「既卒だとリクルートエージェントに断られるのでは?」と不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
結論、リクルートエージェントは既卒でも利用できます。
ただし、経歴や年齢によっては紹介される求人が少ないケースもあるため、注意が必要です。
この記事では、登録の条件や紹介される求人の特徴、利用の流れまで、はじめての人でも分かりやすく解説します。
後半では、既卒のサポートに強い特化型エージェントも紹介しています。
「正社員として働きたい」「そろそろ就職しなきゃ」と感じている人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
リクルートエージェントは既卒でも利用できる
リクルートエージェントには既卒向けの求人もあり、登録する価値は十分にあります。
たしかに求人数自体は多くありませんが「未経験歓迎」や「第二新卒歓迎」などの求人も含めれば、既卒が応募できる選択肢は想像以上に多いです。
リクルートエージェントの求人情報
求人区分 | 公開求人 | 非公開求人 |
---|---|---|
全体 | 612,100件 | 305,520件 |
未経験でも可 | 57,337件 | 25,612件 |
第二新卒歓迎 | 40,865件 | 非公開 |
既卒向け | 486件 | 非公開 |
※2025年10月時点
ポイント
- 「既卒」での検索結果は486件と少なめ
- ただし「第二新卒」や「未経験可」も含めれば選択肢は一気に広がる
- フリーター経験や学歴を不問とする求人も含まれている

既卒向けの求人は2025年10月時点で486件取り扱っており、第二新卒を条件に含めればかなりの求人数になります。
「未経験OK」「学歴不問」など、少し視点を広げて検索してみるだけで、自分に合う求人が見つかるケースも多いですよ。
既卒がリクルートエージェントを利用する3つのメリット
リクルートエージェントは、既卒や第二新卒の転職支援にも対応しており、幅広いサポートを受けられるのが強みです。
ここでは、既卒がリクルートエージェントを利用する主なメリットを3つのポイントからわかりやすく解説します。
既卒がリクルートエージェントを利用する注意点
未経験歓迎の正社員求人が多い
リクルートエージェントは、既卒や第二新卒など若年層向けの正社員求人を多数保有しています。
営業職・事務職・ITエンジニアなど、未経験から挑戦できる求人も幅広く掲載されており、ポテンシャル採用を重視する企業も多いのが特徴です。
未経験求人のポイント
- リクルートエージェントは公開・非公開を含め約77万件の求人を保有
- 未経験OKの正社員求人も多数あり、営業・事務・ITなど幅広い職種に対応
- 一方で即戦力求人が中心のため、既卒は紹介数が少ない場合もある
- UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20’sなど既卒特化型エージェントの併用がおすすめ

そのため、求人の幅を広げたいなら特化型エージェントと併用するのが賢い方法です。
特に、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sは既卒向けサポートに強く、書類通過率や内定獲得スピードの高さにも定評があります。
担当者による手厚いサポートが受けられる
リクルートエージェントでは、担当者が一人ひとりの状況に合わせて丁寧にサポートしてくれます。
応募書類の添削や面接対策、キャリア相談まで総合的に支援してもらえるため、初めての転職や就職活動でも安心です。
サポート体制のポイント
- 担当者が希望条件の整理から内定後フォローまで一貫サポート
- 面接対策・職務経歴書の添削・企業との連絡代行など実務面も充実
- 各拠点(東京・大阪・名古屋・福岡など)で地域別サポートを提供
- UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sなど既卒特化型との併用で比較検討が可能

応募先企業とのやり取りや日程調整もすべて代行してくれるため、就業中でも効率的に転職活動を進められます。
担当者との二人三脚で進めることで、面接対策や条件交渉もスムーズになり、理想の職場に出会える確率が高まりますよ。
非公開求人の紹介を受けられる
リクルートエージェントは、業界トップクラスの非公開求人を多数保有しています。
非公開求人には、人気企業の募集や条件の良いポジションが含まれており、他では見つからない求人に出会えるチャンスがあります。
非公開求人のポイント
- 公開・非公開あわせて約77万件の求人を保有し、業界でも圧倒的な規模
- 非公開求人には、大手・優良企業など一般には出ない募集が多数
- 担当者が求職者のスキルや希望条件に合う求人を厳選して紹介
- 他の転職サイトでは見られない独自案件を探すチャンスがある

そのため、リクルートエージェントに登録するだけで、求人の選択肢が一気に広がります。
また、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sなどの既卒特化型エージェントを併用すれば、自分の経歴に合う求人を効率的に探せますよ。
既卒がリクルートエージェントを利用する際の注意点
リクルートエージェントは、既卒でも利用可能な大手転職エージェントです。
ただし、保有する求人の多くが中途採用や即戦力層向けであるため、経歴や希望条件によっては注意が必要です。
ここでは、既卒の求職者がリクルートエージェントを利用する際に注意しておきたいポイントを、実例を交えながらわかりやすく解説します。
既卒がリクルートを利用する注意点一覧
経歴によって求人紹介を断られる可能性がある
リクルートエージェントは、職務経験や就業期間などの経歴によっては、求人を紹介されにくい場合があります。
多くは即戦力を求める企業であり、正社員経験がない人や離職期間が長い人は、紹介数が限られる傾向があるためです。
求人紹介が少なくなる主なケース
- 卒業後に一度も就業経験がなく、職務経歴がない
- 短期間で退職を繰り返している
- 離職期間が長く、実務からブランクがある
- 希望職種・勤務地などの条件を限定しすぎている

求職者のスキルや希望を見直すことで、思わぬ求人が見つかる可能性もあります。
また、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sなど、既卒向けの特化型エージェントを併用すれば、非公開求人や地域密着型の募集も効率よく探せますよ。
希望条件に合わない求人を勧められる場合がある
希望条件を細かく伝えても、内容と少しズレた求人を紹介されることがあります。
担当者のミスではなく、「現時点の条件では完全に一致する求人が少ない」と判断されたうえで、できるだけ近い選択肢を提案しているケースが多いです。
希望と異なる求人が出やすいケース
- 希望条件(勤務地・職種・年収など)が狭すぎる
- 応募企業に求められるスキル・経験が不足している
- 未経験歓迎の求人が少ない業界を希望している
- アドバイザーに希望条件や優先順位が十分に伝わっていない

背景を知れば、条件の見直しや応募の優先順位が整理でき、結果的に理想の仕事へ近づけるでしょう。
また、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sなどの既卒向けエージェントも併用すれば、比較しながら自分に合う求人を探せます。
リクルートエージェントを使った既卒の就職活動の流れ
リクルートエージェントは、登録から内定・入社までを段階的にサポートしてくれます。
特に面談以降は、キャリアアドバイザーが非公開求人の紹介や面接対策をしてくれるため、流れを理解しておくと安心です。
ここでは登録から内定・入社までを、5つのステップに整理して紹介します。
登録から求人紹介までの流れ
ステップ1:初回登録とプロフィール入力
リクルートエージェントのWebフォームから基本情報や希望条件を入力します。
履歴書や職務経歴書をアップロードしておけば、その後の求人紹介がスムーズに進むのでしておきましょう。
Webフォームで入力する情報
- 基本情報(氏名・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス)
- ログイン情報(リクルートID・パスワード)
- 希望条件(希望勤務地・職種・年収レンジ)
- 履歴書・職務経歴書

リクルートエージェントでは、社会人経験が浅い人向けにサポート体制を整えており、書類の作成から自己PRの仕方まで丁寧に教えてくれます。
また、より自分に合った求人を探すためには、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sなどにも同時登録しておくのがおすすめです。
ステップ2:キャリアアドバイザーとの面談(カウンセリング)
キャリアアドバイザーとの面談では、これまでの経験や希望条件を整理します。
面談での共有内容をもとに求人紹介が始まるため、できるだけ具体的に伝えるのが大切です。
面談前に準備しておくと良いこと
項目 | 内容 |
---|---|
学生・アルバイト経験の整理 | 頑張ったことや学んだことを簡単にまとめておく |
就職・転職の目的 | 「なぜ正社員として働きたいのか」を言葉にしておく |
希望条件の整理 | 勤務地・業種・働き方などの優先順位を考える |
今後のキャリアの方向性 | どんな仕事に挑戦したいか、興味のある分野を考える |
確認したいこと | 求人内容や応募の流れなど、面談で聞きたい質問をメモ |

キャリアアドバイザーが質問を通して、あなたの強みや経験を一緒に整理してくれます。
学生時代の活動やアルバイト経験も立派なアピール材料になるので、気負わずに話してみましょう。
ステップ3:書類選考・面接対策サポート
リクルートエージェントでは、応募書類の添削や面接対策を通じて、通過率を高めるための実践的なサポートが受けられます。
応募先ごとの面接で聞かれる内容や答え方のポイントを個別にアドバイスしてもらえるのが特徴です。
もらえるアドバイスの例
- 自己PRを成果ベースに書き換える
- 志望動機を企業のビジョンと結びつける
- 過去の質問例を参考に答え方を練習する

キャリアアドバイザーがアルバイトや学校での経験から魅力を引き出し、採用担当者に伝わる形へ整えてくれます。
また、より自分に合った求人を見つけたい人は、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sなど既卒特化型エージェントにも登録しておくと安心です。
各社の面談を受けながら比較し、この段階で信頼できるエージェントを1〜2社に絞っていくのがおすすめですよ。
ステップ4:求人紹介と応募開始
求人紹介と応募開始の段階では、自分の希望に合った求人を効率よく見つけるのがポイントです。
リクルートエージェントでは、希望条件やスキルを整理したうえで、優先度の高い求人を提案してもらえます。
リクルートエージェントで応募するメリット
- 公開求人に加え、応募者数が限られた非公開求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーが推薦文を添えてくれるため、企業の理解が深まりやすい
- 事前に希望条件や応募書類を整理しておくと、スムーズに応募へ進める

履歴書だけでは伝わりにくい部分を補ってもらえるため、選考でプラスに働くケースも多いです。
経験よりも「今後の成長意欲」や「人柄」を評価されやすくなるので、安心して応募を進めていきましょう。
ステップ5:内定・条件交渉・入社までのフォロー
内定獲得後は、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーが企業との条件交渉や入社日の調整をサポートしてくれます。
自分では伝えにくい年収や待遇面の希望も、第三者として間に立って調整してくれるため、納得感のある就職がしやすいのが特徴です。
リクルートエージェントのサポート内容例
- 内定承諾・辞退の手続きサポート
- 年収・待遇・入社時期などの条件交渉代行
- 入社日や各種手続きの調整
- 入社準備や入社後フォロー(職場適応・キャリア相談など)

キャリアアドバイザーに相談しながら1つずつ確認していけば、安心して入社準備を進められます。
社会人経験が浅くても、サポートを受けながら一歩ずつ準備を進められる環境が整っているため、不安や疑問があれば、ためらわずに相談してみましょう。
既卒がリクルートエージェントで就職活動を成功させるポイント
既卒の人がリクルートエージェントで就職活動を成功させるには、ただ登録して求人を待つだけでは十分ではありません。
キャリアアドバイザーとのやり取りや、自分の希望条件の整理など、事前の準備と活用の仕方が結果を大きく左右します。
ここでは、既卒の人がエージェントのサポートを最大限に活かし、納得のいく就職を実現するためのポイントを紹介します。
キャリアアドバイザーのサポートを最大限活用する
リクルートエージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが、書類の添削・面接対策・求人提案まで一貫してサポートしてくれます。
自分だけで進めるよりも、「何を」「どう準備すればよいか」が明確になるため、初めての就職活動でも安心です。
サポートを活かすポイント
- 履歴書や職務経歴書は、アドバイザーのアドバイスをもとに自分でも修正してみる
- 模擬面接では、改善点を踏まえて練習し直し、次回に反映する
- 希望条件は「譲れない軸」と「柔軟に考えられる部分」を明確にして伝える
- 紹介された求人に対して、感じた印象や不安を正直にフィードバックする

サポートを受けっぱなしにせず、自分でも改善点を意識して行動すれば、成長スピードが上がります。
もしリクルートエージェント以外の意見も聞きたいときは、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sなど既卒特化型も併用してみましょう。
複数の担当者と話すと、自分に合うスタイルやサポート内容が見つけやすくなりますよ。
自分の希望条件をあらかじめ整理しておく
就職活動を成功させるためには、どんな働き方を目指したいのか、どんな条件であれば納得して働けるのかを明確にしておくことが大切です。
軸を定めておくと、面接や応募先選びに一貫性が生まれ、採用担当者にも「しっかり考えている印象」を与えられます。
希望条件を整理するポイント
- どんな業種・職種で働きたいかを具体的に言語化する
- 勤務地・給与・勤務時間など「譲れない条件」と「希望条件」を分けて整理する
- 将来的に目指したいキャリア像や働き方をイメージする

「自分に合う仕事がわからない」「条件をどう考えたらいいのか迷う」場合は、キャリアアドバイザーに率直に相談してみましょう。
希望をもとに現実的なキャリアプランを一緒に考えてくれます。
既卒がリクルートエージェントと併用すべき転職エージェント
リクルートエージェントは確かに既卒でも利用できますが、就職を成功させたいのなら専門特化したサービスのほうがおすすめです。
ここではリクルートエージェントと併用すべき、職歴が浅い20代に専門特化した転職エージェントを厳選して紹介します。
既卒におすすめの転職エージェント
UZUZ

- キャリアカウンセリングが丁寧
- ブラック企業を徹底排除
- 定着率の高いサポートが特徴
運営会社の概要 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社UZUZ |
公式サイト | https://uzuz.jp/ |
電話番号 | 03-6632-5146 |
認定・認可 | 有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-305514 |

ハタラクティブ

- 未経験OK求人が豊富
- マンツーマンで応募書類・面接対策を実施
- フリーターや既卒の就職支援に強い
運営会社の概要 | |
---|---|
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
電話番号 | 0120-979-185 0120-963-250 |
認定・認可 | 有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-302698 労働者派遣事業許可 許可番号 派13-302333 |

未経験歓迎の求人が多く、マンツーマンで応募書類の作成から面接対策まで丁寧にサポートしてもらえます。
「学歴や職歴に自信がない」「社会人経験がほとんどない」と感じている人も、ハタラクティブを併用すれば、自分の強みを引き出しながら正社員就職を目指せます。
マイナビジョブ20's

- 登録者の約8割が25歳以下
- 未経験OK求人が77%以上
- 入社後3ヶ月定着率95.2%で、マッチングの精度が高い
運営会社の概要 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
公式サイト | https://mynavi-job20s.jp/ |
電話番号 | 03-5909-1311 |
認定・認可 | 有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-308164 |

適性診断や面接対策を受けながら、自分に合う仕事を数値で把握できるので、幅広い求人の中から自分に合う選択肢を効率よく探せます。
既卒のリクルートエージェント利用に関するよくある質問
ここでは、既卒のリクルートエージェント利用で抱きやすい疑問に回答します。
既卒がリクルートエージェントを利用する際に費用はかかりますか?
既卒でも地方在住の場合にサポートを受けられますか?
全国対応しており、地方在住の人でもオンラインや電話で面談が可能です。
地方求人も取り扱っていますが、都市部に比べると数は少なめです。
既卒が短期離職歴ありでも利用できますか?
短期離職歴があっても利用は可能です。
ただし求人紹介の幅が狭くなるため、第二新卒や既卒特化型サービスの併用がおすすめです。
リクルートエージェントはニート期間が長い既卒でも利用できますか?
ニート期間が長い場合でも登録は可能です。
ただし紹介できる求人が限られるため、キャリアアドバイザーに自分の経歴や状況を率直に伝えるのが重要です。
既卒が応募できる求人は正社員のみですか?
リクルートエージェントでは正社員求人が中心です。
契約社員や紹介予定派遣などの求人は基本的に扱っていません。
既卒がリクルートエージェントで内定獲得までにかかる期間はどのくらいですか?
平均的には2〜3ヶ月ほどで内定に至るケースが多いです。
既卒はリクルートエージェントから登録して就職活動を始めよう
リクルートエージェントは、既卒の人でも利用できる総合型の転職エージェントです。
「未経験OK」「学歴不問」などの求人が多く、正社員を目指す既卒の人にとって心強い選択肢のひとつです。
リクルートエージェントを上手に活用するポイント
- 「既卒OK」「第二新卒歓迎」「未経験可」などの条件を中心に幅広く検索する
- 経歴やブランクに不安がある場合は、正直にキャリアアドバイザーへ相談する
- 履歴書添削・面接対策などの無料サポートを積極的に活用する
- 紹介数が少ないときは、特化型エージェントとの併用も検討する

まずはリクルートエージェントに登録して、担当アドバイザーと一緒に自分に合う求人を探していきましょう。
さらに、20代既卒・第二新卒向けのUZUZ、ハタラクティブ、マイナビジョブ20’sも併用すれば、紹介される求人の幅がさらに広がりますよ。