「セミナーに参加すれば実績になるって聞いたけど、ちょっと不安……」
そう感じながら、何となく参加しているだけになっていませんか?
結論から言えば、セミナー中心でも実績にすることは可能です。
ですが、"形式だけの参加"では認定されないこともあるのが現実です。
本記事では、求職活動実績としてセミナーを活用するための条件や注意点、落とし穴をわかりやすく解説します。
「月2回、確実に実績を積みたい」「応募や面接に疲れてしまった」そんな人こそ、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- セミー中心でも求職活動実績として認定される条件
- 実績にならないNGパターンと回避のコツ
- オンラインセミナーで実績をつくる具体的な方法
- 失業認定申告書の正しい書き方と記入例
- 実績作りと転職支援が両立できるサービスの活用法
求職活動でセミナーばかり受ける人にありがちな3つのパターン
求職活動実績は、ルールがよくわからず、「セミナーばかりじゃダメなのではないか」と心配になる人も多いのではないでしょうか。
実際のところ、適切なやり方さえ知っていれば、セミナー中心の活動でも全く問題ありません。
とはいえ、あなたが「なぜセミナー中心にしたいのか」によって、取るべき行動は変わります。
実績だけ確保したい(失業給付を維持したい)
求職活動の実績づくりだけに重点を置き、失業給付の継続をしようとする人も少なくありません。
上記のパターンの人は結構多いです。
家族の介護があったり、なんとなくしばらく休みたかったり、理由は人それぞれでしょう。
こういう状況であれば、効率よく月2回の実績を作ることが最優先です。
セミナーは「面接に行かなくていい」「断られる心配がない」点で、精神的な負担も軽くなります。

>就職意欲は低めだがやってる感を出したい
「本当はもう少しゆっくりしたいが、ハローワークの人には頑張っていると思われたい」
上記のタイプの人は、「将来に向けた準備をしています」ストーリーが作りやすいセミナーがおすすめです。
自己分析セミナーやキャリアプランニング講座なら、「まずは自分を見つめ直してから本格的に活動する予定です」という説明ができます。
本気で再就職したいが活動の仕方がわからない
「転職なんて何年ぶりだろう...」
「今どきの就職活動はどうやるの?」
上記の人はリクルートエージェントのセミナーに参加しましょう。
ポイント

しかも転職のプロからアドバイスをもらえるので、独学でやるより断然効率的です。
【結論】求職活動実績はセミナーばかりでもOK(ただし条件あり)
結論から言うと、セミナーだけで求職活動実績を作るのは全く問題ありません。
「求職活動実績」として認められるセミナーの事業者は下記のとおりです。
求職活動実績として認められるセミナー事業者
- 独立行政法人
- 高齢・障害・求職者雇用支援機構
- 地方自治体
- 求人情報提供会社
- 新聞社
ただし、「とりあえずセミナーに出ていれば大丈夫でしょう」などの甘い考えでは痛い目に遭う可能性があります。
求職活動実績はセミナーばかりでもOK
ハローワークから配布される「しおり」には明確なNG規定はない
ハローワークでもらう「雇用保険受給資格者のしおり」をきちんと読んだことがありますか?
ハローワークで配布される「雇用保険受給資格者のしおり」には、求職活動実績として認められない具体的なNG規定は明記されていませんが、「求職活動実績として認められるもの」として下記が記載されています。
求職活動実績として認められるセミナー事業者
- 求人への応募(応募書類の送付、面接、オンライン自主応募)
- ハローワークが実施する求職申込み、職業相談、職業紹介(オンライン紹介)
- 許可・届出のある民間事業者等(民間職業紹介事業 者、労働者派遣事業者、地方公共団体)が実施するもの
- 公的機関等(独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方公共団体、求人情報提供会社、新聞社)が実施するもの
- 再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験を受験
出典:厚生労働省

と自分の住んでいる地域のハローワークに問い合わせてみましょう。
実際にセミナーだけで認定された体験談
インターネットで調べてみると、セミナーだけで乗り切った人の体験談が結構見つかります。
Q:
失業保険の求職活動実績を、オンラインセミナーだけで積んでいる方いますか?
ハロワでは職業相談を勧められるのですが断っていて、このまま怪しまれないか不安です。
同じようにセミナーだけで満額受給できた方がいたら教えてください!A:
自分はオンラインセミナーだけで求職活動の実績を積んで、ちゃんと失業保険を満額受け取れました。
認定のときに見られるのは回数とセミナーだけなので、あまり気にしなくて大丈夫だと思いますよ。出典:Yahoo知恵袋
月2回のノルマあり
これは基本中の基本ですが、認定期間(4週間)中に2回以上の求職活動が必要です。

OK例(8月の認定日が8月5日の場合)
- 8月10日:dodaのオンラインセミナー受講
- 8月25日:リクルートエージェントの面談参加 → 認定期間(8月5日〜9月1日)内に2回達成 → OK
NG例
- 8月2日:ハローワーク訪問(※前回認定期間内)
- 9月3日:セミナー参加(※次の認定期間) → 8月5日〜9月1日の間に実績が0回 → NG
セミナーはキャンセルや満席の場合もあるため、余裕を持って3回くらい予定を入れておくと安心です。
セミナー実績が無効になる3つの落とし穴と対処法
「セミナーに参加したのに実績にならなかった」
上記のようにならないためにも、よくある失敗パターンを知っておきましょう。
求職活動実績に認められない場合
同じセミナーへの参加を繰り返す(テーマ重複)
全く同じ内容のセミナーへ参加した場合でも、求職活動実績は1回しかカウントされません。
これが一番多い失敗パターンです。
「面接対策セミナー」に今月も来月も参加すると、ハローワークの職員が重複していると判断し、実績としてカウントされない可能性があります
しかし回避方法は簡単です。
今月は「面接対策」なら、来月は「職務経歴書の書き方」や「転職市場の動向」など、明らかに違うテーマを選べば問題ありません。
リクルートエージェントなどは毎月いろんなテーマでセミナーを開催しているので、選択肢には困らないはずです。
地域による独自運用(証明書・回数ルール)
これが少し厄介なのですが、全国共通のルールはあっても、地域のハローワークで独自ルールがあります。
主催元の信頼性(民間≠全て有効ではない)
民間のセミナーなら何でもOKではありません。
中には「これ、求職活動ではなくて副業のお誘いではないか?」のようなセミナーもあります。
知恵袋でも「投資セミナーに参加したら実績にならなかった」「起業セミナーは認められなかった」などの失敗談が結構あります。
安全なのは以下が主催しているセミナーです。
安全なセミナー
- ハローワーク・労働局系
- 市役所・県庁系の就労支援
- 大手転職エージェント(リクルート、パーソル、マイナビなど)
求職活動実績になるセミナーの見分け方と具体例
「どのセミナーなら確実に実績になるのか?」これは非常に気になるポイントですよね。
主催者によってある程度判断できるので、迷ったときの参考にしてください。
基本的には「就職・転職に直結しているもの」は求職活動実績として認められます。
求職活動実績になるセミナーの見分け方
ハローワーク主催のセミナー
ハローワーク主催のセミナーは、確実に実績になるのでおすすめです。
ハローワークのセミナーでよく開催されているものは以下のとおりです。
主催セミナーの種類
- 就職支援セミナー
- 面接対策講座
- 職務経歴書作成セミナー
- パソコン基礎講座
- 再就職支援セミナー
出典:ハローワーク千葉県
デメリットは人気があってすぐ満席になってしまうことです。
見つけたら即申し込みするようにしましょう。

自治体・県労働局主催のセミナー
出典:埼玉しごとセンター
市役所や県庁がやっているセミナーも確実です。
主催セミナー
- キャリアデザイン
- 地元企業の紹介
- 中高年向け転職セミナー
出典:埼玉しごとセンター
自治体や県の労働局が主催するセミナー情報は、主に各自治体の広報誌や公式サイトから確認できます。
東京労働局や埼玉労働局といった都道府県の労働局ホームページにも、開催中のセミナーが掲載されています。
最寄りのハローワークでもチラシが配布されていたり、掲示板に案内が貼られていたりするため、足を運んだ際にはチェックしておきましょう。
セミナーの申し込みは、電話かWebフォームから可能です。
特に定員制のものは早い者勝ちとなるため、気になるセミナーを見つけたらできるだけ早く申し込むようにしましょう。
民間企業(doda/リクルート)のセミナー
大手転職エージェントのセミナーも求職活動実績になります。
特にリクルートエージェントとdodaは就職活動実績として認められます。
リクルートエージェントの場合
- 転職成功ノウハウセミナー
- 業界別転職セミナー
- 面接突破セミナー
- 職務経歴書ブラッシュアップセミナー
dodaの場合
- 履歴書の書き方講座
- 職務経歴書の書き方セミナー
- 自己分析セミナー
- 面接対策セミナー
- 業界研究・企業研究セミナー

注意
- 「求職活動証明書マーク」が付いていること
- セミナーを最後まで視聴すること
- 確認テストに回答すること
オンラインセミナーでも実績になる?注意点と証明の取り方
コロナ以降、オンラインセミナーが大幅に増えました。
家から参加でき、交通費もかからないのでとても便利です。
しかし「オンラインでも本当に実績になるの?」と不安に思いませんか?
結論から言うと、適切なやり方であればオンラインセミナーでも求職活動実績になります。
ただし、対面より注意点が多いのも事実です。
オンラインセミナーの注意点と証明の取り方
オンラインでも「申込+視聴+証跡」が揃えば有効
オンラインセミナーで実績にするには、申込+視聴+証跡」の3つが必須です。
きちんと事前申し込みをする
「なんとなく見ていました」ではダメです。きちんと申し込んで、確認メールをもらいましょう。
最初から最後まで視聴する
オンラインだからと言って途中で買い物に出かけたり、家事をしながらはNGです。最初から最後までちゃんと聞いておきましょう。
参加の証拠を残す
参加証明書がベストですが、なくてもスクリーンショットや申し込み確認メールなどで大丈夫です。

録画(アーカイブ)視聴はNG?
アーカイブ視聴も求職活動実績になります。

また、視聴後にはセミナー内容が問題となる確認テストに答える必要があります。そこまでやって初めて証明書がメールで届きます。
ポイント
・証明書は、確認テストをクリアした後に届くので忘れずに確認しましょう。
「参加証明書がないと不安」な人のための記録保存術
オンラインセミナーでは、参加証明書がもらえないことも結構あります。
そんなときでも大丈夫です。
下記のように証拠を残しておけば問題ありません。
役立つ証拠
- 申し込み確認メール:「お申し込みありがとうございました」メールのスクリーンショット
- 参加中の画面:セミナー中の画面を何枚か撮影(参加者一覧が見えるとなお良い)
- 終了画面:「ご参加ありがとうございました」画面も撮影|フォローメール:セミナー後の資料配布メールやアンケート依頼メール|
【保存版】失業認定申告書の正しい書き方|セミナー参加時の記入例
申告書の書き方は意外と悩むポイントです。
「何をどう書けばよいのか?」と毎回ドキドキしてしまいませんか。
このセクションではリクルートエージェントに参加した場合の失業認定申告書の正しい書き方をレクチャーします。
失業認定書は最寄りのハローワークにて入手可能です。
または以下のリンクからダウロードできますので、印刷して利用しましょう。
⇒失業認定証明書のダウンロード|ハローワーク
失業認定申告書の正しい書き方
「求職活動の内容」欄に何を書くべきか?
出典:ハローワーク
リクルートエージェントのオンラインセミナーへの参加を実績として申告する場合は、「失業認定申告書」に以下の情報を記入します。
項目名 | 記入内容の例 | 補足 |
---|---|---|
求職活動をしたか | 「ア 求職活動をした」を選択 | 丸で囲めばOKです |
求職活動の方法 | (イ)職業紹介事業者による職業相談、職業紹介等 | 丸で囲めばOKです |
利用した機関の名称 | リクルートエージェント(株式会社リクルート) | 会社名も記載するとより丁寧です |
活動の具体的内容 | リクルートエージェントのオンラインセミナー参加(職務経歴書の書き方セミナー)に約60分参加 | 内容が伝わるようにテーマ名や所要時間まで具体的に書きましょう |
主催者 | リクルートエージェント(株式会社リクルート) | 会社名も記載するとより丁寧です |
その他の失業認定書の共通記載項目
- 氏名・住所・電話番号
- 認定対象期間
- 失業の認定を受けようとする日
- 雇用保険受給資格者番号
- 活動の証明欄(署名など)

「転職・就職に関係しています」ことが一目でわかるように書くのがコツです。
証明書が手元にない場合はどうすればいい?
「証明書をなくしてしまった...」
「そもそももらっていない...」
こんなときでも慌てる必要はありません。
下記の表を参考に、それぞれ対処しましょう。
対処法 | やること/備考 |
---|---|
再発行をお願いする | セミナー主催者に「参加証明書を再発行してもらえますか?」と問い合わせる |
参加記録の確認を依頼する | 「〇月〇日のセミナーに参加したのですが、記録はありますか?」と確認 |
別の証拠を用意する | 申込完了メール/スクリーンショット/配布資料などを保管・提示 |
詳細に説明できるよう準備 | 講師名・参加人数・学んだ内容などを覚えておくと信頼度アップ |
リクルートエージェントの場合、参加記録がいつでもマイページから確認できるのでおすすめです!