「埼玉しごとセンターのセミナーは求職活動実績になる?」
「失業保険の認定に使えるのか不安…」
そんな悩みを抱えていませんか。
ただし、申し込み方法・参加証明書の提出・対象となるセミナーの種類など、認定のための条件があるため、押さえるべきポイントを理解することが大切です。
この記事では、埼玉しごとセンターのセミナーが実績として認められる理由、申告の方法、提出書類、注意点をわかりやすく解説します。
あわせて、センター以外で効率よく求職活動実績を積む方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 埼玉しごとセンターのセミナーが求職活動実績として認められる理由
- 実績として申告するための流れと必要な参加証明書
- 埼玉しごとセンター以外で実績を作れる行動
- オンラインで効率よく求職活動実績を積むための方法
結論:埼玉しごとセンターのセミナーは求職活動実績として認められる
埼玉しごとセンターのセミナーは、ハローワークでも正式に「求職活動実績」として認められます。
埼玉県が運営する公的な就職支援機関で、再就職に向けた行動をサポートする内容になっているためです。
厚生労働省の資料でも、以下のように「仕事探しを積極的におこなっていることを確認できる活動」が求職活動実績にあたると明記されています。
雇用保険の基本手当を受給するには、仕事探しを積極的に行っていることが必要となりますが、そのことを客観的に確認できる活動の実績を「求職活動実績」といいます。
さらに効率よく実績を積みたい人は、リクルートエージェントの「オンラインセミナー」や「キャリアアドバイザー面談」と併用すると良いでしょう。
自宅にいながら実績を作れるため、時間を有効に使いながら転職活動を進められますよ。
埼玉しごとセンターとは

出典:埼玉しごとセンター
埼玉しごとセンターは、埼玉県と国(ハローワーク)が連携して運営する公的な就業支援施設です。
年齢・経験・離職期間など、一人ひとりの状況に合わせた相談・セミナーを無料で利用でき、再就職を目指す人が効率よく動き出せる環境が整っています。
埼玉しごとセンターの特徴
- 県とハローワークが連携し、就職支援サービスを無料で利用できる
- 若者・ミドル・シニア向けに専門相談員が対応し、年齢に合った支援を受けられる
- 履歴書添削・面接練習・企業説明会など、就職支援メニューが豊富
- オンライン相談・オンラインセミナーに対応し、自宅から利用できる
- 県外在住者でも利用でき、誰でも申し込みが可能
履歴書の添削、模擬面接、職業相談、オンラインセミナーなど、就職活動に必要なサービスを一通り無料で利用できるため、初めての人でも安心してスタートできますよ。
埼玉しごとセンターで参加できるおすすめのセミナー

埼玉しごとセンターでは、年齢や働き方に合わせて選べるセミナーがたくさん用意されています。
ここでは、埼玉しごとセンターで参加できるおすすめセミナーのセミナーに関して詳しく説明します。
埼玉しごとセンターで参加できるおすすめセミナー
39歳以下が対象:若年者向け支援セミナー
若年者向けセミナーは、初めての就職・転職に挑戦する人が、基礎から安心して学べる内容になっています。
就職活動の進め方、自己分析、企業研究、ビジネスマナーなど、仕事探しの土台を一気に整えられるプログラムがそろっており、正社員経験が少ない人でも参加しやすいのが特徴です。
若年者向けセミナーで学べること
- 就職活動の流れ・自己分析の基礎
- 求人票の読み方、職種理解、業界研究の方法
- ビジネスマナー・コミュニケーション
- ストレス管理や生活リズムの整え方など就活の土台づくり
直近では、以下のミドル向けセミナーが開催されています(※一部抜粋)。
開催例
- 「なんとなく」からの卒業!自分にピッタリな仕事の見つけ方
- 社会人基礎力講座:傾聴力トレーニング・強み引き出しセミナー
- 知っておきたい!働き方の選択肢・マネープラン講座
- 就活マナー講座/印象アップ講座/質問力セミナー
- オンライン企業説明会(白水興産・東ハト・新井工業ほか)
詳しくは、公式サイトのセミナー・イベント情報をご確認ください。
40〜59歳が対象:ミドル世代向け就職支援セミナー
ミドル世代向けセミナーは、これまでの経験をどう強みに変えるかを学べる、実践的な内容が特徴です。
40歳〜59歳の転職では、若手と異なり「即戦力性」や「再現性のあるスキル」が重視されるため、経験の棚おろし・言語化・書類表現の精度が大切です。
ミドル世代向けセミナーで学べること
- 経験の棚おろし・強みの言語化を行う「自己理解セミナー」
- 書類選考の通過率を高める「職務経歴書・履歴書の書き方講座」
- 採用担当者の視点を踏まえた「面接対策・コミュニケーション講座」
- 求人票の読み方・企業研究など次のキャリアを描くための基礎
直近では、以下のミドル向けセミナーが開催されています(※一部抜粋)。
開催例
- 就職活動の基本~成功するための7つの秘訣(オンライン)
- 自分の強みを生かす!求人票の読み解き実践(深谷開催)
- 世代を超えて信頼を築く!伝わるコミュニケーション講座
- 「企業と自分の重なり」を見つける実践ワーク
- 地元企業魅力発見セミナー(川越・熊谷・行田ほか)
埼玉しごとセンターでは、キャリアの棚おろしから書類・面接対策まで丁寧にサポートしてくれるため、ブランクがある人でも安心して準備できるでしょう。
60歳以上が対象:シニア向け再就職支援セミナー
シニア向けセミナーは、60歳を過ぎても、自分のペースで働き続けたい人が安心して準備できる実践型のプログラムです。
埼玉しごとセンターでは、これまでの経験をどう活かすか、どんな働き方が可能かを整理しながら、無理のない再就職につなげるサポートが受けられます。
シニア向けセミナーで学べること
- これからの働き方を考える「キャリア・ライフデザインセミナー」
- 書類通過率を高める「履歴書・職務経歴書の書き方講座」
- 応募先を広げるための「求人票の読み方・求人研究講座」
直近では、以下のミドル向けセミナーが開催されています(※一部抜粋)。
開催例
- シニアのためのキャリア・ライフデザイン(川越・オンライン)
- シニア向け ChatGPT 活用入門セミナー
- 福祉業界就職応援オンラインセミナー
- 就活マナー講座・印象アップ講座(オンライン)
埼玉しごとセンターなら、キャリアコンサルタントが経験・健康状態・生活リズムまで丁寧にヒアリングし、働き方の選択肢を一緒に考えてくれます。
求人検索・相談・セミナー・面接対策まで一貫してサポートしてくれるので、初めての再就職でも安心して進められますよ。
埼玉しごとセンターのセミナーを求職実績として申告する流れ
埼玉しごとセンターのセミナーは、申し込みから申告までの手続きがシンプルで、初めての人でもスムーズに進められます。
ここでは、申告までの手順を4つのステップに分けてわかりやすく紹介します。
セミナーを実績として申告する流れ
ステップ1:埼玉しごとセンターのセミナーを予約する

出典:埼玉しごとセンター
埼玉しごとセンターのセミナーは、事前予約が必須です。
興味や目的に合ったテーマを選び、開催日時を確認して早めに申し込みましょう。
セミナー予約の流れ
- 埼玉しごとセンター公式サイトで「セミナー・イベント情報」を開く
- 参加したいセミナーの詳細ページを選び、案内文を確認する
- 案内文に記載された方法(予約フォーム・電話・メールなど)で申し込む
- 初めて利用する場合は、必要に応じて利用者登録をおこなう
- 開催日前日に、会場・持ち物・接続方法(オンラインの場合)を再確認する
希望に合うテーマを見つけたら、早めに申し込むと安心ですよ。
ステップ2:セミナーに参加する
埼玉しごとセンターのセミナーは、対面・オンラインのどちらで受講しても求職活動実績として認められます。
当日は、出席確認や証明書の発行に必要な手順があるため、流れを押さえてから参加しましょう。
参加時のポイント(対面・オンライン共通)
- 開始時間の10〜15分前には会場またはZoomに入る
- 本人確認(顔・名前または利用者番号)が求められる
- セミナー中は基本的に途中退出NG
オンライン参加の場合は、証明書発行のために「本人確認」+「カメラオン」が必須です。
オンライン参加の流れ
- 開始30分前からZoom入室可能
- 表示名は「利用者番号(6〜7桁)」に設定
- 開始15分前に、顔と番号の出席確認がおこなわれる/li>
- 講義中はチャット機能を使用することがある
- 終了後、案内されるアンケートに回答
出典:埼玉しごとセンター
事前に設定をチェックしておくと安心ですよ。
ステップ3:参加証明書を受け取る
セミナー参加後は、失業認定で必要となる「求職活動実績の証明書(参加証明書)」を必ず受け取りましょう。
受け取り忘れがあると、実績として認められない可能性があります。
参加証明書の受け取り方
- 対面セミナー:会場の受付でその場で配布される
- オンラインセミナー:終了時に案内されるアンケート回答後、メールでPDFの証明書が届く
- 一部セミナーでは、郵送で届く場合もある
特にオンラインは「アンケートに回答しないともらえない」ため注意してください。
証明書はスマホで撮影してデータ保存しておくと安心です。
ステップ4:失業認定申告書に記入してハローワークに提出する
最後に、セミナーで受け取った参加証明書の内容をもとに、失業認定申告書へ正確に記入してハローワークへ提出します。
失業保険の受給を継続するには、認定日ごとに「どんな求職活動をおこなったか」を明確に報告するのが重要です。
記入漏れや日付の誤りがあると、実績として認められない場合もあり、再提出になるケースもあります。
提出前のチェックポイント
- 活動日が正しく記入されているか
- セミナー名が公式名称と一致しているか
- 活動内容の欄が空白になっていないか
- 参加証明書の内容とズレがないか
特に日付やセミナー名があやまっていると、求職活動実績として認められない可能性があるので注意してください。
不安な場合は、失業認定申告書を提出する前にハローワークに相談もできますよ。
埼玉しごとセンターでセミナー以外に求職活動実績を作る方法
埼玉しごとセンターではセミナー以外でも、埼玉しごとセンターを活用すれば求職活動実績を作れます。
ここでは、埼玉しごとセンターでセミナー以外に求職活動実績を作る方法を詳しく紹介します。
セミナー以外に求職活動実績を作る方法
キャリアカウンセリング・個別相談を受ける
埼玉しごとセンターでは、専任のキャリアコンサルタントが一人ひとりの状況に合わせて相談やアドバイスを実施しています。
就職活動のつまずきや不安を整理しながら、最適な進め方を一緒に考えてもらえるため、初めて活動する人でも安心です。
相談でできること
- 就職活動の進め方の相談
- 自己分析のサポート
- 業界・職種研究のアドバイス
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 模擬面接や面接アドバイス
キャリアコンサルタントとの個別相談は、求職活動実績として認められるうえに、応募書類や面接対策にも直結します。
つまずいているポイントが明確になるため、まず最初に受けておくのがおすすめです。
求人情報の閲覧・応募をおこなう
埼玉しごとセンター内には、ハローワークの求人を検索できる専用端末が設置されています。
勤務地・給与・勤務時間・雇用形態など細かい条件で求人を探せるため、希望に合う仕事を効率よく見つけたい人に便利です。
紹介状の発行が必要な求人に応募したい場合は、センター内の「ハローワークコーナー」または「ミドル世代支援コーナー」で手続きできます。(40歳〜59歳の人は専用窓口の利用も可能)
利用できるサービス
- 求人情報検索端末を使った求人探し
- 紹介状の発行手続き
- 応募方法・企業選びの相談
※ハローワークコーナー、ミドル世代支援コーナー、求人情報検索端末の利用は平日のみです。
気になった求人があれば、すぐに紹介状の手続きまで進められるので、その日のうちに応募準備まで整えられるのが便利です。
業界研究・企業説明会に参加する
埼玉しごとセンターでは、特定業界の特徴や働き方を深く理解できる業界研究会や、企業の魅力を直接聞ける企業説明会を定期的に開催しています。
セミナーとは違い、実際の企業担当者の話を聞き、働くイメージを具体化できる点が魅力です。
参加するメリット
- 企業側の「採用背景」や「求める人物像」を直接聞ける
- 求人票ではわからない業務内容や職場の雰囲気を知れる
- 関心のある業界の比較ができ、応募する企業の選定がしやすくなる
- 参加するだけで求職活動実績としてカウントされる
企業から直接話を聞くと、自分に合う仕事のイメージがクリアになるため、応募先に迷っている人にもおすすめですよ。
埼玉しごとセンター以外で求職活動実績を作る方法
ここでは、埼玉しごとセンター以外で求職活動実績を作る方法を詳しく紹介します。
埼玉しごとセンター以外で求職活動実績を作る方法
ハローワークの職業相談・セミナーを活用する
ハローワークの職業相談やセミナーは、年代・属性を問わず確実に求職活動実績として認められる代表的な方法です。
職員との面談では、応募先の方向性整理や書類の改善点など、就職準備に必要なノウハウをまとめて確認できます。
求職活動実績として認められるポイント
- 窓口でのキャリア相談は、そのまま実績としてカウントされる
- 書類添削や応募準備の個別相談も実績として認められる
- 面接対策・就活セミナー・企業説明会などのイベント参加も実績になる
- 修了証が出るオンラインセミナーは実績として扱われる場合がある
- 新卒・若者・女性(マザーズ)・福祉などの専門窓口での相談も実績対象
迷ったらまず相談すれば、書類・面接・求人探しまで一通りサポートしてもらえるので安心ですよ。
転職エージェントのオンラインセミナーに参加する
在宅で受講できる転職エージェントのオンラインセミナーは、求職活動実績として認められやすい方法のひとつです。
リクルートエージェントでは、転職活動の基礎から自己分析、面接対策まで、幅広い無料セミナーやイベントが用意されています。
全国どこからでも参加できるオンライン開催が中心で、仕事や家事の合間でも実績が作りやすいのが魅力です。
求職活動実績として認められる主なセミナー
- 転職活動の基本や応募書類の書き方を学べる「初心者向けセミナー」
- 面接官の視点を知れる「面接対策セミナー」
- 業界別の最新動向を学べる「業界別キャリアセミナー」
オンラインで完結するセミナーは、移動時間もかからず、受講後のメールが「参加証」としてハローワークで実績に認められる場合があります。
複数回受けることで理解が深まるため、応募準備と実績づくりを同時に進めたい人にぴったりですよ。
民間のオンラインセミナーやリクルートエージェントの評判について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
埼玉しごとセンターのセミナーに関するよくある質問
ここでは、埼玉しごとセンターのセミナーに関して抱きやすい質問に回答します。
セミナーは当日飛び込みで参加できますか?
基本的には事前予約が必要です。
空きがある場合に限り当日受付可能な場合もありますが、確約はできません。
セミナーの開催場所へはどのようにアクセスすれば良いですか?
開催場所は埼玉県内の複数地域で実施され、会場情報には「アクセスマップ」や建物のフロア案内が掲載されています。
はじめて利用する方は、公式サイトの「所在地一覧」や地図リンクをご覧いただくとスムーズです。
人材関連のセミナーは初心者でも参加できますか?
参加できます。
人材戦略・職場スキル向上など専門的な内容でも、初心者向けの基礎解説が含まれていることが多く、どなたでも参加しやすい内容です。
セミナーについて質問したい場合、どこに問合せすれば良いですか?
公式サイトの「問合せ」ページに各事業コーナーの窓口情報(電話番号や受付時間)がまとまっています。
内容に関連した担当部署につながるため、申込み方法・当日の流れ・オンラインサービスの利用方法など、気になる点は気軽に相談できます。
セミナーの申込み状況や空き枠はどこで確認できますか?
公式サイトのセミナー一覧」ページで、開催日時・残席状況・申込み可否を確認できます。
合同企業説明会や人材関連セミナーなど、種類ごとに絞り込みもできるため便利です。
セミナー資料やスライドは後からダウンロードできますか?
一部のセミナーでは、事前または終了後に資料のダウンロードリンクが提供されます。
内容に関連する参考資料やリーフレットが配布される場合もあります。
セミナー内容が自分に合っているか事前に確認できますか?
各セミナーの詳細ページに、対象職種・目的・人材育成テーマなどが明記されています。
不安がある場合は、問合せ窓口で内容やレベル感を確認することも可能です。
オンラインセミナー中に途中退席したら実績になりますか?
原則、セミナーを最初から最後まで受講しないと実績とは認められません。
失業認定申告書にはどのようにセミナー内容を記載すればよいですか?
失業認定申告書には「就職支援セミナー受講(埼玉しごとセンター)」と簡潔に記載しましょう。
複数のセミナーを同じ日に受けたら、その分実績も増えますか?
基本的には1日1回の活動としてカウントされます。
受講したセミナーの内容によっては2回カウントできる場合があるので、詳細はハローワークに確認してください。
セミナーに参加したことをハローワークに確認されたりしますか?
原則、ハローワークが埼玉しごとセンターに確認はしません。
ただし、不正受給が疑われる場合に確認が入るケースが稀にあります。
埼玉しごとセンターで求職活動実績を着実に積み、失業手当を安心して受け取ろう
「まずは実績をどう作ればいい?」と考えている段階なら、埼玉しごとセンターのセミナーから始めるのがもっとも手軽で確実です。
年齢別に最適化されたセミナーや個別相談を活用すれば、自己分析・応募準備・面接対策まで一通り整えられます。
そのうえで、実際の求人応募や企業選びを進めるなら、リクルートエージェントを併用すると、選択肢が一気に広がるでしょう。
この記事のまとめ
- 埼玉しごとセンターのセミナーは求職活動実績として認められる
- 若者・ミドル・シニア向けなど、年代別の支援が手厚い
- オンライン・対面のどちらでも実績を作りやすい
- 求人応募を進めるなら、求人数No.1のリクルートエージェントとの併用が効果的
