この記事はこんな人におすすめ
- 転職サイトの利用を考えている人
- 転職を控えている人
- dodaの利用を検討している人
転職活動をするあたって転職サイトを利用するということが一般的になってきました。
しかし、いざ始めようとしても転職サイトの数が多すぎて、どのサイトを利用すれば良いのかよくわからない、どれが自分に合ったサイトなんだろうか。と悩まれる方もいらっしゃると思います。
各転職サイトにはそれぞれ強み・弱みがあり、そこを理解することでより自分に合った転職活動となることでしょう。
そこで今回は、転職サイトの中で求人数が多く、エージェントと一体化になったサービスが受けられるというdodaについてご紹介していきます。
doda転職とは
まずは、doda転職の簡単な概要を説明します。
サービス名:doda(転職)
形態:転職サイト
運営会社:パーソルキャリア
利用料金:無料
求人数:56,000件(2020年8月時点)
面談可能場所:東京、横浜、札幌、仙台、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡
パーソルキャリアは様々な人材ビジネスを展開していますが、軸となるのは
転職サイト:doda転職
転職エージェント:dodaエージェント
の2つです。
これらを合わせてdodaというサービスとして提供しています。
今回、主にご紹介するのは前者のdoda転職です。
ただ、dodaエージェントについての評判や口コミも所々出てきます。
というのも、doda転職に登録する=dodaエージェントにも登録することになるので、どちらも併用して利用する形になるからです。
もし、dodaエージェントの評判や口コミについて詳しく知りたい人は、dodaの転職エージェントを徹底解説!利用者の口コミや評判は・・?をご覧ください。
dodaは、リクルートやマイナビに続き、人材業界では3~4番手に位置し、知名度も高いです。
doda転職の使い方
先ほども触れましたが、dodaは転職サイトと転職エージェントが一体化しています。
転職サイトを利用するなら「求人を探す」から自ら求人を探して、応募してください。
転職エージェントを利用するなら「求人を紹介してもらう」からエージェントサービスを利用してください。
面談日程を調整して、面談を行い、条件に合った求人を紹介してくれます。
もう1つ、スカウトサービスという機能があります。
doda上でWEB履歴書を登録するのですが、その登録情報を元に企業から直接スカウトがくる可能性があります。
現職が忙しくて、求人探しをしてる時間がない!って方は、とりあえず登録してみてはいかがでしょうか。
doda転職にはブロック機能と呼ばれるモノがあり、特定の企業から自分を見えないようにすることができます。
ブロック機能を利用することで、その企業からはあなたは、完全に消え、会員登録されていないような状態にすることができます。
doda転職の特徴
doda転職にはどのような特徴があるのでしょうか。
・豊富な求人数
・掲載職種が豊富
・転職イベントの開催
・大手による運営
・全国各地に求人を抱えている
・正社員向け求人が9割
順にみていきましょう。
doda転職の特徴1:豊富な求人数
doda転職には、約7万件の求人が常に掲載されています。
常にこれだけの求人が掲載されているということは、多くの企業が常に利用していることになります。
長年、企業に使い続けられることは容易くありません。
工夫を凝らして、この数を保ってきた安心感はありますね。
doda転職の特徴2:掲載職種が豊富
doda転職の掲載職種は、かなり幅広いです。
実際に職種別の求人をまとめてみました。
職種 | 求人数 |
営業 | 11,630件 |
エンジニア | 14,302件 |
事務 | 1,964件 |
販売 | 3,616件 |
クリエイティブ | 2,555件 |
どの職種も1,000件以上の求人があります。
特に営業とエンジニアの求人が多いことがわかります。
どちらの求人も未経験OKなモノも多いので、キャリアチェンジも可能です。
doda転職の特徴3:転職イベントの開催
dodaは、年に都内を中心に転職イベントを開催しています。
基本的には、doda掲載している企業の中から100社ほどが1つの会場内にブースを構えて、会社説明を行います。
もし、採用企業側と転職者側でマッチ度が高い場合は、その会場内で面接が行われることもあります。
WEB上だけでは知られない情報を知りたい、WEB上の情報(履歴書や職務経歴書など)で判断されたくない人にはおすすめです。
doda転職の特徴4:大手による運営
dodaというサービス名を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
CMやWEB広告もかなり行なっているので知名度は高いです。
怪しい人材会社も多い中、dodaであれば安心して利用できますね。
doda転職の特徴5:全国各地に求人を抱えている
実際にいくつか都道府県をピックアップして求人数を見ていきます。
職種 | 求人数 |
北海道 | 2,753件 |
秋田 | 1,027件 |
福島 | 1,364件 |
東京 | 36,552件 |
千葉 | 3,844件 |
石川 | 1,164件 |
岐阜 | 1,872件 |
大阪 | 9,604件 |
島根 | 894件 |
鹿児島 | 1,172件 |
地方の都道府県でも1,000近くの求人数を抱えていることがわかります。
他の転職サイトだと地方になると、求人数が2桁になることも少なくない中でここまで求人数を抱えているのは流石dodaと言えるでしょう。
doda転職の特徴6:正社員向けの求人が9割
dodaはどんな求人も抱えている!と勘違い方がたまにいますが、そんなことはないです。
正社員向けのサイトになるので、9割は正社員で残りの1割は、契約社員か業務委託になります。
正社員以外の雇用形態を求めている場合は別のサービスを使いましょう。
doda転職の評判・口コミについて
doda転職の実際の利用者はどのような感想を持っているのでしょうか。
良い評判、悪い評判、両方見ていきましょう。
doda転職の良い評判・口コミ
では、doda転職の良い評判についてみていきましょう。
・圧倒的求人数の多さ
・転職エージェントと並行して使える
・丁寧なサポート
・大手だから安心
順にみていきましょう。
doda転職の良い評判1:圧倒的求人数の多さ
Dodaを利用したことがある方々で、特に多いコメントは「求人情報が多い」でした。
その理由としては、 転職エージェントによる人材紹介での求人も、dodaの転職サイトに掲載されているのです。また、dodaでしか取り扱っていない非公開の求人も数多くあるため他社の転職サイトと比較し豊富な求人数があるのです。
それにより、自身で探す際に求人検索の結果がマッチしやすくなっており、多くの求人情報から自分に合う求人を比較し探したいという方にとっては良い条件となってます。
doda転職の良い評判2:転職エージェントと並行して使える
dodaの転職サイトにはほかのサイトにない特徴として、転職サイトと転職エージェントが一体型になっていることが挙げられます。
この利点として、dodaの転職サイトで求人情報を探すことができるだけでなく、希望の求人を見つけた場合、転職エージェントを利用し、そのままキャリアアドバイザーに求人を紹介してもらうこともできます。
このようにエージェントが一体化したサービスによりスムーズ転職活動が実現できます。
doda転職の良い評判3:丁寧なサポート
これはdodaエージェントの評判ですね。
転職が初めての方にも、履歴書や職務経歴書の書き方を教えてくれるという意見がみられました。
就活を経験していても、転職活動となると、就活と異なる部分も多いので、その辺りも含め、最初に教えてくれるのはありがたいですね。
doda転職の良い評判4:大手なので安心
運営が大手なのか安心材料の1つですよね。
dodaならCMもしていますし、知らない人の方が少ないかもしれません。
そのような会社が運営しているサービスなので、変なことはないだろうと感じます。
doda転職の悪い評判・口コミ
次にdoda転職の悪い評判についてみていきましょう。
・メールの多さ
・求人情報の質
・キャリアアドバイザーの当たり外れがある
・第2新卒、未経験の求人が少ない
・エージェント利用がデフォルト
順にみていきましょう。
doda転職の悪い評判1:メールの多さ
doda転職では新しい求人情報や企業からのスカウトメール、エージェントからの連絡が自動的に登録したメールアドレスに送られてくるようになっています。
自身で探しきれない情報が手に入る反面、自身の希望に反する求人情報も多く送られてきます。
この探している求人情報に反したメールが多数送られてきて、メールボックスをうめつくしていまうことに不満を感じる方が多くいらっしゃるのも事実です。
自身のやりたいビジョンが明確で、ピンポイントに探していきたい方にはやや煩わしい機能となってしまうでしょう。
doda転職の悪い評判2:求人情報の質
先ほどもお伝えしたように、dodaでは求人情報が多い点が強みです。
しかし、数多く求人情報中には理想の求人とは違うものが紹介されたりと、やや質の悪い求人もあるようです。
担当者としっかり話し合ったり、複数の転職エージェントを利用したりして、対策するようにし検討していく必要があるでしょう。
doda転職の悪い評判3:キャリアアドバイザーの当たり外れがある
これはdodaエージェントの評判ですね。
これはどの転職エージェントにも共通していえることかと思います。
担当してくれるキャリアアドバイザーの良し悪しであなたの転職の良し悪しが左右されるといっても過言ではありません。
もし、このキャリアアドバイザーはハズレだと感じたら、すぐに身を引き、他の転職サイトやエージェントを利用しましょう。
そのためにも、複数のエージェントを併用していくのもいいかもしれませんね。
doda転職の悪い評判4:第2新卒、未経験の求人が少ない
doda転職は、第2新卒・業種未経験向けの求人が弱く、比較的求人が見つかいにくい傾向にあるようです。
それでも、自分なりたいイメージ像を明確にし、ビジョンをきちんとエージェントに伝えアクションを起こすことができれば、応募可能な求人もみえてくることもあるでしょう。
ただ、個人的には年収などをそんなに気にしなければ、未経験求人は全然あると感じます。
doda転職の悪い評判5:エージェント利用がデフォルト
doda転職を利用するとdodaエージェントも並行で利用できることは前述しました。
ただ、転職サイトの機能だけ利用したくて、エージェントは利用したくない場合は厄介かもしれませんね。
エージェント利用をしたくない場合は、サイト内で利用しないように設定する必要があります。
doda転職の評判口コミ【利用感想】
doda転職の実際の利用者数名の長文での利用感想を共有します。
あくまで大勢の利用者の中の数名の意見なので、そこを理解した上でお読みください。
※横スクロールできます。
どういう人にdoda転職はおすすめ?
ここまでdoda転職の評判をいろいろと紹介してきました。
では実際にどういう人がdodaを利用したらいのでしょうか。
求人数が豊富でエージェントが併用できるdoda転職をお勧めしたい方について詳しく話したいと思います。
・転職にスピード感を求める方
・受動的に情報が欲しい方
・とりあえず情報収集したい方
・大卒以上の方
順にみていきましょう。
doda転職がおすすめの人1:転職にスピード感を求める方
転職時期を3~6か月以内で考えている方にお勧めです。
先ほどお話した通り、dodaは転職サイトとエージェントが一体化されています。
そのため、自力ではなくエージェントのサポートを受けることでスムーズに求人を紹介してもらえたり、エージェントとも蜜あ連絡により専門的な意見を加えながら一緒に求人情報を吟味することが可能です。求人情報の検索から、企業へのエントリーまでスピーディーに転職活動を進めていくことが可能です。
doda転職がおすすめの人2:受動的に情報が欲しい方
doda転職の強みは圧倒的な求人数です。
マッチする求人を検索で探すことに加えて、転職サイトに登録するとスカウトメールなど受動的に情報を得ることができます。
自分では探しきれない求人や、企業からのスカウトメールで反応を見ながら自分の適性・市場価格を吟味したい方にはおすすめと言えます。
doda転職がおすすめの人3:とりあえず情報収集したい方
先ほどdodaの求人の多さに触れましたが、情報収集したいのであれば、利用におすすめです。
かなりの数の求人がありますので、様々な求人を比較して閲覧することができます。
すぐに転職する予定がなくても求人を見て、いつでも転職できるようにしておくことも非常に大切です。
doda転職がおすすめの人4:大卒以上の方
doda転職を含め、大手の転職サイトは基本的に、大卒以上をメインの利用者ターゲットにしています。
大卒未満の場合、書類選考時にかなりの確率で落とされることが予想されます。
高卒やフリーターの方は、大手転職サイトではなく、高卒やフリーター向けの転職サイトや転職エージェントがあるので、そのようなサービスを利用するのがおすすめです。
doda転職の使い方
ここまでdoda転職の評判をみてきました。
次は、doda転職の利用方法を共有します。
他の求人サイトも似たような流れなので覚えておいてください。
1.doda転職に会員登録
2.WEB履歴書の完成
3.求人検索
4.求人情報の確認
5.求人への応募
doda転職の手順1:doda転職に会員登録
求人に応募するには、doda転職への会員登録が必要です。
必要事項を記入して、ログイン時に利用するIDPWを設定します。
会員登録情報は、後ほど変更もできるので、とりあえず登録だけしたい場合は、そんなに丁寧に記入する必要はないです。
ただ、本格的に求人に応募する際は、再度記入し直しましょう。
doda転職の手順2:WEB履歴書の完成
今回のdoda転職に限らず、どの転職サイトにも、転職サイト内で作成できるWEB履歴書があります。
そのWEB履歴書に書かれた内容があなたの応募した企業に届きます。
そのWEB履歴書で書類選考されますので、WEB履歴書は適当に書くのではなく、全項目漏れなく全力で記入する必要があります。
手書きではなく、WEB入力のため何度でも書き直しがきくので、定期的に更新するようにしましょう。
doda転職の手順3:求人検索
doda転職での会員登録とWEB履歴書が完成した後、求人応募に進みます。
様々な検索軸で自分に合う求人を探してください。
doda転職の手順4:求人情報の確認
様々な検索軸で求人を探したら、それぞれの求人情報を細かくチェックしましょう。
・仕事内容
・勤務時間
・給与
・福利厚生
などは最低限の確認項目になります。
doda転職の手順5:求人への応募
求人への応募は、求人の真下に「応募ボタン」や「応募する」などのボタンがあるのでそこから行います。
もし、まだ応募はしないけど、気になる求人なので、すぐまた求人を閲覧できるようにしておきたい場合は、「お気に入り登録」をしておきましょう。
応募して、約1週間以内には先方があなたの履歴書を見て、合否を出し、メールでその結果が来ます。
それまでは待ちなのですが、もちろんただ待つのではなく、他の企業も並行して受けてくださいね!
doda転職のよくある質問
doda転職に寄せられる質問をいくつかピックアップします。
doda転職への質問1:求人の掲載期間はどのくらいですか?
dodaサイトで閲覧できる求人の掲載期間は、4週間です。
ただし、募集が締め切りとなり次第、掲載期間にかかわらず求人はdodaサイトから閲覧できなくなります。
ご注意ください。
引用:doda転職
doda転職への質問2:応募した求人を辞退する方法を教えてください。
募集要項に記載されている「連絡先」より、直接、企業へ辞退する旨をお伝えください。
応募をした求人の「連絡先」は「応募・選考状況」でご確認ください。
引用:doda転職
doda転職への質問3:募集要項に事実と異なる箇所があった場合、どうしたらいいですか?
募集要項に事実と異なる箇所があった場合は、お問い合わせフォームからdodaカスタマーセンターにお問い合わせください。
調査をいたします。
引用:doda転職
doda転職以外のおすすめサイト
doda転職以外の転職サイトも検討したい方のためにいくつかおすすめのサイトを紹介しておきます。
基本的には最終学歴が大卒以上の方向けになります。
おすすめの転職サイト1:リクナビNEXT
こんな方におすすめ
- 中小企業〜大手企業まで幅広く見たい
- とにかく求人数が見たい
1つ目の転職サイトは、リクナビNEXTです。
全転職サイトの中で1番有名な転職サイトではないでしょうか。
求人数も全転職サイトの中でNo.1で、専門職以外、全職種掲載されています。
とりあえず直近転職する気がなくても、情報収集するのにも向いていますし、とりあえず「転職しよっかな」と思ったら即登録しておくべきサイトでしょう。
おすすめの転職サイト2:キャリトレ
こんな方におすすめ
- 20代
- 未経験職種にチャレンジしたい
- スマホのみで転職活動したい
2つ目はキャリトレです。
20代の転職にフォーカスを当てた転職サイトになっています。
従来の転職サイトとは異なり、手軽に簡単に求人を探せるサイト設計になっており、自分の希望条件を設定すると毎日その希望に沿った求人が画面に表示されるので、その求人を良いか悪いか判断をするだけです。
良いね!をした企業があなたのことを気に入り、相思相愛になれば、その企業と直接やりとりができます。
いわば、転職版マッチングサービスです。
おすすめの転職サイト3:リブズキャリア
こんな方におすすめ
- 女性
- 女性応援企業で働きたい
- 育児しながらバリバリ働きたい
3つ目の転職サイトは、リブズキャリアです。
リブズキャリアは女性専門の転職サイトです。
営業、カスタマーサポート、事務などの求人を多く扱っています。
女性は結婚や出産、子育てなどでライフスタイルの変化が度々訪れ、それに合わせた働き方が必要になります。
そんな変化にも対応できるように
・リモートワークOK
・フレックス出社
・週3勤務
・時短勤務OK
などの求人を多いです。
企業からのスカウト機能が充実していて、事細かくWEBの登録情報を記入しておけば、ほとんどの確率で3社以上からオファーがくるはずです。
まとめ:doda転職の特徴を理解して利用しよう
dodaの転職サイトの評価は様々なものが挙げられました。
総評として、圧倒的な求人情報数・エージェントと一体化したサポートがありスムーズに転職活動が可能な反面、メールの多さや求人情報・エージェントの質のばらつきといった弱みもあげられました。
転職サイトにはさまざまな人が登録しているからこそ、賛否が分かれる評判がつけられていますね。
キャリアアドバイザーやエージェントも活用しつつ、自分にあった求人と出会えるようにそれぞれの転職サイトの強み・弱みを理解し利用することが大切ですね。
転職活動をこれから始めようと考えている方は、doda転職の利用も考えてみてはいかがでしょうか。
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