この記事はこんな人におすすめ
- 転職して在宅ワークしたい人
- 在宅ワークの求人を見つけ方を知りたい人
- 求人サイトの使い方を知りたい人
目次
在宅ワークできる求人ってないの?
僕が、もし次どこかに転職するなら、在宅ワークしたいな、と思うわけです(まあ、今もちょこちょこ在宅ワークさせてもらってますが)。
絶対、僕と同じように、在宅ワークしたい!と考えている人は多いのではないでしょうか。
・介護で手が離せない
・子育てしながら働きたい
・ペットとなるべく一緒にいたい
など、様々な理由で在宅ワークは需要があります。
コロナウイルスの影響により今後、在宅ワーク導入の波が確実に加速していくことでしょう。
今回は、僕が、在宅ワークの求人を探すべく、仮想の転職活動を行います。
素晴らしい在宅ワーク転職ができそうな結果になると良いのですが、結果はいかに!
在宅ワークに向けて仮想転職活動スタート!
STEP1:「在宅ワーク 求人」で求人検索
世の中にどんな在宅ワーク求人が存在するのかザッとみていきましょう。
「在宅ワーク 求人」でまず検索します。
検索上位は、人材会社の転職サイト広告でビッシリ
「転職 在宅ワーク」はある程度検索されていることもあり、検索結果の上にこのように転職サイトの在宅ワーク関連の広告がバンバン出てきますね。
広告を除いてもリクルート、マイナビ、enジャパンといった大手人材会社の転職サイト内の在宅ワーク可能な求人が主に検索結果の上位を占めています。
今回は、マイナビ転職をクリックして、その中の在宅ワーク求人みていきましょう。
エンジニアの在宅ワーク求人ばかり
マイナビ転職の在宅ワーク可能求人を上から順に閲覧したのですが、上から3つ全部エンジニア職の求人ですね。
男性が在宅ワークすると仮定すれば、エンジニア職の在宅ワーク求人でも良いのですがママさんなどもできそうな在宅ワーク求人を探しましょう。
転職して、在宅ワークをするにはエンジニアになるしかないのか、、、。
いや、そんなことはないはず!
もう少し進めましょう。
事務職や総合職の在宅ワーク求人発見?!
おっ、やっと総合職や事務の在宅ワーク求人が出てきました。
損保ジャパンさんの求人は、社員や訴求文言から女性やママを意識した求人の作りになっていますね。
本当に、これらの求人って在宅ワーク可能?
ここまで転職サイト内の「在宅ワーク」のカテゴリーで求人を見てきて、在宅ワーク求人で検索してるので安心しきって閲覧してましたが、上記で紹介してきた在宅ワーク求人って本当に在宅ワーク可能ですか?
というのも、全然「在宅ワーク」や「リモートワーク」の文言を求人内で見てないんですけど、、、。
超絶不安になってきました。
念の為申しますが、今まで見てきたマイナビ転職の求人は全て「在宅ワーク・リモートワーク可能な求人」のカテゴリーに分類されている求人です。
STEP2:在宅ワークの求人詳細確認
ってことで、先ほどの1番上に掲載されていたエンジニアの在宅ワーク求人の詳細見にきましょう。
在宅ワーク求人1:フレックス勤務だけど在宅ワークではない
「7:00~22:00で好きな時間に働けます」とは書いてあるけど、在宅ワーク可能なんてどこにもかいてないぞ、、、。
嘘やん。在宅ワークできませんやん。
これ転職サイトの闇なのですが(僕以前求人広告の営業してたので)、「まあフレックスだし、産休育休も制度としてしっかり整っているので括りとしては在宅ワーク可能みたいなもんだな〜。ほな、在宅ワークのカテゴリーにもこの求人入れちゃお〜。」的なノリで、この求人も在宅ワークのカテゴリーに追加されたことが想像できます。
少しでもカテゴリーが多い方が、転職サイトのTOPページからの検索でヒットしやすくなりますからので、このようなことは日常茶飯事に行われます。
一言も求人内に「在宅ワーク」なんて言葉出てきません。
在宅ワーク求人2:在宅ワーク要素0
次に、先ほど検索で出てきた女性向けの在宅求人もみていきます。
この求人には、在宅ワークの要素が全くありません。
嘘求人ばっかですやん。
このようなグレーなことをやってるから、人材業界や転職サイトは「人売りや!金儲けのためにやっとる」って言われてしまいますし、人材のアンマッチにも繋がってしまいます。
本当に在宅ワークできる求人がないか探します。
このままじゃ転職サイトの信用がガタ落ちてしまいます。
在宅ワーク求人3:完璧な在宅ワークを発見!
ついに、正真正銘の在宅ワーク求人を見つけました。
天下のAmazonです!!!!!!
もう詳細見る前に、「在宅ワーク」を堂々と打ち出しているではないですか。
こうゆう明確な在宅ワーク求人が見たかったんです。
求人の詳細も覗きましょう。
雇用形態は正社員ではなく、契約社員になってしまいますが、これは堂々たる在宅ワーク可求人ですね。
「研修だけは在宅ではなく本社で受けてね!」というパターンが多い中、Amazonは研修も在宅受講で良し、選考もオンラインで良し!
もう全て在宅ワークで完結します。
もう1つくらい在宅ワーク求人を見つけたい!
在宅ワーク求人4:在宅100%カスタマーサポート
検索結果の2ページ目に1つありました。
契約社員雇用の100%在宅ワークでのカスタマーサポートのお仕事です。
こちらも先ほどのamazon求人と同じく、研修も在宅で対応してくれるみたいです。
マイナビ転職で検索した在宅ワーク求人まとめ
ここまでいくつか在宅ワーク求人を見てきた結果、
・在宅ワーク求人はカスタマーサポート的な業務が多い
・在宅ワーク求人は雇用形態は契約社員がほとんど
・家庭持ちの女性向けの在宅ワーク求人が多い
・在宅ワークっぽいけど在宅ワークじゃない求人も多い
・エンジニアになれば完全在宅ワークではないが、かなり自由な働き方ができそう
上記が浮かびあがってきました。
在宅求人を探す際は、表向きの在宅求人に騙されることなく、詳細をしっかりとみて在宅の可否を判断しましょう。
在宅ワーク求人探しにおすすめのサイト
ここまでは「在宅ワーク 求人」で1番上位に検索ヒットしたマイナビ転職を利用して、在宅ワーク求人を探しましたが、それ以外にも方法はいくつかあるのでご紹介しておきます。
ただ下記のようなサイトで在宅求人を探す場合は、正社員ではなく、業務委託の契約になることがほとんどです。
・ランサーズ
・クラウドワークス
在宅ワーク求人探しにおすすめのサイト1:ランサーズ
1つ目のおすすめサービスは、ランサーズです。
どこかの企業に属すのではなく、企業と業務委託契約を結び、仕事を受けるためのサービスです。
フリーランス用のサービスのため、働く場所も自由な求人が多く掲載されています。
ランサーズのサービス詳細
フリーランスと企業のプラットフォーム
ランサーズは仕事が欲しいフリーランスとフリーランスに仕事をお願いしたい企業のプラットホームです。
個人でもお願いできますが企業からの依頼がほとんどです。
企業からの依頼がプラットホーム上に並んでおり、フリーランスのみなさんはそこから自分がしたい仕事を選びます。
多くの職種に対応した豊富な依頼数
ランサーズには本当に多くの依頼が掲載されています。
単発案件から時給での長期契約まで様々な形態があります。
依頼もイラスト、ライティング、プログラミング、動画編集など多岐に渡ります。
駆け出しのフリーランスは最初このようなプラットフォームから仕事を得る人も多いです。
10~20万程度の収入が目安
正直、このようなプラットフォームでかなりの大金を稼ぐのは厳しいです。
もっと収入が欲しい人はエンジニアやイラストレーターなどさらに特定の職種に限定した案件紹介サイトを使うべきでしょう。
ただ、まだ自信を持ってまだ案件を受けれないというフリーランスはこのプラットフォームで案件をいくつかこなしある程度の自信とお金が得られるようになるまで経験を積むのは非常に良いステップだと考えます。
在宅ワーク求人探しにおすすめのサイト2:クラウドワークス
2つ目のおすすめサービスは、クラウドワークスです。
ここもランサーズ同様、どこかの企業に属すのではなく、企業と業務委託契約を結び、仕事を受けるためのサービスです。
クラウドワークスの詳細
フリーランスと企業のプラットフォーム
クラウドワークスはランサーズと同様に、仕事が欲しいフリーランスとフリーランスに仕事をお願いしたい企業のプラットホームです。
依頼仕事の種類は200以上あり、登録しているフリーランサーは300万人以上います。
有名大手企業も利用している
クラウドワークスは有名企業も多数利用しています。
伊藤忠、ヤフー、TBS、ヤマハ、楽天、クックパッド、カヤックなどみなさんも1度は聞いたことのある企業ばかりです。
報酬の先払い制度
仕事の開始を開始する前にクラウドワークスが依頼主から事前に報酬を預かっています。
この先払い制度により仕事を終え、納品したのに報酬が支払われないという事態を防ぐことが可能です。
希望の雇用形態で在宅ワーク求人の探し方を変えよう
正社員/契約社員/アルバイトで在宅ワーク求人を探す場合は、リクナビやマイナビなどの転職サイト。
業務委託で在宅ワーク求人を探す場合は、ランサーズやクラウドワークスなどのフリーランスサイト。
といったように、雇用形態によって在宅求人の探し方は異なりますので、ご注意ください。
結果:在宅ワーク求人は存在する(ただし諸々制限あり)
今回は転職サイトを利用して在宅ワークが可能な求人を探してみました。
「希望雇用形態」や「本当に在宅ワークできるのか?」などを意識して在宅ワーク求人を探すようにしてください。
ちなみに、今回人材紹介(転職エージェント)の利用について触れませんでした。
その理由として、人材紹介経由で採用すると約100万/1人が採用費としてかかります。
よっぽど優秀なエンジニアであれば、在宅ワーカーとして人材紹介を利用するケースはありますが、ほとんどありえないと感じますので、今回ご紹介を避けました。
2~3年経ち、在宅ワークがもっと浸透すれば、人材紹介でもバンバン採用する時代が到来するかもしれませんね。