この記事はこんな人におすすめ
- ゲーム業界に興味があるの人
- 転職を考えている人
- ゲーム業界について知りたい人
目次
ゲーム業界への転職が熱い?!
日本でも海外ほどではないですがe-sportが熱を帯びてきてゲーム業界も勢いが出てきました。
これからプロのゲームプレイヤーも増えてきて増す増すこの勢いは加速するはずです。
この盛り上がりに比例してゲーム業界は転職市場で人気の職種となりつつあります。
今回はそんなゲーム業界の転職事情について解説していきます。
ゲーム業界の転職に年齢は関係する?
結論から言います。
30代からのゲーム業界への未経験転職はかなり厳しいです。
30代での転職を検討しているのなら、ゲーム系の職種や業種の経験が必須になります。
ゲーム業界というのは早ければ10代後半から入社してきてバリバリに働いているような若い業界となっています。
そのため30歳を境に未経験での転職はハードルが上がっていく業界です。
経験者であれば、このハードルに引っかかることはありません。
ゲーム業界に限らず、クリエイターの世界は実力主義です。
そのため、経験があれば30代であっても転職は可能となっています。
ゲーム業界の仕事はどのようなものがあるの?
ゲーム業界には仕事がいく通りもあり、選ぶのが大変なほどです。
仕事がどのようなものがあるのか?ということを説明していきます。
ゲーム業界の仕事を知り、どのような仕事が向いているのか考えてみましょう。
・ゲームプランナー
・イラストレーター
・ゲームディレクター
・ゲームプロデューサー
・シナリオライター
・サウンドクリエイター
・デバッガー
・ゲームプログラマー
ゲーム業界の仕事1:ゲームプランナー
ゲームバランスの調整を行ったことやゲームの企画を行うことを仕事としています。
そのため、必要な資質は以下のものです。
- 企画力
- スケジュール管理
- 分析力
- ゲームへの愛情
- コミュニケーション能力
必要なスキルは以下の通りです。
- 基本的なPCスキル
- 基本的なプログラミングスキル
必要な資格はないため、採用基準は実力とコミュニケーション能力になります。
実力を判断するために応募の際はポートフォリオが必ず必要になるので準備はしておいてください。
この時に提出するものは、原則自分で開発したゲームや携わったゲームです。
ポートフォリオには使用した技術や企画意図などの情報は説明できるようにしてください。
ゲーム業界の仕事2:イラストレーター
イラストレーターは文字通りイラストを描く人達をいいます。
具体的にはゲームキャラを描きます。
必要となる資質は以下のものになります。
- キャラ愛
- 要望を絵にする能力
- コミュニケーション能力
- オリジナリティー
- 理解力
- クライアントの情熱を絵で表現できる
必要なスキルは以下の通りです
- 画像編集ソフトの操作スキル
- デッサン力
- 配色スキル
基本的にはイラストレーターの仕事は業務委託の採用が多く、個人で活躍している方が多いです。
ですが会社の社員として採用している場合もあるので応募の際には必ずポートフォリオが必要になります。
その際は、自分の自信作のイラストを提出してください。
ゲーム業界の仕事3:ゲームディレクター
ゲームディレクターは、ゲームプロデューサーやゲームプランナーと職務が重なる企画マネージメント職です。
この2つの職業と一緒に企画段階から面白いゲームを作るために詰めていきます。
ゲームディレクターは、設計されたゲームを作るといった部分が職務範囲です。
必要になる資質は以下のものになります。
- コミュニケーション能力
- 人に好きなものを伝えることが得意
- ゲーム制作への情熱
- 発想力
- 企画力
必要となるスキルは以下のものです。
- ADOBEソフト経験
- Officeソフト経験
- ゲーム制作におけるディレクション経験
主にこの職業はゲームプランナーやゲームプログラマーからの昇格でなることの多いです。
そのため、異業種からの転職からなるには、かなりハードルが高い職業となります。
ゲームプランナーやゲームプログラマーに一度なり、経験を経てゲームディレクターになることがおすすめです。
FGOの第2部開発ディレクターで有名なカノウヨシキさんなんかがこのやり方でゲームディレクターになっています。
ゲーム業界の仕事4:ゲームプロデューサー
ゲームプロデューサーは、ゲームプランナーとゲームディレクターと職務が重なることが多い企画マネージメント職です。
この職業では、ゲームプロジェクトの統括というのが、職務範囲になります。
そのため仕事が膨大な量になることが多いです。
人員の編成、予算、スケジュールの統括管理が主となっています。
必要となってくる資質は以下のものになります。
- 豊かな発想力
- 興味が持てる範囲が広い
- コミュニケーション能力
- タフさ
- 人と違うことが好き
- 責任感が強い
必要となってくるスキルは以下のものです。
- 時間管理能力
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
- 先見性
- マネタイズスキル
- 企画立案スキル
- プロモーションスキル
この職業はゲームディレクターからの昇格によってなることが多いです。
ですのでゲーム業界の経験がものをいうことを理解してください。
外部からの採用されることがかなり少ない職業でもあります。
ゲーム業界の仕事5:シナリオライター
シナリオライターの仕事はゲームプロデューサーとゲームディレクターと打ち合わせでアイデアをすり合わせ、その意図を汲んでシナリオを作成するというのが職務範囲です。
必要となる資質は以下のものになります。
- ユーザー心理を考えながらシナリオを作成できる
- 本が好き
- ゲームが好き
必要なスキルは以下のものです。
- 文章力
- 発想力
- 構成力
- 探求心
- 基本的な文章スキル
シナリオライターも必要となってくるのはポートフォリオです。
ここでは、ノベルゲームを作ってみることをおすすめします。
ゲーム作成工程やユーザーが面白いと思えるようなシナリオが採用担当者に刺さるからです。
ポートフォリオの説明は必ずできるようになっておくようにしてください。
ゲーム業界の仕事6:サウンドクリエイター
サウンドクリエイターの仕事は、ゲーム音楽の制作の工程の全てが職務範囲になります。
求められるイメージでの制作ができるようにスタッフとすり合わせを行うことが多いです。
必要となる資質は以下のものになります。
- ジャンルを問わず音楽が好き
- 求めている音楽を制作する能力
- リテイクに耐えられる
- コミュニケーション能力
- 協調性
- 理解力
必要なスキルは以下のものです
- 譜面を読むスキル
- 作曲スキル
サウンドクリエイターになるには、やはりポートフォリオは必要です。
どのようなポートフォリオかといいますと自分で作曲したサウンドで採用担当者の心を撃つことが必要となります。
どのような意図で作曲したなどのことを説明できるようになっておくことは必ず練習を含めてやっておいてください。
ゲーム業界の仕事7:デバッガー
デバッガーは、ITエンジニアでいうテスターのことをいいます。
ゲームの動作を確認し、発生したバグ(不具合)を報告し、改善案を出すまでが仕事です。
必要となる資質は以下のものになります。
- 動作の不具合を見落とさない洞察力
- 背景やUXなどの見にくさなどのユーザビリティを客観的に見る能力
- 集中力
- コミュニケーション能力
- 根気強さ
必要となるスキルは以下の通りです
- ゲームプレイできる
- 必須となるスキルはなし
この仕事は、花形ではなく、どちらかというと縁の下の力持ちといった感じです。
デバッガーがいることによって私達は、楽しくゲームをすることができています。
いなかった場合ほぼバグ(不具合)が改善することがなく、市場に出荷です。
昔のポケモンの欠番なんかがいい例になります。
この職業は直接正社員として雇っていることが少ないので、まずはバイト採用ではなく正社員になることに挑戦してみましょう。
ゲーム業界の仕事8:ゲームプログラマー
ゲームプログラマーは、プログラミングを駆使してゲームの動作を組み上げていく仕事です。
必要な資質は以下のものになります。
- ゲームが好き(大前提)
- 好奇心旺盛
- 心身が丈夫
<必要なスキル>
- プログラミングスキル
- 英語
- コミュニケーション能力
この仕事はデスクワークではありますが、精神的な肉体労働と表現できるくらいには体にきます。
大変ですが、ゲームの根幹を作っていくので、かなりの達成感がある仕事です。
現在はゲームはゲームエンジンを使って制作がされることが多いので操作方法を学ばなければなりません。
ほとんどのゲームエンジンでプログラミング言語はC#が採用されています。
ゲームプログラマーになりたい場合は習得必須です。
ゲーム業界の転職で成功するコツ
ゲーム業界の転職を成功させるにはどのようなことが必要なのかをまとめていきます。
・ポートフォリオの準備
・面接の練習を綿密に
・ポートフォリオの説明をできるようにしておく
ゲーム業界の転職のコツ1:ポートフォリオの準備
先ほども少し触れましたがゲーム業界の転職においてポートフォリオはクリエイターには必須のものとなっています。
実力を証明するものとしてかなり重要になってくるものです。
自信を持って制作実績として提出できるゲームを作成して採用を勝ち取れるように実力をアピールしましょう。
ゲーム業界の転職のコツ2:面接の練習を綿密に
どの企業でも同じですがコミュニケーション能力を試す場という面でも面接はかなり重要です。
面接では相手のことを知るという意味でもありますが表現力や理解力なんかも試されています。
ゲーム業界は基本的に制作作業なのでコミュニケーション能力は必要ないと思われがちですが地位が上がっていけばディレクション側に回るためコミュニケーション能力が高い人材は非常に重宝されますし、位を上げるためには必須なスキルです。
ゲーム業界の転職のコツ3:ポートフォリオの説明をできるようにしておく
ポートフォリオについて面接で聞かれることが多いです。
そのため今まで使った技術や企画の趣旨などをしっかり説明できないといけません。
ここでの説明力もスキルの1つとして見られていることが多いです。
ゲーム業界に強いおすすめの転職サイトや転職エージェント
現在、世の中には多くの転職サイトや転職エージェントが存在します。
その中でも今回はゲーム業界に強い転職サイトや転職エージェントをご紹介します。
気軽に便利に利用できゲーム業界に強い点転職サイトや転職エージェントを選別します。
そもそも転職サイトと転職エージェントの違いとは
これからゲーム業界に強い転職サイトや転職エージェントを紹介するのですがそもそも違いがわからない人はおすすめの転職方法とは?転職方法を徹底解説!あなたのベストを見つけようをご覧ください。
ゲーム業界に強いおすすめの転職サイト
まずはゲーム業界に強いおすすめの転職サイトを紹介します。
・ファミキャリ
・Green
・リクガメ
ゲーム業界に強い転職エージェント1:ファミキャリ
1つ目はファミキャリです。
ファミキャリの特徴
・SEGA、ネクソンなど大手ゲーム会社の求人あり
・スカウト機能を使えば会社側から連絡がくる
・検索の際の職種がかなり細分化されている
・ファミキャリの編集部が各企業にインタビューした記事がみれる
ゲーム業界に強い転職エージェント2:Green
2つ目はGreenです。
Greenの特徴
・直接スカウト機能あり
・面接だけではなく面談もできる
・求人情報が詳細
・スクエアエニックスやサイバーエージェントなど大手企業の掲載あり
ゲーム業界に強い転職エージェント3:リクガメ
3つ目はリクガメです。
リクガメの特徴
・転職サイトと転職エージェントの両面展開
・ゲーム系イベントがまとまっている
・メールではなくLINEで登録可能
・インタビュー記事がみれる
ゲーム業界におすすめの転職エージェント
次におすすめの転職エージェントの紹介です。
・レバテックキャリア
・リクナビエージェント
・シリコンスタジオエージェント
ゲーム業界におすすめの転職エージェント1:レバテックキャリア
レバテックキャリアは、IT転職大手のエージェント会社です。
この会社の専門分野は、ITやWEB系企業に特化している求人サービスでゲーム業界の求人も多数出されています。
レバテックキャリアの特徴
・IT分野に特化した求人が多数揃っている特化型サービス
・コンサルタントが相談内容に照らし合わせた求人を非公開求人からも厳選
・応募書類の添削や面接対策と面接アフターフォローも万全
・円満退職に向けたフォローや入社後のヒアリングなどの入社に向けたフォローも万全
レバテックキャリアは、ITフリーランスの紹介サービスを行っているくらいノウハウが積み重なった会社です。
そのため、ゲームプログラマーやデバッガーなどの求人は、このサイトでは多く見ることができます。
ゲーム業界転職でもエンジニアとして働きたい方には、かなり向いているサービスです。
ゲーム業界におすすめの転職エージェント2:リクナビエージェント
リクナビエージェントは、リクナビNEXTなどの転職サイトの運営を担っているリクルートのエージェントサービスです。
転職や就職の最大手の会社となっているので、信頼や信用はあります。
リクナビエージェントの特徴
・業界最大手の転職サービスなので安心と実績がある
・業界別に多く求人が集まっている
・非公開求人が業界で一番集まっている
・非公開求人が多いため、転職者にマッチした求人を紹介することができる
・転職サポート(面接サポートや書類添削など)が充実している
リクナビエージェントは、業界最大手のリクルートが運営を行っています。
そのため、求人数も多く、転職ノウハウもしっかりとしたものを持った会社で信用も高いです。
求人も総合的にあるので、ゲーム業界へ転職をしたいといった場合も求人が多数見つかることが特徴の1つです。
求人数で転職を選びたいと考えているならまずここに登録をしてみたらどうでしょう。
ゲーム業界におすすめの転職エージェント3:シリコンスタジオエージェント
シリコンスタジオエージェントはゲーム業界や映画業界に特化した転職サービスです。
業界特化型なので、かなりの求人数が集まっています。
シリコンスタジオエージェントの特徴
・業界特化なので求人数が多く集中している
・自分が好きな会社が求人を出していることが多い
・オンライン個別面談を行っている
・ゲームの世界を知っているコンサルタントが面談
・ゲーム業界に強固なパイプがある
シリコンスタジオエージェントは、ゲームや映画に特化していることは先ほどお話しました。
この会社のいいところは特化業界に太い強固なパイプがあるということです。
そのため、求人を出している企業からもかなりの信頼を寄せられています。
ゲームの求人を幅広く紹介を受けたいといった方には向いている会社です。
転職エージェントとの適切な関係の築き方
転職エージェントのコンサルタントとの関係の築き方を伝えていきます。
利用者ファーストの考え方の人もいれば、ビジネスライクな考え方の人もいるのが現実です。
そういった人達との関係の築き方を解説していきます。
・合う求人と異なる場合は断る
・自分の希望をあらかじめ伝える
・不適切な対応の改善がない場合は利用をしない
1.合う求人と異なる場合は断る
自分に合った求人じゃない求人を紹介されて、自分ではっきりと断ることができずに入社して良い転職にならなかったというような例が存在します。
このようなことにならないためには、自分の転職軸を持ち、ブレない覚悟が必要です。
もし、自分の転職軸にあっていないが高年収という場合、かなりブレる要素ではありますが、高年収が優先な場合は、それに従ってください。
しかし、もっと楽な仕事や残業が少ないなどが優先になっている場合はこのオファーを断ります。
このように転職軸で物事を決めるようにしていけば転職に失敗することはかなり少なくなるので、合わないものは全て断るくらいの覚悟でいてください。
2.自分の希望をあらかじめ伝える
先ほど解説した転職軸を事前にコンサルタントに伝えておくことでお互いに時間を余分に使うことないです。
伝えておけば、まずコンサルタントはその条件の元全て紹介するため、余計な作業が短縮でき、利用者は転職に集中ができるということで効率的な活動ができるようになります。
的外れの求人を紹介されたり、短期で転職を希望していないにも関わらず、多く面接を汲まれるみたいなコンサルタントには注意してください。
次でそのようなコンサルタントの対処方法を教えます。
3.不適切な対応の改善がない場合は利用をしない
不適切な対応があった場合は、その転職エージェントを利用しないもしくは、担当を変えてもらうことをおすすめします。
何故かというと、良い転職に結び付くチャンスが遠くなるので、相手にしているだけで時間の無駄です。
例えば、どんなことが不適切対応かというと、以下のものになります。
- 求人数を多く受けさせられる
- 転職軸に合わない求人を多く、紹介され、強要される
- 全く転職相談に乗ってくれない
こんな感じのことがあれば、そのキャリアアドバイザーを変えることを強くおすすめします。
良い転職エージェント(キャリアアドバイザー)の特徴
転職エージェントにも良いエージェントと悪いエージェントがいます。
それは、どんな業界にいっても同じです。
では、良いエージェントの特徴はどんなものがあるのでしょうか?
その特徴を解説していきます。
・自分に合った求人を紹介してもらえる
・綿密な面接アドバイスをしてもらえる
・利用者の立場に立って考えることができる
良いエージェントの特徴1:自分に合った求人を紹介してもらえる
転職軸を伝えてこれだけは妥協できないということを伝えておいてその通りの求人を必要数に応じて紹介してくれる会社はいいエージェントです。
まず、それができる人が大前提で良いエージェントの定義になります。
もしそのような担当者がついた場合は、迷わず信頼を預けましょう。
良いエージェントの特徴2:綿密な面接アドバイスをしてもらえる
この会社は、過去にこんな感じの質問を多くされているという傾向を教えてもらえ、さらにその練習もしくは対策に付き合ってもらえます。
適格なアドバイスをもらえる人は、特にいいエージェントです。
アドバイスを守り、採用を勝ち取りましょう。
良いエージェントの特徴3:利用者の立場に立って考えることができる
転職エージェントの中には、利用者側の立場に立って相談や求人サービスを行ってくれるといった人が多くいます。
例えば、自分の体験でこういう時はこのようにしましたみたいなことを教えてくれたり、転職相談を深い視点で乗ってくれる人などです。
経験が長い人や転職経験が多い人ほど絶対数に触れています。
そのため、利用者の立場に立ってものを考えることができるのです。
まとめ:ゲーム業界事情を把握して転職サイトやエージェントを利用してみよう
今回はゲーム業界の業界事情とゲーム業界に強い転職サイトやエージェントを紹介してきました。
業界事情は最低限、
・年齢を重ねるごとに未経験では転職は難しい
・実績を作りポートフォリオを準備する
・制作技術だけではなく最低限のコミュニケーション能力は必要
この辺りを抑えておきましょう。
紹介した転職サイトは、ファミキャリ・グリーン・リクガメの3社です。
紹介した転職エージェントは、レバテックキャリア・リクナビエージェント・シリコンスタジオエージェントの3社です。
いくつ利用しても費用は無料ですので特徴を比較しながら使い倒しましょう!