この記事はこんな人におすすめ
- マイナビエージェントについて知りたい人
- 転職エージェントを利用したい人
- 転職活動中の人
目次
マイナビエージェントの評判を徹底調査!
誰にでも人生どこかで「転職」を考える時期が1度くらいあるのではないでしょうか?
その中でも比較的利用者の多く、知名度もあるのがマイナビエージェントです。
ただ実際マイナビエージェントという名前は知っているけれど、中身はあんまり分からないという方も多いでしょう。
そんな方のために、今回はマイナビエージェントの評判を利用者の口コミを紹介しながら解説していきます。
マイナビエージェントとは?
マイナビエージェントは徹底したサポートに定評があり、転職未経験でも安心して利用できる転職エージェントです。
過去には「20代に信頼されている転職エージェント業界No.1」を獲得しています。
各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、これまでに培ったノウハウをもとに専任性でサポートします。
キャリアアドバイザーだけではなく、リクルーティングアドバイザーも在籍しており、担当している企業に通い、通常では知りえないような細かい情報を徹底的に収集することが可能です。
企業側が欲している人材や、社内の雰囲気や社員の様子などもチェックできるため、転職後に違和感が出てしまうようなミスマッチをなくします。
他社の場合、面接セミナーを開設しその後はそれぞれの努力次第でかわってくるところですが、マイナビエージェントは職務経歴書の添削や模擬面接など、利用回数関係なく相談ができます。
特に面接対策には力を入れており、質問の内容はもちろん、その他身だしなみや声のトーン、強弱、話す速度など様々な角度からアドバイスを行っています。
求職者が何を伝えるべきなのか、企業は何を知りたいのかなど過去のデータから明確な情報を伝えることができるため、面接通過率が大幅に向上しています。
またマイナビエージェントはマイナビグループのひとつであり、これ以外にも「マイナビ看護師」、「マイナビ薬剤師」などそれぞれの職種に特化したサービスも豊富に存在しています。
幅広い転職サービスを展開しているマイナビエージェントは、営業、IT、ウェブ、金融など様々業界に対応しています。
ちなみに利用料は無料です。

マイナビエージェントとマイナビ転職の違いとは
マイナビは、マイナビエージェントの他に転職サイト『マイナビ転職』を運営しています。
名前は似てますが、異なったサービス内容になっています。
一般的な呼び方で言うと、マイナビエージェントは転職エージェント、マイナビ転職は転職サイトになります。
マイナビエージェントは、専任のキャリアアドバイザーがつき、職務経歴書や履歴書の書き方のアドバイス、面接対策などのサポートも行ってくれます。
紹介している約8割が非公開求人のため、転職サイトでは出会わない求人を紹介してもらえる場合もあります。
一方、マイナビ転職は自分で自由に転職活動ができ、好きな職種や好きな企業の情報を調べることが可能です。
ただ実際に進んでいくとなると、スケジュール管理や面接対策など全てを自分自身で管理しなくてはならないため、しっかり時間を確保しておくことが必要です。
また自由に転職活動できる分、時期を決めて実行しなければ期間が伸びていく可能性があるため、注意が必要です。
両方併用して利用するのも良いかもしれませんね。
マイナビエージェントの紹介求人について
実際に過去に紹介している求人にはどのような企業があるのでしょうか。
・コナミ
・カカクドットコム
・サイバーエージェント
・サムスン
・清水建設
・コミカミノルタ
・NEC
・DeNA
・パナソニック
・富士フィルム
上記は一例になりますが、大手企業の求人もかなり多いです。
公開されている求人は18,957件あり、これは全体求人の20%にあたります。
残り80%はサイト上などには公開されていない非公開求人です。
公開求人の職種についてもみていきましょう。
全体公開求人数:20,000件
職種 | 求人数 |
営業 | 3440件 |
販売・サービス | 534件 |
WEB/エンジニア | 7324件 |
クリエイティブ | 1042件 |
コンサルタント | 1281件 |
WEB/エンジニアと営業が多いという結果になりました。
マイナビエージェントだけでなく、どの転職エージェントでもWEB/エンジニアと営業の求人が多い印象です。
ちなみに、マイナビエージェントの全体公開求人数の20,000件は、多くもなく少なくもなくといったところでしょうか。
他の大手転職エージェントの場合、
リクルートエージェント:約120,000件
dodaエージェント:約50,000件
などマイナビエージェントの倍以上の求人数を抱えています。
ただ、中堅の転職エージェントであれば、全体求人数が10,000件以下なのがほとんどです。
また、転職エージェントは非公開求人も非常に多いため、実際の求人を正確に測るのは困難です。
マイナビエージェントの評判は?
マイナビエージェントはどのような評価を受けているのでしょう。
実際の利用者の声をみていきます。
マイナビエージェントの良い評判
マイナビエージェントの良い評判を紹介します。
・アドバイザーが親切
・連絡がマメ
・大手の安心感
順にみていきましょう。
マイナビエージェントの良い評判1:アドバイザーが親切

20代男性
キャリアアドバイザーは当たり外れが激しいですが、この方々は良い担当者と出会えたようですね。
ただ企業を紹介するだけではなく、+αで何かをやってくれる方はやはり優秀です。
マイナビエージェントの良い評判2:連絡がマメ

20代女性
心地よい連絡の頻度が人によって異なるので、キャリアアドバイザーとそのあたりを決めておくのが良いでしょう。
この方の場合、頻繁な電話がOKだったのかもしれませんが、それが嫌な利用者もいます。
マイナビエージェントの良い評判3:大手の安心感

30代男性
マイナビブランドはやはり強いです。
マイナビは新卒の時から利用している方も多いので、転職時も利用しようと考える方もいるでしょう。
大手のサービスを利用したい方はマイナビエージェントはぴったりです。
マイナビエージェントの悪い評判
マイナビエージェントの悪い評判を紹介します。
・対応が杜撰
・否定的な態度
・求人のゴリ押し
・地方に弱い
・落ちた求人を勧められる
順にみていきましょう。
マイナビエージェントの悪い評判1:対応が杜撰

30代男性
このキャリアアドバイザーの対応はよくないですね。
希望していない求人の紹介について、求職者側のスペックの問題もあるかもしれませんが、アポの時間に連絡がつかないなどはキャリアアドバイザー側のタイムスケジュールミスなので徹底して欲しい部分です。
このようなことがあると求職者がその人への信頼をなくしてしまいます。
マイナビエージェントの悪い評判2:否定的な態度

20代女性
キャリアアドバイザーからすると、正直に厳しいことを伝えたかったのかもしれませんが、伝え方が微妙ですね。
これほどに求職者の方が不快感を示しているのは、よくない対応だったのでしょう。
言い回しは非常に大切です。
マイナビエージェントの悪い評判3:求人のゴリ押し

30代女性
このようなケースは転職エージェントにおいて珍しくありません。
このキャリアアドバイザーが1つの求人をゴリ押しした本当の理由は分かりませんが、多くの場合、営業ノルマ達成のためです。
このようなゴリ押しには基本的にすぐ応じないようにして、自分でその企業について絶対調べるようにしましょう。
キャリアアドバイザーの中には営業ノルマと求職者への思いやりのバランスがよく分からなくなり、退職する人も実際にいます。
マイナビエージェントの悪い評判4:地方に弱い

20代男性
どの転職エージェントでも地方求人は非常に少ないです。
また、webマーケターはその中でも地方には極めて少ない職業なので、紹介してもらうのは厳しいでしょう。
地方でリモート可能な都会のIT企業のwebマーケターなどであれば可能性は少し広がるかもしれません。
マイナビエージェントの悪い評判5:落ちた求人を勧められる

20代男性
マイナビは、マイナビ転職(転職サイト)とマイナビエージェント(転職エージェント)を運営しています。
各サービス内での合否は、連携されていないので、この口コミのような現象が起きます。
これはマイナビ側がどうにかしないと直らないので諦めるしかないですし、おそらくどうにかするのに非常に時間がかかるのでどうにもならない気がします。
マイナビエージェントの評判から見えてきた特徴
ここまでマイナビエージェントの評判を紹介してきました。
それを踏まえてどのような特徴があるのかまとめていきます。
・対応に差がある
・紹介求人が少ない
・連絡が頻繁
・専門職の求人紹介は少ない
・20代~30代前半までが利用対象
マイナビエージェントの特徴1:対応に差がある
これは、正直、マイナビエージェントだけではなく、どの転職エージェントを利用しても起こりえることなのですが、転職希望者視点に立つと、自分に合う担当者なのかは運要素が強いので、当たり外れがあります。
逆にキャリアアドバイザー側に立つと、スキルや能力のある転職希望者は、紹介できる企業も多く、自分の紹介実績にも繋がるので、手厚くサポートし、そうではない転職希望者には、手薄なサポートになることもあります。
本来、キャリアドバイザーが転職希望者によって対応を変えることはNGなのですが、キャリアアドバイザーも人間ですし、売り上げも気にしなくてはならないので、このようなことは完全にはなくならないでしょう。
もし、どうしても我慢ならない場合は、担当アドバイザーを変更してもらうか別の転職エージェントの利用を検討するべきです。
マイナビエージェントの特徴2:紹介求人が少ない
これも人による部分もありますが、全体的に紹介される求人数は多くない印象を受けます。
ここには掲載していない評判も見ましたが、求人数が思ったより少ないという意見をちらほら見かけました。
転職エージェントによってかなり条件を絞って求人紹介する場合と膨大な数の求人を紹介する場合に分かれますので、いくつか転職エージェントを利用比較して、自分に合う形を選びましょう。
マイナビエージェントの特徴3:連絡が頻繁
マイナビエージェントの転職サポートは、最初から最後まで求職者に対して、専任でキャリアアドバイザーがつきます。
キャリアアドバイザーも何名もの求職者を担当しており、都度状況を把握したいこともあり、連絡が頻繁になるのでしょう。
特に優秀で内定が決まりそうな求職者の状況は聴きたくなってしまうので連絡の頻度も増えます。
もし、頻繁すぎる電話やメールなどが対応しきれない、自分のペースで転職活動をしたい感じる人は、転職エージェントではなく、比較的自分のペースで転職活動がしやすい転職サイトなどの利用を検討してください。
マイナビエージェントの特徴4:専門職の求人紹介は少ない
マイナビエージェントにかかわらず、大手の転職エージェントは、専門職の求人は少ないです。
ここでいう専門職とは国家資格を有する職種を指しています。
専門職への転職を考えている人は、専門職専用の転職サイトや転職エージェントがありますので、そのようなサービスを利用するのがよいでしょう。
マイナビも会計士、弁護士、看護師など各専門のサービスを持っています。
マイナビエージェントの特徴5:20代~30代前半までが利用対象
紹介求人数がかなり多いので、幅広い年代の利用者に対応できます。
ただ、メインは大学卒業している20代〜30代前半あたりですが、30代の場合はスキルや経験がなければ、かなり紹介求人数は減ってしまう印象です。
マイナビエージェント以外の転職エージェントも基本的にメインターゲットは同じです。
ちなみにマイナビは20代の第2新卒や既卒の人向けの転職エージェントを別サービスで運営しています。
マイナビエージェントの評判から見えてきた利用に向いている人
どんな人がマイナビエージェントの利用に向いているのでしょうか。
・20~35歳
・キャリアアップしたい
・大手のサービスを利用したい
マイナビエージェントに向いている人1:20~35歳
年齢でいうと20~35歳が対象になります。
他の大手転職エージェントでもこの年齢幅が対象だと感じます。
最近は20代に特化した転職サイトや転職エージェントもあります。
正直、35歳になると、転職自体がかなり難しくなります。
実際、35歳以上を対象としている転職サイトや転職エージェントは少ないです。
転職できるとしても未経験職種へのキャリアチェンジは厳しいので、今までの経験やスキルを活かした転職になります。

マイナビエージェントに向いている人2:キャリアアップしたい
多少年収をあげたい人はマイナビエージェントの利用に向いています。
年収の部分を考慮してキャリアアドバイザーに求人を紹介してもらえば、希望の求人を出してくれるでしょう。
ちなみに未経験職種の場合は、キャリアアップは厳しいかもしれません。
やはり、経験・スキルを活かした職種の方がキャリアアップの可能性は高いです。
もし未経験でのキャリアチェンジを望むのであれば、マイナビが運営しているマイナビジョブ20'sの利用をおすすめします。

マイナビエージェントに向いている人3:大手のサービスを利用したい
現在、転職エージェントは無数とはまでは言いませんが、かなりの数存在しています。
中にはかなり怪しいエージェントがあるのも事実です。
それに比べてマイナビブランドを掲げて事業を展開しているので利用者からしても安心感はありますよね。
安心安全面を利用検討の軸とするのであれば、マイナビエージェントはおすすめです。
マイナビエージェントの評判から見えてきた利用に向いていない人
続いて、どのような人がマイナビエージェントに向いていないのでしょうか。
・ハイクラスの転職を望む
・他人からの口出しが嫌
マイナビエージェントに向いていない人1:ハイクラスの転職を望む
ここでいうハイクラスとは、課長や部長など役職への転職です。
年収でいうと、700万以上を指します。
先ほどキャリアアップの話をしましたが、〜年収700万のキャリアアップです。
それ以上の年収を望むのであれば、マイナビエージェントでは難しいです。
マイナビエージェントの中にはこのような重要ポジションの募集もなくはないですが、9割近くは一般ポジションの募集になります。
ハイクラスの転職にはJACリクルートメントがおすすめです。
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マイナビエージェントに向いていない人2:他人からの口出しが嫌
これはマイナビエージェントに限ったことではないですが、転職エージェントを利用すると、転職活動のスピードが上がります。
キャリアアドバイザーもなるべく早く転職するように促すので、ゆっくり自分のペースで転職活動をするのが難しいです。
それが嫌な人は転職エージェントではなく、転職サイトを利用しましょう。
マイナビエージェントの利用の流れ
マイナビエージェントの利用の流れを説明します。
他の転職エージェントも同様の流れなので、把握しておいてください。
・無料登録
・面談の設定
・キャリアドバイザーとの面談
・求人紹介
・選考
・内定
順に解説していきます。
マイナビエージェントの手順1:無料登録
まずは、マイナビエージェントのサイトで無料登録を行ってください。
名前や生年月日、住所、電話番号などの基本情報を入力します。
マイナビエージェントの手順2:面談の設定
面談予約フォームで空きのある日時に面談を予約します。
または担当者から電話がくるので、そこで面談の日程を決めます。
マイナビエージェントの手順3:キャリアドバイザーとの面談
面談は、対面とリモートのどちらかになります。
面談場所が近い場合は直接、遠方の場合はリモートになることがほとんどです。
マイナビエージェントの手順4:求人紹介
面談を通じて、キャリアアドバイザーがおすすめの企業をいくつか紹介してくれます。
それらをみて、自分が受けたい企業があれば、キャリアアドバイザーに伝えます。
もし、どの企業も微妙、、、であれば、再度出し直してもらうことも可能です。
出してもらった企業に不明点があれば、キャリアアドバイザーに聞くようにしましょう。
マイナビエージェントの手順5:選考
受けたい企業が決まったら、キャリアアドバイザーの指示に従って、その企業の選考に進んでいきます。
基本的には、キャリアアドバイザーが履歴書などを企業側に送り、書類審査になります。
書類が通れば、面接です。
日程調整などはキャリアアドバイザーが就活生と企業の間に入り、行ってくれるので、決まった日時にその企業へ出向く形になります。
希望すれば、書類添削や面接対策なども行ってくれるので不安な場合は相談しましょう。
マイナビエージェントの手順6:内定
面接の結果、内定が獲得できれば、入社までの流れを簡単に説明され、必要書類を入力しておしまいです。
もし、残念ながら不合格になった場合は、またキャリアアドバイザーにおすすめの求人を出してもらい、選考に進む流れです。
受けた企業にもよりますが、キャリアアドバイザー経由で不合格の理由を聞くことができるかもしれません。
気になれば、キャリアアドバイザーに1度聞いてみるもアリです。
マイナビエージェント以外のおすすめ転職エージェント
マイナビエージェント以外も検討したい方にいくつかおすすめの転職エージェントをまとめます。
・リクルートエージェント
・就職shop
・パソナキャリア
おすすめの転職エージェント1:リクルートエージェント
1つ目は、リクルートエージェントです。
マイナビエージェントと並び、大手転職エージェントの1つです。
求人数、利用者共にNo.1なので、とりあえず情報収集だけの利用でも、役に立つでしょう。
おすすめの転職エージェント2:就職shop
2つ目の転職エージェントは、就職shopです。
リクルートエージェントを運営しているリクルートが運営しています。
大手の転職エージェントは大抵、利用者のメインターゲットが大卒以上になります。
それに対し、就職shopは、既卒やフリーター、高卒の方がメインターゲットになるので、学歴や職歴に不安がある方でもご利用いただけます。
また紹介企業は全て就職shopスタッフが訪問済みで、訪問した上で本当に紹介していいのかを判断し、ブラック企業の排除に努めています。
さらに、関門になる「書類選考」が完全にカットされており、面接からのスタートになります。
おすすめの転職エージェント3:パソナキャリア
3つ目の転職エージェントは、パソナキャリアです。
パソナキャリアは女性の転職サポートに非常に力を入れています(勿論、男性も利用できます)。
キャリアアドバイザーの評判がとてもよく、明確に転職について決まっていない方の相談にも丁寧に対応してくれます。
また、豊富な求人を抱えていますが、雑多に求人を紹介するのではなく、本当に合う求人を2〜3つ提示する印象です。
【マイナビエージェントの評判】求人数○キャリアアドバイザーの質△
ここまでマイナビエージェントの評判や、特徴、利用に向いている人についてまとめてきました。
キャリアドバイザーについて、良い評判も悪い評判も両方あったので、どのアドバイザーにあたるかで評判が2極化している印象です。
最後に、マイナビエージェントについて抑えておきたいポイントをまとめます。
・マイナビが運営しており、最大手の1つ
・求人数は豊富
・キャリアアドバイザーの質にはバラつきあり
・20~30代前半がメインの利用者
評判では不明瞭な部分も多いので、実際に利用してみてその目で確認することをおすすめします。
その上で自分なりにメリットとデメリットを把握し、マッチするようであれば継続して利用し、難しそうであれば、別の手段を取りましょう。
20代男性