りの友達は卒業する

 

留年しないために1:卒業規定の確認

各大学によって卒業の規定が異なりますので入学して大学生活に慣れてきたら必ず確認するようにしましょう。

卒論が必須だったり、卒業のために必須な授業もあるかもしれません。

4年生になった際に気づいても取り返すのが手遅れな場合もありますのでお気をつけください。

高校までと違い、大学は自分で情報を取りに行かないと何も与えてくれません。

留年しないために2:大学の近くに住む

留年しないためには授業に出ることは必須です。

これは僕が大学生の頃に実際に利用した手段なのですが、家と大学が遠いとどうしても授業に出席する気が失せてしまいます。

そのため、2年生時に学校から徒歩圏内に引越しをして、無理矢理授業に出席するようにしました。

この効果は抜群で。2年生からはほぼ単位を落とした記憶がないです。

留年しないために3:大学卒業が今後役に立つことを理解する

大学卒業が社会に出てから大きな意味を持つことを理解して欲しいです。

高校卒業、大学中退、大学卒業では社会人になってからの扱いが大きく異なります。

一例を挙げると、転職する際多くの求人には必須要件として「大学卒業」が書かれています。

大学を卒業していないとどれだけ優秀でも選考すら受けられないのです。

留年しない事が1番。たとえ、大学を留年してもなんとか卒業までこぎつけましょう。

怠惰で大学中退は非常にもったいないです。

 

留年しないために4:留年しても周りの友達は卒業する

当たり前の事ですが、自分が留年しても友達も留年するわけではないので留年した1年は友達だけ卒業して自分1人だけ大学にもう1年残ることになります。

友達がほとんどいない状態になるので今までどおりの大学生活ができるわけではありませんので苦痛な留年になることを覚悟してください。

飲み会に行っても皆社会人の話をしているのに自分だけ入っていけないことも・・・。

そんな大学1年間って楽しいですか?

それならストレートで卒業した方がよっぽどいいですよね。

 

まとめ:留年は基本的には就活に影響しない

繰り返しになりますが、留年の就活への影響は少ないです。

ただそれは留年の理由によるところが大きく、何かやりたいことのための留年であればむしろ就活ではプラスに働くことも多いでしょう。

怠惰による留年の場合は、何か留年理由をつけて就活に臨むしかありません。

やりたいことが特にない人が留年せずストレートで大学を卒業するのがオススメです。

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