就活のやり方がわからない!人材会社出身者が自己PR・面接について教えます。

就活相性

就活がもうすぐ始まるけどイマイチよくわかっていない、、、

正直、就活に不安ある、、、

と感じている学生も多いのではないのでしょうか。

今回はそんな学生のみなさんの就活がより良い方向に進むために参考にして欲しいことをまとめましたのでご覧ください。

 

 

就活のやり方以前に就活は相性

ここから就活のやり方についての解説をしていくのですが、1つ心に留めておいてほしいことがあります。

前提として、就活を大きく左右するのは企業と学生の相性だと私は感じています。

これから紹介する就活テク(やり方)はあくまでそれをサポートする役割だと認識いただければ幸いです。

比率でいうと、相性7割、就活テク(やり方)3割です。

就活のやり方がどれだけ凄かろうと志望する会社との相性が悪ければ選考に落ちます。

相性については就活のやり方をどう改善しようとどうにもならないとして、相性以外の要素で落ちるのは勿体ないので、今回それを排除するための就活テクを伝授します。

 

 

就活のやり方って何があるの?

就活テクの前に就活のやり方といいますか、企業を見つける方法を先に紹介します。

就活のやり方が大手就活ナビだけだと思っている方がいればそれは大間違いですよ。

・就活ナビ

・就活エージェント

・就活インターン

・就活イベント

・逆求人型サイト

 

就活ナビ

就活ナビが就活の手法としては1番有名ではないでしょうか。

サイトに新卒を募集している企業の求人が多く掲載されていて、そこから気になる企業に応募し、選考を受けます。

具体的なサイトでいうと、リクナビやマイナビです。

 

就活エージェント

転職エージェントxっつえ聞いたことありませんか。

転職時に人材会社のキャリアアドバイザーに相談して、求人を紹介してもらう方法です。

それの就活版がここ最近かなり盛り上がりを見せています。

リクルートやマイナビなどの大手人材会社も就活エージェントサービスを行っています。

 

就活インターン

新卒採用を募集している長期のインターンに行き、内定を獲得する方法です。

企業としてもインターンの場合、実際に仕事をしてもらうので、間近で学生の能力を判断することができる上、社員になった際も一から教える必要がないのでインターンからの採用は非常に強化しています。

 

就活イベント

合同説明会も就活イベントの1つですが、ここでいう就活イベントはもう少し規模の小さいものになります。

20社程度が参加し、学生は企業のプロフィール、企業は学生のプロフィールを見て、お互いにマッチすれば、選考に進むような形式です。

現在はコロナウイルスの影響もあり、イベントは少ないですが、実際に会って話すことでわかることも多く、書類ではなく、人柄で判断できるというメリットもあります。

 

逆求人型サイト

逆求人型サイトとは、学生がサイト上に自分のプロフィール(履歴書のようなもの)を入力し、公開します。

その情報を見て、興味を持った企業が学生にサイト上で連絡をし、学生も企業に興味を持てば、選考へと進みます。

就活ナビとの違いは、「学生が企業を選ぶ」のではなく、「企業が学生を選ぶ」点です。

自分がどんな企業から興味を持たれるのか知りたい学生や自分で求人を探すだけではなく、いろんな形での企業との出会いを求めている学生にはおすすめです。

 

 

就活がやり方がわからない理由

就活がやり方がわからない(うまくいかない)理由は、人によっても異なりますが、理由になりえることを挙げます。

順にみていきましょう。

大学生活にアピールできるものがない

就活で他学生と差をつける箇所は、強みのアピールです。

この強みは、学生時代の何かしらの経験から出てくることが多いので、この経験がアピールできなければ、なかなか面接を突破することは難しいです。

アピールできることがないと、自信も無くしてしまいます。

もしアピールすることが出てこなければ、徹底的に自己分析するようにしましょう。

・就活サイトの自己分析ツールの利用

・自己分析本を買う

・友達と話す

・今までの人生を紙に書いて見える化する

など方法がいくらでもありますのでやるかやらないかだけです。

 

最低限のマナーができていない

ここでいう最低限のマナーとは、

・清潔感のある服装

・清潔感のある髪の毛

・丁寧語や謙譲語が使える

・相手を敬う態度

などを指しております。

これらができなければ、どんなに優秀でも面接では嫌われる傾向にあります。

 

やる気がない

これは当たり前のことですが、就活に対しての意欲がなく、

・説明会に行かない

・履歴書を書かない

・選考を受けない

・自己分析をしない

・SPIの勉強をしない

などそもそも就活を頑張る気がなければ、良い就活はできません。

あなたがとてつもなく優秀な場合、行きたい1社のみにエントリーし合格をもらい就活を超短期間で終えられるかもしれません。

ただ、そうではない場合はそれなりの努力をしなければ良い就活結果は生まれません。

その結果、自分の望み通りの企業に行けず、悶々とした社会人生活をスタートさせることにつながります。

 

始めるのが遅い

まだ時間あるからいいや、と就活を後回しにしているとうまくいかない可能性が高まります。

業界によっては選考時期は早いので、気づいた時には終わっていることも、、、。

遅く始めるのではなく、早く始めて早く終わらせるのが理想です。

就活が早く終わればスッキリした気持ちで卒業旅行などにも行くことができます。

 

就活手段を知らない

就活する手段はリクナビやマイナビなどの大手就活ナビサイトだけだと思っていませんか。

僕の就活時代(2013)は確かに「リクナビ」「マイナビ」といった大手就活ナビしか就活の方法がありませんでした。

その数年後に逆オファー型の就活サービスが出てきました。

リクナビやマイナビを利用してればOKと考えていた企業も、ここ最近は「就活ナビ離れ」という言葉があるようにナビサイトを利用しない新卒採用スタイルをとり始めています。

おすすめの逆オファー型就活サービスについては後ほど紹介します。

 

 

就活のやり方がわからないなら試して欲しいこと

就活挑戦

では、早速、就活のちょっとしたやり方をご紹介していきます。

順に解説していきます。

全ての企業に第1希望(内定いただいたら入社します)と言う

これは本来良くないことです。

そうでしょ?だって嘘つきですもん。

ただ、今の日本の就活システムは正直さが不利になります。

企業は自分の企業への志望度が低いと感じた学生を余裕で落とします。

正直に「御社は第2希望です」なんて言えば落ちる確率はぐーんとあがります。

よほど優秀な学生であれば受かりますが、優秀でもない志望度も高くない学生の場合は、「ほな、落とすか」となります。

こんなテクニック教えるなよという方もいるでしょう。

そのような方は、このテクニックを無視して大丈夫です。

誠実に就活をしてください。

それが僕も本来正しいと思います。

ただ、僕は自分の就活を振り返って、正直に言わずに嘘をついて「第1希望です!」と言えば、選考通過していただろうなと感じることが何度かありました。

就活をしている時は「第1希望です!絶対行きます!」なんて言ってしまい内定もらったら絶対行かなきゃいけないし、行かなかったらその企業に申し訳ないな、と感じていました。

ただ、人材会社に勤務したり、いろんな会社の人事を経て分かりました。

内定辞退は日常茶飯事でした。

何も心配することはないです。

僕がもう1度、就活をするなら、全ての企業に第1希望と言います。

 

就活選考前にその企業について調べておく

これは基本テクニックですね。

面接官目線になった時に自分の会社のことを調べてくれてて嫌になることはまずないでしょう。

その企業について事前に調べておくことで面接時にいい印象を与えるだけでなく、質問の幅も増え、その企業への入社を前向きに考えていて、興味があるように見せることができます。

 

就活前のインターンで特別選考を獲得

自分に自信がある人は志望する企業のインターンへ行き、優秀な成績を納め、特別選考の権利を勝ち取ってください。

もし、特別選考の権利がもらえなくてもある程度活躍すれば確実に人事に名前を覚えてもらうことができます。

逆に、自分に自信がない人はインターンに行かない方がよいです。

猛者ばかりなので自信を失くしてしまったり、レベルの高い環境の中では一般学生の中では目立つ存在であっても猛者の中では劣って見えてしまうこともあり、人事からの印象が悪く映ってしまう場合があります。

さらに、もし、インターンをするにも面接があり、そこで落ちてしまうと就活本番で合格する可能性は極めて低いです。

 

就活面接前によくある質問には準備しておく

就活の面接で聞かれる質問は大体決まっています。

・志望動機は何ですか?
・学生時代が1番頑張ったことは何ですか?
・長所(または短所)は何ですか?
・周りからどんな人間だといわれますか?
・尊敬する人は誰ですか?
・最後に質問はありますか?
・探し物は何ですか?見つけにくい物ですか?(分かる人は僕と歳近い)

上記の中のどれかは確実に面接で聞かれますので、パッと答えられるようにしましょう。

何回も面接を重ねて、面接官のウケや面接の合否を参考にしながらブラッシュアップしてください。

 

口コミをネットで調査する

企業説明会や人事の話ではなく、その他の情報もネットで集めるようにしましょう。

説明会や面接では、いいところばかりが伝えられるので、その企業の良い面場ばかりが見えてしまいます。

それでは、入社後のミスマッチに繋がってしまう可能性が高まるので、それを防ぐために企業の口コミサイトを利用するようにしましょう。

実際に、その企業に働いたことのある人が、様々な軸からその企業を評価しています。

良い点だけ出なく、悪い点もかなり書かれていますので、企業の中身を知るには、かなり濃密な情報が凝縮されています。

企業口コミサイトについては、企業の口コミの調べ方はこれを見れば一発ですにまとめていますので、是非、ご覧ください。

 

世の中の就活サービスを知ろう

就活生のみなさんはどの程度、就活サービスを知っていますか。

就活サービスは、リクナビとマイナビだけだと思っていませんか。

今、ものすごい数の就活サイトが存在しており、特徴も多種多様です。

リクナビとマイナビだけでなく、多くの就活サイトを知った中から自分に合うものを選ぶのが好ましい就活のやり方ではないかと僕は考えます。

 

最低限の身だしなみは整えよう

就活において、第一印象はものすごい重要ポイントになります。

この第一印象を決めるのが、身だしなみではないでしょうか。

・整髪料のついた髪

・身丈に合ったスーツ

最低限、この程度はやっておきましょう。

僕も面接官をしていた時、身なりはかなり気にして見ていましたので、企業によっては面接での内容より重要視されることもあります。

 

SPIの勉強はしておこう

面接は、予期せぬ質問もあり、どうしても予習できないことはありますが、SPIは対策本もたくさん出ているので、勉強可能です。

どの企業でどのようなSPIが出題されるかは、事前にネットで検索すれば情報が出てくるので、調べてからそれに応じた対策本を買えば良いでしょう。

事前に何も調べずにSPIの対策本を購入して、実際のSPIと全然異なると意味がないので注意しましょう。

 

合同説明会は何回も行くな

たまに、いろんな合同説明会に何度も行く就活生を見かけますが、個人的には1度でいいかな、と考えています。

今はネットで調べれば、合同説明会で得られる情報程度あれば、充分出てきます。

時間とお金をかけて行くくらいなら、家で自分の興味のある企業に調べる方がよっぽど効率が良いと感じます。

企業ごとの説明会であれば、選考を受けるのに参加必須なケースもありますが、合同説明会の参加が必須であることはほぼないので、合同説明会に膨大な時間を使うことはおすすめしません。

 

 大手就活ナビ以外も利用しよう

リクナビやマイナビなどの大手就活ナビを利用して就活するのが一般的でしょう。

ただ、冒頭で紹介したようにそれ以外の方法も多く出てきています。

のちほどいくつか具体的なサイトを紹介しますが、大手就活ナビでの就活が合わない学生は試してみてください。

 

就活のやり方【自己PR編】

就活の中で、自己PRに苦しむ学生は多いのではないでしょうか。

就活の「自己PR」は、「志望理由(動機)」と同様、就活面接で必ず聞かれる項目です。

自己PRは、就活の選考の中で、肝となる過程です。

 

就活における自己PRは2つある

就活中の自己PRには大きく2つがあります。

・エントリーシートの自己PR

・面接での自己PR

就活の自己PR1:エントリーシートの自己PR

1つ目は、エントリーシートの自己PRです。

多くのエントリーシートには自己PRの欄が用意されています。

その欄に自分の過去の経験に基づいた自己PRを文字制限の中で記載します。

就活の自己PR2:面接での自己PR

2つ目は、面接の自己PRです。

ほとんどの面接で「自己PR」をお願いします、と問われるのではないでしょうか。

この自己PRが合否に直結する可能性もあります。

 

就活における自己PRのコツ

エントリーシートや面接での自己PRはどのようにしたら良いのでしょうか?

面接前提で話を進めます。
※エントリーシートは「言う」を「書く」に変えるだけなのでほぼ同様です。

 

・まずは自己分析をする

・自己PRの理由となる体験談を決める

・理由は数値を入れて具体的にする

・自己PRは簡潔にまとめる

・自己PRは1つで良い

 

就活での自己PRのコツ1:まずは自己分析をする

何を自己PRするのかを、自分の中で整理して落とし込む必要があります。

自分が大学生活で行ってきたことを洗い出し、その体験をどのような感情や思いで行っていたのかまで細かく見える化します。

それらの中から共通点を見つけ出し、それを強みとして絞り出します。

その強みは、何かしらの体験から出てきているものなので、その強みが発揮された体験を具体例として話すようにしましょう。

基本的には大学以前の出来事は、時期が古いので、PRの具体例としては弱いので、大学生活中に行った出来事で完結させましょう。

就活での自己PRのコツ2:自己PRの理由となる体験談

では、自己PRの理由となる学生生活の経験談について説明していきます。

自己PRをすることが、「最後まで物事をやり遂げる力があります」だと仮定します。

ただ、理由もなく、「最後まで物事をやり遂げる力があります」と発言したところで何の根拠もないので、具体的な体験談が必要となります。

では、どのような体験談が該当するでしょうか。

 

就活での自己PR体験談1

大学1年生の頃受験したTOEICテストの点数が300点でしたが大学卒業直近の現在、950点になりました。

途中600点代が続き辛い時期がありましたが、諦めずに書店の参考書を利用した独自学習と英会話教室に通い続けた結果、満足のいく点数に達しました。

 

就活での自己PR体験談2

私は高校生の頃から太っているのがコンプレックスでした。

大学生になり、絶対痩せようと思い、ダイエットに励みました。

最初60kgあった体重を食事と家での筋トレで55kgまで落としました。

ただ、ここで停滞しまい、さらに何かを行わなければリバウンドすると感じパーソナルジムに通いました。

その結果、現在は45kgまで体重を落とすことができ、これを保つために2ヶ月に1回ハーフマラソンに出場しています。

マラソンに出るうちに順位やタイムも気になるようになり、現在は毎回自分のタイムを更新することが楽しくなっていき、いつの間にか体重の維持は当然であり、速く走ることが目標になっていました。

そしてつい先月、目標タイムだった○○分を達成しました。

上記は一例ではありますが、このような明確な体験談が欲しいです。

具体的な体験談がないと口だけで中身がないと感じられてしまいます。

就活での自己PRコツの3:理由は数値を入れて具体的にする

自己PRのための体験談は、上記の例で紹介したように、できるだけ具体的にしてください。

抽象的な体験談だと誰でも言えるようなものとなってしまい、信憑性もないので、面接官からすれば「またか・・・」と思われてしまいます。

数値を具体的にして自分だけのオリジナルな体験談にし、面接官に興味を持ってもらいましょう。

就活での自己PRコツの4:自己PRは簡潔にまとめる

自己PRは、長くなりすぎないように気をつけましょう。

自己PRが長いと自信がなく見えてしまったり、話をまとめる力がないと評価されてしまいます。

長く話して就活生だけ満足感に浸っているけれど、面接官の顔は死んでる光景をよく目の当たりにします。

また、面接官の反応がないので不安になり、終わり方が分からず長く話してしまう就活生もいますが、「反応がない=評価が悪い」わけではないので思い切って話を終えましょう。

就活自己PRコツの5:自己PRは1つで良い

自己PRの際に、強みを2~3つ言おうとする学生がたまにいますが、話が超絶うまければいいのですが、2~3つ言おうとした結果、自分で何言っているのか分からなくなり、自爆する可能性が大いにあります。

強みはあればあるほどいいですが、1つ1つの強みが深堀されていない、浅いものであれば意味がありません。

全てが浅くなるくらいなら、強みは1つに絞り、その強みを深く深くして話すようにしましょう。

 

就活が進めば進むほど自己PRは本当(真実)から外れていく

やはり、みんな就活面接に受かりたいので、より自分を強く濃くPRしたいと思うのが必然です。

その結果、自己PRを盛るんですよ。

就活の集団面接時の自己PRなんてもう最悪です。

他の人が盛り出したら、それに対抗するためには自分も盛る必要が出てきて、相対的に盛り盛り現状が発生するわけです。

そして、就活の面接を重ねれば重ねるほど盛るのが上手くなっていくんです(笑)

誰とも被らない稀有な経験やPRがある人は、自己PRを盛らないでも充分戦えるので、この盛り盛り競争に参加することなく、面接を突破できるわけです。

何も経験がないと、少ない経験を引き延ばす必要が出てくるので、盛る作業に走るわけです。

 

就活で嘘の自己PRを見抜くのは難しい

面接官側からすると、この「盛り」を見破るのは、なかなか難しいです。

対処法はあまりなく、見抜く方法とすれば、1つの経験や事象に対して、詳細に聞くくらいですかね。

途中で言葉がつまるようなことがあれば、その部分については考えてないのか、嘘かもしれませんね。

架空の具体例なんていくらでも作れますので、面接官は大変です、、、。

とりあえず、学生の皆さんは盛る必要のない自己PRができるように大学生活で様々な経験を積んでください。

 

就活のやり方【面接編】

就職活動で面接に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

一生懸命やっているのになかなか面接に受からない・・・。

そんな方々へ面接のコツと実際にどのような人物が採用されるのかを元人材会社出身の僕が解説します。

是非、参考にしてください。

 

本当の意味での就活面接のコツなんてない

最初からいきなりぶっ込みますが、よく「面接のコツ」を教えますなんて謳い文句や参考書をみますが、面接のコツなんてものはないと思っています。

その教材に書いてある面接のコツが本当にあるのであれば全員面接に受かり、希望の会社に行くことができます。

ただ、現実はそう甘くはないです。

面接なので、面接のコツはコツでも、確実に面接に受かるコツではなく、面接でマイナス評価を受けないようにするコツであれば、存在するかと感じます。

今回はそんな面接のコツについてご紹介していきます。

 

就活面接の種類について

面接にはどんな形式があるでしょうか。

 

・集団面接

・1対1の面接

・グループディスカッション

 

就活面接の形式1:集団面接

この集団面接は新卒の面接だけで、中途採用の面接ではほとんど見かけません。

就活生が何名か座って、同じ質問を全員にします。

この集団面接ですが、企業側としては1度に何名も面接ができ、時間と労力の効率化になりますが、就活生からするとやりにくい人も多いのではないでしょうか?

僕も実際、この集団面接は苦手で、隣の就活生の発言とかその発言に対する企業人事の反応に敏感になってしまい、リラックスできない状態になってしまいます。

就活面接の形式2:1対1の面接

次に1対1の面接です。

所謂、「面接」と言われて想像するのはこの面接ではないでしょうか。

人事と1対1で向かい合い、質疑応答をします。

新卒面接でも最終面接や最終面接前の面接は集団面接ではなく1対1の面接なのがほとんどでしょう。

就活面接の形式3:グループディスカッション

3つ目はグループディスカッションです。

これは厳密には面接ではないのでこの記事では触れませんが、ここには入れました。

就活生がグループ分けられ、全グループ共通のお題が出されます。

そのお題についてグループで話し合う、またはお題が課題の場合は、その課題をクリアするための解決策を求められることもあります。

 

就活面接におけるコツ

続いて、本題の就活面接のコツについて紹介します。

・スーツを綺麗にして自分のスタイルに合ったものを着る

・髪の毛や爪をはじめとした清潔感を保ち、面接に臨む

・モジモジせずハキハキ落ち着いて喋る

・話す内容をまとめておく

・敬語を使う

・結論→理由→結論

・面接官を見て話す

・面接への遅刻厳禁

・うまくいかなかった面接は反省する

・どの企業にも第1志望と言う

 

順にみていきましょう。

就活面接のコツ1:スーツを綺麗にして自分のスタイルに合ったものを着る

スーツは定期的にクリーニングに出しアイロンをかけシワのないようにしておきましょう。

スーツ購入時にはスーツ屋の店員にサイズをきちんと測っていただき身の丈に合ったスーツを着ましょう。

よくダボダボのスーツを着てるサラリーマンを見かけますがあれでは折角のスーツが台無しです。

女性のスーツについては知識がないので分かりませんが男性のスーツは気持ち少し短めがおすすめです。

就活面接のコツ2:髪の毛や爪をはじめとした清潔感を保ち、面接に臨む

面接において清潔感は非常に重要なポイントです。

髪の毛はできるだけ短めにしてワックスやジェルをつけ整えましょう。

爪まで見ている面接官はあまりいないと思いますが男性であれば短めに、女性であればメイルのデザインは控えめを意識してください。

就活面接のコツ3:モジモジせずハキハキ落ち着いて喋る

面接中はできるだけハキハキ落ち着いて喋るようにしましょう。

モジモジしていると自信がなさそうに見えたり対面のコミュニケーションが苦手なのかな?と思われてしまいます。

就活面接のコツ4:話す内容をまとめておく

面接でモジモジしない程度に面接で聞かれるであろう質問を予想して頭の中で内容を整理しておきましょう。

面接で聞かれる質問なんてほとんど決まっています。

 

・志望理由はなんですか?

・この会社でどのようになりたいですか?

・長所・短所は?

・周りからどんな人と言われますか?

・大学時代で1番頑張ったことは?

 

ほとんどがこれらの質問か、これに近しい質問ではないでしょうか。

ありがちなミスとしてダラダラ話が長くなってしまう人がいますが、これは聞いている人事も時間がない中、面接をしていることもあり、要点だけまとめて簡潔に話して欲しいと感じますのでご注意ください。

就活面接のコツ5:敬語を使う

意外と学生から社会人になる時に苦労するのが敬語です。

アルバイトなどで接客をしていた人はある程度の敬語が身についているかもしれませんが、入社しても敬語に苦労している新入社員はよく見かけます。

人事もある程度は敬語ができないことは理解していますので、許容範囲は広いですが、あまりにもひどい場合は減点されることもありますのでご注意ください。

就活面接のコツ6:結論→理由→結論

先ほどの話をまとめておくことにも繋がるかもしれませんが、結論→理由→結論の順で話すことで自分も話を進めやすいですし、聞き手も聞いていて心地よいと言われています。

例えば、「長所は何か?」と問われた際に、

結論:私の長所は、最後までやりぬく継続力です。

理由:大学ではバレーボール部に属しており、大学1~2年間はずっと補欠メンバーでした。途中、バレーを辞めて大学生活を楽しく謳歌しようと考えた時期もありましたが、なんとしてもレギュラーになりたい気持ちが強く、毎日練習に打ち込み、3年目に初のレギュラーを掴むことができました。

結論:この出来事が最後までやりぬく継続力が身についたの理由です。

上記は例ですが、参考にしてください。

就活面接のコツ7:面接官を見て話す

相手を見て話すことは自信の表れにもつながりますので意識しましょう。

特に文系で営業職に就く方は、面接官が「この子が弊社の看板を背負って営業先に行けるか」を基準に見ていることも多いので、営業先に行ったような気持ちで面接官に話すようにすれば、面接官からも好印象を得られる可能性が高いです。

就活面接のコツ8:面接への遅刻厳禁

遅刻はかなりのマイナス点です。

面接でどれだけ優秀でも時間に守れない人間はかなり評価が下がります。

社会人は時間にかなり厳しく、大学生の感覚で5分位ならいいや!とルーズな時間感覚でいるとかなり怒られます。

そもそも日本という国が時間に厳しい文化な気がします。

僕は厳しすぎるのはあんまり好きではないのですが、、、。

就活面接のコツ9:うまくいかなかった面接は反省する

面接の厄介なのは、その企業の面接に落ちた際、落ちた理由が明確化されないことです。

そのため、何が原因で落とされたのかがわからないので次に活かすことも難しいです。

しかし、自分自身で明らかに上手くいかなかった箇所は記憶に残るのでその箇所か次の面接までに対策して臨むようにしましょう。

就活面接のコツ10:どの企業にも第1志望と言う

これはやりたくない人はやらなくても良いです。

僕は就活を経験した先輩として、どの企業の面接でも「御社が第1希望」だと言うようにした方が良いと考えています。

罪悪感を感じる人もいるかもしれませんし、少し度胸のいることだと理解しています。

ただ、僕が就活していた際、感じたのは「第2〜3希望だと言ったら落ちる確率は非常に高くなる」です。

合格率としては、20~30%程度変動すると思ってもらって構いません。

実際、人事の立場になった際に自分の会社が第3希望(滑り止め)だと言われたらどう感じますか?

僕なら落とします。

 

ネット上で見つけた面接のコツ

quora

 

ここまで、面接のコツについてご紹介していきました。

ここからはコツだけではなく、面接で評価される具体的な人物について掘り下げます。

Quoraという質疑応答サイトをご存知でしょうか。

yahoo知恵袋と同様に、誰かが質問をサイト上に投げてそれを誰かが答えるといった仕様です。

yahoo知恵袋よりもビジネスよりの質問が多い印象です。

このサイトから、実際にどのような人が面接を突破しているのかを見ていきます。

昨日このサイトをぼ〜と見ていたら、「面接で、この人は絶対採用しようと思った人はどんな人ですか?」という質問を見つけました。

ちょっと面白そうだなと思い、ついついクリックしてしまいました。

就活本に掲載されている面接のコツより、このような具体的に採用した人物をピックアップしてくれた方が、よっぽど面接のコツになります。

この質問に対する回答をいくつかピックアップして、共有します。

・私を一号にしてください!

・明確なキャリアプランの持ち主

・敵にすると厄介な奴

・普遍な奴はいらない

 

私を一号にしてください!

面接の際、彼女は一生懸命話してくれました。

やり取りをした後、私が「あなたの大学から、当社には一人も入社していないんです」と言うと、彼女は「では、私を第一号にしてください!」と顔を真っ赤にして叫ぶように言いました。

もちろん、彼女は採用されました。

「貴社に入りたい!」という熱意を一生懸命に面接官に伝えることが大事だということがわかる事例です。

熱意が学歴を超えた瞬間です。

 

明確なキャリアプランの持ち主

私の面接での採用基準は、「入社したら何をする」というイメージを明確に持っており、ウチを辞めたその先のキャリアまで描いている人です。

面接で絶対採用したいと思う人は必ずキャリアプランを具体的に持っています。

なので、退職交渉時に引き留めてもこの系統の方は、自らのタイミングで辞めていきますし、引き留めは無駄に終わります。

しかし、この会社で自分が実現したいプランを明確に持っていますので、それが会社にとってプラスに働くのであれば、即採用します。

その人が短期でやめてしまったとしても、会社にとって十分なものにはずなのです。

ちなみにこのレベルの人は、外資系IT系企業の面接を受けにくる30人に1人いる程度だと思います。

 

入社後の自分の姿を具体的にイメージすることが大事なことがわかる事例です。

その企業の中身がわからなければ、具体的なキャリアプランも語ることができないので、具体化を実現するには、面接前にその企業について細かく調べる必要があります。

具体的に話すことができれば、自信を持って話すことができると同時に、面接官にも「事前によく調べているな」と好印象を与えることができるでしょう。

 

敵にすると厄介な奴

面接で絶対採用したい人は「敵にすると厄介だな」と感じた人ですね。

そこまでその人に脅威を感じるのならば敵にするより、味方にして戦力にした方が絶対良いです。

もしこの力が強すぎて、こちらでコントロールできないのであれば、まあ、その時はその時ですね(笑)

 

就活生で、面接官に「敵にすると厄介な奴」と思わせる実力がある学生は、とてつもなく優秀です。

就活の面接ではあまりないかもしれませんが、中途採用であれば、ありえる話です。

これに関しては、圧倒的に経験を積んで、圧倒的なスキルを身につけるしかないですね。

 

普遍な奴はいらない

本当かわかりませんが、マッキンゼーの面接は、「面接官全員一致でYesを出す志望者にNoをつける」と見たことがあります。

コンサル業界TOPカンパニーのマッキンゼーを志望する人は、ある程度の能力はすでに身につけていると考えられるので、この点はクリアしていることを踏まえ、普遍的でつまらない人は入れたくないという理由だそうです。

これは、もはや本当か嘘かわからない話なので、聞き流す程度でいいです。

普通は、全員一致でなければ、合格を出さないと思うのですが、TOPカンパニーともなると、採用にも面白い発想を取り入れますね。

 

 

僕なりの就活面接の最低限のコツ

僕が面接官だった場合の採用基準は、

・最低限の清潔感

・最低限の言葉遣い

・なんとなく面白そうな臭いがする

・社員と気が合いそう

を重点的に見ていました。

元人材会社なんだからもっと具体的に面接のコツ書けよと言われるかもしれませんが、今まで何百人と採用してきて未だに共通するパターンが見つからないんです。

面接でいいな、と思って採用してもそうじゃなかったり、逆に、とりあえず採用して様子見てみようという人がめちゃくちゃ活躍したり。

本当に人を見抜くのは難しいです。

 

就活面接は【コツ3:相性7】

就活面接に合格するためのコツがないのであれば、就活面接とはなんなのか?

僕個人としては、就活面接はコツの要素よりもその会社とのマッチング度が大部分を占めると考えています。

どんな完璧な人間もその会社や採用面接をした担当者と相性が悪ければ落とされます。

就活面接に落ちて死んだ魚のような目をしている就活生をたまに見ますが、就活面接に落ちてもクヨクヨする必要はないです。

なんなら社会人になって就活面接で自分を落とした会社を見返すような活躍をしてやればいいのです。

将来、ビジネス雑誌にインタビューでも受ける時に「○○会社に新卒の時に落とされたんですよ〜」なんていれば良いのだ。
(まあ、その頃にはもう記憶からサヨナラして忘れていると思いますが・・・)

 

 

就活のやり方がわからないなら使うべきサイト

大手の就活ナビはわざわざここで説明しなくても皆さんご存知だと思います。

ここでは、冒頭でも紹介した逆求人型のサイトや就活エージェントの中でおすすめのサービスを紹介します。

大手の就活ナビの場合、各企業ごとに履歴書やエントリーシートを書き、WEB上や説明会に出向いて提出する必要があります。

逆求人型の場合、1度サイト上でプロフィールシートを書けば、それをみて、興味がある企業からオファーがくるので企業を探す手間もなくなります。

優秀な学生から多くの応募がくる企業であれば企業からオファーする必要もないのかもしれませんが、企業も学生の応募を待っているだけでは駄目だと企業が感じ始めています。

実際に逆求人型サービスの利用企業はかなり増えています。

就活エージェントに関しても逆求人型のサイトと同じで一度プロフィールシートを作成してしまえば、あとは担当者がそれを利用して各企業に提出してくれるので手間は非常に少ないです。

逆求人型のサイトや就活エージェントを利用することで大手就活ナビでは出会うことのできない企業を見つけることができる可能性が高まります。

ここで紹介する就活サービスは全て無料です。

 

順にみていきましょう。

Offerbox(オファーボックス)

就活うまくいかないofferbox

1つ目のおすすめ就活サービスは、Offerboxです。

Offerboxのサイト内にて自分のプロフィール(履歴書)を作成します。

そのプロフィールを採用企業が閲覧し、興味を持った企業からオファーが届きます。

就活生が説明会などに出向く必要なく、WEB上でマッチングできるのが大きな利点です。

登録企業は中小〜大手まで約6200社となっております。ほとんどの企業が関東と関西に集中しています。
例)資生堂、マイクロソフト、JCB、朝日新聞、船井総研、経済産業省、ミクシィなど

登録学生は23万を超えております。

僕が就活をしている7年ほど前からサービスを開始しているのですが、その頃はまだ登録学生は1~2万程度でした。

かなりサービスとして成長していることがわかります。

 

 

 

キミスカ

就活うまくいかないキミスカ

 

2つ目のおすすめ就活サービスは、キミスカです。

先ほど紹介したofferboxに似ており、企業がサイト上のプロフィールを閲覧し、選考のオファーを就活生に送ります。

オファーには3種類あり、どのオファーが来たかで企業のオファーの熱量がわかるようになっています。

登録企業は、大手よりは中小企業が多くなっています。

プロフィール(履歴書)だけでなく、性格診断があり、その結果も企業に公開することができます。

 

 

 

キャリアチケット

キャリアチケット

 

3つ目のおすすめ就活サービスは、キャリチケットです。

中途採用は主流の転職方法の1つになっている『転職エージェント』の就活バージョンです。

キャリアアドバイザーキャリアアドバイザーに相談し、おすすめの企業を紹介してもらいます。

大手の就活ナビを利用して、自分でゴリゴリ進めるのも勿論良いですが、

・どの企業が良いのかわからない

・自分に合う企業の見つけ方がわからない

・何社くらい受ければいいかわからない

など就活の進め方に悩んでいる人にはおすすめです。

 

 

 

まとめ:就活のやり方がわからないなら色々と試そう

今回、就活のやり方を紹介してきました。

紹介した中には、社会人になる上でできて当たり前の項目も多いので、マイナスな印象を与えないように確実に意識して臨むようにしましょう。

万全な準備して臨んで選考に落ちたのであれば、相性の問題なので、落ちても気にせず、次の企業の選考に切り替えましょう。

 

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