「転職エージェントの退会方法がわからない…」「気まずくならずに辞める方法ってあるの?」
そんな不安を抱えて検索している人も多いのではないでしょうか。
一方で、正しい退会方法を知っておけば、担当者との関係を壊さず、スムーズに転職活動を終了できます。
この記事では、転職エージェントを気まずくならずに退会・解約する方法から、伝えるタイミング、メールの例文、注意点までをわかりやすくまとめました。
円満に辞めたい人や、自分のペースで転職活動を区切りたい人の参考になる内容です。
この記事でわかること
- 転職エージェントを途中退会できる理由
- 円満に辞められる退会方法と2つの手続きルート
- 退会・解約を伝えるベストなタイミング・避けるべきタイミング
- コピペで使える退会メール・チャットの例文
- 退会前に必ず確認すべきポイントとマナー
- 再登録しやすいおすすめエージェント
転職エージェントを退会する2つの方法
転職エージェントを円満に退会・解約するための手続きは、どのサービスでも大きく2つの方法に分かれます。
ここでは、2つの方法をわかりやすく解説します。
退会する2つの方法
公式サイト・マイページのフォームから手続きする
転職エージェントは、公式サイトやマイページにある「退会フォーム」から、オンラインで手続きを完了できます。
多くのサービスが、利用者が人を介さずに退会・解約できるよう、フォームによる手続きを標準化しています。
フォームを使った一般的な手続きの流れ
- マイページにログイン
- メニュー内の「退会」または「サービス停止」を選択
- 必要事項(退会理由など)を入力
- 送信後、自動返信メールで受付が完了
- 後日、担当者から状況確認の連絡が入る場合もある
- 「言い出しにくさ」を避けられ、心理的負担が少ない
- 24時間いつでも退会手続きが可能
- 担当者からの引き止めを受けにくい
- 手続きログが残り、後から確認しやすい
- 退会フォームの場所がわかりにくいことがある
- 個人情報の削除は別途依頼が必要な場合がある
退会フォームを送信して終わりではないので、覚えておきましょう。
担当者に連絡する(メール・電話・LINE)
転職エージェントは、担当のキャリアアドバイザーへメール・電話・LINEでの直接連絡でも退会・解約手続きが可能です。
担当者が利用状況や登録情報を一元管理しており、利用停止の処理や確認事項をその場で対応できる仕組みです。
担当者へ連絡して退会する一般的な流れ
- 担当者へ「退会の意思・理由・今後の方針」を簡潔に伝える
- 必要に応じて個人情報の削除を依頼する
- 担当者から退会完了の連絡を受ける
- 再利用の可能性があれば、その旨も共有しておく
- 感謝を直接伝えられ、円満に退会しやすい
- 個人情報の削除をその場で確実に依頼できる
- 担当者から引き止められる可能性がある
- 対応までにタイムラグが生じる場合がある
また、個人情報の削除依頼まで一度に済ませられるため、結果的にもっとも手っ取り早い方法です。
【パターン別】転職エージェント退会のタイミング
転職エージェントの退会・解約そのものは珍しくありませんが、いつ伝えるかによって、印象やその後の関係性は大きく変わります。
退会のタイミングを誤ると、企業や担当者との行き違いが起きたり、トラブルにつながったりするおそれもあります。
ここでは、退会・解約のタイミングを3つのパターンに分けて解説します。
使わない方がいいと感じるケース
【OK】円満に退会できるベストタイミング
転職エージェントを円満に退会・解約できるのは、転職活動に明確な方向性が出ている時期です。
状況が安定していれば、退会の相談をしても違和感がなく、担当者とのやり取りも穏やかに進みます。
円満に退会できるタイミング
- 転職活動を完全に終えるとき(内定獲得など)
- 転職活動を当面中断するとき
- 現職に残ることを決断したとき
- まだ求人に応募していない段階
「現職で働き続けるため退会を希望します」と感謝を添えて伝える形で連絡すれば、良好な関係を保ったまま退会できます。
【要注意】伝える前にワンクッション必要なタイミング
転職エージェントを退会・解約する前に注意が必要なタイミングは、企業での選考が進んでいる段階です。
選考中に退会すると、応募中の求人の管理が止まり、企業にも担当アドバイザーにも迷惑がかかります。
注意が必要なタイミング
- 企業の面接日程を調整中のとき
- 企業の面接日程が決まっているとき
- 書類選考中のとき
- 選考結果が出て、合否連絡待ちのとき
選考が進んでいる段階では、まず応募中の企業へ辞退を伝え、担当アドバイザーが処理を終えたのを確認してから退会しましょう。
【NG】避けるべきタイミング
転職エージェントの退会・解約で避けるべきタイミングは、企業での面接直前や内定承諾後です。
一方的に退会すると、企業と担当アドバイザーの双方に迷惑がかかり、信頼を大きく損ないます。
避けるべきタイミング
- 面接の前日または当日
- 内定承諾後に辞退と退会を同時におこなう
「連絡が取れない人」と受け取られ、再利用しにくくなる場合もあるので注意しましょう。
どうしても退会する場合は、担当アドバイザーへ事前に直接連絡する方法が最も確実です。
転職エージェントを退会する前にチェックしておきたいポイント
転職エージェントを退会・解約する前に押さえておきたい項目があります。
ここでは、退会前に確認したい内容を詳しく解説します。
チェックポイント
退会理由は前向きかつ簡潔に伝える
退会理由は前向きで簡潔に伝えましょう。
簡潔な理由を明確に伝えると、転職エージェントの引き止めが発生しにくく、退会・解約手続きがスムーズに進むためです。
代表的な退会理由と伝え方は以下のとおりです。
| 退会理由 | 伝え方 |
|---|---|
| 他社で内定した | 他社サービス経由で内定が決まったため、転職活動を終了します |
| 求人が希望と合わなかった | 紹介求人が希望と異なるため退会します |
| 担当アドバイザーとの相性が合わない | サポートが希望とやや異なるため終了します |
| 活動の時間が取れない | 多忙のため一旦休止したく退会します |
| 転職時期を見直したい | 転職時期を再検討するため終了します |
また、転職時期を見直したい場合は、あとから登録し直しやすいサービス(例:リクルートエージェントやdoda)も多いので、今後の選択肢を残した人は安心して手続きできます。
選考中や面接日程がある場合は辞退連絡を先におこなう
選考が進んでいる求人がある場合は、退会・解約より先に辞退の連絡が必要です。
辞退を伝えないまま退会すると、企業側に情報が届かず、選考が止まってしまう可能性があるためです。
辞退連絡→退会手続きの流れ
- 担当アドバイザーへ辞退をメールまたは電話で伝える
- アドバイザーが企業へ辞退連絡を済ませたことを確認する
- その後、退会フォームから退会手続きをおこなう
担当者へ先に連絡することで、トラブルなく転職活動を終了できます。
すぐに退会できないケースもある
退会手続きをしても、転職エージェント側の処理に時間がかかり、すぐに退会扱いとならないケースがあります。
転職エージェントのサービスは、求人紹介や選考連絡など複数のシステムで管理されており、反映までに数日を要する場合もあるためです。
退会処理が遅くなる主な理由
- システムの反映に時間がかかるケース
- 担当アドバイザーが不在で確認が遅れるケース
気になる場合は、担当アドバイザーへメールまたは電話で状況を確認するとスムーズに対応できます。
個人情報は自動削除されないため、必要なら削除依頼を出す
転職エージェントを退会・解約しても、個人情報は自動で削除されないため、完全に消したい場合は削除依頼を出しましょう。
転職エージェントのサービスでは、登録時に提出したデータを一定期間保管する運用が一般的であり、退会だけでは情報が残るためです。
個人情報が残る主な理由
- キャリア支援や求人紹介サービスの運営上、1〜3年程度の保管期間を設定する
- 個人情報保護法により、特定の記録を一定期間保持する必要がある
削除の可否や手順はエージェントごとに異なるため、プライバシーポリシーを確認してから申請するとスムーズです。
再登録を視野に入れるなら「休止」扱いを検討する
転職エージェントのサービスを再開する可能性がある場合は、退会・解約ではなく「休止」を選ぶほうが再登録の手間を避けられます。
退会を選ぶと、登録情報や履歴書データが削除され、次に活動を再開する際に再度入力・面談が必要になるためです。
一方、休止であれば情報が保持され、連絡だけで利用を再開できます。
「休止」を選ぶかは以下を目安とすると良いです。
| 転職活動停止時期 | 休止or退会 | 理由 |
|---|---|---|
| 〜3ヶ月 | 休止 | 再登録が面倒なので休止を推奨 |
| 3〜6ヶ月 | 休止 | 再登録が面倒なので休止を推奨 |
| 6〜12ヶ月 | 休止 | 目的により退会を推奨、再開の可能性が低いなら退会 |
| 12ヶ月以上 | 退会 | 1年以上転職活動しないなら職歴が古くなるので、退会を推奨 |
登録情報がそのまま残るため、再開したいタイミングで連絡するだけで準備が整います。
また、休止中でも新着求人をチェックしたい人は、求人数が多いリクルートエージェントや、情報収集しやすいdodaを併用しておくと、空白期間のミスマッチを避けやすくなります。
今後また動く可能性がある場合は、退会・解約より休止のほうが、余計な手間を減らしながら活動準備を続けられる方法です。
【7ケース別】転職エージェントの退会メール・チャット例文
状況によって適切な退会理由や伝え方は異なります。
ここでは、退会・解約を検討する際によくある7つのケースに分けて、メール・チャットでそのまま使える文面をまとめました。
どのケースも、担当者に失礼なく伝えられる内容になっているため、迷ったときの参考にしてみてください。
退会メール・チャット例文
他媒体・エージェント経由で他社に内定が出た場合
他媒体や別の転職エージェントを通じて内定が出たときは、内定獲得をそのまま伝えて退会手続きを進めます。
作成のポイント
- 内定獲得を最初に伝える(理由が明確で引き止められにくい)
- サポートへの感謝を添えて、丁寧に締めくくる
件名: 退会のご連絡(氏名)
〇〇様
いつもお世話になっております。(氏名)です。
この度、他の転職エージェント(または知人の紹介・転職サイトなど)にて応募していた企業より内定をいただき、慎重に検討し入社を決意いたしました。
そのため、貴社の転職支援サービスを退会させていただきたくご連絡いたしました。
〇〇様には、履歴書の添削や面接対策など、多大なるご尽力をいただいたにも関わらず、このような形となり大変申し訳ございません。
親身にご相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。
末筆ながら、〇〇様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
転職活動を一旦中断・中止する場合
転職活動を中断・中止する場合は、中止する意向を明確に伝えたうえで、再開の目安も共有するとスムーズです。
前向きな理由を添えると、関係を保ちながら休止できます。
作成のポイント
- 前向きな表現を使う(現職での挑戦など)
- 再開の時期を伝えて関係を維持する
- 詳細な理由が言いづらい場合は「一身上の都合」で十分
件名:転職活動休止のご連絡(氏名)
〇〇様
いつもお世話になっております。(氏名)です。
先日は面談のお時間をいただきありがとうございました。
転職活動に関して色々ご相談に乗っていただいたのですが、現職での部署異動が決まり、新たな役割に挑戦することとなったため、一旦転職活動を中止することにいたしました。
熱心にご提案いただいた中で恐縮ですが、サービスの休止をお願いいたします。 転職活動の再開予定は未定ですが、半年を目処に転職活動の継続を検討したいと思います。
また転職を検討する時期が来ましたら、ぜひ〇〇様に改めてご相談させていただきたく存じます。
その際は何卒よろしくお願い申し上げます。
大事なのは「今は転職より優先すべきことがある」という姿勢を丁寧に伝えることです。
前向きに説明しておけば、再開するときもスムーズにサポートしてもらえます。
希望に合う求人がなかった場合
紹介された求人が自分の希望に合わないときは、担当者への配慮をしつつ「希望とマッチしなかった」と伝えると、角が立たずに退会・解約できます。
作成のポイント
- 担当者への批判は避け、「希望と合わなかった」と伝える
- 紹介への感謝を添えて丁寧に退会を申し出る
件名:退会のご連絡(氏名)
〇〇様
いつもお世話になっております。(氏名)です。
これまで多くの求人をご提案いただき、誠にありがとうございました。
ご紹介いただいた案件を検討いたしましたが、私の希望する条件やキャリアプランとのマッチングが難しく、一度キャリアプランを見直すため、退会させていただきたく存じます。
私の力不足でご期待に沿えず申し訳ございません。
これまでのご丁寧なサポートいただき、ありがとうございました。
お手数をおかけしますが、退会手続きをお願いいたします。
退会理由はシンプルで大丈夫なので、丁寧な感謝とあわせて伝えれば印象よく終われます。
キャリアアドバイザーと相性が悪かった場合
キャリアアドバイザーと相性が悪かった場合も、 角がたたないように配慮する必要があります 。
直接的な理由は避けて、当たり障りのない内容でまとめましょう。
作成のポイント
- 直接的な理由は避ける:連絡の遅さや提案内容への不満は書かない
- 当たり障りのない表現に置き換える:「自分のペースで進めたい」など自分都合にする
件名:退会のお手続き願い(氏名)
〇〇様
お世話になっております。(氏名)です。
これまで多くの求人をご提案いただいたのですが、転職活動の方針を見直し、しばらくは自分のペースで求人を探し、応募を進めていくことにいたしました。
つきましては、貴社の転職支援サービスを一度退会させていただきたくご連絡いたしました。
短い期間ではございましたが、ご対応いただきありがとうございました。
ご対応のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
もし自分に合うサービスを探したい場合は、転職エージェントの選び方を参考にしながら比較してみてください。
健康上・家庭の事情で退会したい場合
健康上や家庭の事情で退会・解約したい場合には、やむ得ない事情であることを伝えましょう。
事情は詳細を伝えなくても問題ありません。
作成のポイント
- 直接的な理由は避ける:連絡の遅さや提案内容への不満は書かない
- 当たり障りのない表現に置き換える:「自分のペースで進めたい」など自分都合にする
- 詳細を伝える必要はない:「一身上の都合」「家庭の事情」で十分
- やむを得ない状況であることを示す:強引な引き留めを防ぎやすい
件名:転職活動中止のご連絡(氏名)
〇〇様
お世話になっております。(氏名)です。
現在進めておりました転職活動ですが、家庭の事情(または体調不良)により、転職活動の継続が困難な状況となりました。
つきましては、誠に残念ではございますが、今回ご紹介いただいた求人への応募を見送らせていただき、サービスを退会したく存じます。
状況が落ち着きましたら、また活動を再開したいと考えております。
ご迷惑をおかけし大変恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。
転職エージェント側も事情を理解してくれますので、体調や家庭を優先しながら、落ち着いたタイミングで再開すれば大丈夫です。
選考中・面接中のやむ得ない退会の場合
選考中の退会・解約は影響が大きいため推奨されませんが、やむを得ない場合は、まず選考辞退を確実に伝えるのが最優先です。
作成のポイント
- 辞退の意思を最優先で伝える:企業名・選考段階を明確に
- 謝意とお詫びを添える:調整してくれた担当者への配慮は必須
件名:【重要】選考辞退および退会のご連絡(氏名)
〇〇様
お世話になっております。(氏名)です。
大変急なご連絡となり申し訳ございません。
一身上の都合により転職活動を中止することとなりましたため、現在進んでおります以下の選考を辞退させていただきたく存じます。
■辞退企業 株式会社△△(〇月〇日 面接予定)
せっかく面接の機会を調整していただいたにも関わらず、このような形となり、企業様および〇〇様に多大なご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。
あわせて、貴社サービスについても退会手続きをお願いいたします。
ご迷惑おかけしますが何卒よろしくお願い申し上げます。
内定辞退の場合
内定の辞退と退会・解約を同時におこなう場合は、辞退の意思を明確に伝えたうえで、これまでのサポートへの感謝を丁寧に伝えるのが大切です。
作成のポイント
- 最初に辞退の意思を伝える:曖昧な表現を避けるとスムーズ
- 理由は可能な範囲で簡潔に伝える:担当者の参考になり、納得してもらいやすい
- 感謝を添える:条件交渉などのサポートへの配慮を忘れない
件名:内定のご辞退について(氏名)
〇〇様
お世話になっております。(氏名)です。
この度は、株式会社△△より内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
また、条件面等の交渉におきましても、〇〇様にご尽力いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
慎重に検討いたしました結果、誠に申し上げにくいのですが、今回の内定は辞退させていただきたくご連絡いたしました。
理由としましては、(他社への入社を決めたため/現職に残ることにしたため 等)です。
〇〇様のご期待に沿えず、大変心苦しいのですが、何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。
これまでのご支援、本当にありがとうございました。
恐れ入りますが、退会手続きも合わせてお願いいたします。
今後改めて転職を検討する際は、別のエージェントの活用や複数登録も選択肢として持っておくと安心です。
転職エージェントを退会するときのマナー
転職エージェントを退会・解約するときは、トラブルを避けて円滑に手続きを進めるための基本的なマナーがあります。
ここでは、退会時に意識しておきたいマナーを紹介します。
退会するときのマナー
感謝の気持ちを必ず伝える
転職エージェントを退会・解約する際は、キャリアアドバイザーへ感謝を伝えるのが重要です。
感謝を伝えると、 社会人として誠実な印象を残せるだけでなく、今後サービスを再利用する際にもスムーズに連絡が取れるためです。
感謝の伝え方の例
- サポートしていただきありがとうございました
- 求人の紹介や情報提供に感謝しております
- 面接対策や相談の機会をいただき助かりました
退会時に感謝を伝えるのは、活動の最終段階で良い関係を保つ方法です。
丁寧な連絡を心がけることで、再度利用したい場合も相談しやすくなります。
連絡を放置せず、誠実に対応する
転職エージェントを退会・解約するときは、自然消滅を避け、必ず連絡を入れてから活動を止めるのが大切です。
連絡がないまま活動を放置すると、 担当アドバイザーが求人紹介や企業との調整を続けてしまい、不要な確認や連絡が発生するためです。
誠実な連絡方法
- 「退会します」とメールで一言伝える
- 登録情報が残らないよう、必要なら「個人情報の削除依頼」も併せて送る
- 進行中の作業(求人紹介・日程調整)があれば、その停止を明確に伝える
転職活動が途中でも、誠実な対応は今後のキャリアにもプラスになります。
退会後、再登録におすすめしたい転職エージェント4選
転職サービスを一度退会・解約しても、状況が変わると「やっぱりもう一度使いたい」と感じることもあります。
ここでは、再登録に向いている信頼性の高い4つのエージェントを厳選し、それぞれの特徴をわかりやすくまとめました。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントの使い方について、もっと詳しく知りたい場合は、以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
リクルートエージェント
| 運営会社の概要 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
| 電話番号 | 0120-070-585 |
| 認定・認可 | 有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-317880 |
退会後に改めて転職活動を進めたくなったときも、非公開求人の多さや書類添削・面接対策などのサポートが充実しているため、ブランクを気にせず利用を再開できます。
「まずは確実に幅広い選択肢を見たい」「効率よく転職活動をやり直したい」と考える人に、再登録先として特に向いているエージェントです。
doda
| 運営会社の概要 | |
|---|---|
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| 公式サイト | https://www.persol-career.co.jp/ |
| 電話番号 | 03-5427-7890 |
| 認定・認可 | 有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-304785 特定募集情報等提供 許可番号 51-募-000144 |
「まずは求人を見ながら様子を見たい」「必要なときだけサポートを受けたい」と考える再登録ユーザーの使い方とも相性がよく、自分のペースで転職活動を再開できます。
情報収集と担当者サポートの両立をしたい人や、マイペースに転職準備を進めたい人に向いているエージェントです。
マイナビエージェント
| 運営会社の概要 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
| 電話番号 | 03-6267-4000 |
| 認定・認可 | 有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-080554 特定募集情報等提供事業 許可番号 51-募-000092 |
強みは、将来を見据えた丁寧なキャリア設計。急かさず寄り添うサポートが受けられるため、不安を抱えやすい初めての転職や、じっくり方向性を整理したいケースと相性が良いエージェントです。
「自分に向いている道を一緒に考えてほしい」「焦らず転職活動を再開したい」と考える若手利用者に向いています。
ビズリーチ
| 運営会社の概要 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
| 公式サイト | https://www.bizreach.jp |
| 認定・認可 | 有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-302647 特定募集情報等提供事業 許可番号 51-募-000175 |
担当者を介さないため、退会後に「まずは情報収集だけ再開したい」「自分に興味を持つ企業を知りたい」などのケースでも利用しやすく、再登録して負担なく活動を再開できるのが特徴です。
特に、キャリアの幅を広げたい人や、年収アップを狙いたい人、企業からスカウトされる形で転職を進めたい人に向いています。
転職エージェントの退会に関するよくある質問
転職エージェントの退会・解約に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
転職エージェントを退会する際の参考にしてみてください。
退会を伝えたら、引き止められますか?
引き止められる可能性はありますが、意思が固いことを伝えれば問題ありません。
転職エージェントも「退会して本当に大丈夫か」を最終確認することがありますが、スムーズに退会・解約したい場合は、エージェント側では対応できない理由を伝えれば無理に引き止められることはありません。
退会理由の伝え方は、本記事内の「転職エージェントの退会メール・チャット例文」を参考にしてみてください。
一度退会しても必ず再登録できますか?
基本的に再登録は可能です。
数年後にキャリアアップ目的で再登録する人も多くいます。
ただし、例外として悪質なトラブル(面接の無断欠席、音信不通のバックレ、職歴の虚偽など)がある場合は、利用を断られる場合もあります。
担当者と相性が悪いのですが転職エージェントは変えたくないです。どうすればいいですか?
退会・解約ではなく担当者の変更を申し出ましょう。
多くの転職エージェントでは、担当者変更に対応しています。
公式サイトのお問い合わせフォームや変更窓口から依頼でき「業界に詳しい人に相談したい」など前向きな理由を添えると角が立ちません。
退会すると、紹介されていた求人や選考情報はすべて消えてしまいますか?
退会・解約すると、エージェント経由で受け取っていた求人情報や選考連絡は原則ストップします。
ただし、すでに応募済みの企業の選考が継続している場合は、担当者から必要な情報が届くケースもあります。
進行中の選考があるときは、退会前に状況を確認し、必要な連絡手段を残しておくと安心です。
退会の連絡はメールと電話のどちらが良いですか?
一般的には、メールでの退会連絡が推奨されます。
文章で理由や今後の方針を伝えられるため、誤解が生じにくく、担当者側の対応もスムーズです。
退会すると、非公開求人の紹介は受けられなくなりますか?
退会後は、エージェント独自の非公開求人や企業からの直接紹介を受け取れなくなります。
再度利用したい場合は登録し直すだけで案内を再開できるため、活動を止めたいだけのケースでは利用休止がおすすめです。
退会しても、転職サイトのアカウントは残りますか?
転職エージェントと転職サイトが分かれているサービスでは、退会・解約してもサイト側のログイン情報が残る場合があります。
利用規約に沿って個人情報を削除したいときは、サイト側にも削除申請が必要です。
途中で連絡を止めてしまった場合でも、退会できますか?
連絡を数日止めていても退会・解約は可能です。
メールで退会の意思を丁寧に伝えれば問題ありません。
ただし、無断で活動を中断すると、企業側の選考に影響が出ることもあるため、進行中の応募がある場合は早めに連絡しましょう。
退会すると、担当アドバイザーからのサポートはすぐに終了しますか?
退会手続きが完了した時点でサポートは終了します。
ただし、選考中の企業がある場合は、必要最小限の連絡が届く可能性があります。
不安なときは「選考状況を含めて完全に終了したい」と伝えると確実です。
退会後に再開する場合、同じ担当者に相談できますか?
多くの転職エージェントでは、再登録すると同じ担当者が引き続き担当になるケースがあります。
状況によっては別の担当者になる可能性もあるため、同じ担当者を希望する場合は、登録後の連絡時に「前回と同じ担当者を希望します」と伝えると対応してもらいやすくなります。
退会前にやっておくべき注意点はありますか?
応募中の求人がないか、担当者・企業からの連絡が残っていないかを確認しておくと安心です。
特に日程調整中の面接があるとトラブルの原因になるため、退会前に状況を整理しておきましょう。
退会手続きに料金はかかりますか?
転職エージェントの退会・解約はすべて無料です。
サービスの仕組み上、求職者側に費用が発生することはありません。つまり違約金を請求されることはないので安心してください。
転職エージェントを円満に退会して、次のキャリアへ気持ちよく進もう
転職エージェントを途中で退会するのは、決して珍しいことではありません。
活動の方向性が変わったり、自分に合うサービスを選び直したりするのは、ごく自然な判断です。
感謝の気持ちや今後の方針をきちんと伝えておけば、気まずさを避けつつ、将来また利用したくなった際の道も残しておけます。
むりなくスッキリと区切りがつけられると気持ちが前に向き、次のキャリアにも集中しやすくなります。
今の自分にとって最適な選択をしながら、納得のいく転職活動を進めていきましょう。




