この記事はこんな人におすすめ
- 転職を検討している人
- 転職成功させたい人
- 転職未経験の人
転職成功するにはどうする・・・
転職をするなら誰だって成功したい!そう思いますよね?
今回は、あらゆる人の転職を間近で見てきた元人材会社の僕が転職を成功させるために大事なポイントをいくつかまとめましたので是非転職の際に参考にしてみてください。
転職成功するためのポイント
転職成功するためのポイントをまとめました。
・転職を急がない、成功のためにじっくり吟味しよう
・就職活動の振り返りが転職成功への道
・多くの転職手段を把握すれば成功に繋がる
・転職を希望する会社の情報を徹底的に調べる
・転職理由が明確であれば成功の可能性大
転職成功するために1:転職を急がない、成功のためにじっくり吟味しよう
転職活動は就職活動とは違い、活動期間が定められていませんので、焦らずじっくりと吟味することが成功するポイントでしょう。
「転職先はこの会社でいいかな〜」とぼんやりと転職先を決定するのではなく、この会社であれば自分に確実にマッチしているという強い確信が持てるまで転職先を悩むことが転職成功に繋がるのではないでしょうか。
「転職期間を決めないとダラダラ転職活動をしてしまう」と考える人もいるでしょう。
まだダラダラできる余裕があるのであれば、「今すぐに転職したい!」わけではないと思うので、転職に時間をかけてよいでしょう。本当に転職の意思が強くなれば自然と転職活動への熱も変わってきます。
転職成功するために2:就職活動の振り返りが転職成功への道
就職活動の振り返ることをしていますか?その振り返りが転職活動成功の大きなポイントになります。
ほとんどのみなさんが就職活動を経て、現在の会社に勤めていますよね。
自らの就職活動の出来はいかがでしたか。就職活動が成功したと考えるのであれば、再度同様のことを転職活動でも繰り返せば転職も成功します。
逆に就職活動が失敗したと考えるのであれば、転職活動ではその失敗を生かし、成功のために何の要素を追加すれば成功するのかを熟考する必要があります。
自己分析不足?選考会社の数不足?リサーチ不足?など転職成功に対する不足要素を自らに落とし込んでヒントを掴んでください。
転職成功するために3:多くの転職手段を把握すれば成功に繋がる
皆さんはどの程度、転職手段を知っていますか?
この理解量は転職成功につながります。
就職活動と転職活動で大きく違う点を挙げると、転職活動の方が就職活動に比べて転職手段が豊富な点です。
転職活動は、転職サイト、人材紹介、ヘッドハンティング、直接応募、友人紹介、SNS転職など就職サイトや就活エージェントしか選択肢がない就職活動よりも多くの手段があります。
これらを上手く活用するために全ての転職手段をしっかりと理解しましょう。
たまに理解量が乏しい状態で特定の転職手段を利用している人がいますが、理解が乏しいと人材会社に騙されたり、上手く丸め込まれたりしてしまいます。
東京に長年住んでいる人なら歌舞伎町のど真ん中のbarはぼったくられるのを知っているので行きませんよね?
でも地方から上京してきた人は知識がないのと興味本位でぼっかくられてしまいます。
それと同様で人材会社が提供しているサービスを理解しないと転職活動成功の足を引っ張ります。
転職成功するために4:転職を希望する会社の情報を徹底的に調べる
転職を希望する会社の内情は細かく調べましょう。
就職活動時は右も左もわからない状態なので調べることも困難かもしれませんが、社会人経験を積んだ段階であれば、業種・職種がどのようなものなのかはなんとなく頭に入っていると思いますし、その知識を元にもっと細かく調べられるはずです。
「細かく」がどれほどのものかというと、僕が営業出身なのでそれを例に説明します。
・ネット上のその会社の評判
・基本の募集要項(給与、休暇、ボーナス、勤務時間など)
・商品・サービス内容
・競合調査とその会社の立ち位置(業界の順位)
・営業方法(新規営業、既存営業、新規と既存半々)
・営業手段(電話、メール、訪問、全部)
僕だったら本気で良い会社に転職したければこれらは最低調べます。
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転職成功するために5:転職理由が明確であれば成功の可能性大
あなたが転職する理由は何でしょうか?
この理由が明確であればあるほど転職成功の可能性を高めます。
転職理由が不明確であれば、転職活動をする意味がぶれてきますし、そもそも転職しなくてもよいかもしれません。
転職理由があるからこそ転職するのであって、「なんとなく」であれば転職するのはまだ先でいいです。
この転職理由こそ次の転職先を探す軸になり、転職成功にかなり重要なポイントとなります。
「残業が多い」「残業代が出ない」「企画が全然通らない」「土日休みじゃない」「給料が安い」「人間的に合わない人が多い」など、あなたの転職理由はなんですか?
明確にして転職成功を掴んでください。
転職成功するために事例から学ぶ
転職成功するためのポイントだけではなく、いくつか転職成功の事例もご紹介しておきます。
これから紹介する転職事例は前職であまりいい環境ではない、いわゆる逆境からより良い転職を果たした事例になります。
退職、転職に踏み切れない人の後押しになるかもしれません。
・アパレル店員→人材エージェントへ転職成功した26歳女性
・ネット営業→IT営業へ転職成功した27歳男性
・人材営業→ITエンジニアへ転職成功した23歳男性
転職成功するための事例1:アパレル店員→人材エージェントへ転職成功した26歳女性
この女性とは結構付き合いも長く、転職相談も受けてまして、アパレルショップで販売員していたのですが、配属された店舗の店長のパワハラがすごく、うつっぽくなってしまったんですね。
そんなパワハラうんこ野郎なので、その子が店長に辞めると伝えた時も「転職しても無理」的なことも言われたらしい。
何名か転職エージェントやってる友達いるので、「彼女の転職手伝い頼むわ。ノルマのためにどっかの企業ぶち込んだらぶっ潰すからな」と釘を刺し(まあ、僕の友達いい奴ばっかりなのでそんなことしないですが)、面談をお願いし、結局人材のエージェントに転職することが決まりました。
彼女は最初のクォーターで中途採用内での新人賞を獲得し、その後、結婚し、現在は海外赴任しております。
うんこ店長から離れて最高の人生を手に入れております。転職大成功!
転職成功するための事例2:ネット営業→IT営業へ転職成功した27歳男性
この友達は、新卒でゴリゴリのネット営業会社に入社し、うつになり病院行って診断書をもらいました。
うつ中も上司からは「会社こいや!」とLINEが毎日きたらしいです。
辞める時も「根性ないな。そんな奴どこ行っても無理や!」と罵倒されたとのことです。
1ヶ月ほどうつから回復せず仕事を休み、そのままその職場を退職。次の職場でも営業だったのですが、1日にとりあえず片っ端から電話営業をするゴリゴリの営業手法ではなく、ターゲットとそのターゲットに刺さる商品やサービス、トークスクリプトを事前に念入りに準備して電話する営業手法の会社でした。
その手法が彼には合っており、月間MVPを何度も受賞するまでになりました。
同じ営業でも手段や方法を変えるだけで変化できるいい例です。
転職成功するための事例3:人材営業→ITエンジニアへ転職成功した23歳男性
この友達は数ヶ月一緒に営業マンとして働いたことがあるのですが、すごい優しい奴です。
営業って数字追いかけてることもあり、時にはゴリゴリいかなければならないこともあるのですが、優しいがゆえにゴリゴリ営業するのは苦手な奴でした。
そのため、営業成績も上がらず、そいつ自身も仕事があまり面白くなさそうに見えました。
ある日、「俺営業無理やわ。エンジニアになるわ」といい、退職を決めました。
新卒入社から1年経過してなかったこともあり、退職交渉時は、まだ1年も経過してないし、何も成長していない状態で転職しても同じだぞ」と言われたらしいです。
しかし彼は、早めに営業に見切りをつけ未経験ですが早い段階でエンジニアになったことで今はすでに充分なスキルを身につけ、サラリーマンを辞めて、フリーのエンジニアとして生計を立てるまでになりました。
素晴らしい決断です。
転職成功するために事例から学ぶ(ネット)
ここまでは私の周りの実際の転職成功事例を紹介してきました。
ここからはネットに掲載されている転職成功事例をいくつかピックアップしていきます。
転職成功するための事例4:残業100時間の小売店長から、土日休みを実現する法人営業へ転職
大学在学中は製菓メーカーを中心に就職活動をしていたユウジロウさん。
新商品のTVCMが流れたら真っ先に買いに行くほど大好きなお菓子に囲まれて仕事をしたかったからだ。
就職活動ではTVで見たことがある食品・飲料メーカーを片っ端から受けまくった。
その結果が洋菓子チェーンの店長職だった。
「会社の規定では月間休日数は7~8日なのですが、それは人員に余裕のある店舗の話。自分が勤めていた店舗では常に人員に余裕がなく、週に1日休めるかどうかでした。休みの日も連絡が来たら出勤しなければならなかったので気の休まる時がありませんでした。」
大学を卒業後、ユウジロウさんが就職先に選んだのは、全国の百貨店やショッピングモールにテナント出店している洋菓子チェーンの会社。
店長として配属された店舗では、ユウジロウさんの裁量でアルバイトを採用し、シフトを組んだ。
レジ締め作業を終えて帰宅するのは深夜0時半。開店準備のため朝は6時に家を出るという生活が続いた。
クリスマス、バレンタインデーなどの繁忙期は、仕入れが通常の20~30倍となり、保管用冷蔵庫に収まり切らない。
そこで、予約ケーキが配送される朝4時に搬入作業をするため、百貨店近くのカプセルホテルを自腹で確保するのが当たり前だった。
閉店後も片づけ作業や売り上げ計上作業が続くため、仕事が終わるのは深夜2~3時。
「もう、家には寝に帰るだけでしたね。冬は特に、こんな生活が毎日のように続きました。春先の卒業シーズンはアルバイトの退職が重なるので、シフトが埋まらない時は連日自分が働きました。繁忙期の残業時間は100時間を超えていましたが、全て『店長手当』に含まれているものとして、給与は固定だったんです。就活では知っている企業かどうかを会社選びの基準にしていましたが、大企業だろうが、初任給が良かろうが、自分にとって理想の暮らし方ができるかどうかを大切にすれば良かったと反省しています。また、もっとほかの業界も受けておけばよかったなと思いました。」
ユウジロウさんにとって理想の社会人像は父親。
「私も父の様に20代で結婚し、30代で温かい家庭を築いていると思っていました。でも現実はカレンダー通りに休めない仕事漬けの日々…。たまの休みも疲れているので寝ているだけで、出会いの機会すらありませんでした。店長として8店舗を歴任し、丸9年間勤務しましたが、ふと冷静になって周囲を見渡すと、新卒で店長から店舗指導や本部スタッフに昇格した先輩はいませんでした。この働き方を続けている限り、温かい家庭は築けないんじゃないかって思いました」
将来に不安を感じたユウジロウさんは転職活動を開始。転職エージェントからは飲食店の店長やフィットネスクラブのマネージャーなどを勧められた。
「個人のお客様を相手にする仕事では、結局、他の人が休んでいる時に働かなければいけません。私が望む暮らしが実現できないと思いお断りしました。」
現在の仕事に転職した結果、店長時代の接客や事務作業などのルーチンワークが減り、自分で企画を考え、提案する楽しみを覚えた。
業界は違うが、小売店で働いた経験から、クライアントの気持ちや相手に響くポイントが想像できるため、提案が刺さりやすく営業成績も絶好調という。
「私が提案した商品の売れ行きについて、お客様から報告してもらえることが嬉しくて。自分の行動が数字にはっきりと表れるところに新鮮な喜びを感じています。店長時代は店舗に社員が自分一人だったため、他の社員とのつながりが希薄で、自分のこれからのキャリアについて相談出来る人もいなかった。今は月例会議の後にチームで飲みに行き、仕事の話だけでなく、プライベートなことも気軽に話せて、いい気分転換になっています。」
直行直帰も可能で、業務スケジュールをコントロールできるため、プライベートの時間も無理なく取れるようになった。
「必ず週2日は休めるし、長期休暇も取れます。休日に呼び出されることもないから、昔とは比べものにならないくらい精神的に余裕を持って働けています。」
【土日に休める仕事】で注目したのが法人営業だった。
土日が休みの法人が取引先なら自分も土日に休める。
営業ノルマは店長時代に経験済みのため不安はなく、小売店と取引をするルート営業なら、これまでの経験を活かして、小売店側のニーズを引き出せるのではと考えた。
こうして見つけたのが現在の会社。医療機器メーカーの営業として取引先の小売店を訪問する仕事だった。
「新卒時に『大変そう』というイメージだけで営業職を敬遠していたことも失敗のひとつでした」とユウジロウさんは振り返っている。
取引先や領域、商材や営業スタイルによって営業の仕事内容は大きく変わる。
営業に限らず、職種や業界のイメージに捉われることなく、希望する条件をクリアできるのはどのような仕事なのかを冷静な目で判断することが、可能性の幅を広げることにつながるのではないか。
転職成功するための事例5:化粧品メーカー研究開発職からの転職
大学院で微生物の研究を行っていた今川さん(仮名)、卒業後は化粧品メーカーへ入社し、ヘアケア用品の研究開発を行っていましたが、会社の将来性に不安を抱き、転職を決意。
今までの経験と知識を生かし、臨床開発受託機関へのキャリアチェンジに見事成功されました。
- 転職する前の会社ではどんなお仕事をされていましたか?
- 化粧品メーカーにて、主に業務用のヘアケア商品(パーマ剤や、スタイリング剤など)が、どれくらいの薬剤でどのような効果が得られるのか、 商品化への適正に関する研究開発を行っていました。
- 展示会では、自社製品の展示や、販促資料の作成・お客様への商品説明なども行っていました。
- 転職を考えたきっかけは何ですか?
- 入社して1年弱でしたが、社内の体制が整っていないことや、会社の方針が自分に合わず、このまま同じ会社で続けていくことに非常に無理を感じたため、転職を決意しました。
- 1年未満での転職ということに対しては、不安を抱いていましたが、今後は専門性を活かせる仕事に就きたいという思いは変わらず、転職活動に踏み切りました。
- どのように転職活動をされましたか?
- 1社目の社歴が短かったので、マイナスに見られないように気をつけました。
- ・なぜ今の会社を辞めるのか
・今後どんなことをやりたいのか
・今までの経験をどんな風にいかせるのか- 面接の際には上記のポイントをアピールするように心がけていました。
- 書類選考の時点では、やはり1年未満の勤続年数で不合格となってしまう企業もあり、落ち込むこともしばしばありました。
- そんな時、担当のキャリアアドバイザーの「前向きに考えて、一緒に頑張りましょう」の一言で諦めずに転職活動を続けることができたと思います。
- 今度入社する会社を選んだ理由と、転職後の目標をお聞かせください。
- 結果的に転職活動は約半年という長期戦でしたが、今度入社する会社に関しては、応募した「モニタリング」の職種から、「データマネジメント」の方が適性では、と企業から別職種での提案をいただきました。
- 表舞台よりは陰で会社を支えるという自分の希望に合致していたので、「データマネジメント」の職種でそのまま選考を進めていきました。
- 面接もとてもスムーズで、「ご縁のある会社」との印象を受け、仕事内容も自分の今までの経験を活かせるため、入社を決意しました。
- 現在は入社して1ヶ月が経過したところですが、中途入社の方も非常に多く、仕事のしやすい環境です。1日も早く、データマネジメントの仕事を覚え、一人でスムーズに仕事ができるよう、日々勉強中です。
引用:転職成功事例 | パソナ
転職成功するための事例6:育児との両立をしたくて転職
Q1:転職前の職務内容をお教えください
IT関連プロジェクトの管理・推進、システム構築を行っておりました。
Q2:転職を考えたきっかけは何ですか?
育児との両立が難しかったためです。
Q3:転職に際して、不安に感じたことがあればお聞かせください
小さい子を育てながらの転職が可能か(企業側が受け入れてくれるか)が不安でした。
Q4:Q3の不安について、キャリアアドバイザーからアドバイスはありましたでしょうか?
育児など従業員の様々な事情に寛容・対応している会社を紹介してくださりました。
Q5:入社を決意された理由をお教えください
育児との両立が可能そうな勤務条件であった、 興味のある仕事内容だったためです。
Q6:マイナビエージェントをご利用になった感想をお聞かせくださいスムーズに進んで、また待ってほしいところは待っていただけて良かったです。
無事新しい会社での仕事を始められました。 ありがとうございました。
「転職しても何もできない」は嘘
上記の事例でも少し出てきましたが、転職しようとすると上司に「転職しても何もできない」や「どこも雇ってくれるわけないだろ!」的なことを言われるケースもあります。
はっきり断言しましょう。
そんなことはないです(笑)。
ただでさえ、人材不足が加速している今の時代なので、会社選ばなければどこでも入れます!
「どこも雇ってくれないよ」と言っちゃうお前の方が雇ってくれねーよ!と言いたいところですが、そんな奴でもどこでも入れちゃう時代です。
実際、3名の転職成功事例を挙げましたが転職したら、大成功しています。
転職したら絶対成功するとは言いませんが、状況が好転する可能性があるのであれば是非前向きに検討すべきかと僕は考えます。
そもそも転職したら何もできない!とか言ってくるその本人は1度も転職したことなかったりします(笑)
転職成功するためにポイントを抑えましょう
ここまで転職成功のポイントをまとめてきました。
仕事は人生の大部分を占め、転職の成功・失敗は人生そのものに大きな影響を与えます。
ぜひ、できる限りのことをして実りのある転職活動そして成功を掴んでください。