転職エージェントは、すべての人にとって必ずしも有効なサービスとは限りません。
期待していたサポートとのズレが生じると、「使わないほうがいいのでは」と感じやすくなるのが実情です。
本記事では、転職エージェントを信用できないと感じやすい理由や背景を整理し、 不信感を持ったときの対処法や、信頼できるエージェントの見分け方まで詳しく解説します。
転職エージェントを使うべきか迷っている人や、自分に合った活用方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 転職エージェントを信用できないと言われる理由
- 不信感を抱きやすい具体的なケースと背景
- 転職エージェントが合わないときの対処法
- 信頼できる転職エージェントの見分け方
- 自分に合った転職活動の進め方
転職エージェントは信用できないと感じる理由
転職エージェントが信用できない、使わないほうがいいと感じている人は少なくありません。
マイナビの調査によると、転職エージェント利用者の約4割が何らかの不満を抱えた経験がある と回答しています。
転職エージェントを信用できないと感じる理由には、主に以下があげられます。
信用できないと感じる理由
参考:マイナビスカウティング|転職エージェントが信用できない原因とは【アンケート】
ここでは、転職エージェントが信用できないと感じた理由に合わせて、エージェント側の事情も解説します。
希望と異なる求人を紹介されることがある
希望と異なる求人を紹介される経験は、転職エージェントへの不信感につながりやすい要因です。
マイナビ転職エージェントの調査でも、転職エージェントの信用を下げている理由として「紹介数が少ない」が上位に挙げられており、求人紹介のズレや量に不満を感じる人が多い状況が分かります。
エージェントが考慮している要素
- 選考通過率
- 求職者のキャリアプラン
- 経験・スキルと求人要件のマッチ度
- 企業の採用基準
「絶対に譲れない条件」と「絶対避けたい条件」を伝えれば、ミスマッチを減らせます。
連絡が遅く、放置されたように感じる
転職エージェントからの連絡が遅いと、放置されていると感じて転職エージェントを使わないほうがいいと判断する利用者もいます。
連絡が滞ると、選考状況や求人情報の把握が遅れ、転職活動の判断や行動に支障が出るためです。
連絡が遅くなる背景には、担当者の業務過多と優先順位があります。
1人のキャリアアドバイザーが数十人を同時に担当するケースもあり、以下のように対応の優先度が分かれています。
転職エージェントの優先順位
| 利用者状況 | 優先度 |
|---|---|
| 内定が出ている | 高 |
| 一次〜最終面接フェーズ | 高 |
| 書類選考フェーズ | 中 |
| 求人紹介段階(転職意欲あり) | 中 |
| 求人紹介段階(転職意欲なし) | 低 |
| 登録のみ | 低 |
「求人をいつまでに紹介してもらえるか」など、初回面談で明確にすり合わせておくと、不安が減ります。
また、「週1回の定期連絡」など具体的に希望を伝えておくと、放置感を防げますよ。
担当者の理解が浅く、話が噛み合わない
キャリアアドバイザーの業界理解や経験が不足していると、話が噛み合わず信用できないと感じやすくなります。
転職エージェントでは担当者ごとに経験や得意分野が異なり、業界知識が浅いと希望を十分にくみ取れず、的外れな提案につながるためです。
知識不足を感じる主な理由
- 若手アドバイザーが多く経験が浅い
- 担当業界が頻繁に変わり専門性が深まらない
- 担当案件数が多すぎて個別対応が困難
- 自分の状況と転職エージェントの得意分野がマッチしていない
また、業界特化型のエージェントを選ぶと、担当者の専門性が高まります。
総合型と特化型を併用し、情報の質を比較するのもおすすめです。
内定の意思決定を急かされると感じる
転職エージェントから内定の意思決定を急かされると、不信感を抱きやすくなります。
求職者の不安や迷いを十分にくみ取らないまま判断を求められると、自分の意思よりもエージェント都合を優先されていると感じるためです。
内定承諾を急かす背景にある事情
- 企業側が設定した回答期限
- 求職者の内定辞退リスクの回避
- キャリアアドバイザー自身のKPI達成
そのため、企業から提示される「回答期限」に強く影響を受けます。
内定後に冷静に判断する時間を確保するため、「検討期間が欲しい」と明確に伝えましょう。
企業側も期限延長に応じてくれますよ。
応募を急かされ、主導権がないと感じる
転職エージェントから応募を急かされると、転職活動の主導権を握れないと感じ、不信感につながりやすくなります。
十分な説明や同意確認がないまま応募を勧められると、求職者の意思よりもエージェント側の都合を優先されていると受け取られやすいためです。
転職エージェントが信用できるかの対応例
| 対応 | 評価 |
|---|---|
| 事前説明あり+応募同意確認あり | 適切 |
| 事前説明あり+応募同意確認なし | 問題 |
| 事前説明なし+勝手に応募 | 信用できない |
応募前に必ず求人内容の説明を求め、納得してから応募する習慣をつけましょう。
転職エージェントが信用できないと感じたときの対処法3選
転職エージェントに不信感を抱いたまま利用を続ける必要はありません。
ここでは、転職エージェントへの不信感を解消し、より良い転職活動を進めるための対処法を3つ紹介します。
キャリアアドバイザーの変更を申し出る
転職エージェントに不信感を抱いた場合は、キャリアアドバイザーの変更を申し出るのがおすすめです。
キャリアアドバイザーとの相性・理解度の差は転職活動の成果に直結するためです。
キャリアアドバイザーを変更する方法
- 転職エージェントの公式サイトにある問い合わせフォームから依頼する
- サポート窓口やカスタマーサポートに連絡する
- 初回面談後ややり取りの途中でも変更を申し出る
変更を申し出る際は、理由を詳しく説明する必要はなく「相性の問題で別の担当者を希望します」と伝えれば問題ありません。
申し訳なさを感じる必要はなく、自分に合う担当者と出会うために必要な手続きと考えましょう。
他の転職エージェントを利用して比較してみる
転職エージェントが信用できないと感じた場合は、他の転職エージェントを併用し、提案内容や対応を比較してみましょう。
転職エージェントごとに、保有している求人、得意分野、キャリアアドバイザーの対応力には差があるためです。
1社のみを利用していると、提案が適切かどうかを客観的に判断しにくくなります。
複数の転職エージェント利用で得られるメリット
- 求人数や選択肢が増え、条件を比較しやすくなる
- 各転職エージェントの得意分野と不得意分野を補える
- キャリアアドバイザーの提案内容や対応の質を比較できる
- 複数の視点から提案を受け、市場価値を把握しやすくなる
- 1社に依存せず、転職活動のリスクを分散できる
総合型と特化型、大手と中小など、異なるタイプのエージェントを組み合わせると、提案の偏りを防ぎやすくなります。
複数社の提案を受けてみると、どの支援が自分に合っているか判断しやすくなりますよ。
転職エージェント以外の転職方法を知る
転職エージェントに不信感を抱いた場合は、転職エージェント以外の転職方法も把握しておくと良いでしょう。
転職エージェントはあくまで数ある転職手段の1つであり、すべての人に最適とは限りません。
転職エージェント以外の主な転職方法
| 転職方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 転職サイト | ・自分のペースで探せる ・求人を比較しやすい |
・書類作成や交渉を全て自分でおこなう必要がある ・ブラック求人を見極めにくい |
| 企業HP | ・企業の本気度が伝わりやすい ・直接企業とコンタクトが取れる |
・求人情報が少ないことが多い ・年収交渉などを自力でおこなう必要がある |
| スカウトサービス | ・待っているだけで求人に出会える ・自分の市場価値がわかる |
・一斉送信スカウトが多い ・必ずしも希望条件と合わない |
| リファラル採用 | ・選考通過率が高い ・社内の実情を事前に聞ける |
・紹介者との関係性に配慮が必要 ・入社後に辞めづらい |
| ハローワーク | ・地域密着型求人が豊富 ・公的機関で安心感がある |
・ブラック企業も多い ・IT業界は少なめ |
転職エージェントも含め、複数の手段を試しながら、自分に合う進め方を見つけていきましょう。
転職エージェントを使うべき人・使わないほうがいい人の特徴
転職エージェントも万能ではなく、利用が向いている人と向いていない人がいます。
ここでは、転職エージェントの利用が効果的な人と、他の方法が適している人の特徴を解説します。
使うべき人・使わないほうがいい人の特徴
転職エージェントを使うべき人の特徴
転職エージェントは、転職活動を効率よく進めたい人や、選考対策・条件交渉まで含めた支援を求める人に向いています。
転職エージェントは、求人紹介にとどまらず、履歴書・職務経歴書の作成支援、面接対策、企業情報の提供、年収や条件の交渉まで一貫してサポートするサービスのためです。
転職エージェントの利用が向いている人の特徴
| 特徴 | 向いている理由 |
|---|---|
| 転職活動が初めての人 | 書類作成や面接対策を一からサポートしてもらえるため、進め方に迷いにくい |
| 書類選考や面接に不安がある人 | 手厚い選考対策で通過率を高められる |
| より年収アップを目指したい人 | 市場相場を踏まえた条件交渉を代行してもらえる |
| ハイクラス転職をしたい人 | 非公開求人やエグゼクティブ案件に出会える可能性がある |
| 働く環境のミスマッチを避けたい人 | 企業の内部情報を共有してもらえる |
| ブラック企業を避けたい人 | エージェントがブラック企業を排除して紹介してもらえる |
初めての転職や年収アップを目指す場合は、心強い支援になってくれるでしょう。
求人数や情報量を重視するならリクルートエージェント、自分のペースで求人を探しながら支援も受けたい場合はdodaを併用すると、自分に合う求人や支援スタイルを見極めやすくなりますよ。
転職エージェントを使わないほうがいい人の特徴
転職活動を自分のペースと判断で進めたい人は、転職エージェントを使わないほうが合う場合があります。
転職エージェントは求人提案や連絡を通じて支援する仕組みのためです。
転職エージェントを使わないほうがいい人の特徴
| 特徴 | 向いていない理由 | おすすめの転職方法 |
|---|---|---|
| 自分のペースで進めたい | 連絡や提案が負担に感じる可能性がある | 転職サイト・スカウト |
| 応募する企業が決まっている | 企業HPから直接応募のほうがスムーズ | 直接応募・リファラル採用・転職サイト |
| 自分の判断を最優先したい | 主導権を保ちやすい | 転職サイト・スカウト |
自分から応募しなくても声がかかり、興味のある話だけを選んで検討できるため、主導権を持ちやすいので、干渉されずに市場価値を知りたい人や、条件が合う案件だけ見たい人に向いていますよ。
転職エージェントとの信頼関係を築くための活用方法
転職エージェントに丸投げするのではなく、自分でも積極的に動くと、信頼関係が築けます。
ここでは、転職エージェントを任せきりにせず、信頼できるパートナーとして活用するための具体的な方法を紹介します。
使うべき人・使わないほうがいい人の特徴
転職エージェントの上手な使い方についてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
自分から積極的に質問・情報収集をする
転職エージェントとの信頼関係を築くには、自分から積極的に質問し、情報収集をおこなう姿勢が欠かせません。
転職エージェントは、求職者の関心や要望の度合いをもとに、情報提供の深さや提案内容を調整するためです。
積極的に聞くべき情報
- 企業の残業時間・休日出勤の実態
- 社風や職場の雰囲気
- 前任者が退職した理由
- 選考の通過率や評価ポイント
- 年収交渉の余地
- 入社後のキャリアパス
質問と情報共有を重ねると、信頼関係も築きやすくなります。
即答できない内容でも、後日企業へ確認してくれるため、疑問点は遠慮せず伝えましょう。
転職内容(転職目的・目標・キャリアプラン)などを具体的に伝える
転職エージェントには、転職目的やキャリアプランをできるだけ具体的に伝えましょう。
希望条件が曖昧なままだと、キャリアアドバイザーは判断軸を持てず、求人紹介にズレが生じやすくなるためです。
以下は、曖昧な伝え方と具体化した伝え方を比較した例です。
曖昧な伝え方と具体化した伝え方を比較した例
| 曖昧な伝え方 | 具体的な伝え方 |
|---|---|
| 今より年収をあげたい | 現年収より年収50万円以上上げたい |
| 残業を減らしたい | 残業月20時間以内にしたい |
| スキルアップしたい | マネジメント経験を積みたい |
| 働きやすい環境を希望 | リモートワークを導入している企業で働きたい |
| 上司と合わない | 成果を公平に評価してくれない環境だった |
| 人間関係が上手くいかなかった | 平均年齢が高くて相談できる相手がいなかった |
数字や具体的な状況を示すと、エージェントも提案しやすくなります。
履歴書・職務経歴書の添削、面接対策は積極的にお願いする
転職エージェントとの信頼関係を築くには、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を積極的に依頼しましょう。
選考を見据えた実践的なサポートにつながります。
受けられるサポート内容
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 企業ごとの面接対策
- 想定質問の事前共有
- 模擬面接の実施
- 条件交渉の代行
エージェント側も求職者の本気度が伝わり、より手厚くサポートしてくれます。
転職エージェントを使って転職成功を導いた事例
転職エージェントを使って転職成功を導いたリアルな事例をご紹介します。
信用できる転職エージェントを選ぶと、転職活動成功率を飛躍的にアップできます。
転職活動がなかなか上手くいかずに気づけば5ヶ月空白期間ができてしまい、思い切って転職エージェントに登録。経理を希望していたのにエージェントから勧められたのはエンジニア職でした。
自分が理系出身であること、また丁度自分の条件に合う求人があるとのことでの提案でした。最初は興味がありませんでしたが、エージェントと話す中でエンジニアに興味が沸き、企業に応募することに。
面接をするに連れて応募先企業に強く惹かれ、トントン拍子で選考が進み、見事内定を獲得しました。
今はではエンジニアとして活躍、良い転職だったと思います。
出典:キャリア図鑑独自調査
Webマーケティングに興味があり、不動産営業からWebマーケティング職への転職を目指して活動していました。
エージェントに登録して相談したところ、未経験では難しいとのことでしたが、現職でWebサイトを運営していた経験や、ポテンシャルを評価してもらい、入念な応募書類の作成、面接対策を実施。マーケターになるための作戦会議を何度もおこなってもらいました。
大手企業の最終選考まで進みましたが、現職でWebマーケター職を新設することになり、そこにアサインいただけたことで転職活動を中止することに。担当者も心から喜んでくれ、現職に残るべきだと後押ししてくれました。
出典:キャリア図鑑独自調査
転職エージェントは使い方次第で、強力な味方にも、ストレスの原因にもなります。
信頼できる転職エージェントを見分ける方法
信頼できる転職エージェントには、共通する特徴があります。
転職エージェントの質は、求人情報そのものよりも「どのように説明し、どこまで向き合ってくれるか」に表れやすいためです。
判断の目安となる具体的な特徴は、以下のとおりです。
| 観点 | 信頼できる対応 | 注意したい対応 |
|---|---|---|
| 求人説明 | メリットとデメリットの両方を説明する | 良い点しか伝えない |
| 情報の深さ | 求人票にない職場の実情を具体的に話せる | 求人票の内容をなぞるだけ |
| 希望条件 | 優先順位を一緒に整理してくれる | 条件をそのまま受け取るだけ |
| 選考共有 | 進捗や評価ポイントを明確に共有する | 状況が不透明なまま |
| 応募ペース | 納得感を重視し、無理に急かさない | 理由なく応募を急がせる |
| 質問対応 | 即答できない場合は調べて回答する | あいまいな返答で終わらせる |
| 連絡方法 | 頻度や手段を事前にすり合わせる | 一方的な連絡が多い |
| 他手段への姿勢 | 他社エージェントや別手段も否定しない | 他の方法を使うと不機嫌になる |
| 転職意向 | 転職を強制しない | 不安をあおって決断を迫る |
初回面談での違和感は見過ごさず、比較しながら見極めるのが重要です。
少しでも不安を感じた場合は、他の転職エージェントも併用して比較しましょう。
【厳選】信頼できるおすすめ転職エージェント4選
キャリア図鑑で厳選した信頼度の高い転職エージェントを紹介します。
それぞれの強みを理解したうえで、自分に合うエージェントを選ぶと、転職活動の質が大きく変わります。
使うべき人・使わないほうがいい人の特徴
転職エージェントの選び方に関して、もっと詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、業界最大級の求人数と大手リクルートが運営していることで信頼されている総合型エージェントです。
特定企業や特定業界に誘導されにくく、「紹介されない=選択肢がない」という状況になりにくいのが最大の特徴です。
利用者も多いことから、求人票以外にも業界動向や企業データが豊富に提供され、応募を急かすよりも材料を渡して「判断は本人に委ねる」スタイルになりやすいのも安心できます。
信頼できるポイント
- 求人数が圧倒的に多く選択肢が偏りにくい
- 20代から50代まで幅広い年代の支援実績がある
- 非公開求人が約21万件以上で好条件の求人情報に出会える
- 企業とのパイプが太く、求人票以外の情報も豊富
- 担当者の当たり外れがあってもスカウト機能など仕組みでカバーされている
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社インディードリクルートパートナーズ https://www.r-agent.com/ |
| 求人数 | 972,620件 |
| 対応地域 | 日本全国 |
| 電話番号 | 0120-070-585 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-317880 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
doda
dodaは、転職エージェントと転職サイト、スカウト機能を1つのサービスで使い分けられる、透明性の高い転職支援サービスです。
転職エージェント経由と自己応募を並行でき、不信感が起きにくい仕組みが特徴です。
スカウト機能では650社以上の転職エージェントから求人を紹介してもらえるため、受動的な姿勢でも、選択肢を広げながら転職活動が進められます。連絡頻度や関わり方を自分で調整しやすく、エージェント主導になりすぎず自分のペースを保てるでしょう。
信頼できるポイント
- 転職活動方法を自分で選べる
- 連絡頻度や関わり方を自分で調整しやすい
- 企業からの直接スカウト機能で市場価値を把握できる
- 転職フェアやセミナーなどイベントも充実
- エージェント主導になりすぎず、自分のペースを保てる
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ |
| 求人数 | 287,200件 |
| 対応地域 | 全国・海外(国内拠点は24ヶ所) |
| 電話番号 | 03-5427-7890 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-304785 特定募集情報等提供事業:51-募-000144 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
能動的・受動的に転職活動ができるので、自然と選択肢も広げられます。
「エージェントを使い切る」より「使い分けたい」人にとって信頼感が高いです。
マイナビ転職エージェント
マイナビ転職エージェントは、求職者の納得感を何より重視し、じっくり寄り添うサポートが信頼されている転職エージェントです。
内定を急かすよりも「本当に合うか」を重視するケースが多く、求職者ファーストの姿勢が特徴です。
若手の支援実績が豊富で、書類・面接対策がテンプレにならず個人の持ち味を加味した点が魅力でしょう。
関係構築の対応が多いため、求職者の不安や迷いを前提に進めてくれ、初めての転職やエージェント不信がある人ほど安心感につながります。
信頼できるポイント
- 求職者側の納得感を重視する傾向が強い
- 若手・未経験層の支援実績が豊富で安心
- ヒアリングが丁寧で求職者に寄り添う姿勢が見える
- 関係構築型の対応で求職者の不安や迷いを前提に進める
- 中小・中堅企業の独占求人を多く保有
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
| 求人数 | 求人多数 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-6267-4000 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-080554 特定募集情報等提供事業:51-募-000092 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
ビズリーチ
ビズリーチは、求職者が主導権を持ち、エージェントの質を自分で選別できるハイクラス向けスカウトサービスです。
企業・ヘッドハンターの情報が可視化されており、なぜ声がかかったのかが明確に伝えてくれるケースが多いです。
信頼できないと感じたエージェントには関わらない選択ができるため、転職エージェントへの不信感がある人ほど相性が良いサービスでしょう。
年収800万円以上のハイクラス求人が豊富で、面接確約のプラチナスカウトも受け取れます。
信頼できるポイント
- 企業・ヘッドハンターの情報が可視化されている
- エージェントやヘッドハンターが指名できる
- 信頼できないと感じたら関わらない選択ができる
- 年収800万円以上のハイクラス求人が豊富
- 特定の個人情報は非公開でスカウトを受け取れる
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp |
| 求人数 | 公開求人数:127,000件 |
| 会員数 | 281万人以上(2025年1月末時点) |
| 対応地域 | 全国 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302647 特定募集情報等提供事業:51-募-000175 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
エージェントやヘッドハンターを選別できる仕組みも、信頼関係を築くうえで大きな安心材料になります。
おすすめの転職エージェントやその評判・口コミについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
転職エージェントの信用に関するよくある質問
転職エージェントの信用に関するよくある質問をまとめました。
転職エージェントを信用できるか見極める際の参考にしてみてください。
転職エージェントは無料なのに、なぜ手厚くサポートしてくれるのですか?
転職エージェントは、成果報酬型のビジネスモデルを採用しているためです。
企業が求職者を採用し、入社が確定した時点で、転職エージェントに報酬が支払われます。
報酬額は年収の約30〜35%が相場で、年収500万円の人材であれば150万円前後になるケースもあります。
そのため、求職者は無料で利用でき、エージェント側も入社成功に向けて書類添削や面接対策などの支援を手厚くおこなう仕組みになっています。
転職エージェントは企業と求職者、どちらの味方なのですか?
転職エージェントは、企業と求職者の双方と契約関係にありますが、実務上は求職者側に立って支援する存在と考えて問題ありません。
入社後すぐに退職が発生すると、エージェント側には返金義務が生じる場合があります。
そのため、無理な紹介よりも、長く働けるマッチングを重視する傾向があります。
多くのエージェントでは、求職者担当と企業担当を分ける体制をとり、双方の立場を調整しながら支援しています。
転職エージェントとの相性はいつ判断すればいいですか?
初回面談から2週間程度を目安に判断するのがおすすめです。
以下の視点で見てみましょう。
- 初回面談での理解度や傾聴姿勢
- 紹介される求人が希望に合っているか
- 連絡頻度やレスポンスの速さ
- 質問への回答の具体性
- 強引さと配慮のバランス
違和感がある場合は、他エージェントの併用や担当変更を検討すると良いでしょう。
転職エージェント経由と直接応募で、内定率や条件に差は出ますか?
転職エージェント経由のほうが、有利になるケースもあります。
エージェントは企業の要件を理解したうえで推薦をおこない、人物面や評価ポイントも補足するため、書類選考の通過率が高まる場合があります。
ただし、企業が採用コストを抑えたい場合や、ポテンシャル重視の採用では、直接応募が有利になるケースもあります。
転職エージェントを途中で使わなくなっても問題ありませんか?
問題ありません。
ただし、連絡を無視するのではなく、利用停止や退会の意思をきちんと伝えることが大切です。
担当キャリアアドバイザーや問い合わせフォームから連絡しましょう。
選考中の企業がある場合は、辞退の連絡を入れるのが社会人としてのマナーです。
転職エージェントから紹介される仕事の一覧は、どこまで信用できますか?
転職エージェントから提示される仕事の一覧は、そのエージェントが保有・把握している求人情報の一部です。
実際には、すべての求人が一覧で表示されるわけではなく、職種や希望条件、これまでの経歴によって取捨選択されています。
「少ない」「合わない」と感じる場合もありますが、それだけで良し悪しを判断せず、他社の提案とも比較してみるのが大切です。
検索して見つかる求人と、転職エージェントの提案はどう違いますか?
求人サイトで検索できる仕事は、誰でも閲覧・応募できる公開求人が中心です。
一方で転職エージェントは、実際の採用背景や企業側の意向を踏まえたうえで、職種や条件を絞って提案します。
そのため、検索結果だけでは分からない情報や、表に出ていない求人を紹介されるケースもあります。
転職エージェントの意見が自分の考えと違う場合、どう受け止めればいいですか?
転職エージェントの意見は、市場動向や過去の支援実績にもとづいた1つの参考情報と考えるのが適切です。
実際のキャリア選択は本人の価値観が最優先です。
意見が合わない場合は無理に従う必要はなく、理由を聞いたうえで他エージェントの見解と比較すると、納得しやすい判断につながります。
転職エージェントが信用できないと感じる前に自分に合っているか確認しよう
転職エージェントが信用できないと感じるとき、その原因は個人の感じ方だけでなく、転職エージェントの仕組みそのものにあります。
企業からの報酬で成り立つビジネスである以上、提案内容が必ずしもすべての求職者に最適とは限りません。
また、担当キャリアアドバイザーの経験や対応力には差があり、相性が合わないケースがあるのも事実です。
そのため、「信用できない」と感じた場合は、すぐに結論を出すのではなく、自分に合っているかどうかを見直す視点が大切になります。
主体的に情報を集め、自分の判断軸を持つと、納得のいく転職につながりますよ。




