就職したくない・やりたいことがない大学生へ。就職しなくてもいい?やりたいことを見つける方法

この記事はこんな人におすす

  • 就職活動に悩んでいる就活生
  • 就職するのが憂鬱な大学生
  • 就職したくない大学生

 

就職したくない大学生へ

就職したくない大学生

今回は、就職したくないと感じている大学生の皆様に社会人になってから、正社員・アルバイト・フリーランスを全て経験した私からいくつかメッセージを送ります。

参考になることがあれば嬉しいです。

 

 

世の中には就職したくない大学生がいっぱいいる

twitterを覗くと就職したくないと嘆いている方が大勢います。

 

 

 

 

 

 

 

大学生の僕も就職したくないと思っていた

メッセージの前に、僕が大学生の頃、どうだったかを少しだけ振り返らせてください。

僕は、学生ビジネスなど何もしておらず、ごく普通の大学生でした。

学年を重ねるにつれて就職したくないなと感じていましたし、就職活動をし、内定をもらってからも就職したくないという気持ちは変わりまんでした。

しかし、就職したくないと内心を思っているだけで、特に何もすることもなく流れに身を任せ、結局就職し、社会人生活へと突入していきました。

毎日、通勤ラッシュに揉まれ、会社に着いたら、掃除をし、商品もよく理解していないまま、テレアポをし、訪問へ行き、受注できなければ、上司に詰められる、、、。

こんな日々の繰り返しでした。

ストレスで白髪も増え、はじめて白髪染めをしたのを覚えています。

もちろん、楽しいことや勉強になることも多くありましたが、基本的には「辛い」が勝ちました。

その後、その会社を辞め、アルバイトで生活をつなぎ止めて、フリーランスとして仕事をするようになりました。

現在は、フリーランス的な働き方を始めて3年近くになります。

 

 

結論:大学卒業後に就職したくないなら就職しなければいい

そんな僕は「就職したくないなら就職しなければいい」と今感じています。

ここでは一旦、「就職=どこかの企業に正社員で入社する」と定義させてください。

就職したくない人は別に社会人になる必要はありません。

誰が大学を卒業したら就職しなければならないと決めたんですか?

就職したくないならしないでOKです。

ただ、就職したくないから、ニートになって親からの仕送りや生活保護を受けて生活すればいいと言っているわけではありません。

別にニートを否定するわけではありませんが、今回はニートをOKにしてしまうと話が終わってしまうので、就職しないでも自分で稼ぐことを前提として話を進めます。

 

 

就職したくない大学生の就職以外の手段

では、大学卒業後に就職したくないなら、どのような手段があるのでしょうか。

1.就職したくない大学生は、派遣やバイトすればいい

就職したくないなら、正社員でどこかの会社に就職せずに派遣で働いたり、アルバイトしたり(言い方的にはフリーター?)と方法はいくつかあります。

アルバイトの種類にもよりますが、バイトだけでは、東京や大阪などの都会で1人で生活していくのは金銭的に厳しいかもしれません。

ただ、シェアハウスや実家暮らしをすることで、その金銭的厳しさを和らげることは可能です。

派遣の場合、東京で事務職派遣すれば、時給1500円はもらえるでしょう。

1日7時間、月20日働くと、約21万円もらえます。

この数字をみて全然生活できるじゃん!と感じれば、就職したくないのに無理にする必要はありません。

高級な生活は望めませんが、就職しなくても、ごく普通の生活をすることは可能です。

2.就職したくない大学生は、個人で事業をすればいい

もし就職したくない、かつ、派遣やアルバイトで働くのも嫌な場合、個人で仕事をするしかないです。

個人で仕事をする方法はいろいろありますが、昨今、目立つものでいうと、

・株やFXなどの投資

・youtuber

・ブロガー

・インスタグラマー

・プログラマー

・せどり・転売

などが該当します。

あなたが会社に雇用されたくないのなら何か自分でお金を稼げる事業を展開するしかありません。

ただ、どれも短期間で簡単に稼げるものではありませんので、最初から個人で全ての収入を稼ぐと考えない方がいいかもしれません。

以下のような方法もありますので参考にしてください。

 

派遣やアルバイトをしながら空き時間で個人事業

このパターンは、結局、派遣やアルバイトで働かざるをえないのですが、決まった時間で働きながら、その他の時間は個人の仕事にあてます。

個人の仕事で稼げるようになったら派遣やアルバイトを辞めます。

 

(ニートしながら?)全ての時間を個人で仕事

もう1つのパターンとしては、何もせず、全ての時間を個人の事業に使います。

しかし、最初から個人で稼ぐまでにはタイムラグがありますので、その期間は、

・実家に住んで親のスネを齧る

・貯金を切り崩す

などのお金の節約や切り崩しが必要になります。

 

 

就職したくない大学生は、学生時代から何かをしよう

大学卒業後に就職せず、自分である程度の稼ぎを得て、個人事業を展開できる人がほんの数%います。

その人達は何をしていたかと言うと、大学生の頃から個人で稼ぐための下準備をしています。

先ほども書きましたが個人でいきなり大金を稼ぐのは非常に困難で、時間がかかります。

ただ、大学4年間で下準備できれば、卒業のタイミングではある程度のスキルになっているので稼げる状態にまでなるかもしれません。

大学生でいる内は、世間の目は「ニート」ではなく「大学生」です。

このとてもお得な4年間を有意義に使えるかは非常に大事です。

多くの大学生は「就職したくない」と思っていることでしょう。

本当に優秀な学生は思うだけではなく、行動に移した超エリートです。

就職したくない大学生は、学生の頃に何かを始めましょう。

学生の頃に何もせず、ただ遊んでいるだけだと普通の社会人になってしまいます。

もし学生時代に何もしなくても僕のように社会人になってから何か行動を始めても全然遅くありません。

 

 

私が就職したくないから選んだ道

冒頭でも少し触れましたが、私は長らく、フリーランス的な働き方をしています。

大学卒業後からいきなりフリーランスになる自信のなかった僕はとりあえずそこそこ大手の人材会社に入社しました。

というよりも大学生のうちに自分で稼ぐことができなかったので、就職したくない!と思っていましたが結局就職することになりました。

ただ、就職後にストレス溜まりまくった僕は、結局その会社を2年で退職し、その後から今までアルバイト経由して、3社で業務委託として働いています。

かっこいい言い方をすれば、フリーランスってやつです。

私は現在、週5日、1日7時間程度、3社で業務委託をし、その他の時間は、個人のビジネスに力を注いでいます。

もう3年近く、この生活をしています。

サラリーマンの頃と比べて、今の方が圧倒的に幸せです。

もう普通のサラリーマンのように決まった時間に働くのは厳しいかもしれません、、、。

ただ、信用はないので、賃貸を借りたい・家を買ったりするのは非常に困難なのが大きなデメリットです。

 

 

大学卒業後に就職しないと他人の目が気になるかも

最後に、私が経験談で共有したいことがあります。

就職したくない大学生は、卒業後に派遣やバイトでもいいんじゃないの?と言ったものの実際、大学卒業後に正社員にならず、派遣やバイトで生活する人は全体の数%でしょう。

そのため、親や親戚が集まる場所で就職の話が出ると居づらくなったり、友達との飲み会では自分だけ就職の話に入っていけなかったり、と疎外感を強く感じることは間違いありません。

そんな世間体気にしねーよ!という強いメンタルがあればいいのですが、実際、就職しない!という決断の影響は結構シビアなのでそれは覚悟してください。

私も実際、大学卒業後に正社員→アルバイトを経験した人間ですが、アルバイトをしている期間はそのことを隠して生活していました。

年末に親戚一同が集まる場があったのですが、新卒で勤めた会社にずっと勤めていることにして「ボーナスいくらだった?」みたいな話も適当に交わしました。

就職したくないならする必要はありませんが、しなかったら世間の目は思っているより冷たいです。

 

 

就職したくない大学生は何もしなければ結局就職してしまう

就職しちゃう

ここまで、僕の経験談も交えて、「大学生就職したくない病」についてまとめてきました。

結局、大学時代に何もしなければ、大学卒業後は親からの金銭的な援助がなくなるので生活費が倍近くになりその結果お金が必要となり、就職したくないと感じていても、どこかの会社に就職しなければならないのが自然な流れです。

大学時代に何もせずに3年生後半になり、就職活動をすることになれば、就職するしかないのです。

もう1度言いますが、もし就職したくないのであれば、学生時代に「稼げる」何かをしましょう。

大学の4年は非常に長いです。

本当に就職したくないのなら、大学4年間という人生の夏休みを将来のための「何か」に使い倒しましょう。

これだけ言っても大学在学中に行動できるのは1%未満です。

それほどに大学という遊びが蔓延する環境で将来のために行動するのは難しいことなのです。

大学でもし何もできず就職してモヤモヤしているのなら空いている時間で何か行動しましょう。

この夏休み期間に頑張った人だけが就職したくない!という目標を叶えることができます。

 

 

やりたいことがない病

やりたいことがない

ここまで「就職したくない」について色々と述べてきました。

そもそも「就職したくない」理由の背景に「特別やりたいことがない」、という方も多いのではないでしょうか。

大学生だけでなく、社会人になっても、やりたいことがない人が多いのではないでしょうか。

しかし、そうなるのは正直仕方がないのです。

今の日本の教育は、将来やりたいことについて考えさせる機会が非常に少ないです。

とりあえず高校や大学に進学するために勉強し、学歴のために、進学するのが当たり前になっています。

たまに、孫正義(孫正義さんのwikipedia)さんのように若くしてやりたいことを見つけ、海外へ渡米してアメリカの大学で学び、その後起業なんていう化物もいますが、孫さんのように10代の段階で将来やりたいことを明確にし、早めに果敢に挑戦できる人はごく稀でしょう。

ほとんどの人はやりたいことがないのです。

ここからは「やりたいことがない」について深ぼっていきます。

 

 

私もやりたいことがない人間

私も実際、明確にやりたいことがあるかと問われると微妙です。

ただ、僕の場合、やりたいことは明確にはないですが、やりたくないことは山ほどあります。

一例ですが、

・満員電車に乗りたくない

・朝、目覚ましをかけて起きたくない

・自分の好きな時間や場所で仕事がしたい

などです。

これらを達成するために今、必死に生きています。

これらをやらなくてよい生活が僕のやりたいことなのかもしれません。

有名企業の社長のように世界を変えたい!などの野望は私にはありません。

やりたくないことを洗い出してみると、やりたいことが見つかるかもしれません、、、。

 

 

やりたいことがない状態からやりたいことを見つけるために

では、やりたいことがない人がやりたいことを見つけるためにはどうすればよいのでしょうか。

・日本の教育改革が必要

・尊敬できる人を探す

・情報アンテナを張る

・就職活動を一生懸命する

・社会経験を積んだ後、人生を再考する

 

順にみていきましょう。

 

日本の教育改革が必要

これは国の問題ですが、疑問を呈したいので述べておきます。

やりたいことがない人が日本人に多い理由の1つに日本の教育があると感じます。

アメリカのように、学生時代からもっと仕事やキャリアの情報を収集できるような環境にし、やりたいことや将来像を早くから探すことのできる教育に日本も変えていくべきなのではないでしょうか。

国語、英語、理科、社会などの基礎教科を必要ですが、仕事の種類やお金の稼ぎ方などについて学ぶ授業も増やしてほしいです。

ただ正直、今の日本の体制では、この先5〜7年は教育体制に変化はなさそうなので、教育体制の変化は諦めて自分で考えるしかありません。

将来について考えることが非常に困難な環境ですが、早めに動いただけ、結果がついてくるのも早いので、早く将来について考えることに努めてみましょう。

何も考えなければ、サラリーマンになるのが自然な流れです。

サラリーマンでもいいのであれば、考える必要はありませんが、嫌なら考えましょう。

 

尊敬できる人を探す

これは、社会人向けの項目になります。

やりたいことを見つけるために、尊敬できる人を探しましょう。

先ほど例に出した孫正義さんなどの超著名人や超経営者でもいいのですが、少し遠すぎる存在な気もします。

できれば、そのような方々については書籍やネットで調べるとして、もっと身近な目視できる範囲で尊敬できる人を見つけることをおすすめします。

なぜ身近な人探すことをおすすめするか、それは、その人の思考・行動などその人の詳細を近くで確認することができるからです。

聞きたいことはその人に直接質問すればいいのです。

・どんな考えを持って学生時代を過ごしていたのか

・なぜ今ここで働いているのか

・働いている中で大事にしていることは何なのか

・逆に大事にしていない(優先順位が低い)ことは何なのか

・帰宅後は何をしているのか、休日は何をしているのか

・この会社にずっと在籍するつもりなのかいるのか or 転職するのか

・今後やりたいことは?

など全部を知ろうと努めてください(ストーカーみたいですねw)。

そして、とりあえず、その人の真似をすればいいのです。

最初は真似事ですが、徐々にオリジナルに変わっていくでしょう。

その時には、やりたいことも見つかっているはずです。

 

情報アンテナを張る

やりたいことを見つけるために、情報のアンテナを張りましょう。

情報アンテナを張るとは、

・ネットで情報をあさりまくる

・ニュースを見る

・新聞を読む

・本を読む

などを指します。

普通の生活をしていてもやりたいことは到底見つかりません。

世の中の出来事や偉人や有名人の思考を自分に取り入れることで、何か別の扉を開ける可能性が出てきます。

 

就職活動を一生懸命する

やりたいことがない日本人がやりたいことについて真剣に考える機会が日本にもあります。

その初めての機会が「就職活動」です。

就職活動はとてもめんどくさいですが、自己分析を徹底的に行い、自分がどのような人間なのか自己理解するのにはもってこいの機会であり、その自己分析が自分のやりたいことを考えるきっかけになります。

この就職活動でやりたいことがないなりに、自分に合う企業を見つけ、就職をします。

就職活動は、約1年間という非常に短い期間なので、納得のいく形で就職活動を終えることのできない人も多くいるでしょうし、納得できたと感じても実際企業に入社してみたら、全然自分の思うような場所ではなかったケースも往々にしてあるでしょう。

しかし、この就職活動期間で自分の将来について真剣に考えたことは後々の人生に非常に活きてきますし、やりたいことを見つけるきっかけになる可能性は十分にあります。

 

社会経験を積んだ後、人生を再考する

実際に、社会人になり、2~3年経過した段階で、2回目の「考える機会」が訪れる人が多いです。

実際に仕事を通して、社会の基礎知識がついた段階で、もう1度自分のやりたいことについて見つめ直す機会がやってきます。

その際には、知識がついている分、就職活動時よりも豊富な情報や知見を持った上でやりたいことについてより明確に考えることができるでしょう。

 

 

著名人が考える「やりたいことがない」

やりたいことがないことについては、多くの著名人もインタビューで答えているので、これらを参考にするのも非常に為になります。

いくつかピックアップしましたので、興味のある人は覗いてみてください。

志茂田景樹

志茂田景樹

この悩みはね、やたら多いです。特に20代の若い女性に多いような感じがしますね。

何をしたいのかが分からないっていうのは、現実的な自分の状況を把握していないんだと思います。

ネットの中には、「インターネットならではのビジネスを見つけて、うまくいって、お金が入ってくる」というような、成功者の情報ばかりがやたらある。

そうなると、高嶺の花に目線がいってしまって、足元を見なくなるんですよ。「100年経ったって、私にはできない」くらいに思っちゃうんですね。

そういうのって、僕は非常に怠惰だと思います。

今できることをやれば、それが1になって2になって、だんだんと積み上がっていき、ある時気が付くと、うんと力がついているものです。

そうやって、他の人ができないことができるようになっていく。

地道な考え方の先に、成功の道があるんです。

1を見ないで、いきなり4、5を見ようとするから、何をやっていいのか分からなくなる。

1からやるかどうかで、実は5年後、10年後、身も心も豊かな自分になっているかどうかが決まるんだと思います。

ネットの情報の洪水に毒されちゃって、そういうことが考えられなくなっているんじゃないかな。

だから「何をやっていいか分からない」なんて思うんですよ。

 

 

 

厚切りジェイソン

厚切りジェイソン

「ちょっとやってみたいな」と思ったらやる。

「これ、おもしろそう!」と思ったものをやればいいんですよ。

みんな「やりたいこと」を重く捉えすぎている。

僕が芸人になったのも、家の近所のショッピングセンターでお笑いライブをやっていて、「おもしろい!やってみたい!」と思ったから。

「小さな頃から芸人になりたくて」とか「芸人になるために仕事も辞めて家族も捨てる」なんてことはまったくないですからね。

“何かをやる=人生を掛けてやる”と思っている人が多い気がする。だから、悩んでしまって一歩が踏み出せないんじゃないかな。

もっと気軽に考えればいいのにね。

 

 

 

まとめ:やりたいことがないならやりたいことを見つける努力をしよう

ここまでやりたいことがない人向けに情報をまとめてきました。

やりたいことが見つけにくい社会に文句を言ったところで何も変わりません。

その状況下で、できることを実践し、自分で自分の未来を切り開いていくしか方法はありません。

やりたいことがなくても、それを見つける努力は怠らないようにしましょう。

 

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