この記事はこんな人におすすめ
- フリーランスに興味がある人
- フリーランスのスケジュールを知りたい人
- フリーランスへの転職を検討している人
フリーランスと会社員の1日を比較します
フリーランスになった僕のと会社員だった僕の1日を比較してみたいと思います。
僕の場合、現在、完全なるフリーランスではなく、なんちゃってフリーランスなので少し会社員要素もありますがその部分はご了承くださいませ!
フリーランスと会社員のそれぞれのスケジュールと気になる点について言及します。
フリーランスと会社員時代の1日スケジュール
では1日のスケジュールを比較していきましょう。
会社員時代の1日1スケジュール
7:30 起床
8:15 満員電車に乗り込む
8:50 会社着
9:00 朝礼的なやーつ
9:15 メールなどを確認・返信
9:30 ひたすらテレアポ
12:00 昼飯
13:00 客先へアポ
15:00 2件目へGO
17:00 帰社・テレアポ
18:00 営業・提案資料作成
18:30 MTG
19:00 資料作成続き
21:00 退社
22:00 帰宅・飯・youtubeみる
24:00 就寝
会社員の場合、朝が早いので必然的に早く寝ないといけないんですよね。
タイムスケジュールだけ見れば、割と健康な生活をしていますが、仕事がしんどすぎてストレス鬱状態になっていました。
フリーランスの1日スケジュール
11:00 起床
12:00 業務委託先へ出社
12:15 メール・数値の確認
14:00 昼飯食う
15:00 レポート作成やマーケティング周りの業務
18:30 退社
19:00 帰宅・ちょい睡眠
21:30 起床・夜飯食べる
22:00 個人の仕事開始
26:00 就寝
まず11時起きが最高ですね。
朝がどうしても苦手なので、夜遅くまで作業をして、朝遅く起きてしまいます。
健康にはよくないかもしれませんが、自分的にはこっちの方が合ってます。
フリーランスと会社員で異なる点
ここからフリーランスとか会社員を比較する上で気になる点をピックアップしていきましょう。
フリーランスは自由っちゃ自由ですが、結構仕事もしています。
もっと健康的な生活をすべきなのですが、、、しかし、これが現実です(笑)
・個人の時間の創出
・仕事以外のストレス
・生活リズム
・朝礼やMTG
フリーランスと会社員で異なる点1:個人の時間の創出
会社員時代は疲れ切ってしまい、帰宅後にできることが何もなく、ダラダラして寝るのが当たり前でした。
それに対して、フリーランスの今は、業務委託先でストレスを感じることもなく、余計な疲れを生じないので、帰宅後に少し仮眠をとれば、フル回復し自分の仕事をすることができます。
この自分の事ができる時間が1日の中に作る事ができるか否か、これは非常に大きい事項だと個人的には思います。
会社員の人でも朝早起きする事で時間を創り、副業に勤しむ素晴らしい人もいます。
このような動きが将来、個人で稼げるかどうかに関わってくるかと考えます。
フリーランスと会社員で異なる点2:仕事以外のストレス
仕事以外のストレスとは「満員電車に乗る」「朝早く起きる」「夜早く寝なければならない」などの会社員であることによって起きる2次災害です。
不必要なストレスは、なるべく避けたいところです。
フリーランスになればそのようなストレスを避けやすくなるので僕にとってはありがたいです。
仕事以外のストレスより1番大事なのは仕事自体のストレスを減らすことですが、、、。
仕事自体のストレスが減れば、それ以外のストレスも必然的に減ります。
フリーランスと会社員で異なる点3:生活リズム
フリーランス的な働き方になると自由度が増すので自分で健康などを意識して生活しないと本当に大学生のような生活リズムになってしまいます。
その点、会社員だと規定時間での出社義務があるので、朝早くて辛い事はあるもののその部分は保たれます。
フリーランスの方でも、朝早起きしてジム行ってそっから仕事!という素晴らしいモーニングルーティンをかましているのをyoutubeなどでよく拝見するので同じフリーランスとして是非真似したいです。
フリーランスと会社員で異なる点4:朝礼やMTG
会社員って無駄なMTGや集まりが非常に多いんです!(無駄じゃないやつもあるよ)
そのMTGや集まりのために資料作成などの作業が必要になったり、MTGの内容がうんこみたいに薄い時があるんですよね。
これがまたストレスなんですよね。フリーランスだとそのような類に出席しなくていいのでラッキーです。
会社員→フリーランスになって感じたこと
会社員からフリーランスになって感じたことをまとめました。
・フリーランスという感覚はない
・フリーランスになった直後は変な感覚
・不安がつきまとう
・スキルを身につける
・信用がない
会社員→フリーランスになって感じたこと1:フリーランスという感覚はない
会社員からフリーランスへ転身したわけですが、会社員を辞めた感覚はあってもフリーランスになった感覚はあまりないです。
会社員を辞めても仕事がしているわけなので、自由だ!!!みたいなことは感じません。
僕の場合、何も考えずに会社員を辞めて、色々やって気づいたらフリーランスと呼ばれる括りだっただけです。
会社員→フリーランスになって感じたこと2:フリーランスになった直後は変な感覚
会社員を辞めてフリーランスになった直後は何か気持ち悪かったですね。
朝8時に起き、毎日に同じ時間に同じ電車にスーツをきて乗り込み、満員電車に揺られ、同じ駅で降り、会社のエントランスを潜り、おはようございますと挨拶をする。
帰りも然り。
この染み付いた会社員生活が急にフリーランスになり朝10時30分起き、私服で混んでいない電車に揺られながら、ゆったりの出勤。
帰りは19時くらいなので、早めに退社するサラリーマン達と一緒に電車に揺られ帰る。
上記のように会社員からフリーランスになり生活が大幅に変わりましたので、最初はスーツを着ている会社員を街中で見ると不思議な感覚になりました。
「ん?僕もあんな感じだったよな?あれが普通だよな?今、僕はなんなんだ?」みたいな。
ただ、1ヶ月もしたら慣れて、何も気にならなくなりました。体も心も会社員モードからフリーランスモードになっていったのでしょう。
このような自由度の高い生活になったことは自分にとっては非常に嬉しく、ストレスもなくなりました。
会社員→フリーランスになって感じたこと3:不安がつきまとう
フリーランスになり、自由になっただけで不安がなくなったわけではありません。
安定した給料ではないため、いつ仕事が無くなってもおかしくないですし、クビになる優先順位は、フリーランス(業務委託など)>正社員なので、切られる可能性が正社員に比べてものすごく高いです。
もし会社員だったなら何か会社で大きな損失なる事件が起きてもよほどのことがない限りクビにはなりません。
そのため多少楽観的に考えることができます。
何かしらの形で会社に残る方法が提案されるでしょう。
会社員→フリーランスになって感じたこと4:スキルを身につける
いつ仕事がなくなるかわからない危機感から、フリーランスの人は次々に新しい能力やスキルを身につけなければならないという感覚があり、誰に言われることなく、いろんな事を習得しようとする意欲が強いように思います。
会社員の頃は会社から毎月、厚生年金が正社員雇用者全員に支給されます。フリーランスは、そんなものはありません。
有給もありません。働いた分や成果をあげた分しかお金をもらうことはできません。
このようにフリーランスには自由に見える分、辛いことも多くあります。
ただ、会社員時代と今のフリーランス生活どちらが幸せと聞かれたら、確実にフリーランスと答えます。
ただ、この回答は僕の場合であって、フリーランスから会社員に戻る人もいますし、僕も今後はどうなるかわかりません。
会社員→フリーランスになって感じたこと5:信用がない
基本的にはフリーランス最高!派の人間なのですが、唯一のデメリットだと感じたのが、「信用のなさ」です。
具体的に言うと、賃貸、ローン、カードの審査に全然通りません。
収入はサラリーマン程度にはあるのに、本当にびっくりするくらい通らないです。
僕の場合、挙げ句の果てに親の名義に賃貸借りました、、、。
親不孝者です、、、。
フリーランスの僕に襲い掛かった事件
先ほどフリーランスは会社員より不安がつきまとう、また危機感を持っているというお話をしました。
今回実際に僕が会社員からフリーランスになって本当に起こった「仕事がない!どうしよ!」と不安になりまくった事件をご紹介します。
フリーランス事件①:メディア事業が廃部、仕事なくなる
約3年前に300名程度の会社でライフスタイルに関するメディアの運営を開始するとのことで、WEBにライターの求人が載っていたので見つけて応募して業務委託としてその会社にジョインしました。
うる覚えですが、指定されたテーマについて書いた物を提出して、その後面接といった選考過程でした。
その時、僕は25歳ですね。大学卒業して2年半正社員をして、そこからこの企業で初のフリーランス的な働きを開始しました。
フリーランスになるならプライドは捨てるべき
「4年制大学卒業したのにアルバイトかい」なんて方もいるかもしれませんね。
僕も多少なりともその感覚はありましたが、もうええわと思って応募しました。
フリーランスになるには一旦、世間体を捨てることが必要なのかもしれません。
フリーランス始めたては無職からのスタートですからね。
そもそも正社員から離れるためにフリーランスを選んだので、このような形になるのは必然だったのかもしれません。
話を戻すと、その企業の面接に受かり、晴れてWEBライターとしてフリーランス的な仕事が始まりました。
10:00~18:00で平日月曜日から金曜日まで毎日働いていた気がします。
時給は1300円?でしたかね。途中で1500円に上がりました。
東京在住で家賃もある程度必要なので、なんとかギリギリ食っていけるといった感じでしょうか。
リモート(在宅)作業への移行
この企業でのよかった点は、3ヶ月経った時に、1度インフルエンザになり、仕事に行けなくなることがありました。
その際に自宅作業にしてもらい「自宅でもいけるじゃん。」と高評価を得たのか、そこから完全リモート(在宅勤務)に切り替えることができました。
時給も変わらずもらえたので、助かりましたし、初めてリモートワーク的なことができて嬉しかった思い出があります。
このリモートワークでさらにフリーランスに近づいた気がしていました。
フリーランスの仕事は突然なくなった
そんなこんなで10ヶ月程度経った時に「なーんか会社の空気が重いな」と感じるようになったんですよ。
明確な理由は未だにわかりませんが、「収益化が難しいと感じた」あたりが撤退の理由だと思います。
ある日、出社すると、そのメディアを閉鎖することになったと聞かされました。
その時に、その部署の責任者と話す機会が設けられたのですが、「伊藤(仮)くんどうするか・・?」と聞かれ、「まあ、どうするかと言われましても・・・」と答えた気がします。
その人も僕の処遇をどうしたら良いのかわからなかったのでしょう。
次の言葉も出てこなそうだったので、僕の方から「でも、正直、メディアなくなるなら僕の役割もないですよね?」と言うと、「そうだね・・・」と言われたので、そこで終わりました(笑)。
ライターとしてジョインしたので別部署への異動なども特には提案もなく、あっけなく終焉を迎えました。
ただ、「残りの出してくれてるシフト分の給料は支払うから」と言ってくれて、冷たい人ではなかったです。
これが僕のフリーランスで初めて仕事がなくなった瞬間でした。
フリーランス事件②:ある日メディアが消滅した
これは(1)の次の職場の話です。
(1)の事件後、仕事ないな〜マジやばたんと考えていた僕は、とりあえず別のWEBライターの求人に応募することにしました。
突然ページが消えた
無事、採用され、せっせと働いていたのですが、大晦日、実家でだらだらしながらその当時、運営していたメディアを開くと「ページが開けません」というメッセージが出ているではありませんか・・・。
全然頭がついていかず、責任者に連絡すると「そうなんだよ、閉じることにした」と。まだ採用されて3ヶ月くらいでしたかね・・・。
(1)の事件に立て続いて同じようなことが起きるとは・・・。これでフリーランスの仕事が再びない状態となりました。
フリーランスの仕事がなくなったその後・・・
フリーランスで再び仕事ない状態に陥った僕は友達のツテでとあるマーケティング会社に業務委託としてジョインしました。
その会社は今でも続けています。
幸いにもジョインしてから3年が経過し、ある程度の信頼も勝ち取ることができ、給料もかなり上がりました。
現在は安定していますが2つの大きな事件を経験している僕からするとこの先もこの安定が続く保証はないと常に考えています。
業務委託契約である以上、クビを切られるのは1番早いですし、いつその時がきてもおかしくありません。
フリーランスは自由だけど仕事の保証がない
フリーランスは、出勤時間も自分で決めれるし、社内の人間との付き合いも浅いので人間関係で揉めることもないです。
ただ、働いた分しかもらえないので、有給もないですし、体調を崩したらその期間はお金が発生しません。
このことからわかるようにフリーランスで確かに自由ではあるものの実力がなければお金はもらえません。
また、契約を更新してもらえる保証がどこにもないのでいつ仕事がない状態に突き落とされるかわかりません。
軌道に乗るまでは非常に不安定です。
僕の場合、今は多少フリーランス的な要素もありますが、フリーランスになりたての時はフリーランスという名のアルバイトです(笑)。
マジでフリーランスとアルバイトって雇用契約が異なるだけでそんなに違いはありません!
保証がなくて年収が下がってでも、ある程度の自由が欲しい人にはフリーランスをおすすめします。
まとめ:フリーランス?会社員?which is better
フリーランスと会社員の比較はいかがでしたか?
僕がフリーランス的な働き方を好むので、フリーランス>会社員のような書き方になってしまいましたが、どちらを好むかは人それぞれですし、属する会社によって会社員の働き方は大きく変化するので、もはや会社員でありながらフリーランスのような生活をしている人もいます。
あなたはフリーランスと会社員どちらを好みますか?