この記事はこんな人におすすめ
- 30代の人
- 30代で転職を考えている人
- 30代におすすめの転職サイト・エージェントを知りたい人
筆者も今年29歳になります。
本当に歳をとるのは一瞬です。
私自身、転職を経て今があるのですが、アラサーに差し掛かり、20代と30代では転職のあり様が全然異なることを日々ひしひしと感じております。
そこで今回は30代の転職市場にフォーカスしてお話しをしていきます。
比較対象として20代の市場についても触れますし、20代の人も数年後には30代になるので是非見て欲しいです。
今回は、30代の転職市場やおすすめの転職サイトについてお話ししていきます。
目次
- 30代におすすめの転職サイト&転職エージェントを比較!
- 30代向け転職サイト比較
- 30代向け転職サイト比較1:リクナビNEXT
- 30代向け転職サイト比較2:DODA転職
- 30代転職サイト比較3:ビズリーチ
- 30代におすすめの転職エージェントを比較!
- 30代向け転職エージェント比較1:リクルートエージェント
- 30代向け転職エージェント比較2:DODAエージェント
- 30代向け転職エージェント比較3:オネスティ
- 30代向け転職エージェント比較4:マイナビエージェント
- 30代向け転職エージェント比較5:JACリクルートメント
- 30代向け転職エージェント比較6:type転職エージェント
- 30代の転職は20代の転職と比較して圧倒的に難易度が高まる
- 30代の転職が困難な理由
- 30代転職の注意点
- 30代の転職のためにおすすめのスキル
- 30代の転職におすすめの転職手法は?
- まとめ:誇れるスキルや能力を身につけて30代の転職に挑もう
30代におすすめの転職サイト&転職エージェントを比較!
30代におすすめの転職サイトを比較
30代におすすめの転職エージェントを比較
リクナビエージェント | おすすめ度 |
dodaエージェント | おすすめ度 |
オネスティ | おすすめ度 |
マイナビエージェント | おすすめ度 |
JACリクルートメント | おすすめ度 |
type転職エージェント | おすすめ度 |
30代向け転職サイト比較
では、まずは30代の転職におすすめの転職サイトから紹介します。
※転職エージェントは転職サイトの後にあります。
正直、転職サイトは、30代向けはほとんど存在せず、20代向けのモノばかりです。
そのため、30代でも応募できる求人を探すには、
・とにかく求人母数の多い転職サイト
・ハイクラス向けの転職サイト
のどちらかの利用をおすすめします。
今回、紹介する転職サイトは全て無料で利用できますので、是非、ご活用ください!
30代向け転職サイト比較1:リクナビNEXT
リクナビNEXTの特徴
・圧倒的求人数
・レコメンド機能
・気になる機能
リクナビNEXTの特徴1:圧倒的求人数
全転職サイトの中で求人数はNo.1です。
ちなみに今確認できる求人数は44,500件になります。
リクナビNEXTの特徴2:レコメンド機能
サイトに登録しているあなたの情報や今までの求人検索履歴からAIであなたに合う求人をピックアップしてくれます。
この機能により、自分では見つけることのできない相性の良い求人を見逃すことを防いでくれます。
リクナビNEXTの特徴3:気になる機能
気になる企業を登録しておくことで、その企業に気になる企業として登録されていることが伝わります。
その企業もあなたのことを気に入れば、向こうからなんらかのアクションがくるかもしれません。
リクナビNEXTの評判・口コミ(抜粋)

20代男性
30代向け転職サイト比較2:DODA転職
doda転職の特徴
・IT・WEB系の求人が多い
・転職フェアを開催している
・多くの紹介会社と提携している
doda転職の特徴1:IT・WEB系の求人が多い
大手求人サイトは営業職や事務職の求人が大部分を占めることが多いのですが、doda転職はIT・WEB系の求人が多く、他の大手求人サイトと掲載の色が異なります。
doda転職の特徴2:転職フェアを開催している
dodaでは年に2~3回ほど、掲載企業と直接会える転職フェアを開催しています。
掲載情報では分からない部分を採用担当者に直接聞くことができますし、その場で面接できるチャンスもあります。
doda転職の特徴3:多くの紹介会社と提携している
dodaにプロフィールを登録すると、dodaの転職エージェントだけでなく、dodaが提携している100社以上に転職エージェントにもその情報が共有されます。
そのため、各社があなたに合う求人を紹介してくれる可能性があるので、紹介企業数が必然的に多くなります。
doda転職の評判・口コミ(抜粋)

20代女性

20代男性
30代転職サイト比較3:ビズリーチ
ビズリーチの特徴
・ハイクラス向け
・転職フェアを開催している
・多くの紹介会社と提携している
ビズリーチの特徴1:ハイクラス向け
ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトです。
掲載求人の1/3が年収1,000万以上の求人となっています。
求められるスペックはある程度高いですが、その分待遇は保証されています。
ビズリーチの特徴2:ヘッドハンター多数
ビズリーチは、自分で求人を見つけることもできますが、ヘッドハンターが多数おり、そこからのスカウトでの転職も非常に多いです。
転職サイトと転職エージェントが合体したようなサービスとでも言いましょうか。
ビズリーチの特徴3:利用者は右肩上がり
2021年4月にビズリーチの運営会社の持ち株会社であるビジョナリーが上場を果たしました。
その立役者的サービスはこのビズリーチでしょう。
毎月、利用者は5万人以上増えており、その勢いは止まることを知りません。
それほど、注目されているサービスですし、満足度も高いことがうかがえます。
ビズリーチの評判・口コミ(抜粋)

30代女性

30代男性
30代におすすめの転職エージェントを比較!
次に、30代の転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
紹介する転職エージェントは全て無料で利用できます。
是非、ご活用ください!
リクナビエージェント | おすすめ度 |
dodaエージェント | おすすめ度 |
オネスティ | おすすめ度 |
マイナビエージェント | おすすめ度 |
JACリクルートメント | おすすめ度 |
type転職エージェント | おすすめ度 |
30代向け転職エージェント比較1:リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
・豊富な紹介企業数
・非公開求人多数
・安心の実績とノウハウ
リクルートエージェントの特徴1:豊富な紹介企業数
抱えている企業数は転職エージェントの中でもトップクラスでしょう。
アルバイト、派遣、正社員とどの領域においてもサービスを展開しているのでそれらを合計するととてつもない数の企業とのお取引があります。
各サービスで転職エージェントのニーズが出てくればすぐに連携するので、どんどん利用企業は増えていきます。
実際に他の転職エージェントと求人数を比較してみました。
エージェント名 | 求人数 |
リクルートエージェント | 100,000件 |
マイナビエージェント | 20,000件 |
dodaエージェント | 63,000件 |
上位は非公開求人を含まない公開求人のみのデータになり、実際はどの転職エージェントもこの件数の約3倍は求人を抱えています。
データからもリクナビエージェントの求人数の多さがわかります。
リクルートエージェントの特徴2:非公開求人多数
非公開求人は、一般の転職サイトなど、ネット上に公開されていない求人のことを指します。
・新規事業のポジションや役員クラスの採用の場合、企業は公に採用活動をしたくない
・雑多な応募は時間と手間がかかるので応募を厳選して採用活動を効率的に進めたい
などの理由から非公開求人にする企業があります。
リクルートエージェントはそのような非公開求人も多く抱えています。
リクルートエージェントの特徴3:安心の実績とノウハウ
新卒でも中途でもリクルートに入社してエージェントになるのは簡単ではありません。
その狭き門を突破した人材なので、優秀であることには違いないでしょう。
また、長年業界を牽引してきた実績とその間に蓄積されたノウハウは他社にはない魅力だと感じます。
リクナビエージェントの評判・口コミ(抜粋)

20代男性

20代女性
30代向け転職エージェント比較2:DODAエージェント
dodaエージェントの特徴
・大手による運営
・豊富な求人数
・転職サイトと併用できる
・丁寧なサポート
dodaエージェントの特徴1:大手による運営
dodaエージェントはパーソルグループが運営しています。
パーソルグループの概要は先ほど紹介したように5,000人以上の従業員を抱えている大企業です。
人材サービスを展開する企業には、運営元がよくわからない怪しい処もあります。
それに比べると、dodaエージェントは安全安心のサービスだと言えますね。
dodaエージェントの特徴2:豊富な求人数
大手総合転職エージェントなので、かなり豊富な紹介求人を抱えています。
その数は約10万件にも上り、どんな求職者にも対応できる求人を提供できる体制が整っています。
サッポロ、日立、住友不動産、丸紅、twitterなどの大手企業の紹介も過去にあります。
公開させていない非公開求人も非常に多いです。
dodaエージェントの特徴3:転職サイトと併用できる
dodaは転職エージェントと転職サイトが一体化になっています。
登録すれば、どちらのサービスも利用することができますので、両方手軽に使いたい方にはおすすめです。
自分で転職サイトで求人を探しつつ、転職エージェントで良い求人があれば紹介してもらうことが可能です。
dodaエージェントの特徴4:丁寧なサポート
履歴書や職務経歴書の書き方や面接対策など、求人紹介以外の点もサポートしてくれます。
今まで何人もの求職者をサポートとした実績とノウハウが蓄積されていますので、自信がない方も安心して選考に臨める準備ができますよ。
dodaエージェントの評判・口コミ(抜粋)

20代女性

20代女性
30代向け転職エージェント比較3:オネスティ
オネスティの特徴
・金融と保険業界に特化
・キャリアUPの可能性が高い
・紹介企業の厳選
オネスティの特徴1:金融と保険業界に特化
金融・保険業界に特化した転職エージェントはなかなかありません。
業界特化のため、金融・保険についてはかなり豊富な知識を持っており、安心して相談できます。
オネスティの特徴2:キャリアUPの可能性が高い
何を持ってキャリアUPというのかは難しいですが、1つの指標として挙げられるのが、給与です。
実際にオネスティで転職した方の実績を見ると、給与が100万~150万上がっている人が実際にいます。
成果を出しているのに、なかなか社内で評価してもらえない...という方にはおすすめです。
オネスティの特徴3:紹介企業の厳選
取引期間も長く、企業内部を熟した上で、本当に良いと感じた企業を厳選しています。
そのため、入社後に不当な扱いや待遇を受けることは限りなく低く、長く気持ちよく働ける企業に入社できる可能性が非常に高いです。
オネスティの評判・口コミ(抜粋)

30代男性

30代女性
30代向け転職エージェント比較4:マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
・紹介求人が少ない
・連絡が頻繁
・専門職の求人紹介は少ない
・20代~30代前半までが利用対象
マイナビエージェントの特徴1:紹介求人が少ない
これも人による部分もありますが、全体的に紹介される求人数は多くない印象を受けます。
ここには掲載していない評判も見ましたが、求人数が思ったより少ないという意見をちらほら見かけました。
転職エージェントによってかなり条件を絞って求人紹介する場合と膨大な数の求人を紹介する場合に分かれますので、いくつか転職エージェントを利用比較して、自分に合う形を選びましょう。
マイナビエージェントの特徴2:連絡が頻繁
マイナビエージェントの転職サポートは、最初から最後まで求職者に対して、専任でキャリアアドバイザーがつきます。
キャリアアドバイザーも何名もの求職者を担当しており、都度状況を把握したいこともあり、連絡が頻繁になるのでしょう。
特に優秀で内定が決まりそうな求職者の状況は聴きたくなってしまうので連絡の頻度も増えます。
もし、頻繁すぎる電話やメールなどが対応しきれない、自分のペースで転職活動をしたい感じる人は、転職エージェントではなく、比較的自分のペースで転職活動がしやすい転職サイトなどの利用を検討してください。
マイナビエージェントの特徴3:専門職の求人紹介は少ない
マイナビエージェントにかかわらず、大手の転職エージェントは、専門職の求人は少ないです。
ここでいう専門職とは国家資格を有する職種を指しています。
専門職への転職を考えている人は、専門職専用の転職サイトや転職エージェントがありますので、そのようなサービスを利用するのがよいでしょう。
マイナビも会計士、弁護士、看護師など各専門のサービスを持っています。
マイナビエージェントの特徴4:20代~30代前半までが利用対象
紹介求人数がかなり多いので、幅広い年代の利用者に対応できます。
ただ、メインは大学卒業している20代〜30代前半あたりです。
マイナビエージェント以外の転職エージェントも基本的にメインターゲットは同じです。
ちなみにマイナビは20代の第2新卒や既卒の人向けの転職エージェントを別サービスで運営しています。
マイナビエージェントの評判・口コミ(抜粋)

20代男性

20代女性
30代向け転職エージェント比較5:JACリクルートメント
JACリクルートメントの特徴
・ハイクラス向けの転職エージェント
・海外展開もしている
・業界ごとのプロフェッショナルが在籍
・優良企業
JACリクルートメントの特徴1:ハイクラス向けの転職エージェント
多くの転職エージェントの特徴は、
・20代〜30代向け
・幅広い職種や業界の求人を扱っている
・管理職などの役職ではなく、一般的な転職
であることが多いです。
JACリクルートメントは、上記とは異なり、上場企業や外資系、海外企業などのハイキャリア求人を多く扱う転職エージェントで、利用者のほとんどは30代以上の方です。
管理職や取締役などある程度の役職への転職の際に利用されることが非常に多いです。
JACリクルートメントの特徴2:海外展開もしている
国内は全国に拠点を置き、世界でも11ヵ国で転職支援サービスを行っています。
そのため、海外転職を希望する場合も、日本にいながらそれぞれの現地に基づいた細かい転職情報を取得できます。
海外の求人企業とは長年積み重ねた強い信頼関係があるため、他では見ることができないような求人も多く扱っています。
海外転職のサポートにも力を入れており、外資系企業に転職を考えてる方に関しては、英語を喋れるコンサルタントがつき、英文レジュメ作成のアドバイスまでサポートします。
JACリクルートメントの特徴3:業界ごとのプロフェッショナルが在籍
総勢800名在籍しているコンサルタントは、それぞれの業界、職種に特化した転職のプロフェッショナルです。
各業界出身も多く、リアルな情報を聞くことが可能です。
そのためCEOや役員、部長職などのエグゼクティブ層や、金融や医療などの業界で優れたキャリアを持つような方など、より優秀な人材の転職を成功させています。
JACリクルートメントの特徴4:優良企業
優良企業との取引実績も豊富です。
ダイソン、ダイキン、カルビー、ピーアンドジー、ヤフー、アサヒ、富士フィルムなど大手企業がズラリと並んでいます。
さらにこのような大手企業の重要なポジションへの転職できる可能性があります。
JACリクルートメントの評判・口コミ(抜粋)

30代男性

30代女性
30代向け転職エージェント比較6:type転職エージェント
type転職エージェントの特徴
・業界や職種専門のキャリアアドバイザー
・IT系に強い
・求人は量より質重視
・土曜日も面談可能
・都心部の求人のみ
・定期的にセミナーを開催
type転職エージェントの特徴1:業界や職種専門のキャリアアドバイザー
type転職エージェントのキャリアドバイザーは業界や職種ごとに分かれており、各々専門の領域があります。
例として、IT、営業 、管理/事務、販売、エグゼクティブなどに分かれています。
それぞれが専門の分野を持つことでその業界の知見や知識が豊富になり、転職希望者により具体的で的確なアドバイスができ、質の良いサポートにつながります。
type転職エージェントの特徴2:IT系に強い
type転職エージェントはIT系に強みを持っています。
運営会社であるキャリアデザインセンターは「type」というエンジニアに強い求人媒体を運営しており、その影響もあり、IT系に強みがあります。
最近は女性の転職支援にもかなり力を入れており、女性のキャリアアドバイザーも増えています。
type転職エージェントの特徴3:求人は量より質重視
転職エージェントによって紹介求人のスタンスは異なります。
type転職エージェントは、求人数の多さよりも求人の質を重視しています。
非公開求人を合わせて約1万ほどの求人を抱えているのですが、その中から本当に転職希望者に合う数社を紹介しています。
転職エージェントの中には、とりあえず雑多に多くの求人を紹介する会社もありますが、そことの差別化を図る理由もあり、求人紹介にはかなり慎重です。
type転職エージェントの特徴4:土曜日も面談可能
大手転職エージェントには多いですが、type転職エージェントも土曜日に面談可能です。
就業中で転職している方にとって平日しか面談日がないと中々行けない可能性が高いので、土曜日もOKにしてくれるのは非常に嬉しいですよね。
遠方に住んでいる方は、リモートでの面談も可能です。
type転職エージェントの特徴5:都心部の求人のみ
type転職エージェントは都心部の求人を主に扱っています。
都心部で転職を検討している方は、利用をおすすめしますが、それ以外の方には向いていません。
type転職エージェントの特徴6:定期的にセミナーを開催
本社がある東京・赤坂で定期的にセミナーを開催しています。
・履歴書添削
・面接練習
・転職のコツ
など様々な切り口から転職に役立つセミナーを無料で行っています。
type転職エージェントの評判・口コミ(抜粋)

20代男性

20代女性
30代の転職は20代の転職と比較して圧倒的に難易度が高まる
いきなり、結論と言いますか、核心に迫ります。
30代の転職は20代の転職よりはるかに難しいです。
なんとなく理由が想像つく人も多いかと思いますが主なものを挙げます。
30代の転職が困難な理由
30代の転職が困難な理由はなんでしょうか。
・若手育成枠の対象外
・未経験採用はほぼ不可能
・企業に与える影響が大きい
・採用ポジションのハードルが高い
30代の転職が困難な理由1:若手育成枠の対象外
転職市場において、20代までが若手で、30代はもう若手の括りには入りません。
採用企業側に立つと、20代であれば、育成すれば延びる可能性があるので、多少難ありな人材でも採用します。
ただ、30代になると育成して伸びる可能性も低いため、それを期待して採用されることはほぼないです。
実際、多くの求人にも「若手育成のため29歳までの募集とします」のような文言が書かれています。
30代の転職が困難な理由2:未経験採用はほぼ不可能
30代になると未経験職種への転職が非常に厳しくなります。
「未経験募集!未経験大歓迎!」のような文言をときたま求人広告で拝見しますが、あれは20代限定です。
30代で未経験だと採用される可能性は低いでしょう。
もし未経験で別業界や職種に挑戦したいなら20代のうちに転職するようにしましょう。
30代になると持っている経験やスキルに通づる職種でしか転職できない可能性がぐんと高まります。
30代の転職が困難な理由3:企業に与える影響が大きい
30代の採用となれば、それなりのポジションに就く可能性が高いです。
それなりのポジションに急に知らない人が入社してくることになるので、部下は戸惑いますし、もしかすると部下の方が年齢が上なんてこともありえます。
その様な状態で参画しても上手くマネジメントできる人材でないと企業が良くない方向に行ってしまうかもしれません。
実際、30代前半の人が転職してきてその人と馬が合わないので辞めた人を何回か見ています。
30代の場合、これらを踏まえての採用になるので、ハードルは上がります。
30代の転職が困難な理由4:採用ポジションのハードルが高い
先ほどと重複する部分もありますが、30代で採用される際、マネージャークラスのポジションに就くことが多いです。
そのクラスの採用となれば、必然的に採用する人材の能力やスキルも求めるものは高くなります。
平々凡々な能力やスキルでも若さで採用される20代と同じに考えていると痛い目にあいます。
30代転職の注意点
ここまで30代の転職が困難な理由を上げてきました。
それを踏まえて、30代の転職ではどのようなことを意識すべきなのでしょうか。
・自分ができることは何かを再確認する
・企業情報を細かく収集すべし
・欲しいスキルはお金をかけてでも短期間で習得する
30代転職の注意点1:自分ができることは何かを再確認する
30代で転職を考えた際、一旦、自分が培ってきたスキルや経験を整理しましょう。
転職時の採用面接で自信をもってアピールできることがいくつあるのかを確認してください。
20代の転職であれば、「とりあえず頑張ります!」「一生懸命やります!」などで通用したかもしれませんが30代の転職ではそうはいきません。
一生懸命頑張るのは大前提で、今までの仕事キャリアでどのような経験からどんなことを学びどのような能力やスキルを身につけたのかを説明できることが必要です。
30代の転職注意点2:企業情報を細かく収集すべし
20代のうちは、転職に失敗した場合でも若さを武器にすぐに別の企業に転職できる可能性が高いです。
ただ、30代になると年齢的にも何度も転職できる保証はなく、1回1回の転職を丁寧にしなければなりません。
そこで30代で転職し
30代の転職注意点3:欲しいスキルはお金をかけてでも短期間で習得する
欲しいスキルはお金をかけてでもすぐに習得しましょう。
30代で完全未経験の職種への転職が難しいことは先ほどお話ししました。
ただ、もし仕事としての経験はないければ、スキルを持っていれば採用される可能性はあります。
例えば、趣味でプログラミングや動画編集をしていれば、完全未経験でも戦力になると思われるケースがあります。
ずっと趣味でやっていれば、独学でも問題ないですが、30代になって1から独学で身につけるのは相当ハードなので、お金を使ってでもいち早くスキルを取得することが大事です。
未経験職種への転職を考えている20代後半や30代前半はすぐにでもなりたい職種のスキル取得を急ぎましょう。
私の能力・スキルの経験談
能力やスキルについて僕のケースを具体例として話します。
私は人材会社の営業職としてとある会社に新卒入社しました。
営業や企画などを経験しましたが、身についたスキルとしては、
・忍耐力
・交渉力
・エクセルやパワーポイントなど資料作成能力
・分析能力
でした。
上記の4つとも僕にとっては、とても抽象的で胸を張って転職などの面接で言えるようなスキルではありませんでした。
もっと専門的なスキルを身につけたいと考えて、隙間時間を利用して独学で勉強しました。
その結果、
・フォトショップ(中級レベル)
→写真加工の有名アプリケーション
・イラストレーター(中級レベル)
→イラスト作成・加工の有名アプリケーション
・プレミアプロ(中級レベル)
→動画制作・編集の有名アプリケーション
・html/css/wordpressの知識
→HP作成などに利用する言語やシステム
上記の専門スキルを手に入れました。
まだ完璧なレベルではありませんが、これらは履歴書にも記載することができますし、これらのスキル取得は僕にとって大きな自信と財産になりました。
30代の転職のためにおすすめのスキル
ここでは個人的に30代の転職で役立つスキルをご紹介します。
抽象的なスキルではなく、手に職系のスキルを列挙しています。
・プログラミング
・動画編集
・WEBデザイン
30代転職おすすめスキル1:プログラミング
まず、最初はもっぱら話題のプログラミングです。
完全に手に職がつき、唯一無二の存在になれます。
独学で勉強してもいいですが、大抵の人が心おれてやめるのでプログラミングスクールをおすすめします。
世の中のネット化はどんどん進んでいきますので、プログラマーの需要はますます高まるでしょう。
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30代転職おすすめスキル2:動画編集
次に動画編集です。
youtubeをはじめ動画のプラットフォームやSNSが大流行している今、動画編集が熱いです。
動画編集もプログラミングスクール同様にスクールが存在するのですが、かなり本格的にやるのであれスクールに通った方がいいですが、ある程度の編集スキルは独学でも身につけることができます。
定番の編集ソフトはプレミアプロです。
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30代転職向けおすすめスキル3:WEBデザイン
次にWEBデザインです。
WEBデザインもインターネットがなくならない限り、廃ることない職種なので食いっぱれすることはないでしょう。
実際、僕の友達はIT系の営業職を1年で辞め、WEBデザインを独学で学び、知り合いのホームページなどを安価で受注しながら実力をつけていき、今では1件100万程度の案件もこなすフリーランスWEBデザイナーとして活躍しています。
WEBデザインもスクールがいくつか存在します。
もし本格的にやりたいのであれば通ってもよいでしょう。
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30代の転職におすすめの転職手法は?
・求人サイト
・転職エージェント
・ヘッドハンティング
・転職イベント
など現在、昔と比べると転職手段が非常に多様化しています。
その中で30代の転職に1番向いているのはどれでしょうか。
回答としては、本人のスキルや経験によって異なるので一概に結論づけることはできません。
自分にあった転職手段を選択することが非常に大切です。
例えば、20代向けの転職サイトや転職エージェントを利用してもあまり意味はありません。
30代でも利用できるモノを選ぶべきです。
まとめ:誇れるスキルや能力を身につけて30代の転職に挑もう
ここまで30代の転職で気をつけるべき事とおすすめの転職サイトをご紹介してきました。
20代と30代の転職では大きく異なることを理解いただけたかと存じます。
30代で良い転職をするためにも20代の方は今からしっかり準備しておきましょう。
自信のある方はより良い転職へと突き進んでいただき、自信のない方は自信をつけるために必要なことを考えていち早く実行しましょう。
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30代男性