この記事はこんな人におすすめ
- 就労支援を受けたい人
- リタリコワークス に興味がある人
- リタリコワークスの評判を知りたい人
皆さんの中で「どうしても仕事が続かない」「頑張っているんだけど、何故かいつもうまくいかない」と悩んでいる方はいませんか。
世の中には様々な理由で『生きづらさ』を感じながら生きている人がいます。
その理由は鬱病などの精神疾患や発達障害など多岐に渡ります。
こういった障害や病を抱えた方々の中には、社会復帰をしたいという人もたくさんいます。
そのような方に是非利用していただきたいのが就労移行支援という制度です。
今回は就労移行支援事業所の中でも代表格である『リタリコワークス』について紹介します。
「生きづらさ」を感じながら日々頑張っている方、ご一読ください。
就労移行支援って何?
リタリコワークスについてお伝えする前に、『就労移行支援』という制度について説明しておきます。
就労移行支援とは何か、一緒に見ていきましょう。
障害のある方の社会参加をサポートする、国の支援制度で障害者総合支援法という法律があります。
就労移行支援は、障害者総合支援法に基づく就労支援サービスのひとつです。
一般企業への就職を目指す障害のある方(65歳未満)を対象に就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートをおこないます。
引用:LITALICO
引用文に書かれている通り、就労移行支援は一般企業への就職を目指す方が対象の制度です。
利用できる期間に定めがありますが、更新申請を行うことで最大2年間の利用が可能です。
障害をお持ちの方の中には、「自立をしたい」「他のみんなと同じように仕事がしたい」と考えている人がたくさんいます。
就労移行支援では、働くときに必要な能力や作法の習得を目指して訓練を行うことができます。
就労移行支援を利用するための条件
就労移行支援のサービスを受けるためには条件があります。
その条件とは、市役所などの自治体の障害福祉担当の窓口へ出向き、「受給者証」を取得することです。
この受給者証がなければ、就労移行支援のサービスを利用する事が出来ません。
就労移行支援を受ける方の多くが障害者手帳を取得しています。
障害者手帳を持っている場合はスムーズに受給者証の申請が可能なのですが、障害の度合いによっては障害者手帳の取得が難しかったり、そもそも障害者手帳の取得に抵抗を感じて申請するのを躊躇していたりするケースもあります。
障害者手帳を持っていない場合は、医師の診断書があれば受給者証が取得できることもありますので、就労移行支援を受けたいと考えているなら、まず医師に相談をしてみましょう。
障がい者の法定雇用率について
2021年3月1日に障がい者の法定雇用率の引き上げがありました。
今まで全社員の1.8%は障がい者の雇用と定められていたのが、2.3%になりました。
今回の改定により障がい者の採用計画が見直され、これまで以上に採用が活発になる企業が増加することは間違いありません。
障がい者の皆様にとって大きな追い風となるでしょう。
リタリコワークスって?
就労移行支援に関する知識を学んだら、次はいよいよLITALICOワークスについて詳しくみていきます。
LITALICOワークスは株式会社LITALICOが運営している就労移行支援事業所です。
株式会社LITALICOは、障害のある子どもから社会人まで年齢や希望に合わせたサービスの提供を行っている会社です。
・特性を持った子供の成長を促す『LITALICOジュニア』
・障害を持ちながら仕事をしたいと考えている方が対象の『LITALICO仕事ナビ』や『LITALICOキャリア』
といったサービスを提供しています。
リタリコが提供しているサービスは他にもたくさんありますが、その根幹にあるのが今回ご紹介をする『リタリコワークス』です。
早速ですが、リタリコワークスはどのようなサービスなのでしょうか。
まずはリタリコの公式ホームページの記載を一部引用してご案内致します。
そのひとりの「働きたい」にこたえる。
LITALICOワークスは障害のある方の「働く」をサポートするサービスです。
企業に就職したい、働きたい、という思いを持っている方に対して、ビジネススキル向上のためのワークショップ、ご本人にマッチした求人開拓、就職後の対人関係サポートまで、一人ひとりの自分らしい働き方実現に向けて、一貫したサービスを提供しています。
障害特性への理解があるスタッフにより、身体障害・知的障害・精神障害のある方に限らず、発達障害や難病のある方など幅広い方に利用いただける環境を整えています。
引用:LITALICO
つまり、リタリコワークスは障害を抱えた方が働けるようになるようにサポートを行うサービスです。
障害に制限はなく、身体障害・知的障害・精神障害、発達障害など幅広い障害に対応しています。
就労時に役立つスキルを磨くためのワークショップをはじめ、就職活動に関するアドバイスや就職後の相談対応まで、サービス利用者が安心して働けるようにスタッフが徹底的にフォローを行ってくれます。
就職者数の累計は8,000名を超えているので、リタリコワークスであれば業界トップクラスのサービスを受けることができます。
リタリコワークスではそんな方々に寄り添い、利用者1人1人に合った支援を行っていますので、その人らしく働くための能力を習得することが可能です。
リタリコワークスの料金について
LITALICOワークスを利用する場合、どれぐらいの費用が掛かるのか気になるところです。
実は人によって利用料金が異なりますが、多くの方は無料で利用しているとのことでした。
公式ホームページの内容を引用致しますので、ご自身が利用するときにいくらかかるのか下記で確認してみてください。
就労移行支援の自己負担月額は、前年の世帯収入に応じて変わってきます。
世帯収入は本人と配偶者の金額の合計であり、親の収入は換算されません。
LITALICOワークスでは、9割以上の方が無料で利用しています。(2016年5月現在)
・生活保護(生活保護受給世帯)→ 0円
・低所得(市町村民税非課税世帯※1)→0円
・一般1(市町村民税課税世帯/所得割16万円未満※2)→9,300円
・入所施設利用者(20歳以上)。ただしグループホーム、ケアホーム利用者を除きます※3→9,300円
・一般2(上記以外)→37,200円
(※1)3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
(※2)収入が概ね600万以下の世帯が対象になります。
(※3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合「一般2」となります。
※その他条件によって減免があるので、各行政に確認してください。
引用:LITALICO
これまで障害を理由に様々なことを諦めてきた方もいるでしょう。
ですが、就労移行支援では多くの方が安価な金額で利用できます。
障害を理由に仕事をすることを諦めていたとしたら、是非就労移行支援の利用を考えてみてください。
リタリコワークスの特徴
リタリコワークスにはどのような特徴があるのでしょうか。
・全国各地に就労施設
・就職前にインターンあり
・就職後のサポートあり
・豊富な過去実績
順にみていきましょう。
リタリコワークスの特徴1:全国各地に就労施設
リタリコワークスは、北海道から沖縄まで全国70箇所以上で障害者やその他病気で就労が困難な方々へ向けての就労支援施設をもっており、これまで8000人以上の就職をサポートしています。
リタリコワークスの特徴2:就職前にインターンあり
リタリコワークスでは、就業するために、必要なスキルを200以上のプログラムから選択し習得、その後いきなり雇用されるのではなく、企業へインターンとして出向き実際に企業で働くことができるを確かめます。
その後、書類選考や面接のサポートを受けながら本格的な就職活動を行い、晴れて就職することが決まった後も企業関係者と連携を取りながら完全に職場に定着するまでサポートをしてくれます。
リタリコワークスの特徴3:就職後のサポートあり
就職後も職場の悩みや今後の方向性についてリタリコワークスが相談にのってくれます。
職場の人間や親族にも打ち明けにくい悩みも多いのでこのように第3者に相談できる機会はかなり貴重です。
リタリコワークスの特徴4:豊富な過去実績
就職成功した方を障害別で見ると、精神障害の方が6割、続いて発達障害の方が2割となっています。
さらに5割以上の方が従業員1000名以上の大企業に勤めていることがわかります。
大手企業は自分には厳しいかも・・と諦めている人もこのデータを見ればその固定観念が覆るのではないでしょうか。
年代は、20~40代と幅広いので、年齢を気にする必要はなさそうです。
リタリコワークスの具体的な就職先
過去リタリコワークス経由でどのような企業に就職しているのでしょうか。
・リクルート(人材)
・ケイトスペード(アパレル)
・三越伊勢丹(百貨店)
・アイリスオーヤマ(通販)
・アパホテル(ホテル)
・エイチ・アイ・エス(旅行)
・サイバーエージェント(広告)
・マイナビ(人材)
・TOHOシネマズ(映画)
など各業種の大手企業にも就職が決まっていることがわかります。
リタリコワークスの具体的なサポート
リタリコワークスは具体的にどのようなサポートをしてくれるのでしょうか。
大きく分けて3つの支援を行っています。
・就職準備
・企業インターン
・就職活動
・就職定着支援
順にみていきましょう。
リタリコワークスの支援1:就職準備
まずは就職準備です。
個々によってプログラム内容は多少変わってくるのですが、
・生活リズムを働くリズムにする
・自分で自分について知る
・仕事をする上でのコミュニケーションを学ぶ
・興味のあるスキルを学ぶ
など就職するための心身ともに就職できる体制を整えます。
リタリコワークスの支援2:企業インターン
就職ができる体制を整えた後は実際に仕事現場を体験するためのインターンです。
リタリコワークスと提携している企業にインターンという形で短期間の体験入社ができます。
全国に4,500ヶ所以上の企業インターン先を抱えています。
自分の興味のある分野の企業でインターンすることが可能です。
下記一例ですが、
サービス業:清掃、陳列・商品補充、品出し、検品、バックヤードでの商品袋詰め、倉庫内での商品整理、棚卸し
介護業:介護補助、清掃、調理補助、話し相手、洗濯、データ入力
製造業:ラインでの軽作業、事務業務全般、清掃、タイムカード、残業管理
などを体験できます。
インターンを通して、
・実際の仕事に触れて、覚える
・できることとできないことを把握する
・自分の好きなことを知る
・働くリズムに慣れる
などを学びます。
リタリコワークスの支援3:就職活動
インターンを終えたら、就職活動を行います。
1.業界や職種の研究
2.希望条件などの整理
3.企業への応募
4.応募書類の作成・添削
5.面接対策
の手順を踏みます。
企業には複数応募することがほとんどなので、3~5を繰り返す形になります。
リタリコワークスは就職・転職エージェントではないので、紹介企業などを抱えているわけではありません。
リタリコワークスはあくまで就職支援のサポートです。
障がい者向けの転職エージェントについては、障がい者のためのおすすめ求人サイト【4選】と各サイトの特徴をご紹介!をご覧ください。
リタリコワークスの支援4:就職定着支援
いざ就職してみると、就職前にはわからなかった問題や課題にぶつかることがあります。
そんな時に、リタリコワークスのスタッフが相談にのってくれます。
月1回以上のペースで契約されたご本人と会い、面談する機会を設けます。
現在の職場環境や生活状況、今後の希望などを聞き、より働きやすい環境へとつなげます。
1人で悩まずに相談できる機会があるのは、とても安心ですね。
自己分析やメンタルコントロールなど実際のプログラムを体験することができます。
オンラインでも参加可能です!
リタリコワークスの良い評判
リタリコワークスについてわかってきたら、気になるのはその評判ですよね。
少しでもリタリコワークスの内容をイメージできるよう、良い評判も悪い評判も包み隠さずご紹介します。
まずは良い評判から紹介します。
・スタッフが親身
・プログラムが豊富
・授業がわかりやすい
リタリコワークスの良い評判1:スタッフが親身
20代女性
就労支援においてスタッフの親身や親切さは本当に重要なポイントの1つなので、利用者としてはかなり気になる部分ですよね。
この方々の口コミからスタッフの質が非常に高いことがうかがえます。
リタリコワークスの良い評判2:プログラムが豊富
20代女性
30代女性
リタリコワークスは、就業成功までのカリキュラムが非常に濃く、利用者が本当に就業できるようにサポートしてくれます。
個人的には、企業インターンは現場感を実際に掴めるという意味でも非常に良いプログラムだと感じます。
リタリコワークスの良い評判3:授業がわかりやすい
20代女性
就労支援を長年行っているリタリコワークスだからこそできる授業もあるのではないでしょうか。
蓄積されたノウハウを毎年アップデートして、授業にも組み込んでいるので、実績を見ても利用者は安心して授業を受けられるでしょう。
リタリコワークスの悪い評判
次にリタリコワークスの悪い評判の紹介です。
・スタッフの対応が杜撰
・就職できないと厳しい口調
・人気の拠点は空きがない可能性あり
リタリコワークスの悪い評判1:スタッフの対応が杜撰
20代男性
20代女性
スタッフの質の高さが良い口コミとして挙げられていた一方で、対応について厳しい意見もありました。
連絡が返ってこなかったり、話を聞いてくれないスタッフの方もいるようですね。
リタリコワークスの悪い評判2:就職できないと厳しい口調
20代男性
プレッシャーのかけ方は難しいところですね。
この口コミを見ると通所して1年半が経過しているので、かなり通常より就職が遅れていることがわかります。
怒り方には問題があったのかもしれませんが、1年半と聞くとそれは長期で通い過ぎでしょ、と感じる面もあります。
リタリコワークスの悪い評判3:人気の拠点は空きがない可能性あり
30代男性
リタリコワークスは各事業所毎に定員が定められており、希望する事務所が既に満員という可能性もあります。
その場合は近くの別の事業所を案内されることもあるようなのですが、「本当は別の事業所の方が良かった」「家から歩いて行けるところにしたかったけど、満員だったから仕方なく電車で通える場所にした」といった声も聞かれました。
人気の事務所ではスタッフの質も高いけれど、そうではない事務所だとスタッフの質も落ちるのかもしれません。
リタリコワークスの評判(利用感想)
ここでは、実際にリタリコワークスを利用した方数名の少し長めの感想を掲載しています。
あくまで数名の意見ですので、全てを鵜呑みにしないようにしてください。
リタリコワークスの利用感想1:女性/20代後半
■利用開始まで
まず、リタリコワークスのサイトから登録します。
後日、センター(リタリコワークスの事業所をこのように呼びます)の担当者から電話連絡が入り、事務所での説明を受けます。
事務所の説明を受けるとその場で体験入所の案内をされまして、空いている日から何日か体験入所の日を入れました。だいたい3日くらい体験入所してから利用するかどうか決める流れになるようです。
筆者は利用開始にあたり、リタリコワークス以外にもいくつか就労移行支援事業所を見学しましたが、センターの明るさや綺麗さにひかれてリタリコワークスにしました。
筆者の個人的な好みですが、芝生のスペースが好きで、リタリコワークスのテーマカラーである明るい緑色が各所にあしらわれていて、安らぎを感じたからです。
利用することを決めたら、居住自治体の障害福祉を扱っている窓口に向かい、利用したい旨を伝えます。
すると窓口で必要な書類や手続きを案内されるため、用意したうえであらためて手続きを行います。医師の意見書などが必要になります。
その後、障害福祉サービスの受給者証が居住自治体から発行され、ようやく利用契約結ぶことができ、その後利用開始となります。
■開所時間と通所ペースについて
開所時間は午前9時~午後3時です。
午前のみ開所の日と、午前・午後ともに開所の日があります。日曜日は月1回、午前のみ開所しています。
昼食はないので、家から持ってくるか買ってくる必要があります。
本人の体調に応じて、週に何日通うか決めていきます。最初は週3~4日、時間も午前または午後のみの半日通所から始める方も多いですが、数か月ごとに通所ペースの見直しを行い、最終的には一日通所の日を含めて週5日の通所をめざします。
障害者雇用は週5日30時間以上の就労が多く※、就労に必要な体力をつけなければならないのがその理由です。
※週30~40時間の求人が多いですが、残業はほぼないところが多数を占めます。
■受けられる訓練
大きく分けて集団でスタッフの講義を聞いたり、グループワークに取り組む「プログラム受講」と個別で就労に必要なスキルのトレーニングを行う「個別訓練」があります。
1.プログラム受講
ビジネスマナーについてやストレスマネジメント、コミュニケーションなど大きく7分野に分かれた定例プログラムの他、面接の所作を学ぶ面接シミュレーションや、センターごとに異なる内容を提供する特別プログラムがあります。
2.個別訓練
週に何回か、個別訓練を行う時間があります。
プログラムを開講している時間であっても、プログラムの内容を受講済みの場合はプログラムに参加せず個別訓練を選択することもできます。
個別訓練の内容はビーズを袋に詰めて手先や集中力を鍛錬するもの、パソコンソフトやタイピングの訓練、ピッキングや郵便仕分けの訓練等があります。
■就職サポート
1.求人検索
センター内でのみ見られる専用のイントラネットで障害者求人を検索できます。
求人イントラネットは地域や職種で絞り込み出来るなど、一般的な求人サイトと同じ感覚で使用できます。
一般事務や事務補助の仕事が比較的多いです。
2.企業説明会
また、ときどき全国のリタリコワークス通所者向けの会社説明会がオンラインで開催されており、希望者は無料で受講することができます。
説明会を受けた後、選考に進むかどうかの意思確認が行われ、希望すればそのまま選考に進むことができます。
3.模擬面接・書類添削
また、模擬面接や履歴書・職務経歴書の添削も受けられます。
障害者求人に応募するには障害説明や配慮事項の記載など、通常の求人では書かないところも書く必要があるため、非常に助かります。
■その他のサポート
必要に応じてスタッフと面談をすることができます。
センターに通ううちに人間関係や就職活動で色々と悩んでりストレスを抱えてしまった相談できるほか、就職についての相談も時間を取って行ってくれます。
希望すれば個室での面談もできるので、プライバシーも守られます。
■おわりに
リタリコワークスは利用者一人ひとりに寄り添ったサポートをしてくれる就労移行支援事業所です。
働きたいけど、心身に何らかの問題を抱えていて、求人応募に二の足を踏んでいる方は一度利用してみても良いのではないでしょうか。
リタリコワークスの利用感想2:男性/20代前半
■リタリコワークスとは
リタリコワークスは、障害や精神疾患などで働くことが困難な人の就職を支援する福祉事業所です。
私は適応障害で半年ほどお世話になりました。
■リタリコワークスを使って良かった事
①生活リズムが整った
「リタリコワークスに通う」ことができたので、一日中家で寝ていたり、昼夜逆転したりすることを防ぐことができました。
私は朝10:00から夕方15:00まで、訓練と称した就職活動を行っていました。
②何をすればいいか明確で安心
就職活動と一口で言っても、何をすればいいか分からないと思います。
私は我流で書いていた履歴書を丁寧に添削してもらったり、ビジネスマナーの講座で学んだりしていました。
③一緒に就活できる仲間がいる
1人で就職活動をしていると、不安になってきたり、情報を得ることができないこともありました。
リタリコワークスを利用することで、そういった問題を解決することが出来ました。
「自己PRはこういう風に書いた方がいいよ」
「今日○○に面接に行ってくるね」など、
アドバイスや他の利用者さんの頑張りを見ていると、自分のモチベーションもあがりました。
④就職後もお世話をしてくれる
リタリコワークスでは、就職すると半年間は仕事に馴染めているか、上司に言いにくいことはないかなど気にかけてくれます。
1ヶ月に1回は面談という形で、担当のスタッフさんとお話する機会も設けてくれます。
仕事の不安なことや私生活の不安なこと、最近できるようになったこと、プライベートの嬉しかったことを共有できるだけで、明日からも仕事頑張ろう!と思うことができています。
■リタリコワークスを使って悪かったこと
①合わない人がいてしんどかった
私と同じような病気でリタリコワークスを利用する方も大勢いらっしゃいます。中には発達障害や知的障害の方もおり、そういった方と接したことがなかったので非常に衝撃を受けました。
声が大きく、自分の思い通りにいかないと大きな物音をたてながら離席する方がおり、非常にしんどかったです。
②金銭的な不安
リタリコワークスの決まり上、利用している間はアルバイトなどが出来ませんでした。
貯金を切り崩したり、両親や兄、時には友人に援助
をしてもらいながら利用していました。
その方達へ恩返しをしよう!というモチベーションにはなりますが、やはり金銭的に余裕が無い状態だと心も体も休まらず、焦りが生じることもよくありました。
リタリコワークス利用手順
簡単にリタリコワークスの利用手順を説明しておきます。
・お問い合わせ、資料請求
・説明会、見学
・手続きと体験利用
・利用開始
リタリコワークスの利用手順1:お問い合わせ・資料請求
電話や資料請求でリタリコワークスのことを知ることができます。
ホームページでわからないことがあれば、聞くようにしましょう。
リタリコワークスの利用手順2:説明会、見学
最寄りのリタリコワークス施設を訪問し、見学することができます。
定期的に説明会も開催されているので、そちらにも参加するとよりリタリコワークスについて知ることができるでしょう。
リタリコワークスの利用手順3:手続きと体験利用
見学や説明会を通して、リタリコワークスを利用したい!と感じたら手続きを行います。
市役所や区役所にて受給証の申請などが必要になり、1ヶ月程度かかります。
その間に体験利用できるので、施設の基本事項はその間に覚えてしまいましょう。
リタリコワークスの利用手順4:利用開始
手続きが終了したら、晴れてリタリコワークスへの入所です!
受給証の発行までに時間がかかるため、すぐには利用できません。
早め早めに動くようにしないとどんどん遅れてしまいますのでご注意ください。
リタリコワークスのよくある質問
リタリコワークスに寄せられる質問をいくつかピックアップしました。
リタリコワークスのよくある質問1:障害者手帳がなくても利用できますか?
医師の診断や定期的な通院があれば、障害者手帳をお持ちでない方でも、自治体の判断により利用可能な場合があります。
実際に障害者手帳がなくてもご利用している方は多くいらっしゃいます。
引用:リタリコワークス
リタリコワークスのよくある質問2:どれくらい通えば、就職できますか?
一人ひとりによってさまざまですが、早い方で1ヶ月から3ヶ月、遅い方で1年半から2年で就職しています。
引用:リタリコワークス
リタリコワークスのよくある質問3:在宅利用(自宅で利用)はできますか?
LITALICOワークスでは、ほとんどの事業所で在宅利用が可能です。詳しくは各事業所にてお問合せください。
引用:リタリコワークス
リタリコワークス以外の障がい者向け就労支援サイト
リタリコワークス以外の障がい者向け就労支援サイトを検討したい方のためにいくつか紹介しておきます。
障がい者向けおすすめ就労支援サイト1:ミラトレ
1つ目は、ミラトレです。
dodaなどの転職サービスが有名なパーソルグループが運営しています。
大手運営の安心感もありますし、人材業界に精通したスタッフばかりなので、知識やノウハウにも長けています。
また、パーソルグループはdodaチャレンジという別サービスも運営しており、そちらで求人紹介などの事業を展開しています。
利用には障がい者手帳が必要です。
ただ、自治体の判断により、医師の診断・定期的な通院があれば利用可能な場合があります。
障がい者向けおすすめ就労支援サイト2:アットジーピー
2つ目は、アットジーピーです。
どっちかと言うと就労支援より求人紹介の方が強いサービスになります。
障がい者支援領域で長年第一線で利用されているサービスで、求人数も常に約1,000件ほど掲載されています。
自ら気になる求人に応募することもできますし、もし1人で求人を決めるのに不安のある方はキャリアアドバイザーに相談することも可能です。
ある程度、就労の準備ができている方はアットジーピーを利用してみましょう。
障がい者向けおすすめ就労支援サイト3:dodaチャレンジ
3つ目は、dodaチャレンジです。
先ほど紹介したミラトレと同じ会社が運営しており、就労支援よりも求人紹介が強いサービスになります。
運営元のパーソルキャリアはdodaエージェントという転職エージェントを持っております。
dodaエージェントでかなり膨大な企業との付き合いがあるので、dodaチャレンジでの紹介企業数も比例して多くなっています。
さらに、求人検索もできますが、その検索結果には出てこない紹介経由でしか案内されない非公開求人も多く存在します。
このdodaチャレンジの運営社員の65%が障がい者です。
そのため障がい者に寄り添った提案やアドバイスをすることができます。
利用者からすると自分の立場や気持ちを理解してくれるのは信頼が増します。
実際にそのような障がいを持った方がどのように就職活動を進め、どういった企業に就職したのかを知ることは自分の就職活動に非常にプラス要素です。
まとめ:リタリコワークスの評判は概ね良い!
今回は就労移行支援事業所の代表格であるリタリコワークスについて紹介しました。
特定のスタッフの対応が難点ではあるものの多くのスタッフの評判は非常によく、スタッフ以外の就労支援内容についても高評価でした。
ここまで悪い評判が少ないのはかなり珍しいです。
評判もよく、人気なので、就労支援をしてもらうまでに時間がかかったという口コミもありました。
実はリタリコワークス以外にも数多くの就労移行支援事業所があります。
事業所によって強みが違いますので、自分は就労移行支援で何を学びたいのか、どんな支援を受けたいのかをしっかりと考えて通所する事業所を選ぶことが大切です。
この制度は利用期間が最大2年間と決まっていますので、後悔のないように自分の希望に合った事業所を選ぶようにしましょう。
必ずあなたに合った支援を受けられる事業所があるはずです。
今回リタリコワークスに少しでも興味を持った方は是非利用を検討してみてください。
20代女性