この記事はこんな人におすすめ
- 企業の口コミに興味がある人
- 就活を控える人
- 転職を控える人
企業の口コミの調べ方がわからない・・・
就職活動や転職活動をしてるとこう思いませんか?
「企業説明会やHPの情報だけじゃなくて、もっとリアルな部分を調べたい」
今までの時代は、企業説明や面接時にその各企業の人事に毎度質問する方法がありませんでした。
しかし、合否のかかってる面接であんまりガツガツ聞くのは気が引けるな・・・と感じることは誰にでもあるかと思います。
そんな人に朗報です。
最近は、元々その企業で働いていた人がその企業を口コミし、それがデータ化させている会社の口コミサイトがちらほら出てきております。
匿名と言うこともあり、ズバズバ書いている人もいて、信憑性はネットに転がっている信憑性の低い情報より全然高いです。
これでホワイト企業なのかブラック企業なのかこのサイトで調べれば一発で分かっちゃいます。
元々その企業に勤めていた社員が書いているので相当信憑性は高いです。
今回はおすすめの企業の口コミサイトとその口コミサイトの簡単な使い方やサイト内での会社の調べ方をご共有します。
私も実際、自分の働いていた企業の口コミを閲覧したことがありますが、結構な確率で書かれていたことは真実でした。
企業の口コミはこのサイトを使え!
早速、企業の口コミサイトをご紹介していきます。
どの企業口コミサイトも利用料は完全無料です。
・ライトハウス(旧:カイシャの評判)
・オープンワーク
・転職会議
・キャリドア
・キャリコネ
順に解説していきます。
企業の口コミサイト1:ライトハウス(旧:カイシャの評判)
1つ目の企業口コミサイトはライトハウス(旧:カイシャの評判)です。
口コミ登録企業数:712,219社
ライトハウスの特徴
大手人材会社エンジャパンが運営
カイシャの評判の運営は、大手人材会社エン・ジャパンです。
大手のネットワークもあり、書かれている企業数が非常に多いです。
求人と連携
エンジャパンは中途市場の採用サイトも抱えており、そのサイトと連携してカイシャの評判から気に入った企業があれば、求人情報を見て応募することができます。
ただ、求人との連携は他の企業口コミサイトもしていますので、特別感はないです。
企業の口コミが見やすい
サイトTOPの検索窓から評判を調べたい企業を検索し、ヒットするかを確認します。
自分の調べたい企業がヒットしたら、年収、福利厚生、教育制度、勤務時間などの項目に分けられており、グラフと数字で会社の評判が見れるようになっています。
企業の調べ方も非常にシンプルで誰でも簡単に利用できます。
企業の口コミサイト2:オープンワーク
2つ目の企業口コミサイトはオープンワークです。
口コミ登録企業数:不明
オープンワークの特徴
最初の企業口コミサイト
このオープンワークが企業の口コミサイトの先駆者だったと思います。
1番最初に始めたのでその分、濃厚な情報が網羅されています。
調べる事のできる会社は大手〜中小企業まで幅広く網羅しており、☆での5段階評価、グラフ、数値などで見やすく作られています。
入社祝金制度
オープンワークも先ほどのカイシャの評判同様に求人に応募することが可能です。
オープンワーク経由で入社が決まった場合、祝い金としてオープンワークからAmazonギフト券10,000円が支給されます。
業界平均との比較
オープンワーク上で、とある企業について調べるとその企業と同業界の平均値が隣に表示され、比較することができます。
この平均との比較機能により、わざわざ同業界の異なる企業の口コミを調べる必要なく、その企業が業界の中でどのような位置にいるのかをすぐに把握することができます。
企業の口コミサイト3:転職会議
3つ目の企業口コミサイトは転職会議です。
口コミ登録企業数:169,729社
転職会議の特徴
企業の業績がチェックできる
転職会議は口コミだけではなく、企業の情報も豊富に記載されています。
企業の口コミTOP画面には業績のグラフがあり、非常に見やすく過去から現在の会社の状況を掴むことができます。
企業のレコメンド機能がある
アマゾンや楽天で見られる、とある商品を見ているとそれに近しい商品がおすすめとして表示される機能がこの転職会議にもついています。
この機能を利用して、似たような企業の口コミを検索することなく、すぐに見つけることができます。
マッチ求人お知らせ機能
自分の希望する条件などを転職会議で登録しておくことで、豊富な口コミデータから集約された企業情報とその登録データを照合し、自分にマッチした求人を定期的にお知らせしてくれる機能があります。
口コミを閲覧するのと並行で転職活動も進めることができます。
企業の口コミサイト4:キャリドア
4つ目の企業口コミサイトはキャリドアです。
口コミ登録企業数:不明
キャリドアの特徴
適職診断が受けられる
キャリドアのサイト内には適職診断があります。
これは質問に答えていくことで自分の思考傾向やフィットする職場環境、向いている職業などを導き出してくれます。
就活初期段階にはとても便利な機能ですね。
企業の口コミ比較ができる
キャリドアでは同画面で2つの企業を同じ項目で比較することができます。
これによりどっちの企業がどの部分が優れていて、逆にどの部分が劣っているのかをすぐに確認することができます。
業界ごとのランキングがみれる
1つ企業を調べた際に同業界の他社はどうなんだろう、、、と感じる人もいるのではないでしょうか。
キャリドアでは業界ごとの口コミランキングが見れますのでどの企業がその業界でどの位置につけているのかが一目瞭然です。
企業の口コミサイト5:キャリコネ
5つ目の企業口コミサイトはキャリコネです。
口コミ登録企業数:620,392社
キャリコネの特徴
様々なランキングから探せる
キャリコネには、図のような各ランキングが掲載されており、各部門ごとに評価が高い企業をすぐに検索することができます。
これらで上位の企業はホワイト企業だと言えるでしょう。
役立つコラムやニュースが見れる
キャリコネ内にキャリコネニュースというページがあり、そこに興味をそそるようなニュースが数多く掲載されています。
ブラック企業の過酷な実態「殴る蹴るは当たり前で、暴力による統制が常態化」「上司が勝手にタイムカードを押す」
介護施設を1か月半で退職した女性「休憩室がなく玄関や廊下、ベンチで食事していた」
仕事を即効で辞めたエピソード「交通費なしで結果的に最低賃金と同じ」「女の職場でいじめに遭った」
上記は一部ですが、見たくなるような記事ばかりです。
他の口コミサイトの評価もわかる
キャリコネでとある企業のデータを見にいくと、他の口コミサイトでその企業がどのように評価されているかも確認することができます。
他の口コミサイトではどのような評価がされているのか比較して見たい方もいると思いますので、これは非常に便利です。
どの企業口コミサイトも口コミをかけば口コミがみれる
これはどの企業の口コミサイトでも共通なのですが、
口コミをかけば、口コミが見れます!
今まで勤めたど企業の口コミをかけば、他の口コミを見ることができます。
運営サイト側からすると、少しでも多くの口コミを集めるためにこのような条件を課しています。
ほとんどの場合、150日の口コミ閲覧権限が与えられます。
私はまだ150日経過していないので、詳しくは分かりませんが、経過したら、
・もう1社口コミを書く
・提携している転職サイトや転職エージェントへの登録
などが必要になってくると思われます。
上記のように質問に答えて口コミを記入してきます。
文字制限をしないと、みんな適当に口コミを書くので、最低500文字以上という制限が課されています。
人の適当に書いた口コミを参考に転職活動するのは嫌ですよね?
嫌なのであれば、他の人のためにも真剣に口コミを書くようにしましょう。
企業口コミサイトの利用時注意点
企業口コミサイトを利用するときにどのような点に気をつけるべきでしょうか。
・企業からの訂正が入っている可能性
・口コミ投稿者のステータスを確認
・投稿年度を確認
・本当の口コミを書く
企業口コミサイトの注意点1:企業からの訂正が入っている可能性
まだこのような企業口コミサイトが創成期だった頃は企業の求人も掲載されていなくて、このような企業口コミサイトが企業からお金をもらっている様子はありませんでした。
ただ、最近は、ご紹介したようにどの企業口コミサイトにも求人が掲載されており、企業からお金をもらっている可能性があります。
※真実はわかりません・・・。
僕が気になる点は、「求人載せる=その会社の人もこれらのサイトを見る」ってことじゃないですか。
自社に対して、アンチな口コミや低評価があった際、企業からお金ももらっている場合、消したり隠蔽していないかが不安です。
ぐるナビなどの飲食店の評価サイトも一時期この問題でニュースになっていました。
問題になったので、このようなことをしていないと思うのですが、一抹の不安は残ります。
実際に、ネットの風評被害を消します!阻止します!といったサービスを提供している企業もあるくらいなので、口コミが操作されている点は否めません。
個人的には企業が関与しない、マジのリアルな口コミ評判が集まってくれると転職者にとってはすごく役立つサイトだと感じています。
ただ、サイト運営していく上で企業からお金をもらわないと維持できない気持ちもわかります。
企業口コミサイトの注意点2:口コミ投稿者のステータスを確認
企業の口コミコメントをみる際にその投稿者のステータス(年齢や役職、職種、性別など)を確認するようにしてください。
自分にできるだけ近い人の投稿をみるようにしましょう。
全くステータスが違うとそのコメントを見ても自分と離れすぎていて、参考になる口コミにならないケースがあります。
企業口コミサイトの注意点3:投稿年度を確認
あまりにも古い口コミは、見ても意味がありません。
会社も年を重ねるごとに体制を変化させるので、その時と状況がいっぺんしている可能性は高いです。
口コミには投稿日が書かれていますので、最新の口コミからチェックするようにしましょう。
企業口コミサイトの注意点4:本当の口コミを書く
これは個人的なお願いにもなりますが、自分が勤めた企業の口コミを書くときは適当ではなく、真実を書くようにしましょう。
みんなで助け合って本当の口コミを公開することが他の人のためにもなります。
適当な口コミを書き、それを信じてしまう人がいるのはかわいそうですし、それは自分にも跳ね返ってきます。
フェイクの情報が拡散されるネット社会でリアルな真実な口コミを見れる事は非常に貴重なのでその貴重さを保つためにも真剣に口コミを書いてくださいね。
でないと、いつまでたっても入社前の会社の中身はブラックボックスになってしまいます。
私の企業口コミサイトの利用法
私も転職の際、必ずこれらの企業口コミサイトを利用します。
例えば、転職サイトを利用して転職活動をする場合、転職サイト内で気になる求人を検索します。
気になる求人を見つけたら、その企業名をコピーして、上記のどれかのサイトにペーストします。
そこで、口コミを丁寧にチェックします。
転職サイトの情報だと「いいなー」と感じていても、口コミを見るとそんなことないね・・・ってことがよくあります。
ただ、企業口コミサイトの問題点が1つあり、設立の浅い(3年未満)の企業などは口コミがまだ書かれていないことが非常に多いです。
また、設立から年数が経っていても、従業員が10人未満だったりすると、書かれていないこともあります。
その場合は判断がつかないので厄介です、、、。
じゃあ、口コミも書かれていないような企業はダメだ!と烙印を押してもよいのかというとそうでもなく、中には良い企業もあります。
ただ、企業規模観点でいうと、小さい企業であることには変わりないです。
どの企業口コミサイトあまり変わりなし
全部の企業口コミサイトに登録していますが、正直どれも大きな違いは感じません。
オープンワーカーが元祖だと思うのですが、その仕様をほぼ真似して作られているので、そうなりますよね。
口コミの社数や件数、求人数などに違いがあるだけで、閲覧できるデータはほぼ同じで、先ほど調べたように口コミ結果も多少違うもののどのサイトも似たようなデータ結果になります。
とりあえず、どこでも良いので2つほど登録しておけば問題ないでしょう。
企業の口コミが掲載されていない・・・
自分が調べたいと思った企業の口コミが掲載されていないケースがあります。
・少人数の企業
・設立が浅い企業
などが特に掲載されていないことが多いです。
口コミがない場合は、別の企業口コミサイトにて調べてみることをお勧めするものの、今回挙げたような企業口コミサイトに1つ登録して、掲載されていなければ他でも掲載がない可能性が高いです。
掲載がない場合、ネットで何か情報がないか検索するしか方法はありません。
便利な世の中ですので、1つくらい何か情報が転がっているのではないでしょうか。
まとめ:使い方に注意して企業口コミサイトを利用しよう
ここまで企業の口コミサイトを紹介してきました。
転職者と企業のミスマッチや離職率の高さが叫ばれている昨今、元々働いていた人によるリアルな声は今後、転職する上で非常に重要な参考ポイントになるでしょう。
リアルな声が発信されることで企業側も誤魔化しが効かなくなるので、その意見を聞いて、改善せざるを得ない状況に陥ります。
その改善が結果的に企業を良い方向に進め、ブラック企業の排除にも繋がるので今後もこのような企業口コミサイトの利用者が右肩上がりで増えていくことを期待します。
転職の際は、面接での人事との会話や、ウェブ上に公開されている企業の求人情報、企業ホームページ情報だけでは確実に情報不十分なので、このような企業口コミサイトを見て、万全な情報を得てから入社を決めるようにすれば、より良い転職に繋がると考えます。