ゲーム業界への転職が熱い?!
日本でも海外ほどではないですがe-sportが熱を帯びてきてゲーム業界も勢いが出てきました。
これからプロのゲームプレイヤーも増えてきて増す増すこの勢いは加速するはずです。
この盛り上がりに比例してゲーム業界は転職市場で人気の職種となりつつあります。
今回はそんなゲーム業界の転職事情について解説していきます。
ゲーム業界の転職に年齢は関係する?
結論から言います。
30代からのゲーム業界への未経験転職はかなり厳しいです。
30代での転職を検討しているのなら、ゲーム系の職種や業種の経験が必須になります。
ゲーム業界というのは早ければ10代後半から入社してきてバリバリに働いているような若い業界となっています。
そのため30歳を境に未経験での転職はハードルが上がっていく業界です。
経験者であれば、このハードルに引っかかることはありません。
ゲーム業界に限らず、クリエイターの世界は実力主義です。
そのため、経験があれば30代であっても転職は可能となっています。
ゲーム業界に強いおすすめの転職サイトや転職エージェント
現在、世の中には多くの転職サイトや転職エージェントが存在します。
その中でも今回はゲーム業界に強い転職サイトや転職エージェントをご紹介します。
気軽に便利に利用できゲーム業界に強い点転職サイトや転職エージェントを選別します。
ゲーム業界に強い転職サイト比較
まずはゲーム業界に強いおすすめの転職サイトを比較します。
doda転職
doda転職の特徴
豊富な求人数
doda転職には、約7万件の求人が常に掲載されています。
常にこれだけの求人が掲載されているということは、多くの企業が常に利用していることになります。
長年、企業に使い続けられることは容易くありません。
工夫を凝らして、この数を保ってきた安心感はありますね。
掲載職種が豊富
doda転職の掲載職種は、かなり幅広いです。
実際に職種別の求人をまとめてみました。
職種 | 求人数 |
営業 | 11,630件 |
エンジニア | 14,302件 |
事務 | 1,964件 |
販売 | 3,616件 |
クリエイティブ | 2,555件 |
どの職種も1,000件以上の求人があります。
特に営業とエンジニアの求人が多いことがわかります。
どちらの求人も未経験OKなモノも多いので、キャリアチェンジも可能です。
転職イベントの開催
dodaは、年に都内を中心に転職イベントを開催しています。
基本的には、doda掲載している企業の中から100社ほどが1つの会場内にブースを構えて、会社説明を行います。
もし、採用企業側と転職者側でマッチ度が高い場合は、その会場内で面接が行われることもあります。
WEB上だけでは知られない情報を知りたい、WEB上の情報(履歴書や職務経歴書など)で判断されたくない人にはおすすめです。
大手による運営
dodaというサービス名を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
CMやWEB広告もかなり行なっているので知名度は高いです。
怪しい人材会社も多い中、dodaであれば安心して利用できますね。
全国各地に求人を抱えている
実際にいくつか都道府県をピックアップして求人数を見ていきます。
職種 | 求人数 |
北海道 | 2,753件 |
秋田 | 1,027件 |
福島 | 1,364件 |
東京 | 36,552件 |
千葉 | 3,844件 |
石川 | 1,164件 |
岐阜 | 1,872件 |
大阪 | 9,604件 |
島根 | 894件 |
鹿児島 | 1,172件 |
地方の都道府県でも1,000近くの求人数を抱えていることがわかります。
他の転職サイトだと地方になると、求人数が2桁になることも少なくない中でここまで求人数を抱えているのは流石dodaと言えるでしょう。
正社員向けの求人が9割
dodaはどんな求人も抱えている!と勘違い方がたまにいますが、そんなことはないです。
正社員向けのサイトになるので、9割は正社員で残りの1割は、契約社員か業務委託になります。
正社員以外の雇用形態を求めている場合は別のサービスを使いましょう。
Green
Greenの特徴
IT特化転職サイトである
冒頭にも触れましたが、Green(グリーン)はIT特化転職サイトです。
IT以外の求人は掲載されておらず、総合転職サイトとは異なります。
また、IT特化転職サイトを1番初めにスタートしたのがGreen(グリーン)になります。
ベンチャー・スタートアップ企業の求人が豊富
Greenは、IT・web業界の求人に強い転職サイトですが、その中でもベンチャー企業やスタートアップ企業の求人を豊富に取り扱っています。
ベンチャー・スタートアップ企業の求人数だけで言えば、Greenは他の転職サイトを大きく上回っています。
これは、Greenが成果報酬型の転職サイトだということが、1番の理由と考られます。
成果報酬型の場合、求人掲載料は一切かからないので、資金力の低いベンチャー・スタートアップ企業でも気軽に求人を掲載することができます。
ベンチャー・スタートアップ企業への転職を考えている人は、一度チェックしてみて下さい。
詳しい求人情報が掲載されている
Greenのようにエージェント型ではない転職サイトの場合、サイト上に掲載されている求人情報が、応募すべきかどうかの大きな判断材料になるかと思います。
Greenの求人掲載には、会社の基本情報だけでなく、社員の声や社内の雰囲気・仕事の魅力などの詳しい情報が載せられているので、自分に合った会社かどうかの判断がしやすいです。
しかも、社内の写真も豊富に掲載されているので、文字ばかりのサイトよりイメージが掴みやすいと思います。
カジュアル面談ができる
Greenには、「気になる機能」が用意されており、「気になる」をクリックすることによって企業へ興味を伝えることができます。
そして企業側もあなたに興味を持ち、マッチングすれば「カジュアル面談」に進めます。
カジュアル面談は、その名の通りカジュアルなスタイルの面談です。
本格的な選考前に、気になる企業とリラックスした状態で情報交換をすることができます。
面接のような堅苦しい場では聞きづらいことも、このカジュアル面談を利用してどんどん質問しましょう。
ゲーム業界の転職エージェント比較
次におすすめの転職エージェントの比較です。
ファミキャリ! | おすすめ度 |
シリコンスタジオエージェント | おすすめ度 |
レバテックキャリア | おすすめ度 |
リクルートエージェント | おすすめ度 |
ファミキャリ!
ファミキャリ!の特徴
ゲーム業界に完全特化
通常の転職エージェントは業種職種問わず幅広く扱っていることが多いですが、ファミキャリ!は完全にゲーム業界に特化しています。
ゲーム業界の求人であればほぼ網羅しているくらい、ゲーム業界には強い転職エージェントです。
知識豊富なコンサルタントが多い
ゲーム系の職種はその業界に精通していなければ分からない部分も非常に多いです。
総合転職エージェントなどに相談するとゲーム系の知識が全く分からないエージェントに当たってしまうこともあります。
その点、ファミキャリ!は、コンサルタントがゲーム業界に精通している人ばかりなので安心して転職相談ができます。
内定までのバックアップあり
ゲーム業界に関する知識だけではなく、内定を獲得するためのサポートもあります。
履歴書の書き方、面接の仕方など希望する求人に合わせた対策を行ってくれます。
非公開求人あり
ゲーム会社が優秀な人材の登録があるファミキャリ!だけに採用をお願いしている非公開な求人もあります。
表立って求人は出していませんが、そのポジションにハマる人材がいれば、その人だけに紹介することもあります。
このような非公開求人は非常に待遇や給料も良いのでおすすめです。
中小〜大手企業まで幅広い紹介先
ファミキャリ!は、中小から大手まで大小問わず多くのゲーム企業を抱えています。
大手企業だと、サイゲームス、サイバーエージェント、NEXON、スクエアエニックス、SEGA、バンダイ、カプコンなど名だたる企業も登録しています。
転職サイトとエージェントの両軸
ファミキャリ!は、転職サイトとしても利用できますし、転職エージェントとしても利用可能です。
自分のペースで気になる求人を探しながら、転職活動をしたい方は、転職サイトとして。
コンサルタントに相談しながら、転職活動を進めたい方は、転職エージェントとして。
どっちも使っても勿論構いません。
シリコンスタジオエージェント
シリコンスタジオエージェントの特徴
ゲーム・映像業界に特化
これは言うまでもないですが、ゲーム・映像に特化した転職エージェントです。
日本にも片手で数えるほどしかこの業界に特化した転職エージェントはないので、非常に貴重です。
大手総合転職サイトやエージェントでは扱っていないようなコアな求人をここでは見つけることができます。
正社員向け求人が多数
求人数を比較してもらえばわかりますが、正社員向けの求人が多いです。
派遣やアルバイト・パートはほとんどないので、これらの求人を希望する場合は別サイトも併用した方が良いでしょう。
有名企業の求人多数
画像の通り、有名企業がズラリと並んでいます。
さすが業界特化型転職エージェントですね。
優秀な人材、見込みのある人材を求めてこのような企業も参画しているので、かなり良い転職も期待できます。
スペシャリストに相談できる
業界に精通したコンサルタントが転職のサポートをしてくれます。
総合の転職エージェントの場合、業界の詳細までは把握していないコンサルタントも多く、質問しても求めている答えが全然返ってこなかった...なんて声を見かけることがあります。
シリコンスタジオエージェントではかなり知識豊富な方ばかりなので、安心して相談することが可能です。
レバテックキャリア
レバテックキャリアの特徴
IT企業運営によるIT専門エージェント
レバテックキャリアの運営会社はレバレジーズというIT企業が運営しています。
大手人材会社がIT系の求人が増えてきたから、転職エージェント事業の中にIT専門のエージェントをつくることは多いですが、ゴリゴリのIT企業がIT専門エージェント事業を行うのは珍しいです。
キャリアアドバイザーの知識が豊富
IT企業に勤めていた人がキャリアアドバイザーをしているので、ITの知識は非常に豊富です。
大手の転職エージェントの評判に「業界の話をしたけど、全然知識がなくて不安になった」という口コミを見ることがありますが、そんなことはレバテックキャリアではありません。
IT業界のプロ達が揃っています。
IT経験者向け求人が多い
レバテックキャリアが扱う求人のほとんどがIT系の実務経験が必須となっています。
完全未経験の場合、かなり年齢が若いと採用されないと感じます。
転職エージェントは入社者の年収の20~30%を紹介料として、人材会社(今回の場合、レバテックキャリア)に渡す必要があるので、採用すると、それなりのお金がかかります。
そのお金を未経験者の採用に使うことはほぼないかと思います。
未経験者の方は、転職エージェントではなく、転職サイトの利用をおすすめします。
メッセージアプリでのやりとり可能
レバテックキャリアでは、利用者に合わせた方法でコミュニケーションをとることが可能です。
従来の転職エージェントだと、サービス内のメール機能やgmailでのやり取りがほとんどでした。
レベテックキャリアではLINEやチャットワーク、slackなど利用者が希望するメッセージアプリでやり取りできます。
私も転職活動していた頃、gmailを利用すると大事な連絡が埋まってしまいますし、サービス内メール機能の場合、わざわざ見に行くのがめんどくさかったりと苦労した思い出があるのでこれは非常に嬉しいです。
豊富な求人数
レバテックキャリアに登録のある求人数は5,000件を超えています。
IT求人になるので、地方よりも都心が中心になります。
公開されていない非公開求人も多いので、スキルや経験のある人は、面談の際に好条件の求人を特別に紹介してもらえる可能性アリです。
リクナビエージェント
リクナビエージェントの特徴
豊富な紹介企業数
抱えている企業数は転職エージェントの中でもトップクラスでしょう。
アルバイト、派遣、正社員とどの領域においてもサービスを展開しているのでそれらを合計するととてつもない数の企業とのお取引があります。
各サービスで転職エージェントのニーズが出てくればすぐに連携するので、どんどん利用企業は増えていきます。
実際に他の転職エージェントと求人数を比較してみました。
エージェント名 | 求人数 |
リクルートエージェント | 100,000件 |
マイナビエージェント | 20,000件 |
dodaエージェント | 63,000件 |
上位は非非公開求人を含まない公開求人のみのデータになり、実際はどの転職エージェントもこの件数の約3倍は求人を抱えています。
データからもリクナビエージェントの求人数の多さがわかります。
非公開求人多数
非公開求人は、一般の転職サイトなど、ネット上に公開されていない求人のことを指します。
・新規事業のポジションや役員クラスの採用の場合、企業は公に採用活動をしたくない
・雑多な応募は時間と手間がかかるので応募を厳選して採用活動を効率的に進めたい
などの理由から非公開求人にする企業があります。
リクルートエージェントはそのような非公開求人も多く抱えています。
安心の実績とノウハウ
新卒でも中途でもリクルートに入社してエージェントになるのは簡単ではありません。
その狭き門を突破した人材なので、優秀であることには違いないでしょう。
また、長年業界を牽引してきた実績とその間に蓄積されたノウハウは他社にはない魅力だと感じます。
転職エージェントとの適切な関係の築き方
転職エージェントのコンサルタントとの関係の築き方を伝えていきます。
利用者ファーストの考え方の人もいれば、ビジネスライクな考え方の人もいるのが現実です。
そういった人達との関係の築き方を解説していきます。
1.合う求人と異なる場合は断る
自分に合った求人じゃない求人を紹介されて、自分ではっきりと断ることができずに入社して良い転職にならなかったというような例が存在します。
このようなことにならないためには、自分の転職軸を持ち、ブレない覚悟が必要です。
もし、自分の転職軸にあっていないが高年収という場合、かなりブレる要素ではありますが、高年収が優先な場合は、それに従ってください。
しかし、もっと楽な仕事や残業が少ないなどが優先になっている場合はこのオファーを断ります。
このように転職軸で物事を決めるようにしていけば転職に失敗することはかなり少なくなるので、合わないものは全て断るくらいの覚悟でいてください。
2.自分の希望をあらかじめ伝える
先ほど解説した転職軸を事前にコンサルタントに伝えておくことでお互いに時間を余分に使うことないです。
伝えておけば、まずコンサルタントはその条件の元全て紹介するため、余計な作業が短縮でき、利用者は転職に集中ができるということで効率的な活動ができるようになります。
的外れの求人を紹介されたり、短期で転職を希望していないにも関わらず、多く面接を汲まれるみたいなコンサルタントには注意してください。
次でそのようなコンサルタントの対処方法を教えます。
3.不適切な対応の改善がない場合は利用をしない
不適切な対応があった場合は、その転職エージェントを利用しないもしくは、担当を変えてもらうことをおすすめします。
何故かというと、良い転職に結び付くチャンスが遠くなるので、相手にしているだけで時間の無駄です。
例えば、どんなことが不適切対応かというと、以下のものになります。
- 求人数を多く受けさせられる
- 転職軸に合わない求人を多く、紹介され、強要される
- 全く転職相談に乗ってくれない
こんな感じのことがあれば、そのキャリアアドバイザーを変えることを強くおすすめします。
良い転職エージェント(キャリアアドバイザー)の特徴
転職エージェントにも良いエージェントと悪いエージェントがいます。
それは、どんな業界にいっても同じです。
では、良いエージェントの特徴はどんなものがあるのでしょうか?
その特徴を解説していきます。
・自分に合った求人を紹介してもらえる
・綿密な面接アドバイスをしてもらえる
・利用者の立場に立って考えることができる
良いエージェントの特徴1:自分に合った求人を紹介してもらえる
転職軸を伝えてこれだけは妥協できないということを伝えておいてその通りの求人を必要数に応じて紹介してくれる会社はいいエージェントです。
まず、それができる人が大前提で良いエージェントの定義になります。
もしそのような担当者がついた場合は、迷わず信頼を預けましょう。
良いエージェントの特徴2:綿密な面接アドバイスをしてもらえる
この会社は、過去にこんな感じの質問を多くされているという傾向を教えてもらえ、さらにその練習もしくは対策に付き合ってもらえます。
適格なアドバイスをもらえる人は、特にいいエージェントです。
アドバイスを守り、採用を勝ち取りましょう。
良いエージェントの特徴3:利用者の立場に立って考えることができる
転職エージェントの中には、利用者側の立場に立って相談や求人サービスを行ってくれるといった人が多くいます。
例えば、自分の体験でこういう時はこのようにしましたみたいなことを教えてくれたり、転職相談を深い視点で乗ってくれる人などです。
経験が長い人や転職経験が多い人ほど絶対数に触れています。
そのため、利用者の立場に立ってものを考えることができるのです。
ゲーム業界の仕事はどのようなものがあるの?
ゲーム業界には仕事がいく通りもあり、選ぶのが大変なほどです。
仕事がどのようなものがあるのか?ということを説明していきます。
ゲーム業界の仕事を知り、どのような仕事が向いているのか考えてみましょう。
・ゲームプランナー
・イラストレーター
・ゲームディレクター
・ゲームプロデューサー
・シナリオライター
・サウンドクリエイター
・デバッガー
・ゲームプログラマー
ゲームプランナー
ゲームバランスの調整を行ったことやゲームの企画を行うことを仕事としています。
そのため、必要な資質は以下のものです。
- 企画力
- スケジュール管理
- 分析力
- ゲームへの愛情
- コミュニケーション能力
必要なスキルは以下の通りです。
- 基本的なPCスキル
- 基本的なプログラミングスキル
必要な資格はないため、採用基準は実力とコミュニケーション能力になります。
実力を判断するために応募の際はポートフォリオが必ず必要になるので準備はしておいてください。
この時に提出するものは、原則自分で開発したゲームや携わったゲームです。
ポートフォリオには使用した技術や企画意図などの情報は説明できるようにしてください。
イラストレーター
イラストレーターは文字通りイラストを描く人達をいいます。
具体的にはゲームキャラを描きます。
必要となる資質は以下のものになります。
- キャラ愛
- 要望を絵にする能力
- コミュニケーション能力
- オリジナリティー
- 理解力
- クライアントの情熱を絵で表現できる
必要なスキルは以下の通りです
- 画像編集ソフトの操作スキル
- デッサン力
- 配色スキル
基本的にはイラストレーターの仕事は業務委託の採用が多く、個人で活躍している方が多いです。
ですが会社の社員として採用している場合もあるので応募の際には必ずポートフォリオが必要になります。
その際は、自分の自信作のイラストを提出してください。
ゲームディレクター
ゲームディレクターは、ゲームプロデューサーやゲームプランナーと職務が重なる企画マネージメント職です。
この2つの職業と一緒に企画段階から面白いゲームを作るために詰めていきます。
ゲームディレクターは、設計されたゲームを作るといった部分が職務範囲です。
必要になる資質は以下のものになります。
- コミュニケーション能力
- 人に好きなものを伝えることが得意
- ゲーム制作への情熱
- 発想力
- 企画力
必要となるスキルは以下のものです。
- ADOBEソフト経験
- Officeソフト経験
- ゲーム制作におけるディレクション経験
主にこの職業はゲームプランナーやゲームプログラマーからの昇格でなることの多いです。
そのため、異業種からの転職からなるには、かなりハードルが高い職業となります。
ゲームプランナーやゲームプログラマーに一度なり、経験を経てゲームディレクターになることがおすすめです。
FGOの第2部開発ディレクターで有名なカノウヨシキさんなんかがこのやり方でゲームディレクターになっています。
ゲームプロデューサー
ゲームプロデューサーは、ゲームプランナーとゲームディレクターと職務が重なることが多い企画マネージメント職です。
この職業では、ゲームプロジェクトの統括というのが、職務範囲になります。
そのため仕事が膨大な量になることが多いです。
人員の編成、予算、スケジュールの統括管理が主となっています。
必要となってくる資質は以下のものになります。
- 豊かな発想力
- 興味が持てる範囲が広い
- コミュニケーション能力
- タフさ
- 人と違うことが好き
- 責任感が強い
必要となってくるスキルは以下のものです。
- 時間管理能力
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
- 先見性
- マネタイズスキル
- 企画立案スキル
- プロモーションスキル
この職業はゲームディレクターからの昇格によってなることが多いです。
ですのでゲーム業界の経験がものをいうことを理解してください。
外部からの採用されることがかなり少ない職業でもあります。
シナリオライター
シナリオライターの仕事はゲームプロデューサーとゲームディレクターと打ち合わせでアイデアをすり合わせ、その意図を汲んでシナリオを作成するというのが職務範囲です。
必要となる資質は以下のものになります。
- ユーザー心理を考えながらシナリオを作成できる
- 本が好き
- ゲームが好き
必要なスキルは以下のものです。
- 文章力
- 発想力
- 構成力
- 探求心
- 基本的な文章スキル
シナリオライターも必要となってくるのはポートフォリオです。
ここでは、ノベルゲームを作ってみることをおすすめします。
ゲーム作成工程やユーザーが面白いと思えるようなシナリオが採用担当者に刺さるからです。
ポートフォリオの説明は必ずできるようになっておくようにしてください。
サウンドクリエイター
サウンドクリエイターの仕事は、ゲーム音楽の制作の工程の全てが職務範囲になります。
求められるイメージでの制作ができるようにスタッフとすり合わせを行うことが多いです。
必要となる資質は以下のものになります。
- ジャンルを問わず音楽が好き
- 求めている音楽を制作する能力
- リテイクに耐えられる
- コミュニケーション能力
- 協調性
- 理解力
必要なスキルは以下のものです
- 譜面を読むスキル
- 作曲スキル
サウンドクリエイターになるには、やはりポートフォリオは必要です。
どのようなポートフォリオかといいますと自分で作曲したサウンドで採用担当者の心を撃つことが必要となります。
どのような意図で作曲したなどのことを説明できるようになっておくことは必ず練習を含めてやっておいてください。
デバッガー
デバッガーは、ITエンジニアでいうテスターのことをいいます。
ゲームの動作を確認し、発生したバグ(不具合)を報告し、改善案を出すまでが仕事です。
必要となる資質は以下のものになります。
- 動作の不具合を見落とさない洞察力
- 背景やUXなどの見にくさなどのユーザビリティを客観的に見る能力
- 集中力
- コミュニケーション能力
- 根気強さ
必要となるスキルは以下の通りです
- ゲームプレイできる
- 必須となるスキルはなし
この仕事は、花形ではなく、どちらかというと縁の下の力持ちといった感じです。
デバッガーがいることによって私達は、楽しくゲームをすることができています。
いなかった場合ほぼバグ(不具合)が改善することがなく、市場に出荷です。
昔のポケモンの欠番なんかがいい例になります。
この職業は直接正社員として雇っていることが少ないので、まずはバイト採用ではなく正社員になることに挑戦してみましょう。
ゲームプログラマー
ゲームプログラマーは、プログラミングを駆使してゲームの動作を組み上げていく仕事です。
必要な資質は以下のものになります。
- ゲームが好き(大前提)
- 好奇心旺盛
- 心身が丈夫
<必要なスキル>
- プログラミングスキル
- 英語
- コミュニケーション能力
この仕事はデスクワークではありますが、精神的な肉体労働と表現できるくらいには体にきます。
大変ですが、ゲームの根幹を作っていくので、かなりの達成感がある仕事です。
現在はゲームはゲームエンジンを使って制作がされることが多いので操作方法を学ばなければなりません。
ほとんどのゲームエンジンでプログラミング言語はC#が採用されています。
ゲームプログラマーになりたい場合は習得必須です。
ゲーム業界の転職で成功するコツ
ゲーム業界の転職を成功させるにはどのようなことが必要なのかをまとめていきます。
・ポートフォリオの準備
・面接の練習を綿密に
・ポートフォリオの説明をできるようにしておく
ポートフォリオの準備
先ほども少し触れましたがゲーム業界の転職においてポートフォリオはクリエイターには必須のものとなっています。
実力を証明するものとしてかなり重要になってくるものです。
自信を持って制作実績として提出できるゲームを作成して採用を勝ち取れるように実力をアピールしましょう。
面接の練習を綿密に
どの企業でも同じですがコミュニケーション能力を試す場という面でも面接はかなり重要です。
面接では相手のことを知るという意味でもありますが表現力や理解力なんかも試されています。
ゲーム業界は基本的に制作作業なのでコミュニケーション能力は必要ないと思われがちですが地位が上がっていけばディレクション側に回るためコミュニケーション能力が高い人材は非常に重宝されますし、位を上げるためには必須なスキルです。
ポートフォリオの説明をできるようにしておく
ポートフォリオについて面接で聞かれることが多いです。
そのため今まで使った技術や企画の趣旨などをしっかり説明できないといけません。
ここでの説明力もスキルの1つとして見られていることが多いです。
まとめ:ゲーム業界事情を把握して転職サイトやエージェントを利用してみよう
今回はゲーム業界の業界事情とゲーム業界に強い転職サイトやエージェントを紹介してきました。
業界事情は最低限、
・年齢を重ねるごとに未経験では転職は難しい
・実績を作りポートフォリオを準備する
・制作技術だけではなく最低限のコミュニケーション能力は必要
この辺りを抑えておきましょう。
いくつ利用しても費用は無料ですので特徴を比較しながら使い倒しましょう!