この記事はこんな人におすすめ
- 職場の人間関係に悩んでいる人
- 職場に嫌い人がいる
- 組織マネジメントに悩んでいる人
職場の人間関係に悩む人は多いのではないでしょうか、、、。
実際、私も社会人になり、一番頭を悩ませたのは職場の人間関係かもしれません。
なぜ、私たちは、こんなにも職場の人間関係に悩まなければならないのでしょうか。
また、なんとか改善する方法はないのか。
今回は、私の実体験も含め、その辺りを解説していきます。
この記事で1人でも多く職場の人間関係の呪縛から解き放たれることを望みます。
転職理由1位は職場の人間関係
私は、数年、人材会社に勤めており、転職理由をサービスの利用者にアンケートをとるのですが、職場の人間関係が理由で転職する人が約5割です。
職場での人間関係はそれほど多くの人を悩ませています。
この人間関係のミスマッチをなくすために多くの人材サービスが生み出されていますが、未だに解決には至っていません。
この人間関係は企業入社後にしか把握できない部分も非常に多く、長年難題とされています。
職場の人間関係=上司との人間関係
職場の人間関係=上司の人間関係を指すことが非常に多いです。
・職場の同期との人間関係で悩んでいる
・後輩との人間関係で悩んでいる
などはあまり聞かないですよね。
基本的には部下が上司に対して人間関係で悩んでいることがほとんどです。
なぜ社会人になると職場の人間関係に悩み始めるのか
私もそうだったのですが、学生時代は全く人間関係に悩みませんでした。
なのに、社会人になった瞬間に人間関係に悩みました。
この理由を私なり分析した結果、社会人になると、嫌いな人と関わる必要があるからです。
学生までは嫌いな人がいれば関わり持たないようにすることができますよね。
ただ、社会人になるとそうはいかず、嫌いな人とも毎日顔を合わせる必要があります。
さらに顔を合わせるだけならいいのですが、直属の上司などになると、頻繁に会話をする必要が出てきます。
今まで避けてきた人と関わりを持ち続けなければならない点が人間関係の悩みを生みます。
職場の人間関係を悩ます人の特徴
職場の人間(主に部下)を悩ます人にはどのような特徴があるでしょうか。
主に上司を特徴になりますかね。
・すぐ怒る
・めんどくさいことは丸投げ
・こび売りマン
・分別がついていない
・セクハラ
・人の意見を聞かない
・好き嫌いで態度が変わる
・自慢話をする
順に解説していきます。
職場の人間関係を悩ます人の特徴1:すぐ怒る
すぐ怒る人は誰でも嫌ですよね。
理由が明確で怒られている人が確実に悪くて、その人のためを思っての叱責であれば大丈夫です。
ただ、すぐ怒る人の叱責はそうではありません。
怒ることで上下関係を明確にさせ、自分の方が上だと誇示しようとしています。
このタイプの人は自分より身分や地位の上の人にはペコペコするので非常に厄介です。
確実に離れた方がいいでしょう。
職場の人間関係を悩ます人の特徴2:めんどくさいことは丸投げ
自分では何もやらず、めんどくさいことをおしつけてくる人は職場にいませんか。
めんどくさい仕事は部下に投げ、最後の美味しい処だけあたかも自分で1からやりました!みたいな顔でちょっと仕上げる奴。
これだけでも無理なのに、部下に感謝の気持ちや言葉を伝えない人もいます。
こんな人が上司になってしまったら、めんどくさい仕事が振られて、仕事時間も増えるわ、でもう最悪です。
職場の人間関係を悩ます人の特徴3:こび売りマン
会社に数名、仕事もできないのにとりあえず上の人に媚びを売って昇進してきたみたいな人いませんか。
そうゆう人種は部下からすると全く尊敬できないですし、かっこ悪いです。
おまけに媚びを売る必要ない部下には大柄な態度で接してくるのでタチ悪すぎです。
職場の人間関係を悩ます人の特徴4:分別がついていない
上司が部下の愚痴や部下の仕事について何か言う時は、絶対にその部下に直接伝わらない場所で言う、また言う人を選ぶ必要があります。
その分別がついていないと大変なことになります。
例えば、部下が間接的に、上司が自分のことを悪く言っていた噂を耳にしたら、一瞬でその上司のことを嫌いになりますし、その後どんなに上司に良い対応をされてもその噂のことがあるので全然信用できなくなります。
上司が部下のことを言う時は、かなり気をつけて発言しないと、最悪の場合、言われた本人は辞めてしまいます。
職場の人間関係を悩ます人の特徴5:セクハラ
流石に今の時代で、女性部下の身体を触るなど過度なセクハラをする人はいないでしょう。
ただ、
・女性に彼氏の有無を聞く
・夜の営みについて聞く
・胸の大きさなど身体事情を聞く
などセクハラな発言をする人はいるかもしれません。
信頼関係が築き上がっている状態であれば、問題ないかもしれませんが、初めて飲みに行った際にこれらのことを聞かれるとちょっと気持ち悪いですし、そんな人に言いたくないですよね。
聞かれる女性はいい気分ではありません。
職場の人間関係を悩ます人の特徴6:人の意見を聞かない
部下の意見を全く取り入れず、自分のやり方で進める人は嫌われる傾向にあります。
そのワンマンなやり方が毎回素晴らしい場合は、部下も何も言わず、肯定できますが、そのやり方に苦言を呈する人も多いでしょう。
部下も自分の意見が取り入れられないのであれば、上司に何かを提言しても意味がないので、相談回数やアイディア出しも減っていきます。
それを分からず、「なんで意見出さないだよ」「意見ないの?」なんて聞いてしまう上司は最悪です。
職場の人間関係を悩ます人の特徴7:好き嫌いで態度が変わる
人間なので好き嫌いがあるのは承知しているのですが、社内で立場が上の人は部下に対して、好き嫌いが態度で分かってしまう人は1流ではないですよね。
ただ、実際、このような上司は多く、外から見ると、明らかに「この子は好きで、この子は嫌いだな」というのが態度で分かってしまいます。
これをされると好かれている部下は特に被害はなく、むしろ良いかもしれませんが、嫌われた部下はたまったもんじゃありません。
好き嫌いがあれど、態度に出ないようにしてほしいですね。
職場の人間関係を悩ます人の特徴8:自慢話をする
私も経験したことがあるのですが、昔の仕事自慢や苦労自慢をする40代の役職の方は結構います。
そのような人たちの話が面白いのであればいいのですが、今まで見てきたところ、総じてつまらないです。
まだ自慢話や苦労話で終わるのであれば良いのですが、その話をしてから「今の時代は昔と比べると楽」だの「昔の方がキツかった」などと遠回しに「昔>今」と言われると腹立ちますよね。
職場の人間関係を解決するには?
職場の人間関係に悩んだ時、どのように解決するのが良いのでしょうか。
・嫌いな人と距離をつめてみる
・部署変更
・仲の良い上司に相談する
・自分の地位をあげる
・転職する
順に解説していきます。
職場の人間関係解決法1:嫌いな人と距離をつめてみる
これは良策ではないですし、これで解決すれば苦労しませんが、一応紹介しておきます。
一旦、嫌いな人と仲良くなるように努めてみましょう。
・共通の趣味を見つける
・尊敬できるポイントを見つける
などをして距離を縮めて見ましょう。
ただ、私の経験からすると、一時的に仲良くなったとしても、やはり根本的に嫌いな感情がなくなることはなく、また何か嫌なことをされた際にその感情が爆発してしまいます。
そのため、完全な解決策にはなり得ないです。
職場の人間関係解決法2:部署変更
もうどうにもならない場合は、人事に部署やチームの変更を申し出ましょう。
会社が好きなのに、その上司だけが嫌いで会社を辞めてしまう人が多くいます。
会社にとっても優秀な人材がそれが原因で辞めるのは引き留めたいところでしょう。
そのため、人事に相談することにより、部署異動やチームの変更が認められるケースがあります。
ちなみに、私が勤めていた会社で人間関係を考慮して、3ヶ月に1回部署異動やチーム変更の機会を設けていました。
職場の人間関係解決法3:仲の良い上司に相談する
嫌いな上司がいるのであれば、その上司と同じ役職クラスの仲の良い上司に相談するようにしましょう。
仲の良い上司から本人に直接言ってもらえる可能性もありますし、人事異動を決定権を持つ方に提案してくれるかもしれません。
下から上の人に何か言っても変わらないケースが多いのですが、同じクラスの方からであれば、何か変わる可能性は大いにあります。
職場の人間関係解決法4:自分の地位をあげる
簡単ではないですが、自分の地位をあげることは人間関係を良好にするには効果はあります。
会社に長く勤めている人はわかるかもしれませんが、3~4年すれば、会社の雰囲気や風潮、体制などが把握できるようになり、その会社で上手く立ち振る舞う方法をある程度身につけることができます。
また、数年勤続していれば、役職などもつき、時間が経てば経つほど、地位は上がっていきます。
地位が上がっていけば、その内嫌いな上司と同じ役職に就く可能性が高いです。
同じ役職になれば、自分の方が年齢が低かろうが、向こうも強く言うことは難しくなりますし、もし自分の方がその人より結果を出していれば、何も言えなくなるでしょう。
職場の人間関係解決法5:転職する
最終奥義になりますが、転職です。
色々試した結果、やはりこのままの人間関係では働けない!と感じた場合は、その会社を離れましょう。
ストレスを抱えた人間関係の中でも本当にやりたいことがその会社にあるのであれば、残るのもアリですが、そのようなことも特にないのであれば、さっさと辞めるべきです。
たまに「逃げるの?」なんて聞いてくる訳のわからない上司がいますが、そんな人は大したことないので、ガン無視してOKです。
職場の嫌な人間関係にオサラバ!おすすめの転職サイト
先ほど、職場の人間関係解決法の1つに転職をする、と紹介しました。
実際に、転職する際に利用してほしい転職サイトを紹介します。
・リクナビNEXT
・はたらいく
・リブズキャリア
・ママワークス
順に紹介します。
おすすめの転職サイト1:リクナビNEXT
こんな方におすすめ
- 中小企業〜大手企業まで幅広く見たい
- 大卒以上
- とにかく求人数が見たい
1つ目の転職サイトは、リクナビNEXTです。
全転職サイトの中で1番有名な転職サイトではないでしょうか。
求人数も全転職サイトの中でNo.1で、専門職以外、全職種掲載されています。
とりあえず直近転職する気がなくても、情報収集するのにも向いていますし、とりあえず「転職しよっかな」と思ったら即登録しておくべきサイトでしょう。
おすすめの転職サイト2:はたらいく
こんな方におすすめ
- 中卒・高卒・フリーター
- 学歴や職歴に自信がない
- 地方転職を考えている
3つ目の転職サイトは、はたらいくです。
はたらいくはリクルートが運営する中卒や高卒、フリーター向けの地方転職向けの転職サイトです。
営業、カスタマーサポート、事務などの求人を多く扱っています。
大手有名企業の掲載は少なく、地方で勢いのある中小企業の掲載が多いです。
「らいく」という機能があり、気になる求人にアピールすることができます。
おすすめの転職サイト3:リブズキャリア
こんな方におすすめ
- 女性
- 大卒以上
- 女性応援企業で働きたい
3つ目の転職サイトは、リブズキャリアです。
リブズキャリアは女性専門の転職サイトです。
営業、カスタマーサポート、事務などの求人を多く扱っています。
女性は結婚や出産、子育てなどでライフスタイルの変化が度々訪れ、それに合わせた働き方が必要になります。
そんな変化にも対応できるように
・リモートワークOK
・フレックス出社
・週3勤務
・時短勤務OK
などの求人を多いです。
企業からのスカウト機能が充実していて、事細かくWEBの登録情報を記入しておけば、ほとんどの確率で3社以上からオファーがくるはずです。
おすすめの転職サイト4:ママワークス
こんな方におすすめ
- ママさん
- 時間や場所に融通が聞く企業を希望
4つ目の転職サイトは、ママワークスです。
女性に特化した求人サイトは増えていますが、ママに特化した求人サイトはあまりないです。
その中でも知名度が高いのがママワークスです。
働くママに特化しているので全掲載求人がママ向けのモノになっており、
・在宅
・時短
・リモート勤務
などの働くママが働きやすい項目がほとんどの求人に含まれています。
アルバイトから正社員まで幅広い雇用形態の求人が掲載されていますので是非チェックしてください。
職場の嫌な人間関係にオサラバ!おすすめの転職エージェント
転職サイトだけではなく、転職エージェントも紹介します。
・パソナキャリア
・type転職エージェント
・就職shop
順に紹介していきます。
おすすめの転職エージェント1:パソナキャリア
こんな方におすすめ
- 大卒以上
- 女性
- 紹介求人が量より質
1つ目のおすすめ転職エージェントは、パソナキャリアです。
パソナキャリアは、キャリアアドバイザーの評判がとてもよく、いくつも求人を紹介するというよりは、本当に合った求人を2~3つ紹介してくれる印象です。
そもそも求人数が少ないからじゃないの?と思われる人もいるかもしれませんが、パソナキャリアは約3万もの求人を抱えています。
また、最近女性の転職支援にも力を入れており、女性のキャリアドバイザーの増員や女性専門チームの発足もしています。
おすすめの転職エージェント2:type転職エージェント
こんな方におすすめ
- 大卒以上
- 親切なアドバイスを受けたい
- 一都三県で求人を探している
2つ目の転職エージェントは、type転職エージェントです。
転職サイト「type」や「女の転職type」を運営しているキャリアデザインセンターが運営する転職エージェントです。
抱えている求人が1都3県になるので、そのエリアでの転職を検討している大卒の方にはおすすめです。
特徴としては、キャリアドバイザーの質がものすごく高く、丁寧なカウンセリングと求人紹介をしてくれます。
職種としては、エンジニアや営業に強いです。
おすすめの転職エージェント3:就職shop
こんな方におすすめ
- 中卒や高卒(大卒未満)、既卒
- ニート、フリーター
- 20代
3つ目の転職エージェントは、就職shopです。
リクルートが運営している転職エージェントの1つです。
今まで紹介してきた転職エージェントは利用者のメインターゲットが大卒以上でした。
それに対し、就職shopは、既卒やフリーター、高卒の方がメインターゲットになります。
紹介企業は全て訪問済みで、訪問した上で本当に紹介していいのかを判断しています。
さらに、学歴や職歴に不安がある方にとって、関門になる「書類選考」が完全にカットされており、面接からのスタートになります。
転職の際に人間関係が良好な職場を見極めることは可能?
職場の人間関係に悩んで転職をする場合、転職先では絶対に人間関係に悩みたくないので、1番重要視するポイントになります。
果たして、転職の際に人間関係が良好な職場を見極めることは可能なのでしょうか。
結論から言うと、かなり難しいです。
この問題については、元々人材会社に勤めていたこともあり、長年良い方法はないかと私の中でもかなり考えました。
ただ、
・人によって価値観が違うので、合う合わないの基準が異なる
・どの企業でも1~2人合わない人はいる
・半分近くの人が人間関係を理由で辞めているので、確率で考えると、約半分の企業で人間関係に悩む
・どの業界や職種にも合わない人いる
・自分が転職希望者に「人間関係に悩まない企業を紹介してほしい」と言われたら、自信を持って紹介できない
などの理由から、明確な解決方法が見つかりません。
とにかく少しでも多くの情報を集めることが大切だと感じます。
もし、希望する企業に知り合いがいれば聞くのが一番ですし、その企業にいなくてもその業界で働いている人であれば、業界内の企業情報について知っているかもしれません。
また、リアルの繋がりでの情報収集が難しい場合は、企業口コミサイトを利用しましょう。
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まとめ:職場の人間関係に悩んだら何か動きましょう
ここまで職場の人間関係についてまとめてきました。
悩んでいてもいつまでも解決せず、ストレスを溜めていく一方です。
何かしら動いて、色々と試しましょう。
もし、試した結果、どうにもならなければ転職しましょう。
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